――――アンダーグ帝国との決着が着いてから年月が経ち、プリキュア達もそれぞれの道を歩んでいる。
あげはは無事試験に合格して、念願の保育士に。
ツバサはスカイランドの各地を旅しながら、様々な知恵を吸収している。
エルは現国王の唯一の子どもである為、国の後継として勉強やレッスンをこなす毎日。
ましろは高校に入学し、『イラスト研究会』で絵本を作りながら、大学進学も視野に入れた勉強の日々である。
そんな中。
青の護衛隊に戻った、ソラとベリィベリーはと言うと。
「つかれた」
隊長職の証であるマントを揺らして。
這う這うの体で、帰路をえっちらおっちら歩くのは。
――――プリキュア達の決戦を経て。
たくさんの新入隊員を迎え入れた青の護衛隊は、規模が大きくなった。
それに伴い、いくつかの隊に分かれることになったのだ。
総隊長となったシャララを筆頭に。
プリキュアとして活躍したソラとベリィベリーや、アリリ、ハヤテ、ツムジ、アラシの。
名だたる面々がそれぞれ就任。
空を彩る虹に肖って、七つの分隊に分かれた新体制で動き始めていた。
「も、むり・・・・」
さて。
そんなソラが、何故疲労困憊とばかりに体を丸めて歩いているのかと言うと。
『多忙』の一言に尽きた。
まず、厄年を疑う程に災害が頻発。
国軍や辺境の警備隊では対応が追い付かない事態に、青の護衛隊もあちこちに引っ張りだこ。
そこへ、不慮の事故によるけが人の頻発である。
それもこれもが、ヒーローチームの一員として、市民を守った結果であるだけに。
誰も責めることは出来なかった。
さらに追い打ちをかけたのが、隊長職についてから増えた書類仕事だ。
特に疲労が蓄積していたこの頃は。
誤字脱字による再提出が、災害に負けないくらいに多発していたことで。
虹ヶ丘邸を訪ねる暇すらないくらいに忙殺されていたソラ。
気が付けば、ましろの顔を見られなくなって半年以上が経過していたのである。
「かえって、おふろ、ねる・・・・」
そんな激務も、やっっっっっっと一段落つき。
隊長職を含めた隊員達には、まとまった休暇が与えられることになった。
幸いにも、家事自体は護衛隊の福利厚生の一環で雇われた、家政婦が片付けてくれている。
しかし、そのことへの感謝すら失念するほどに、ソラはもう色々と限界だった。
「――――ただいまぁ」
自宅から漂ってきた匂いと、聞こえて来た物音から。
件の家政婦が来てくれていると、何とか判断したソラが。
帰宅を告げながら、ドアを開けると。
「あ、おかえりなさい!ソラさん!」
「あらあら!おかえりなさいませ、隊長!」
予想通りの家政婦の他に。
エプロン姿のましろが、屈託のない笑顔で出迎えてくれて。
「――――????????????」
――――いないはずのましろが自宅にいるという事態に。
ソラの目は点になり、思考もまっさらになる。
「お昼過ぎにお見えになったんですよぉ。隊長ったら、半年以上も音信不通でご心配おかけしちゃって、マァーッ!!」
「おしかけちゃって、ごめんなさい」
二人の会話も、まともに聞こえていないソラは。
「今日のお夕食は、二人でご用意させて頂きました!」
「おいしく出来てるといいんですけど・・・・」
「自信を持ってくださいまし!味見も問題ございませんでしたよ!」
しばらく沈黙を貫いたのち。
「――――なるほど、夢か」
「ッソラさん!?」
おもむろに引き抜いた得物を、自らの首に押し当てて。
「ッしっかりなさいまし隊長ッッ!!夢ではございませんッッ!!!」
「アイッタァッ!?」
スパァンッ!!!!と。
家政婦に張り飛ばされたのであった。
◆ ◆ ◆
「ヴアアァーンッッッ!!!ましろさんだぁー!!!8カ月25日17時間45秒ぶりのましろさんだァーッ!!!!」
座ったましろさんのお腹に抱き着いて、恥も外聞もなくヴォイヴォイ泣きわめく。
許して・・・・!!
