※この作品はR-18です。

夢の国チキンレース短編集   作:ハハッ

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 もしジャファーの洗脳魔術がジャスミンに効いていたら?



アラジン(ジャスミン)

 

 

 ジャファーは自身の寝室でクツクツと笑いながらこれから来る者を待っていた。自身の目的の最後の一ピースを埋めるのはあまりにも簡単だった。昔から思い描いていた勝利を手に入れるのはもう目前だったのだ。

 

 当初は、自身が持つ強力な催眠の術といえどもジャスミン王女のあまりにも強い意志を操ることはできないと考えていた。彼女の父は弱く、簡単にこの杖の前に屈したと言うのに、その娘であるジャスミン王女はまるで正反対なほどの強い精神力を持っていた。

 彼女はまるで太陽のような女性で、力強く美しい、誰の思い通りにもならない高潔な存在だった。

 

 そう、"だった"。まったく自分はいったい何という思い違いをしていたのだろう。

 

 ジャスミン王女に自身が杖を使って彼女の父親を操ろうとしている所を見られた時、無駄と思いつつも彼女に杖を向けて今見たことを忘れさせようとした。

 だが、それは成功した。その時、自身の顔に浮かんだ笑みは太陽と思っていた光が、実は松明の明かりでしかなかった事に気づいたからだ。つまり、簡単に操ることが出来て、利用しやすい。そしてジャスミン王女は松明の火だったということだ。

 

 驚いたが、何事もチャンスを掴んだらすぐにそれをものにするのが、ジャファーをここまでの地位に昇りつめることができた秘訣だった。ジャスミン王女の耳元で囁き、彼女に暗示をかける。彼女が自分のこと以外考えられなくなるように、自身を恋慕うように。

 

 そして、彼の暗示が正しく機能していれば、彼女はもうすぐ----

 

 ドアをノックする音が響き、その身をベットから立ち上げた 時、ジャファーは自身が興奮で震えていることを認識した。だが、それでも表面上はなんとか冷静さを保ち、ゆっくりとドアの前まで歩いていく。

 そして意を決して扉を開けた時、ジャファーは自身の夢の実現を示す栄光のトロフィーをその目に映した。

 

 ジャスミン王女がそこにはいた。ジャファーの身につける外装と同じ色の、緋色のドレスにその身を包んだ美しきアグラバーの太陽がそこには立っていたのだ。

 

 目に映る彼女の自身への振舞いは普段のものとはかけ離れている。普段の誇り高い態度も、自身へ向ける不信感も全て消え、その瞳をまるで愛しい人を見るかのような喜びに輝かせているではないか。

 以前の態度はまるで悪い夢か何かだったと言わんばかりに、ジャスミン王女にはジャファーのことが自身を迎えに来た白馬の王子様のように見えていた。

 

 ジャスミンは頬を赤く染め、視線をジャファーの足下に向け、まるで何かの決意を固めるかのように、自身のドレスを指で握りしめている。

 

「こ、こんにちは、ジャファー」

 

「これはこれは、ジャスミン王女。わざわざお越しになるとは、いったいどういったご用件でしょうか?」

 

 ジャファーは畏まったように返事をすると、自身の手で彼女の頬を優しく撫でながら微笑んだ。 ジャスミンは彼の手が触れた瞬間、僅かに震えると、目を閉じて愛おしそうに彼の手のひらに擦りついた。

 ジャファーはその姿に邪悪な笑みを浮かべると、ゆっくりと自身の手を離す。するとジャスミンは居心地の良い夢から目覚めたかのように瞬きをして、ようやく自分が何をしに来たのかを思い出したのか、畏敬の念に満ちた瞳でジャファーのことを見上げるのだ。

 

「ジ、ジャファー……私はあなたに会いに来たの」

 

「ふむ、それではよくわかりませんな」

 

 ジャファーは意地悪くそう答えると、さらに笑みを強めながら質問した。

 

「何のご用でしょうか、王女様?」

 

 だが答えは帰ってこず、まるで彼女の心が声を発することを躊躇しているかのように彼女の口は開いては閉じてを繰り返していた。

 

 それに一瞬、ジャファーはジャスミン王女が自身の掛けた催眠に抗っているのではと冷や汗をかいた。だが、それは杞憂だった。ジャスミン王女が突如自身に飛びついてきたのだから。

 腕をジャファーの首元に巻き付け、胸を彼の胸板に押し付けて、そのふっくらとした美しいルビー色の唇をジャファーの唇と重ね合わせる。その行動にジャファーは驚愕したが、すぐに状況を理解すると、口を開いて舌で彼女の唇の感触を味わった。

