鏡の魔女との戦いや環いろはのカケラ集めを終えた僕たちは姫が提案した親睦会で光塚の火祭りを観に来ていて参加者は姫、教官、遊狩さん、はぐむん、羽の子たちが5人と結構な大所帯だった。
「いやー、マジすごい迫力だったね!」
「う、うんすごかった」
「分かってくれて嬉しいわ」
火祭りを見終わった僕らは一泊する予定の公民館に集まっていた。
参加したメンバーが感想を言い合って盛り上がっているのを見ていると弱小組織だったのが懐かしく思える。
「あのー、お風呂ってどうするんですか?」
会話が落ち着いたところで羽の1人が言い出した。
「お風呂?ここには無いわよ」
教官が間髪入れずに言ってくる。
「え、それじゃあ今日はこのままなんですか?」
確かに火祭りを近くで見たから煤の匂いが身体に残っていて汗もかいていたからお風呂に入りたい気持ちはよく分かる。
「それならさー、しぐりん達と行ったところで良くない?」
「あ、そうか。あそこがありましたね」
はぐむんが姫の言葉を引き継いで皆に説明する。
「懐かしいね。姫が下水塗れになったんだよね」
「ちょっ、しぐりんバラすなし!」
突っ込まれたが姫も笑っているので良しとしよう。
「燦さまとお風呂、ぐへへへへ」
「ミユ?あなたはお留守番ね」
「そんな殺生な!」
…遊狩さんは相変わらずだった。
「着いた着いた〜」
懐かしの銭湯に着いた姫がはしゃいでいる。
「あるのは知っていたけど来るのは初めてね」
「ですです」
「姫様。早く行きましょうよー」
「おけまる」
中に入ると番頭のおばちゃんも脱衣所もあの日のままだった。
脱衣所に入ると各々浴衣を脱ぎ始めたので良くないことだと思いながらも視線が行ってしまう。
姫は日焼けしないように気を使っていると言っていたが確かに真っ白な肌をしていてスタイルも綺麗だ。
薄紫色の下着は14歳が着けるにしては大人っぽいデザインで未だにジュニアブラを着けている自分が恥ずかしくなってくる。
同年代の中では大きめの胸と手入れのされた毛が露わになる。
次は教官に目を移す。
ここにいるメンバーの中では高身長な教官は胸やお尻が大きくて羨ましくなる。下着はイメージに違わずセクシーな深緑色でよく似合っていて毛も綺麗に切り揃えられていた。
はぐむんを見ると教官に負けず劣らずの大きさで控えめなピンクの下着がよく似合っている。
インドア派なはぐむんらしく肌は白く血管が透けて見えている。
意外と乳輪は大きく人によって全然違うんだなと感心させられる。
「ねえねえ、はぐりん。はぐりんはヘアを剃ったりしないの?」
「えっ?ヘアって毛の事ですか?」
「そうそう。女の子なんだから整えた方がいいよ」
「そうよ安積。何なら私たちが教えてあげるわよ」
「じゃ、じゃあよろしくお願いします」
遊狩さんは教官が裸になるところをガッツリと見て鼻血を垂らしている。
「ミユ?見てばかりいないであなたも早く脱ぎなさい」
「は、はい」
教官に急かされて浴衣を脱いでいく。浴衣の下にはボクと同じジュニアブラに色気の無いパンツを履いている。
胸やお尻も小さい幼児体型やまだ毛が生えていないところはボクと同じなので勝手に親近感が湧いてくる。
羽の子たちは学年や年齢がバラバラだったが年上組はみんな胸は大きくて下着も可愛らしいものを着けていて本当に羨ましい。
「しぐりんもジロジロ見ていないで早く脱ぎなよ〜」
「あっ、うん」
上下共に白の下着を脱ぐ。
本当に寸胴体型で毛が生える様子もないのが嫌になってくる。
みんな裸になると浴室で身体を洗って湯船に浸かる。
「ああー、やっぱりお風呂は気分アガる!」
「本当ね。偶には皆で入るのも悪くないわね」
「ミユは燦さまとならいつでも入りたいです!」
「はいはい」
「ボクもみんなとだったらまた来たいな」
「おおー!しぐりん良いこと言うじゃーん!」
「私も来たいです」
「私も!」
「ふっふっふ教官とはぐりんはどっちが大きいのかなぁ?」
姫が手をワキワキさせながら2人に近付いていく。
「生脚が沢山!もう我慢出来ませーん!」
某大泥棒の孫みたいに飛び込んでいく遊狩さん。
賑やかに盛り上がっているのでどうやらネオマギウスはこれからも安泰のようだ。
次はサーシャさんや三輪さんも参加出来ればいいなと考えながら、その時はもう少し胸が大きくなってジュニアブラを卒業していたら良いなと思う。