ほんとに許して・・・・!!
いや、ここのところマジで忙しかったんだって・・・・!!
「もう、大の大人が情けない」
「あはは、お疲れ様です・・・・」
うるせー!!!知らねーッ!!!!
誉は!!!浜で!!!死に申した!!!
「ヴエェ・・・・ここに住むぅ・・・・!」
「よしよし」
ましろさんに、犬の様に撫でまわされる。
情けなく泣きわめく大人を、優しく包み込む包容力・・・・!
い、いかん。
そろそろ離れないと・・・・!
「可能なら容赦してやってくださいませ、ここのところ激務に次ぐ激務だったのです」
「はい、ちゃんと分かっていますから」
落ち着いたので離れると、ちょうどハト子さんが恭しく一礼しているところで。
「それでは隊長、今日はここで失礼致します」
「はい、今日もありがとうございました」
「色々教えてくれて、ありがとうございました」
「はいはい、今後もご縁がありましたら、よろしくお願いします」
ましろさんも一緒に頭を下げて、退勤していくハト子さんを見送った。
「あの」
二人きりになったリビング。
ましろさんが話しかけて来る。
「まずは食べましょうか、わたしも少し手伝ったんです」
「そうですね、もうペコペコです」
――――私が多忙だったせいで、寂しい思いをさせてしまっていたましろさん。
すっかり過ぎてしまった誕生日はもちろんのこと、遠征先で見つけた綺麗なスカイジュエルや花など。
こまめに贈り物だけはしていたんだけれども。
やっぱりどうにも出来ない寂しさを感じていたらしい。
ミラーパッドは基本的にツバサくんが持っている、もとい、スカイランド側にあるので。
そうそうこちらに来る機会がない。
なので、ましろさんが夏休みに入ったのを期に。
私達の現状を知っているツバサくんが、『こちらに来ないか』と誘ったそうなのだ。
スカイランド中をあちこち回る賢者というだけあって、青の護衛隊ともちょくちょく話す機会のあるツバサくんは。
私達のデスマーチが、今日で終わることも知っていた。
ちなみにこのことは、エルちゃんやベリィベリーさんはもちろん。
国王と王妃の両陛下や、シャララ総隊長も把握していたらしい。
外堀が埋まっている・・・・!!
「――――という訳で、一週間くらいお邪魔します」
「分かりました、遠慮せずごゆっくりお過ごしください」
食事の傍ら、ましろさんの事情を聞き終えた私は、改めて頭を下げる。
偶然か狙ってか、私の休みも一週間ほどだ。
会うことが出来なかった半年分、しっかり補充させてもらおう・・・・。
『明日は街に出てみようか』なんて話しながら、就寝。
・・・・しようと、したんだけれども。
(・・・・勃ってる)
――――半年ぶりに。
ましろさんに出会えたからだろう。
ずっと飢えていたらしい
『いつでもイケます!』とばかりに、元気な自己主張を始めていた。
ましろさんが隣で寝ているという緊急事態。
幸いなのは、彼女に背中を向けた姿勢であることだろう。
・・・・シたいかシたくないかで言えば。
シたくはあるけれども。
(ちょっと怖いな・・・・がっつきすぎて傷つけそう・・・・)
何より『出かけよう』って話をしているのに、文字通り腰砕けにして台無しにしちゃうのもね・・・・。
(――――一人で処理するか)
そっと、隣のましろさんを起こさないように、ベッドから出ようとすると。
「――――ソラさん」
背後から伸びた手に、引き止められた。
「ッ・・・・起きてたんですか?」
「はい・・・・その・・・・しないんですか・・・・?」
「ンッギュ・・・・!!」
ふ、不覚・・・・!
気付かれていたのか・・・・!