 

「んちゅっ……あぁ……ジャファー♡ ジャファー♡ ちゅるっ、ずじゅっ♡」

 

 ジャスミンもまた舌を伸ばし、歓喜に震えながらジャファ ーの舌に吸い付いてくる。そしてその美しい腕で彼の服を淫靡にまさぐると、男の体をそのきめ細やかな指で撫で始めたのだ。

 その光景はまるでアグラバーの秘宝と言われたジャスミン王女が、大臣とは言え年が一回り以上も離れた男に興奮し、彼と触れ合うことを切望しているかのようだった。

 

 ジャファーは自身を激しく求めるジャスミン王女の体をその手で抱きしめると、服の上から彼女のお尻を揉みしだいた。

 

「ふむっ……!?」

 

 その突然の愛撫にジャスミンの口の動きが止まる。初めてお尻に触れる男の手の感触に、彼女の体が反射的に跳ね上がったのだ。

 だがすぐにその手を受け入れると、彼女は再び相手の舌先と自身の舌を絡め合う睦み合いに戻り、それどころか揉まれる尻を左右に振って男への劣情を伝えるような事までする。

 

 二人はお互いを抱きしめ、キスをし、舌を絡めあい、それは百人中百人が二人は恋人同士なのだと確信するほど情熱的な物であった。やがてジャファーは唇を離すと、名残惜しそうに切ない声を上げるジャスミン王女の声に満足しながら、彼女へと微笑んだ。

 

「ジャスミン王女、これはいったいどういうおつもりで?」

 

 ジャファーは口元からこぼれそうになる笑みを必死に覆い隠して彼女に問いただした。

 

「ジ、ジャファー、ごめんなさい……だけど私、私あなたのことを愛しているの。ずっと、あなたのことを想っていたの……!」

 

 ジャスミン王女の口から、長年思い続けた愛しい人へと思いを告げるかのような、愛の告白が紡がれる。

 

「あなたと王宮で初めて出会った日から、私はあなたのことを愛していました。あなたを想わない夜はないほどに」

 

 それはジャファーの願いが叶ったことを意味した。ジャスミンはどうしようもないほどに、ジャファーに恋焦がれていた。 彼女は瞳から涙を流しながら、すがりつくかのように彼の服を掴むのだ。

 

「お願い、あなたが必要なの。もう、あなたなしでは生きていけないの……」

 

「ジャスミン王女――」

 

「ジャスミンと呼んで、ジャファー」

 

 そう言うと、ジャスミンはジャファーの頬を愛おし気に撫でた。

 

「お願い、お願いだから、ジャファー。何でもするわ。あなたの為ならなんでもするから」

 

「ほう。それなら----どうか私と結婚して頂けませんか? ジャスミン」

 

「----!!」

 

 その言葉に、ジャファーからの返事を恐れていたはずのジャスミンが、彼からの結婚の申し込みに喜びの涙を流して、誰もが見惚れる笑顔をその表情に浮かべた。

 

 それはまるでラブロマンス劇のフィナーレのような光景。今までお互いを想いあっていた男女が遂に結ばれた感動的なハッピーエンド。これが舞台なら劇幕を下ろすに相応しいほど絵になるエンディングだ。

 もしジャファー大臣とジャスミン王女の二人の恋物語を題材とした劇をするならば、このシーンこそが一番の山場になるのは間違いないだろう。

 

 最も実際は純愛とはかけ離れたほど醜悪な者であることは、ジャファーの顔に広がるいやらしい笑みが物語っている。だがジャスミンの歪められた心は、彼の陰湿でサディスティックな性格とその強欲なまでの支配欲さえもロマンティックな所として捉え、愛していた。それほどまでに彼女の心は変わり果てていたのだ。

 

 ジャファーと結婚することは、今のジャスミンにとって夢のような出来事。これ以上の幸せなどないと思えるほどに。

 ジャファーは強く、狡猾で支配欲の強い人間だ。獲物を見つめる蛇のような目で見下ろしてくるジャファーの視線に、ジャスミンは身を焼き尽くすほどの喜びと興奮を感じながら返事の言葉を叫んでいた。

 

「は、はい! もちろんよ!! 喜んで結婚するわ、ジャファー! これ以上に光栄なことはないわ!」

 

 ジャスミンは、はにかみながらもジャファーから一歩後ろに下がり、纏っていたローブを脱ぎ捨てると、遂に結ばれた長年の想い人(彼女の主観では)に自身の美しいくびれと形の良い胸と尻、アグラバー中の男が魅了された完璧な女性の理想像と言うべきプロポーションと、そして何よりも彼に見せたかったこの時のために取り寄せた特注の衣装を露わにした。

