アントニウス様がお尋ねになられた夜、寝室に呼び出された。
理由は既に知っている。
病に冒されたクレオパトラ様の代わりに夜伽の相手を勤めるよう言い渡され、兵士や家臣を相手に性技の鍛練をさせられていたからだ。
酒杯を傾けるアントニウス様の足元には侍女がいて顔を寄せていた。
白く汚れた顔を見るに何度も出しているのだろう。しかし今まで相手をしてきた誰よりも太いそれは再び侍女の顔を白く汚して尚萎える様子がない。
「アントニウス様、ただいま参りました。エボニーと申します」
ローマの儀礼に則り敬意を示す。
「話は聞いている。共に奉仕せよ」
「かしこまりました」
アントニウス様の肉棒や侍女の顔からは濃厚な臭いが立ち上っている。
何度もしてきたように口付けをするが改めて太さの違いが分かる。
「慣れているようだな。クレオパトラに習ったか?」
「はい、アントニウス様を悦ばせられるよう学んでまいりました」
満足そうに杯を傾ける。
「お注ぎいたします」
空になったのを見てもう一人の侍女が酒を継ぎ足す。
彼女の身なりを見るにまだ相手はしていないようだ。
「お前も飲むがよい」
酒を口に含んでその侍女に口付けをしている。
どうやら酒を流し込んでいるようだ。
「侍女の身分では味わえん酒だ。存分に味わうが良い」
「光栄でございます」
何度も飲まされているのか顔は既に赤くなっている。
「エボニー、お前には特別に子種を飲ませてやろう。咥えてみせろ」
先に奉仕していた侍女が身を引いたので咥え込むと熱さを最初に感じる。
「その侍女も技量は良いのだが口に収まらなくてな。クレオパトラ以外ではお前が初めてだ」
饒舌に語りながら彼女の身体を弄っている。
股に手を差し込むと濡れた音がした。
「奉仕している間に昂ってきたか。後で跨らせてやるから少し待っていろ」
頭上から卑猥なやりとりが聞こえる。
「エボニー、お前もだ。初物だと聞いていたが他の男に赦してはおらんよな?」
「はい。アントニウス様に捧げる為に護ってまいりました」
「いいだろう。そろそろ出そうだ、溢さず飲んでみせよ」
口内で肉棒が膨らんだかと思うと夥しい量の子種が飛び出してくる。
既に何度も出しているはずなのに勢いや濃さが衰えていないことに驚く。
子種を喉に流し込んでいき、命令通り溢さず飲み干すことが出来た。
「やるではないか。味はどうだ?」
「大変に美味しゅうございます」
上機嫌に笑っているが肉棒は今だに立ち上がったままだ。
「さあ、跨るがよい」
侍女を指差し跨るよう命令を出す。
彼女は一糸纏わぬ姿となり、アントニウス様のものを体内に迎え入れた。
「ほう、初物ではなかったか。相手は誰だ?」
「夫にございます」
「その男と比べてどうだ?」
「アントニウス様の方が逞しく素敵でございます」
「中の具合は中々に良いぞ。居留中は毎晩相手をせよ」
「光栄にございます」
体躯や尊大な物言いとは反対に巧みな腰使いで侍女を快楽に堕としていく。
彼女も虜になったのかアントニウス様の首に腕を回し唇を重ねている。
肌と肌が激しくぶつかる音が響くなか、絶頂の声をあげるが貫く動きは止まらない。
「先に達しおって。罰として我が子を孕ませてやる」
自らの快楽を優先するような動きに変わり激しく突き上げ、悲鳴にも近い声を上げる彼女の中に子種を放った。
「ふむ、中々によい締め付けであったぞ」
彼女の中から抜き出したそれは性液と愛液により照かっていたがまだ衰える様子がない。
「次はエボニー、お前だ」
「失礼いたします」
一糸纏わぬ姿となりアントニウス様に身体を晒す。
「ほう、中々に良いものを持っているではないか」
「ありがとうございます」
「ほれ、跨るがよい」
言われるがまま肉棒を手に取り先の侍女と同じように迎え入れる。
身体の内側が裂けているような感覚がするが人ならざる身であるからか痛みは感じない。
「初物だけあって良い感触だ。これなら何度でも出せそうだ」
胸を揉みしだきながら腰を突き上げてくる。
快楽などはまだ分からないが嫌悪感はなく、今はただ子種を受け止める為だけに身体を預ける。
「まずは一発目だ。奥に流し込んでやろう」
震えるような身体の動きから白い奔流が溢れ出ているのが分かった。
そのまま抜かれずに三度体内で受け止めたが、それでも満足出来なかったのか盃係の侍女も貫きながら、尻を突き出させた私と侍女の秘所に指を滑り込ませる。
その後もアントニウス様の子種を飲み干し、体内に注がれ続ける夜となった。
居留中の間に全ての侍女が相手をさせられており、私も幾度となく抱かれて時にはローマ兵の士気を上げるために貸し出され同時に何人も相手にする事すらあった。
ローマへ帰国したあとにはアントニウス様の子を孕んだ侍女が多く現れたが夫には秘密にしたり、ひっそりと生んだ者もいたようだ。
幸い私はそのような事はなかったが純潔を奪ったあの肉棒が恋しくなることがあり代替として家臣たちと交わっている。
またアントニウス様の来訪が決まっていてその日が訪れるのを待ち侘びながら全身で白濁の液体を受け止めた。