ましろさんは、目の前でゆるゆると身を起こした。
「いえ、その・・・・ましろさんは、いいんですか?」
「むしろ、そのつもりでいました・・・・!」
病を疑う程顔を真っ赤にした彼女は、持ってきたらしい『ゴム』を見せてくれる。
「・・・・やっぱり、嫌でしたか?」
「あ、いえ、その・・・・正直、断られるよりはいいです、ハイ・・・・」
ぶっちゃけ、そっちの方がダメージ大きい確信はあったからね(白目)
でも、それはそれとして。
「けれど・・・・貴女を、傷つける方が・・・・もっと、怖いです・・・・何せ半年ぶりなので、ええ」
これが本音なのも事実なわけでして・・・・。
いや、本当に。
自分の快楽優先して、ましろさんに怖い思いさせるくらいなら。
一人寂しく慰めるくらいわけないですよ・・・・。
「ソラさん」
ふと、我に返ると。
ましろさんの顔が目の前に見えて、ど、と心臓が跳ねた。
「ま、まし、ゎ・・・・!」
身を引こうとして、ベッドから落ちそうになって。
なんとか耐えたところを、強く抱きしめられる。
――――
甘い香りが、鼻をくすぐった気がした。
「いいじゃないですか、少しくらい」
押し倒される。
「いつも・・・・いつも、我慢してくれているんですから」
見下ろす目が、暗闇に爛々と光っていて。
「たまには、好きにしてください」
囁きと共に、唇が落ちて来た。
◆ ◆ ◆
――――今日は満月だった。
部屋の明かりを極限に絞っても、月光がカーテンの隙間から差し込んで。
全体を、ぼんやりと照らしてくれている。
草木も寝静まり、時折風の音や猫の声が聞こえる程度の静寂が支配する。
そんな外とは、打って変わって。
「――――ハァ、っあ、ぅ」
「っ、あ・・・・!」
快感で引き戻されたソラは、己に跨ったましろを見上げた。
「っあ、ァン、ふ、ふ、ぅ、ッァ・・・・!」
指を絡めて両手を握り合い、柔肌をうねらせて艶めかしく踊っている。
「んっ、っぁ、あ、アッ・・・・は、ぁ・・・・!」
「は、は、ぁふ、んっ・・・・!」
時折大きく跳ねながら、一生懸命に腰を振る彼女は。
強く目を閉じて、快楽に集中している。
――――半年もの、長い間。
お預けをくらっていたのは、ソラだけではなかったのだ。
「ぅ、ん・・・・ぁ、さ・・・・そら、っぁ、さ・・・・ッア・・・・!」
「っう、んま、し、っろ・・・・ッ・・・・!」
ピストンが加速する。
両手をぎゅうと握られたことで、絶頂が近いと悟ったソラは。
応える様にゆるゆると突き上げ始める。
「ゃ、っあ、ァァ、っふ・・・・!」
不意打ちに一際跳ねたましろは。
「ほ、し・・・・」
熱に浮かされ、蕩けきった目で見降ろして。
「ほしい・・・・」
言うのだ。
「ほしいの、ソラさん、ッア、ちょうだい、いっぱい、きもちぃの、いっぱい・・・・!!」
「ッあああ・・・・!」
可愛いおねだりに、ソラは理性を著しく削り取られる。
「ふっ、っぁ、ぅ、ふっ・・・・!」
「ッア、ア、ァッ、アッ、ああっ・・・・!」
もはや跳ね上げる形で、力強く腰を振り上げると。
「ぅああああ・・・・!」
「ッアアアアアア・・・・!」
耐え切れずに、吐精するのだった。
「ぁ・・・・ぁ・・・・!」
自分の中で、『ゴム』が膨らんでいく感覚に。
体を震わせるましろ。
同じく震えていたソラは、ゆるりと身を起こすと。
静かにキスを贈りながら、引き抜いた。
「ふ、ん・・・・っちゅ・・・・・」
「は、む、っん・・・・」
唇を啄み合いながら『ゴム』を外して、中身が零れないように結ぶ。
それからましろを横たえさせると、抱きしめつつ唇を落とした。
「ん、む、ちゅ、ちゅ・・・・」
「んっく、む・・・・」
しばらくの間夢中で口づけの応酬を繰り返す二人。
ふと、ソラが顔をずらして。
ましろの首筋に舌を滑らせていく。