 

 空気に晒されたその衣装は布面積がかなり際どいもので、ジ ャスミンの引き締まったみずみずしい体を強調するのにこれ以上ないほどに有効だった。

 王宮で大切に育てられたが故に、染みの一つもないその輝くほどに綺麗な肌にジャファーは思わず舌なめずりをしてしまう。

 

 彼女の上半身を隠す布はかろうじて胸を覆う程度で、そのどの絵画よりも美しいくびれと思わずつつきたくなる可愛らしいおへそが、何一つ遮るものなくジャファーの前に露わとなっている。だがやはりジャファーにとって胸を覆う布上から見える谷間、そしてそこからわかる豊満な二つの果実の存在が何よりも強烈に彼の中の雄を駆り立てた。

 

 そして下半身に纏うズボンは足の外側しか覆っておらず、彼女の股間部分を覆う布は彼女の身に着けている服の中でも特に薄い赤色のシルク布。その下に身に着けている情熱的な黒のショーツを隠すことができていない、卑猥な男を誘う扇状的な衣装。

 もはやそれは踊り子が身に纏うフリルやレースのようで、ジャスミンの子供っぽい大人をからかう純真さがにじみ出ていた。最も、その純真さも彼女がジャファーの部屋の中へ足を踏み入れた時点で、すでに踏みにじられるているのだが。

 

 ジャスミンは自身の長い黒髪を後ろで結んでポニーテールにすると、ジャファーの寝室へとその身を進めた。

 

「ふふ、あなたの部屋に入れるなんて……きゃっ!」

 

 一纏めにした髪とお尻を左右に揺らしながら愛する人に微笑んで、可愛らしくも乙女のような事を言うジャスミン。

 そんな彼女の尻を唐突にジャファーがその手でパチンッと尻の張りを確かめるように叩き、揉みしだいたことで、ジャスミンの口からは歓喜の嬌声がこぼれ出た。

 

「さぁ、どうぞジャスミン。そのまま私のベッドにまでお進みください」

 

「んもう……ジャファーったら♡」

 

 尻を叩かれ、揉まれたと言うのに一切怒ることなく、ジャスミンはそのまま言われた通りベッド近くまで歩を進めて行く。そんな彼女の後ろ姿を見ながら、ジャファーは身に纏っていた服を脱ぐと、そのまま地面に投げ捨て、その身を纏う物は下衣だけへと変えた。そしてベットの端に座ったジャファーの前で、ジャスミンはゆっくりと誘うように腰を降り始める。

 

「私のために一つ踊ってもらえるかな? 我がジャスミンよ」

 

「えぇ、もちろんよ。ジャファー」

 

「あぁ、それと。これからは二人きりの時は私のことをご主人様と呼びたまえ」

 

 その命令にジャスミンは目を広げるも、すぐに自身の体に走った興奮を噛み締めるように下唇を噛みながら頷いた。

 

「は、はい。ご主人様」

 

 ジャスミンの鼓動は自身が言葉を告げた瞬間に早鐘を打ち始める。自身の将来の夫となるジャファーを適切な肩書で呼ぶことは妻となる身として当然のこと。

 そう、彼の妻となるのだ。ジャファーをご主人様と呼ぶことで、自身が本当に彼の女になれたと言う事実がようやく実感となってジャスミンの心を幸福で包んでいく。

 

 その一方でジャファーはベットの上で彼女の淫靡に揺れる腰と、撫でやかにしなる美しい手をまるで飢えたライオンのような目で凝視していた。ジャスミンは自身の手で彼女自身の胸やお尻を撫でる度に、性を知らぬ子供でも心奪われるほどに蠱惑的な艶声を響かせた。

 

「はぁ……っ♡ あっ、んっ……♡ あんっ♡」

 

 彼女はまるで何かの曲に合わせるかのように体を動かし、腰 を振り続ける。その丸く張りの良さそうな尻を前後に振り、ゆっくりと速度を落として今度は円を描くようにお尻を回転させていく。そして艶声を上げながらも、ジャスミンは物欲しそうな切なげな瞳でジャファーを見つめ続ける。

 

 その光景全てにジャファーは自身の長い事使っていなかった息子が再び精気を取り戻すのを感じ、ジャスミンの中の女が彼を求めるのと同じくらいジャファーの中の男も彼女を 強く求め始めていた。

 

「ご主人様……」

 

 ジャスミンがジャファーの頬を撫でる。

 

「----私を輝く世界に連れて行って」

 

