……ってことはもう6年前の話なんですよね。さすがは気分屋の私♪
当時は具体的な宣伝はしていませんでしたが改めて、とたけけさんの『東方Projectが幻想入り ~空色は重い想いに舞うものさ~〈其ノ四〉』も宣伝をば♪
モンファーも、無印と4なら見つかったのですが、気分はこれではない。サントラでも聞いて我慢しましょう。
ゴーレム種はワーム羽化からのマグナビートルが好きですが、アニメのブルーマウンテンの忠義も大好きですねぇ~♪
さらに言うなら騙されまくりのアニメのゴーレムや、頭の弱いゴビも♪
今でも新作なりリメイクを期待しているシリーズです。(本当に出たときは驚いたものですw)
~第二部隊イコル隊員side~
“妹”……それは甘美な響きを持つ言葉。いや存在そのものが美の化身と言っても過言ではないだろう。
私は常々そう考えている。“キカイカン討伐戦闘部隊”の第二部隊は隊長の出張が多く、副隊長は隊長代行という書類仕事が多い。
それに第一、ナモ隊長とマボ隊長は揃って妊娠しているのだ。超人的な身体能力と“触手術”の技能を持っているので、それこそ出産直前まで前線で戦えるだろうが無理は禁物だ。
今は本人たちが嬉々として戦場に飛び出してはいるが、諫めるのも部下の役目だからな。それが出来ていないから隊長たちが出張っている訳だが……。
いや、隊長たちの鍛え抜かれた触手に魅力を感じているから言いにくいのだろう。私以外にも隊長たちの戦う姿にときめく者は多いはずだ。
だとしても、出来る範囲で他の隊員たちも協力して次代の百合の誕生を待ち望んでいる。
しかしそうなると、第二部隊では副隊長のツキノの役割はさらに増えることになる。
本部から離れることは難しくなるし他国の情勢も各支部長に丸投げのままの状態も続くことだろう。
他国へと戻っていったかつての部下たちからも本部の両隊長の懐妊祝いの贈り物が届いている。
それと「あとは任せるように」との手紙も一緒なのだが、相変わらずナモ隊長とマボ隊長の写真を欲しているようだ。
少し不安もある連中だが一国の支部を預かる彼女たちのことだ。ナモ隊長とマボ隊長を敬愛する彼女たちならば、上手くやっていけることだろう! たぶん、きっと!!
と、いうことで、普段の哨戒任務から戦闘での指揮官としての役割を担うことの多い私の職務が重くなってきている。
ふふふ……、だがこの肩に伸し掛かる重責が、“妹”たちを守るためのものだというのなら喜んで受け入れよう!
なぜなら私は、本部第二部隊の頼れるお姉ちゃんなのだからな!!
そんな頼れる姉である私だが、自室の机に突っ伏してしまう状況になるところから始まる。
「……なぜ、私がこのような肩書となるのだろうな」
「そりゃイコルお姉ちゃんが第二部隊でも最古参な上に、“見習い”も含めた全隊員が認める“お姉ちゃん”だからじゃないの?」
手に持った辞令をもう一度見ても内容は変わらない。
そして昔から私を支えてくれている“妹”の一人、ミカンちゃんの呆れた表情も変わらない。
そう、第二部隊の皆からはイコルお姉ちゃんとして親しまれている私の現在の肩書は“キカイカン討伐戦闘部隊”本部第二部隊の“隊員”。
だというのに手に持った辞令には「副隊長代行に任命する」の一文が書かれている。
「何故だ!? 私は階級で言えばただの“隊員”でありながら、“隊長”級や“支部長”級相当の戦果を挙げているからカッコいいのではないか!
ナモ隊長が圧倒的なカリスマを持ちつつ出張が多く、
副隊長のツキノは直情的で抜けているから相対的に私が人気を得ていたのに肩書がカッコ良くなってしまったではないか!?」
それは勿論、隊長たちが妊娠中の一時的な役職というのは分かる。
だが一番の問題は、
「なぜ肩書を変えるのに“お姉ちゃん”を新役職として採用しなかったんだ!?」
これだ! なぜ私に仕事を増やす代わりに与えられる新しい肩書が“副隊長代行”なんだ!? 給金が増えた所で今更嬉しくなんかないぞ!?
金よりもカッコ良さと妹たちからの愛情が大切なんだ!
