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「じゃ、行ってきます」
日中はまだまだ夏の暑さが残るものの、多少の涼しさを感じるようにもなってきた初秋の朝。父の声とドアの開閉音で目が覚める。父が仕事に行くために家を出たのだろう。ということは、今は7時くらいか。だが身体はまだ眠り足りないと訴えている。カーテンの隙間から木洩れ日が注いでいる。仰向けの体勢は変えないまま、窓から顔を背ける。
部屋のドアが開く音で再び目が覚める。とともに、「そろそろ起きなさい」という声が聞こえた。母が起こしに来たのだろう。
「ちょっと、早く起きないと遅刻するわよ」
シャーっという音とともに暗かった視界に白い光が混じる。カーテンを開けたのか。
「聞こえないの?本当は起きてるんでしょ?」
俺は無視を続ける。
「もう、ほんとにしょうがない子ね」
そういうと母は俺のパジャマのズボンを脱がせ始めた。軽い衣擦れの音とともに、温い空気が肌に触れる。あらわになったパンツは大きなテントを張っていることだろう。もしかして、朝っぱらから「アレ」をするつもりなのか。
「あらあら、こんなに大きくしちゃって」
ペニスの先に鈍い感触。ボタンがはずされたようだ。限界まで必死にテントを張っていたペニスが勢いよく空に背を伸ばす。パンツのつっかえから開放されたそれは、速度を増す心音と共鳴するように、そして優しさに溢れた母を迎えるために、さらなる膨張を続ける。
「ほんと、あの人より大きいわ」
やわらかく温もりのある、潤った感触がペニスを包む。フェラだ。我が子を撫でる母の手のごとく、優しい舌先がペニスの根本に触れ、ゆっくり味わうように裏筋をたどる。途中右に左に舌先を這わせ、ペニスを登っていく。亀頭に至ると鈴口に触れそこから雁首を這い回る。
このようなことは今に始まったことではない。母との一線を越えた触れ合いが日常になったのはもう何年も前のことで、数えきれないほど繰り返されたそれはすっかり「ありふれた」光景になってしまった。
体内の全神経と血液がペニスに集中し、母を最大限受け止めようと活動している。始まって3分も経っていないというのに絶頂を迎えてしまいそうなほど、体全体が張り詰めている。
突然、ペニスを包んでいた温もりが消えた。かすかに聞こえる衣擦れの音に続いて、ベッドがきしむ音。薄目を開けると、ボトムレスの母が俺の腰を跨ぐ形で膝立ちしているのが見えた。
「本当に困った子ね」
母の手のぬくもりを先端に感じたもつかのま、締め付けるような圧迫感が亀頭を覆う。柔らかくも張りつめたゴムの感触は怒張する一物を焦らすように包み、根元まですっぽりと被さった。
さらに暖かくヌルヌルしたものに亀頭が触れたかと思うと、握りこむような感覚が一瞬でペニスを覆った。俺を男たらしめる突起が母の中に入ったのだ。俺の身体がビクリと小さく震える。何度も味わったはずの母の中は、安らぎとどこまでも深い愛情が快感となってペニスを抱いてくれる。
母の腰が俺の腰部全体に覆いかぶさる。むちむちの柔らかさで隙間なく密着したそれは、俺の中の男を抱きしめながら、慎み深くゆっくりと前後に動き始める。豊かな腿が、胴が、胸が、尻が、全体重をかけて俺の精を搾り取ろうと迫ってくる。
「あっ……はぁ、んぁっ」
母の口から嬌声が漏れはじめた。
本来はいけない相手を愛している喜び、その相手とあまつさえ性行為に及んでいるという背徳感。幾度母の膣内を経験しても、飽きることない快感をもたらしてくれる。それは母も同じようで、
「はぁ……いい……あぁっ……」
母も感じているということが、耳から、そして俺の最も大事な部分から、五感を伝ってくる。
「っやべ、出そう」
あまりの気持ちよさに、俺もとっさに声を漏らしてしまった。
「いいわよ、思い切り出してっ!あっ、あんっ」
母は、それに呼応するかのように、肌を密着させうねるように俺の上でゆっくりと揺れていた腰を止めた。と思うと、今度は腰が浮き、嬌声に合わせ上下させてのピストン運動を始めた。
「あっ、あっ、はぁっ」
パンッ、パンッ、パンッ。肌と肌がぶつかり合う音とともに母の口から艶めかしい声が漏れる。本能のままに激しく動き続ける母の中の女が、俺の精液を搾り取ろうとしてくる。それに応えるべく、手を母の腰に回す。腰に力を集中し、母の動きに同期するように上下運動させる。ふと視線が母の顔に向く。そこには、目を閉じても喜びを抑えきれていない、慈愛と至福に満ちた聖母の表情があった。最愛の息子とのセックスに、母もこれ以上ないほどの幸せを全身に浴びているのだろうと伝わってきた。
「あー出るっ!」
俺も母からもらったこの身体で、そしてこのペニスで、母の気持ちに応えてやりたい。そう思いながら全てを放出した。
しばしの沈黙と安堵のあと。母が身体を起こし、俺のペニスを抜いて立ち上がった。
「やっと起きたわね、おはよう。ご飯できてるわよ」
母はそう言うと、コンドームを抜き取り、脱いだ服を着て居間へ戻っていった。
俺はというと、こんな悦楽を味わえるなら、毎朝起きないで寝たふりをし続けるのも悪くないな……と、息を切らしながら思っていた。
ところで、全てを出し切ったはずの俺のペニスは衰えるところを知らず、まだまだこれからとばかりに、天を衝くようにそそり立っている。はてさて、どうしたものか……。