 ジャファーはニヤリと笑うと、身を乗り出して再び彼女の唇を自身の唇で奪い取った。彼女はその答えとも言えるキスに喜びで震えながらも、自身もまた口を開き彼の伸ばした舌を自身の口内に向かい入れ、お互いの舌を絡ませあい、その下ではジャファーの手が彼女の豊満な胸を欲望のままに揉みしだく。

 

「んっ、ふむっ……ちゅっ♡ ちゅ、ちゅう♡ あっ、んんっ……♡ ちゅぱっ、ちゅる♡」

 

 ジャスミンのルビーのように輝く唇、アグラバー最高の果実と言える乳房、その二つを同時に味わう男として最上級の幸福を心ゆくまで堪能する。

 ごつごつとした手のひらに力を込めると、彼女の柔らかい胸がまるで吸い付くように指の一つ一つを包み込む。その先端で存在を主張する宝石のようなピンクの突起を指先で摘むと、思わずコリコリと転がしたくなる小ささと弾力に、欲望のままに指先で弄り回す。

 

 その一つ一つの責めに、ジャスミンの体は面白いほど強く反応して、ジャファーの腕の中でビクビクと震えるのだ。これに興奮しない男がいる訳がない。

 

 そして十分近く続いたキスをようやく一時中断したジャファーは、彼女の目と視線を合わせ先の言葉の答えを口にした。

 

「喜んで。私を信じて身を任せてください。プリンセス」

 

 それは別の世界で、本当の彼女の王子様となる人との秘密の空の旅をした時の掛け合いだった。彼女に広い世界を見せてくれた一人の下町に住む青年との。

 

 だが、この世界において彼女は下町に訪れることはなく、ドブネズミと呼ばれる盗人の彼と出会うこともないだろう。彼女が手を取ったのは邪悪な、彼女の体と地位しか興味のない男の手だった。自由を望んでいた王女は魔法の絨毯ではなく彼女を支配しようとしている男のベットへと跨った。

 彼女に自由の花が渡されることはない。広い世界を知ることもまた。なぜなら、ジャスミンにとっての輝く世界とは夫であるジャファーの隣なのだから。

 

「ええ、信じるわジャファー。ずっと、永遠に……ちゅっ♡」

 

 そして再び二人はキスをした。今度は唇と唇を強く重ね合うだけの、しかしジャスミンの胸の内の想いを、男に全て伝えるような熱烈な接吻。

 

 それを受けたジャファーは、軽く手を動かすと、彼の年老いてなお剛直を保ち続けた肉棒を下着から解放した。ジャスミンは瞳を閉じ、愛しの王子様の勃起した肉棒が内腿を撫でる感触に身震いした。

 彼のもう片方の手がジャスミンのショーツの裾に掛かり、一息に引き裂くとそのまま彼女の秘部を守る最後の砦を地面へと投げ捨てる。 彼女の身に着けていたトップスもそれに続いた。引き裂かれたトップスを支えていた布の一部が肩に垂れ下がり、それがとても欲情的な光景を彼女に付与し、その姿はまるで女神のようだ。

 

「美しいよ、ジャスミン」

 

 ジャファーがジャスミンの首元に口を近づけ、噛みつき強く吸い付き、彼女は自身の物だと言う証をそこに刻み込む。

 そしてそのまま、自身の雄棒を彼女の濡れた膣内に突き入れた。

 

「んっ、んんんっ----!!?」

 

「ぐぅ……おお……ッ!」

 

 ジャスミンの誰も犯したことのないそのマンコは、きつく剛直をその膣壁で締め付け、ジャファーの口からは思わず快感による静かなうめき声が漏れた。

 彼のペニスがゆっくりと自身の膣内を進んで行く中でも、ジャスミンは一切抵抗をせず、愛した男に処女を捧げられるという幸福に全身を歓喜に震わせる。

 

 だがジャファーが遂に処女膜にその亀頭を触れさせ、ゆっくりとそれを突き破らんと押し込んでいくと、愛する人と結合した感動に打ち震えていたジャスミンも身を引き裂くような痛みに涙を浮かべて苦悶の声を上げ始めることになった。

 

「あ゛ぁぁ……ッ! ジ、ジャファー……! 私、怖いわ……! んんっ……! あなたと一つになれるのに、この痛みが恐ろしいの……!」

 

 ジャスミンはジャファーを抱きしながら震えていた。痛く、苦しいが、背中から感じるジャファーの手の感触と重なり合う胸から響く彼の温もりが、ジャスミンの心を安心させていた。

 

「大丈夫だとも、ジャスミン。すぐにその痛みは消えて、幸せな気持ちだけしか感じられなくなる」

 