「いやだって、お姉ちゃん。
触手部隊の肩書というか役職って、そういうもんだしさ。
これでも公務員なんだし、普通に考えて“お姉ちゃん”なんて役職は作られないよ?」
「うぅ、容赦ないなミカン。
だからこそ私は、ただの“隊員”でありたかった……」
いや、副隊長代行というのはまだいい。いや、よくないけど。
実際にこれまでも副隊長のツキノが抜けているから仕事を手伝ってきたからな。
それに国の方からは新たに第三部隊を立ち上げてその隊長に私を据えてはどうか? という案もあったそうだがそれはキフ長官が却下された。
私は“妹”たちを愛しているのと同じくらい、ナモ隊長の部下で居たいからだ。そのことをよく分かっているキフ長官は私のことも深く愛してくださっている。
私は隊長の横ではなく下に居たいんだ。……そして妹たちに挟まれたい。
「しかし“副隊長代行”か……。
そうなるとミカンにはこれまで以上に面倒かけてしまうかもな」
「何言ってんのさ、イコルお姉ちゃん。
妹が姉を助けるなんて当たり前でしょ?」
机に突っ伏せば、ミカンちゃんは当然のように私を抱きしめてくれる。
あぁ、キフ長官が大部分を担当してくれているとはいえ、国からの面倒ごとが記載された書類仕事も増えると思うと心にくるものがある。
だが私を大好きと言ってくれる妹たち。生まれたままの姿で抱きしめれば抱きしめ返してくれる妹たち。そんな彼女たちのためにも、私はまだまだ戦えそうだ。
だから可愛い妹であるミカンちゃんに癒してもらうことにした。
「ミカン、癒しをくれッ!」
「ひにゃぁ!?」
ふと、背中から抱きしめてくれていたミカンちゃんに向き直って小っちゃなお胸をぷにっと。あぁ、柔らかい♪
発育途上というか、見事に上から下までストンな体型だからか、むしろこれがミカンにとっての成熟しきった体型なのかもしれない。
なんとも私好みの幼さと妹らしさを表した肉付きだろう♪ お腹もお尻も健康的な肉付き。問題ない!
それに「ひにゃぁ!?」だぞ♪ こんな可愛い声で驚いてくれるとは姉冥利に尽きると言うものだ♪
「ちょ、何するのよお姉ちゃん!?」
「いや、ストレスで胃がマッハなので、つい……♪」
部屋には私とミカンちゃんの二人きり。新しい役職でカッコいい私が微妙な私になったストレスを癒すには“妹”しかないと思ったんだ。
「もう! えっちな不意打ちはダメ!
言ってくれれば幾らでも触らせてあげるんだから!」
「す、すまない、ミカン。
では早速だが、少し肌を重ねてもいいだろうか?」
「謝っておいて即座にえっちの要求? まったくもう!
でも……えっと、その、いい、よ♪ イコルお姉ちゃん♪」
「うひゃっほい♪」
私のカッコ良い所だけでなく、ダメな所も知り尽くしているミカンちゃんだからこそ素直になれるというもの。
あえて触手ではなく、両の手で彼女の肉体を堪能していく。
服を脱がすのではなく、隙間から差し込んだ手で彼女の柔肉をひたすらに揉みしだく。
「んっ……お姉ちゃん、手つきがえっち過ぎ♪」
裾から入れた手でおへそを撫でる。ふふ、えっちだな♪
胸のぽっちも柔らかいものの、いじっているとすぐに固くなってくる。
ぷっくりと充血しているからか、下にも手を伸ばすとすでに準備万端のようだ。
「お、お姉ちゃぁん♪ もっと~♪」
許可は下りた。良し!
「ミカン。愛してるよ」
「お姉ちゃん、だ~い好き♪」
伸ばした指先をミカンちゃんは抵抗なく受け入れた。
にちゃり、と溢れた蜜で濡れて準備が整っているミカンちゃんはさらなる私を――姉を望んでいる。
だから私は態度で示す。
ミカンちゃんの顎に手をかけて引き寄せると、キスをする。
深く、永く。柔らかな愛しの妹の唇に、自分の唇を重ねることで染めていく。
快楽に、自分の色に。姉と妹の甘美な愛の行く末は幸福というのが決まっているのだから。
「ん、んちゅ、んっ、んむ……♪」
「はぁ、ん、んぅ、ぅむぃ……♪」
零れた唾液で服は濡れて肌に張り付いている。
それでも今更脱ぎ捨てるだなんて無粋な真似はしない。触手だって使わない。
ただ、服越しに伝わるお互いの熱が、そのまま愛情となって感じ合っている。
「ミカン……♪」
「お姉ちゃん……♪」
見つめ合い、再び重なる唇。
両腕はもはや抱きしめ合うことにのみ回される。激しく唇のみで繋がり合う姉妹だ。
この腕の中で守るべき彼女こそが、私を支えてくれる。私が守るように、彼女も私を守ってくれる。
だから私は、妹の愛によって“副隊長代行”という肩書を名乗るストレスに打ち勝ったのだった。
……いや、でももう少しこのままでいようかにゃぁ~♪
◆ ◆ ◆
こうして私、“キカイカン討伐戦闘部隊”本部第二部隊の隊員イコルは正式に“副隊長代行”へと昇進した。
……が!
