販売員さんからキャンドルを譲っていただいた次の日。旦那はもう出社したし、教えてもらったの試してみようかしら・・・
「まず、キャンドルに火をつけて・・・」
火をつけると途端に甘い匂いが広がる。私はキャンドルに顔を近づけると、数回深呼吸を行う。
甘い香りが鼻腔をくすぐり脳がしびれていくような感覚に陥る。
「いい香り・・・」
思わず感想が口からこぼれた。これから行う行為に期待して、興奮してきているのが自分でもわかる。
「そしたら、スマホをセットして・・・」
スマホを縦にセットして上下に画角が広くなるようする。自分でも画角をチェックしたあと、衣服をすべて脱ぎ捨て録画ボタンをタップ。スマホの前に陣取ると両手を頭の後ろで組み、両足を広げ腰を少し落とす
「白雪若菜です。これから腰ヘコガニ股オナニーをします。若菜が腰ヘコで無様にイク様子を楽しんでください!」
「まずは乳首をひっぱりながら、精一杯腰ヘコします」
両乳首を引っ張ると腰が自然と前後に動き出す。うまくできているか不安になるがそれも一瞬で、乳首から与えられる刺激によってそんな不安は吹き飛んでしまう。自分で引っ張っている刺激とは別に、腰を動かすのと連動して乳首に刺激が与えられるのが良いアクセントになっている。
「あっ♡ああっ♡」
乳首を引っ張りながら腰を前後させると嬌声が漏れる。太ももを伝う液体で、普段のオナニーよりも感じているのを実感する。
「あっ♡イ、イクッ♡」
キャンドルのおかげでいつもより早く絶頂を迎えてしまった私は、ガニ股の体制を維持できなく倒れてしまう。まだ序盤で倒れてしまったことを恥じつつ、ゆっくりと立ち上がる。息を整えたあとカメラに向かって話しかけた。
「次は・・・おまんこに指を入れて腰ヘコしていきます♡」
人差し指と中指を入れると軽く曲げ気持ちいいところに当てる。そのまま腕を動かさずに腰をヘコヘコさせる。
「おっ♡これっ、きもちぃい♡」
グチュグチュと音を立て部屋に愛液が飛び散る。快感が昇ってくると腰を動かすこともままならなくなってくるが、それでも腰ヘコを続けていく。指は決して気持ちいいところからは離さない。
「そこぉっ♡しゅごいっ」
腰が痙攣するような気持ちよさに自然と腕も動かしてしまう。腕を動かさないで腰をヘコヘコさせるのが重要と教えられたが、そんなことを気にしている余裕もなくなってしまった。
「あっ♡イクッ!イっちゃう!」
腰が大きく痙攣し、潮を吹き出す。それでも私は手を止めずにヘコヘコし続ける。
「また、イグゥウウッ!」
何回もイっているにも関わらず腰ヘコがやめられない。販売員さんにイっても腰ヘコを止めないことがマナーと教えられたが、関係なく腰が動いてしまう。
多分キャンドルのせいなんだろうなぁ・・・ 絶頂の余韻に浸りぼんやりとする頭で考える。
私はキャンドルの火が消えるまで、イかされ続けることになる予感に胸を膨らませながら意識をなくすのであった。
『私の腰ヘコオナニーガニ股オナニーいかがだったでしょうかぁ♡これを観ながらたくさんシコシコしてくださいね♡』
若菜さんから送られてきた動画は大変満足のいく出来だった。正直これだけでも十分なのだが、まだ足りない。俺は女が無様に乱れていく様がどうしようもなく好きなんだ。
動画を見終わると、彼女からうまくできていたかを気にするLINEが来ていたことに気づく。初めて腰ヘコオナニーができたということを褒めつつ、あとは難癖に等しい文句を入力していく。あと何日か動画でやり取りしたら実際に調教してやろうと考えながら、送られてきた動画を販売用に編集していく。自分で楽しみつつ、金儲けも考えなくちゃいけないのは無職の辛いところだな。
部屋の片づけをしつつ、息を整えているとスマホの通知音がなる。送り主は販売員さんだった。
(早速みてくれたのね・・・)
返事が来るだけで気持ちが高揚する自分に戸惑ってしまう。思ったよりも彼のことを気に入っているみたい。先ほどの動画の感想だと思うと変に緊張する。ドキドキしながらメッセージを開く。
”若菜さん!初めての腰ヘコオナニーなのにものすごい良かったです!最後に言っていた通りにめっちゃシコりました笑”
彼があの動画でオナニーしてくれたということに股間が濡れていくのを感じる。自然と手が伸びていき、秘所に触れる寸前にかぶりを振った。ここでシてしまったら何の意味もないわ。それに、私の悩みに真剣に向き合ってくれた彼に失礼だわ。なんとか自分を落ち着かせ、彼とやり取りを続けようとすると向こうから続けてメッセージが届いた。
”けど、若菜さんには申し訳ありませんがいくつか指摘せざるを得ない箇所がありました。”
私はショックを受ける。確かに途中から自分で手を動かしてしまったり至らない点はあったかもしれないが、初めての試みだったことなどを考えた場合に自分の動画の出来には満足していた。しかし、その分彼の指摘がより深く心に刺さる。でもここで落ち込んでいては先に進めない。彼に嫌われないようにしなくては!と自分を奮い立たせて続きを読むことにした。
”まず最初にこれだけはお伝えします。若菜さんのことを思って厳しくしていることを理解してください。まずは乳首を引っ張りながら腰ヘコしていた場面です、イクのと同時に倒れこんでしまいましたね。絶対に田姿勢を崩してはいけません。腰ヘコを続けていないと旦那さんを楽しませることはできませんよ。”
”次に指を入れてGスポットを責めているとこですが、盛り上がりすぎて腕のほうも動かしてしまってますね。これも減点です。そして、一番ダメだったところは謝罪がなかったことです。初めてですから私も完璧にできるとは思っていません。できなかったら謝る、こんな当たり前なことができていなかったのが一番がっかりしています。次回からはしっかりと土下座して謝罪することを徹底してくださいね。”
自分の未熟さを痛感すると同時にもっと頑張らないとという気持ちが湧いてくる。
(最後まで腰ヘコを続けられるように、足腰のトレーニングでもしようかしら。)
自分が致命的にズレた考えをしていることになんの違和感も抱かないまま、彼女は晩御飯の準備を始めるのであった。