「ジャファー……!」

 

 ジャスミンの声には、もう処女膜を破られる痛みへの恐怖はなかった。あるのは、自分を心配して励ましてくれる愛しい男と一つになって、この胸を高鳴らせる愛を混じらせ合える喜びだけだ。

 

「ククク……」

 

 そんな操りやすい愛の奴隷となったかつての悩みの種を、男はどこまでも邪悪な笑みで見下ろしていた。

 ジャファーは自身の名前を彼女が愛おし気に呼ぶのが好きだ。アグラバー中の男が夢見たジャスミン王女のマンコに自身のペニスを咥えてもらうのと同じくらい好きだった。

 

「私のことをどう思っているか教えてくれ、ジャスミン」

 

 ジャファーの手が彼女のお尻を掴み、爪がその傷一つない綺麗な肌に食い込まんばかりに強く握りしめる。

 だがその痛みも最早、ジャスミンにとっては快感にしかならなかった。喘ぎ声を上げると、ジャスミンは腕を彼女のご主人様の首へと巻き付け、自身のお尻が彼の膝、その間の肉棒へとゆっくりと落ちていくのを見ると、全身で彼に抱き着いた。

 

「ぁ……ああ……ああぁああん……っ!!」

 

 そして、ジャファーの雄の全てが彼女の膣内に入り切った瞬間、ジャスミンは自身の芯から体を揺さぶられるような感覚を感じた。未知の感覚に、驚きと喜びが入り混じった悲 鳴を上げながらも、ジャスミンはジャファーの、ご主人様の命令に答えるために口を動かす。

 

「あ、愛してる、ジャファー! 愛してるわ、ご主人様!! 結婚したいの、 あなたと! 永遠にあなたの者になりたいわ!!」

 

「ほぉ? 私の物になりたいと? 私の妻になりたいのか?」

 

 ジャファーは腰を動かし彼女を自身の肉棒の上で跳ねさせた。牡棒は一瞬彼女の膣内から引き出され、すぐにまた奥深くにまで突き刺さり、その衝撃と快感にジャスミンは再び快楽に染まった悲鳴を上げた。

 

「ええ! あなたの妻になりたいの!!」

 

「私の子供を、この子宮で孕みたいか?」

 

 ジャファーはジャスミンの臍下を撫で、その下にある子宮を彼女に意識させながら、今度は強く彼女の尻を叩いた。

 

「はい、ご主人様の子供、お世継ぎ、私の子宮で育てさせてください!!」

 

「私に、全てを捧げるか?」

 

 胸の割れ目にキスをして、舌を這わせたまま顔を彼女の胸の間へと滑らせ、その二つの双丘の間へと顔を埋める。そしてジャスミンが喘ぎ声を上げる度に、その胸に強くキスをし、征服の証と言わんばかりにいくつものキスマークを刻み込んでいく。

 

「は、はい! 私の全てはあなたの物。ご主人様の物になることが、 ご主人様に全てを捧げることが私の喜びなの!! 私の体も、私の地位も、望むものならなんでも好きに使ってちょうだい! 私の人生はあなたの物よ! 愛してるわ、ジャファー……!!」

 

 ジャスミンは自身の想いの全てを告白した。口にした言葉は彼女にとって紛れもない真実の気持ちであり、それはジャファーへの彼女の愛の深さの証明だった。

 催眠術によって捻じ曲げられた彼女にとっての、だが。

 

 ジャファーは彼女の告白を聴き、自身の衝動を掻き立てられた。彼女のおっぱいから顔を引き離すと、両手で彼女の張りのある尻を掴み、そのまま彼女の体を自身の肉棒の上で前後させる。ジャスミンはその刺激に体をアーチ状にしならせながら、その豊満な胸が上下に揺れる度に激しく揺れる様を次期アグラバーの国王になる事が確定したジャファーに見せるのだ。

 

「ああっ♡ あっ♡ あっ♡ 私、ジャファーと一つになってる♡ 私の性器に、ジャファーの物が入って……ああぁあ----っ♡♡!!」

 

 ジャスミンはまるで全身が砂漠の熱で焼かれているかのような気分だった。汗によって体がまるでオアシスのように輝き、息をするのにさえ一苦労になる。これほどの快感を味わったことはなかった。昨日までの彼女はとても純真で、穢れを知らなかったのだから。男女の睦事がこれほどまでに粗野で荒々しいものだと知らなかったのだ。

 

 男女の秘め事はもっと甘くロマンティックなものだと。セックスとは愛する男性に自分がどれだけあなたのことを愛しているのかを伝えるための行為のはずだと。だが違った。本当の男女の交わりは、美しいものでも、素敵なものでも、温かいものでもなかった。とても…………汚いものだ。

 

 セックスとはこんなにも気持ちの良いものなのだろうか? ジャスミンは今までそんなことを思ったことはなかった。だが、おそらくこれはジャファーのおかげなのだろう。彼とのセックスでなければ、自分はこれほどまでに気持ちよくなることはなかった。そうジャスミンは確信していた。

 そして何よりも、ご主人様のペニスは素晴らしい……!