「っぁ、あ、ぁ・・・・!」
そして、ひくひく体を跳ねるましろの胸元に、口をつけると。
じゅっと吸い上げたのだった。
「っぅあ・・・・!」
赤く咲いたキスマークをちろちろ舐めるソラ。
その間も、ましろは快楽に震え続けている。
「・・・・ッ」
そんな彼女を前にして、ソラは再び鎌首をもたげた欲望に屈した。
新たに『ゴム』を付けると、両手でましろの腰を掴んで持ち上げる。
まだまだ『蜜』でぬかるんでいた『秘所』は、すんなりと挿入を受け入れた。
「ゃ、ま、ってぇ・・・・!」
しかし、ましろが耐えられるかどうかはまた別の話だ。
「ィ、た、ばかり・・・・イッたばかりだから・・・・!」
間もなく始まったピストンに、弱弱しくも抗議をするが。
動き出してしまったソラが、止まるはずもない。
「っあ、ん、ぅう、ゃ、ああぁ・・・・!!」
「っふ、ふ、ぅっ、ぅぁ・・・・!」
まるでキスで貪られるように、最奥を突かれ続ける。
腕力も到底敵わないましろには、成す術もなく。
甘い嬌声を絶えず漏らして、ソラを煽る事しか許されなかった。
「ソラ、さ、ァ、っふ、く・・・・んんッ・・・・そらさん、そ、ッ、ァア・・・・!」
「まし、ぉ、ッゥウ、っさ・・・・ッは・・・・!」
そして、毎秒煽られ続けているソラは。
ましろの声が耳に届くたびに、腰を強く打ち付けて。
柔く、まろい体を蹂躙していく。
「あっ、あっ、ふぁ・・・・ッあ・・・・!?」
「ハァッ、は、は、ッは、ふぅっ・・・・!」
と、ましろの視界がぐるりと回った。
耳元に聞こえたソラの呼吸から、体勢を変えられて後ろから突かれ始めたのだと察する。
「ふ、ふ、ふ、ふ、ふ、ッん、はッ・・・・!!」
「ァッ、ァーッ、あっ、ゃ、ァン・・・・!」
ピストンのテンポと衝撃が、強く速くなった。
ましろには逃げるつもり何てこれっぽっちのないのに、ソラの両手は腰をつかんで離さない。
「ふっ、んっ、っれ・・・・っちゅ・・・・んむ・・・・!」
首筋にキスを落とされ、さらに舌も這わされる。
「ッア、ぁ、ぁん、ぁあん・・・・!」
――――番になりたいと、心の奥底では願っているのに。
まだどちらの法律でも、成人として認められていないましろを縛らないように。
死にもの狂いで踏みとどまってくれている。
この愛撫が、ましろは大好きだった。
「は、は、は、はッ、んっ、っぐ・・・・っはぁ・・・・!」
押し寄せて来た、一際大きな快感に。
思わず身をかがめたソラは。
再びましろの耳元で、囁く。
「また、だし、ッ、だす、だすッ・・・・いい、ね、いいよね、ごむ、あるもんね・・・・!?」
「ァ、アッ、ャァン、っは・・・・っん、ぅん、うん・・・・!」
呻いているのか、頷いているのか分からない声を。
ソラは、都合よく解釈した。
「ハッ、ハァッ、ハアッ、ふぅっ・・・・!」
強く、強く、穿ちながら。
捕食と言うべき、キスを贈って。
「~~~~ッ!!!」
「んんんんッ・・・・!!」
再び絶頂したのだった。
(――――珍しいな)
ベッドに沈みながら、はくはく息を整えて。
ましろはぼんやり考える。
夜に営むとき、ソラは絶対に自分からは誘わない。
『自分が年上の大人であるから、年下のましろは庇護対象である』と、常々強く自制しているからだ。
それは、中学から続く数年の交際で、片手で事足りる数しか『行為』に及んでいない事実からも分かる。(本来なら0が理想的であるのは、この際置いておこう)
事に及ぶときだって、そうだ。
ましろが誘って、説得して、ソラが応じてくれないと始まらない。
それでも、毎回最後には折れてくれるのだが。
「ふふっ・・・・」
愛おし気に目を細めて、微笑みを漏らす。
・・・・いつも、そうだった。
ましろの意志を尊重して、権利を遵守して。
よりよい未来を選べるように、寄り添ってくれて。