「イコル“お姉ちゃん”。訓練終えて来たよ~♪」
「今度は私たちの哨戒任務にも一緒に来てね♪ “お姉ちゃん”」
「やっぱり第二部隊は“お姉ちゃん”あってこそだよね~♪」
私こそ、副隊長代行――改め、第二部隊の“お姉ちゃん”だ!
よくよく考えてみれば、公務員だからお堅い役職名でなければならないというのは国としての言い分であり、
国よりも優先されるキフ長官が治める平手公爵領では好きに名乗っても問題ないのであった。
キフ長官も公爵としての顔よりも、百合としての顔を一番に考えてくれる方だからな。
だから、問題ない!
「いやいや、問題あるって、イコルお姉ちゃん。
他国の支部との付き合いもあるのに」
だがツッコミを入れてくるのは私の補佐が前よりも忙しくなったミカンちゃんだ。
「何も問題ないだろう?
各国の支部にいるのは、元は私たちの部下であり同僚であり“妹”だ!
私が妹を愛すると言えば、それで問題になろうはずがない!!」
一片の曇りなく私は言える。
こうして私は“妹”たちとの姉妹としての関係とカッコ良さを保ちつつナモ隊長たちのサポートに全力を尽くすのだった。
「でも、イコルお姉ちゃんが“妹”を好き過ぎて頭おかしいってのは、みんな知ってるから」
「何ぃ!?」
私のカッコ良さは、たぶん保たれていると思いたい。少なくとも愛されているのは間違いないからそれで良しとしよう。
つまりまったく、それで良いのだ!
~最終話案の一つギャグルート(活動報告にも書き忘れていたので♪)~
何処よりも澄んだ空気。心地よい光に包まれた天上世界。そこには一人の美女がいた。
「くふふふふ♪ 順調のようじゃて。
そして来る。もうすぐに。目の前に♪」
神々しいまでの後光に包まれた美女が呟く。
彼女以外に誰も居ないように見えるが、確かに気配はもう一つある。
光を掻き分けるようにして、もう一つの気配は彼女の前に現れる。
年の頃は十ほど。幼いものの、四肢に満ち満ちた百合力を漲らせている。肉付きは年相応に薄いが、遠めに見ても誰もが分かるだろう。百合だ!
「ようこそ、新たなる百合の上位者ちゃん。
私こそがこの世界の神――百合神じゃよ」
「……」
神を名乗る美女は、その名にふさわしい覇気を身に纏っている。百合でなくとも分かるであろう百合力の暴風雨のような存在だ。
それに対する少女はただジッと百合神を見つめている。
だらりと下げた両腕は構えらしい構えを取っているでも無し、されど一部の隙も無い。
触手を展開しているでもない。敵意を持っているでもない。むしろ敬意すら持っている。
だと言うのに二人の間には剣呑とした空気が漂っていた。
「……あなたが、“キカイカン”を生み出しているのでしょうか?」
「ええ、そうよ。
世界に百合を広めるために。天賦の百合である平手キフが世界の常識を百合で染め、新たな百合の上位者を作り出すために。
そのために私は世界を壊すことで新しく作り直していたの♪」
“キカイカン”――人間を襲い殺す人類共通の敵。それを生み出した諸悪の根源が百合の美女であった。
その衝撃は百合でなければ大したものだっただろう。だが百合神と対峙しているのは紛れもない生粋の百合だ。
百合の血を引き、たゆまぬ努力と愛情によって育まれた百合力は年に似つかぬ包容力を作り出し、敵であっても百合に対する余裕を生み出している。
「過程はどうでもいいわ。
ならば、することは一つ」
「ふふふ、そういうの嫌いじゃないな
むしろ望むところよ♪」
二人は示し合わせることもなく同時に衣服を脱ぎ捨てると裸のままにぶつかり合う。
「「レズセックスバトルよ!!」」
二人の百合――百合の神と新たなる百合の神。二人の百合は世界の命運をそっちのけにした肉欲の宴を開くのであった!
◆ ◆ ◆
改めて見ても、こっちを最終話にしなくて良かったかもしれませんね。気分の問題かもしれませんが、今作にはちょっと合っていない気もします。
それではまた次回作か、書くことがあれば次話で♪