 

 ああ、それに口も……! ご主人様が自分の乳首に吸いつき、キスをした口使い! ご主人様がもう片方の乳首をその歯で挟んだテクニック! それを感じるだけでジャスミンの股から流れた愛液がジャファーの足にこぼれ落ち、彼の背中に回した手の締め付けを強くする。

 

 そして今日何度目になるか分からない多幸感を味わうのだ。自分とジャファーは相思相愛だけに留まらず、体の相性もまた完璧だったのだと。やはり私たち二人は結ばれる為にこの世に生を受けたんだって。ジャスミンは自分たち二人を引き合わせてくれた運命に、心からの感謝を感じていた。

 

 これは愛だ。そうでなければおかしい。こんなにも気持ちよく、天国のような感覚は、彼女のご主人様だけが与えることができる。運命に結ばれたただ一人の愛しい人。ジャフ ァーだけが。

 

「ああっ♡ 好き……好きよジャファー♡ お尻を触る手も、胸に吸い付く口も、私の子宮をコンコン突いてくれるペニスも、全部、全部愛してるわ……!」

 

 ジャスミン王女は目を閉じると、ジャファーの雄棒が自身の濡れそぼった膣を叩く音に耳を傾け、彼の物に突き刺される度に下半身が彼の形に変えられて行くのを感じて、胸の内が熱く高鳴る。

 ジャファーの亀頭が彼女の子宮に到達し、その最も敏感な部分を刺激された時、ジャスミンは全身が震えて体を仰け反らせた。

 彼のペニスがぐりぐりと子宮口に押し付けられると、ジャスミンはあまりに強い快感にひと際大きな嬌声を上げることしか出来なくなる。

 

「あへぇ……♡ じゃふぁー、じゃふぁー、あひぃっ♡ あっ♡ あっ♡ ああぁあッッ♡ あっあっあっ、あっいいイイぃぃ♡♡!!!」

 

 大きく目を見開き、白目になりながら、だらしなく舌を垂らす。そんな王女としてあるまじきアヘ顔を晒しながら、再び子宮に肉棒の先端が当たった瞬間、ジャスミンは膣襞を締め付けながら絶頂した。

 

「まったく、我慢もできないプリンセスだ。何を私より先に達しておる」

 

 ジャスミンが絶頂の余韻によって後ろに倒れると、ジャファーは覆いかぶさるように彼女の上に跨ると、ちょうどジャスミンの足がジャファーの腰を挟み込むような位置となった。 後の世では種付けプレス、大好きホールドなどと呼ばれる行為をする時に使われる姿勢になると、その体制に艶声をあげるジャスミンに対しジャファーはまるで子供を叱りつけるかのように言葉を発した。

 

「今回は罰を与えはしないが、覚えておけ、この淫乱娘。私が楽しむことが最優先だ。お前がイっていいのは私と同時か、私より後だ。わかったな?」

 

「は、はい! ご主人様……!」

 

 なんて優しいご主人様なんだろうかと、ジャスミンは考えずにはいられなかった。彼の信頼を裏切ってしまった罪深い私を許してくださり、私の犯した失敗を説いてくれるなんて…………。

 

 ジャスミンは三度ジャファーの首に腕を巻き付けると、彼の目を見つめて微笑んだ。

 

「膣内に射精してください、ご主人様。お願いです。私がご主人様の良い妻になれるところを見せてあげたいの……! そして当然、良い母にもね……♡」

 

 ジャファーはその必死な懇願に笑った。正直なところ、ジャファーは別に誰が先にイこうが、自身が気持ちよくなれるのならどうでも良かったのだ。だが、ジャスミンが許しを請い、 膣内出しを懇願する姿は、彼女の膣襞に自身のチンコを擦り付けるよりもよほど魅力的だった。

 

 ジャファーは彼女をベットに叩きつけると、彼女の上げる悲鳴を無視して再び激しく犯し始めた。ジャファーはジャスミンの顔に唾を吐き捨て、二人の体から流れるありとあらゆる液体でベットを汚しながら、思いつく限りの屈辱を彼女に与えようと考えるのだ。

 