そうやって、『虹ヶ丘ましろ』という個人を。
ずっと気にかけてくれていた。
・・・・なんなら別れてしまっても構わないとすら思っているのは、少しばかり物申したいところだが。
とどのつまり、何が言いたいのかと言えば。
(本当に愛されてるんだな、わたし)
それに尽きた。
――――そんな、ソラが。
今はどうだ。
「ハァッ、ハァッ、ハァッ、ハァッ・・・・!!」
まるで獣のように息を荒げて、見下ろしてきている。
――――寂しい思いをしていたのは。
自分だけではなかったのだと。
ましろの胸が、歓喜で満たされていく。
「・・・・す、みません」
死に物狂いで理性を手繰り寄せて、ソラが泣きそうな顔になる。
「たりない、たりないんです・・・・!」
表情とは裏腹に、もう一度『ゴム』を付け始めるソラ。
そんな恋人を前にして、ましろの顔は、みるみる妖艶に破顔していく。
「――――はい、どうぞ」
両手で抱きしめて、耳元に口を寄せる。
常日頃から我慢を重ねて、心の底から、自分の全てを愛してくれている捕食者へ。
湿度の高い声で、囁いて。
「――――おなかいっぱい、めしあがれ」
艶やかに、誘惑した。
◆ ◆ ◆
ましろさんと再会した、二日後。
・・・・ウッス、ソウデス。
あの後丸々一晩、お互い動けなくなるくらいにくんずほぐれつしました。
反省しています・・・・。
「ソラさんソラさん!あれはなんですか?前はなかったと思うんですけど・・・・」
「あれは最近出来た剣道場です。講師さんは、総隊長と同門の兄弟子さんらしくて」
「へぇー!」
私達二人は、街を歩いている。
なんとか腰痛から立ち直ったましろさんのリクエストで、城下町を案内しているのだ。
訪ねるのは本当に久しぶりと言うこともあって、あちこちを見渡す目はキラキラしている。
と、
「あ!プリキュアだ!」
「本当だ!確か・・・・そう!プリズムさん!」
「あ、はい。こんにちは!」
・・・・半年ぶりに再会するのは、私個人だけではなかったようだ。
歩いている間ずっと、行く先々でちょくちょく話しかけられる。
「わぁ!久しぶり!うちのパン持ってってよ!」
「ソラたいちょーとデート?」
「じゃあ、邪魔しちゃ悪いね。あ、よかったらうちの新作もどうぞ!」
みんな手短に挨拶して(ついでにちょっとしたおすそ分けもくれて)、早めに切り上げてくれるけども。
それでも、割と短いスパンで話しかけられている。
「疲れていませんか?」
「はい、大丈夫です!」
嫉妬していない、と言えば嘘になる。
でもそれ以上に、ましろさんんがスカイランドのみんなに歓迎されているのが誇らしい。
笑顔で会話しているのを見守っていると、こっちも嬉しくなってしまうのだ。
「前より賑やかになっているんですね」
「ええ、どんな困難も乗り越えて、日に日に逞しくなっていますよ」
「ふふ、確かに!」
そうやって。
ましろさんの、みんなの笑顔を目の当たりにするたびに。
青の護衛隊が、ヒーローが。
なんのために在るのかを。
再確認させてくれるのだ。
「そうだ、今日の晩ご飯は何がいいですか?」
「だったら、
「いいですね!そのままピクニックに行くのもよさそう!」
「ええ、そのつもりで提案させて頂きました」
何はともあれ。
まずは、私の半年分を補充させてもらうことにしよう。
指を絡めて、手を握り合いながら。
私達は、再び歩き出した。
ハト子さん
拙作オリジナルキャラ。
青の護衛隊の、隊長職への福利厚生で雇われている家政婦。
母性あふれる世話焼きな性格。
ハト胸が豊かなナイスバディだが、♂である。
イメージCV若本〇夫。
『ピジョンド』
拙作オリジナル。
ハト子さんの種族。
ハトの姿をしており、大人で小学生くらいの大きさ。
人語を話せて空も飛べるが、人間には変身出来ない。