 もしかしたら、ジャファーはジャスミンに復讐をしたかったのかもしれない。何度も自分を拒絶し、自身の目的を阻んでいたこの美しき王女を苦しめたかったのだ。

 

「あっ……♡ ちゅぱ、ちゅぷ♡ んふっ♡」

 

 だが、ジャスミンは吐き捨てられた唾に対しても一切文句を言わなかった。それどころか、ジャファーに微笑むと自身の顔についた彼の唾液を舌で舐めとり、美味しそうに味わって見せる。

 そして蠱惑的な声を上げながら、ジャファーの肩に自身の手を置いてしがみ付いた。

 

「まったく……なんて王女様だ……っ!」

 

 ジャスミンは自身の中で肉棒の限界が高まっているのを感じ、ジャファーも同じように自身の限界を予感していた。

 

 二人は互いの目を見つめ合うと、共に限界が近づいていることを感じ取っていた番は、最後の歓喜と快楽の混じった悲鳴と共に、一緒に関を外して一斉に射精した。

 

「あああぁああ----♡♡♡!!! ジャファー、ジャファー♡ 愛してるわ、ジャファーぁぁあッ♡♡」

 

 ジャスミンのマンコから飛び出した愛液がベッドに大きなシミを作り、ジャファーの肉棒から放たれた精液が、ジャスミンの子宮口へと直接彼の子種を注ぎ込んだ。

 

 ジャスミンは自身が満たされていくのを感じ、今この瞬間こそが人生の最上の日だとまどろむ思考で感じていた。彼女の体は絶頂の余韻で震え、筋肉が収縮を繰り返す。ジャ ファーが全ての子種を注ぎ終えた頃には、彼女は仰向けにベッドに倒れながら息を切らしていた。

 

「ご主人様……」

 

 ジャファーはそんな彼女の頬を優しく愛のこもった手で撫でながら微笑んだ。

 

「明日、父君に私たちの結婚のことを伝えるのだろう?」

 

「は、はい。もちろんよ、ご主人様」

 

 涙が王女の目元から流れ落ちた。だがそれは、痛みや恐怖から来るものではなかった。喜びの涙だった。夢にまで見た恋焦がれた相手との結婚を歓喜する祝福の涙。

 想い続ければ恋は叶うのだと、ジャスミンは最愛の人の温もりを感じながら、そんな昔読んだ本の一節を思い出して、その通りだったとまた一つ幸せを噛み締めた。 彼と二人きりでこの素敵な世界を一緒に見つめていたい。いつまでも。それだけがジャスミンの願いだ。

 

 一方、ジャファーは病的なほどサディスティックな笑みを浮かべていた。ジャスミンの手が顔に触れ、温もりを感じようとその頬や髭を撫でると、ジャファーもまた身を乗り出し、彼女にもう一度キスをした。

 

「これからよろしく頼むぞ、我が妻ジャスミンよ」

 

「ええ、ジャファー国王陛下♡」

 

 彼らの結婚式がアグラバー中の話題になるのはそれからすぐのことだった。

 

 

 

 

 

 

 

千夜一夜物語 ~砂の都、アグラバーの王と妃の物語~

 

 昔々、砂の都、アグラバーという王国がありました。今では伝説と謳われ、多くの国を侵略し国土を広げた王であった、ジャファー国王。これは彼が国王になる前日談。未だ一大臣であった彼と当時の国王の娘であったジャスミン王女の恋物語。

 

 あるところに、それはそれは美しいジャスミン王女と言うお姫様がいました。彼女はいつも王宮の厳しい教育に嫌気がさしていました。ある時、彼女がふと立ち寄った国王の席で彼女は運命の相手に出会いました。それは国の大臣であったジャファーでした。彼女はジャファー大臣に一目惚れをしたのです。彼女は彼の気を引こうと様々なことをしました。仕事を手伝おうと必死に勉強し、彼のために料理を作り、彼の好 きそうな話をたくさんしました。

 

 しかしジャファーは彼女の好意に気づきませんでした。ジャファーにとってジャスミン王女は自身の仕えるサルタンの娘であり、守るべき大切な王族の一人でしかなかったのです。ジャスミン王女は悲しみました。毎夜彼のことを思い、彼が戦争のために遠くに行ってしまう日には眠れなくなってしまうほどでした。

 

 ジャスミン王女は自身が王女であることを嘆きました。王女でなければ、彼は私のことを普通の女性として意識してくれたのに、と。 時は流れ、戦争が一段落し、ジャスミン王女はさらに美しい女性へと育ちました。彼女の元には毎日のように他国の王子たちが求婚しに来ました。

 それでも、彼女の心が彼らになびくことはありません。彼女の王子様はすでに昔から彼女の側にいるのですから。あれからも二人の距離は縮まらず、ジャスミン王女はいつまでも自分をお姫様扱いするジャファー 大臣にきつく当たるようになってしまいました。素直になれず、彼を心ない言葉で傷つけてしまう度、彼女はベットで泣いてしまいました。

 

 だがある時、二人に転機が訪れます。いつまでも結婚しない娘に痺れを切らした彼女の父親であるスルタンが、彼女を敵国の王子と結婚させようとしました。向こうの王子と結婚すれば彼女は国を出なくてはいけない。そうすればもうジャファー大臣と会えなくなってしまう。

 彼女は絶望しました。ジャスミン王女は最後に彼に自身の想いだけでも伝えようと彼の部屋に訪れました。彼に想いを告げると、なんと彼は自身もまた彼女の事が好きなのだと自覚し、しかしいつも自分に厳しい王女が自分のことを好きになるわけないと諦めていたのです。

 二人は相思相愛だったのです。二人は今までのすれ違いを謝り、失った時間を埋め合わせるように抱きしめ合うと想いを重ねてキスをしました。

 

 その後、二人はスルタンに二人の結婚を認めさせると、新たなスルタンとなったジャファーはジャスミン王女を無理やり物にしようと攻めてきた敵国を蹴散らし、ジャスミン王女と幸せに暮らしました。

 

 おしまい。

 

 

 

 

  ジャスミン王女について Wiki⚪︎edia より一部抜粋

 

 アグラバーのスルタン、ジャファー国王の第一妃

 アグラバーの秘宝と呼ばれるほどの美貌と高い教養を持ち、 大の男にさえ怯まない強い精神を持った女性であり、夫であるジャファーのことを様々な面で支えた、現代で言う女傑である。

 ジャファー王とジャスミン姫の恋物語は現代でも有名であり、数多くの劇や本が作られており、最近では二人の関係を現代風にアレンジしたドラマがアグラバーブームと呼ばれることになるほどの大反響を得た。

 

 二人の恋愛は世界一有名な年の差結婚とも呼ばれており、内容は幼い頃からジャファー大臣のことを思い続けたジャスミン王女が多くのすれ違いや、勘違い、数々の苦難に会いながらも、最後にはジャファー大臣と結ばれる物語だ。今では様々な脚色がされており、実は二人は腹違いの兄弟だったとか、悪い魔女に操られていたジャファー大臣をジャスミン王女が救ったなど、どれが史実でどれが後の詩人たちの創作なのかは不明だが、ジャスミン妃がジャファー王のことを深く愛していたことはイギリスの博物館に保管されている彼女の手帳から読み解くことができる。

 

 ジャスミン王女が幼少のころからジャファー大臣を愛していたというのは証拠のない出まかせで、それどころか彼のことを嫌っており結婚は無理やりだったと言うこれこそ根拠のない説を述べる人もこれを読めば、二人の愛が本物であったことが分かるだろう。

 日記にはジャファー王との日々の記録が詰まっており、その書かれた全ての日付けの中にジャスミン妃のジャファー王への想いが綴られている。

 

 中でも有名なのは 「私は彼と出会い輝く世界を知った。ジャファーは私を私の知らない世界に連れ出して、たくさんの初めてを見せてくれ た。その時のことは素敵すぎて今でも信じられないほどで、彼との日々は煌めく星々のように輝いて、ダイヤモンドよりも価値あるモノだ。もう誰も私の想いを縛ることはできない。 誰も私たちの仲を引き留めることはできない。私たちの出会いは運命で、きっと何度生まれ変わろうとも私は永久にジャ ファーの妻であり、彼が望む限り彼の側に居つ続ける。なぜなら私 ジャスミンは、誰よりもジャファーを愛しているから」 という、結婚式の日にジャスミン王女が国民の前で謳ったと言われるスピーチの内容だ。

 映画や劇のラストでも必ず使われるジャスミン王女の想いと誓いの言葉。今もなお、純愛の代名詞と呼ばれるだけある彼女の純粋な心を形にした名セリフだろう。そんな彼女はジャファー王との間に4人の子を儲け、ジャファー王が余命で亡くなるまで共に過ごし、死後は遺言通り彼と同じ墓に埋葬された。

 

 




 ジャスミンがディズニープリンセスで一番好きです。あのエチエチな衣装とジャファーとのキスシーンは、子供心にも何か変な感情を抱かされました。
 ネズミに追いつかれるまでに全ディズニープリンセスを制覇出来るかは神のみぞ知る。
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