※この作品はR-18です。

平手さん家の触手部隊   作:ヨイヤサ・リングマスター

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 ~世界観設定~

 作中に出てくる“触手術”についてですが、触手部隊の少女たちが出撃するときは基本的に車か戦闘機です。割と文明の利器があります。

 構想を練っていた時は、その時のマイブームの影響から空飛べばいいやとも思いましたが、触手だと「飛ぶ」よりも「跳ぶ」方が似合いそうなので。

 戦闘時は立体機動みたいな感じ。もしくは地中に根っこのように高速で触手を伸ばして自分の身体を生やすことで地中移動も悪くないか……。

 ぶっちゃけ、ストパンのストライカーユニット的な設定の方が良かったかと思いつつも、移動については乗り物を利用することで、この後に出てくるギャグ回に活きてきます。




第5話:大人のえっちはロリ談義の中で

 ここは平手公爵家の屋敷に併設された“キカイカン討伐戦闘部隊”第一部隊隊員宿舎。今日のお話は、ここから始まる。

 

 

「ふっふっふ、こちら準備OK♪

 そっちは、どう?」

 

「こちらもオールグリーン。

 いつでもオッケー」

 

 闇に紛れて上司の情事を覗こうとする謎の影。

 

 基本的に本部の第一部隊は出世が決まった隊員に、指揮官としての研修を積む部隊であるため隊長と副隊長を除けば二人だけ。

 

 それがこの二人、仮にも貴族令嬢であるはずの伊藤イスタ隊員とワーディ・マキシマム隊員である。

 

 この二人、肉体的な発育に乏しい上司――マボ隊長とミヤビ副隊長に惚れて出世を拒んでいるだけで実際には強い。そして百合である!

 

 女性として発育しまくりの彼女たちは、誰もが羨む最高の肉体と美貌を持ちながら、肌を重ねるのは上官だけと心に決めるほどに忠誠心に溢れている。

 

 ただし、隊長たちと同じくらいに幼くて可愛い後輩は可。

 

 そんな二人がこっそりと、闇に紛れて何をしているのか、ということに戻るが“覗き”だ。

 

 

『んっぅ……、あっ……♪』

 

 二人の覗く視線の先では、マボ隊長の触手によって全身を愛撫される一糸纏わぬミヤビ副隊長の姿が!

 

 そう、栄えある“キカイカン討伐戦闘部隊”本部所属の第一部隊員である彼女たちが何をしているかと言うと、覗きである。

 

 敬愛する上官たる幼き体躯のマボ隊長と、そんな隊長よりもさらに小柄なのに胸だけは大きく育っているロリ巨乳のミヤビ副隊長の秘め事を夜闇に乗じて覗いているのだ。

 

 激しくキスをし、全身を触手から分泌された触手液でヌルヌルにし、穴という穴を犯し犯され愛し合う二人の少女。

 

 イスタとワーディはそんな愛らしい隊長と副隊長の忠実なる部下。覗くのは必然と言えよう。

 

 

「我々の百合力を以てすれば、暗視スキルも限界突破!

 あぁ……♪ マボ隊長ったらあんなに幼いお姿なのに乱れまくって素晴らしいですわ♪」

 

「そだね~、でも私はミヤビ副隊長みたいなロリ巨乳も好きなんだよね♪

 ちみっちゃいのに、おっぱいボインボインなんだよ? ムッハ~♪ みたいな?」

 

 と、これが世界的に名の知れた触手部隊のエースの実態である。

 

 

「ミヤビ副隊長の腕っぷしや能力、それにお顔、お尻、太ももなどは好きですが、おっぱいは好みじゃないです」

 

「も~、イスタったらロリ巨乳の良さが分からないだなんて、それでも第一部隊なの?

 人生の半分を損しているんじゃない?」

 

「何と言われても私はマボ隊長一筋です!

 あと、幼くて可愛い子は別腹♪

 って、ほら、ほらほら! 見てくださいワーディ! マボ隊長の潮吹き♪」

 

「うぁ~、マボ隊長は無尽蔵な体力だから実質威力150の大技だよね♪

 特に、私らロリコンには効果は抜群だよ♪」

 

 ぷしっ、とベッドに新たな染みを作る二人のロリ上司の愛し合う現場に興奮する二人。

 

 すでに鼻からは忠誠心という名の出血は、危険な量が出続けている。

 

 それでも持ち前の百合力を回復力に変換して視姦を続ける。

 

 愛するマボ隊長とミヤビ副隊長の乱れ姿を見逃さないように。一人遊びするときのオカズとするために。

 

 

「んっ、はぁ……はぁぁ~♪」

 

 自らの秘所を指先で撫でるだけ、そのつもりだったが、上司たちの行為を見続けている間に指は止まらなくなる。

 

 にちゅにちゅ、とすでに覗きをしているということも忘れて興奮のあまり自慰行為を始めてしまったイスタ。

 

 

「ちょ、ちょっとイスタ~。

 一人えっちは部屋に帰ってからだよー。

 隊長たちに気づかれてしまうよ」

 

「も、もう無理♪

 だって、隊長たち、あんなにえっちなのに興奮抑えられにゃい♪」

 

 普段は人一倍自制心があるイスタではあるが、今の時間帯は夜。それも目の前に愛するマボ隊長の裸。

 

 ミヤビ副隊長も負けずに自らの触手で迎撃し、マボ隊長の穴を拡張していく様子がほんの少し先で行われているのだ。

 

 すでに脳内はピンク色に染まっており、最初こそ指だけで少し擦って終わるつもりだった自慰行為は触手混じりの激しさを伴っている。

 

「もう、流石にマズイってぇ~!」

 

 指先から触手を伸ばし、おめこに挿入を始めていたイスタを止めるワーディ。

 

 普段から気が抜けているためか、ここ一番での自制心ということなら第一部隊でも随一を誇る彼女だからこそ、幼い上司の乱れ姿を前にしても平然を装えるのだ。

 

 同僚であるイスタを後ろから羽交い絞めにするようにして口と手を止めたワーディであったが、それだけでは止まらなかった。

 

 純粋な格闘術ならば、マボ隊長の次に強いと自負するワーディであったが、蕩け切ったイスタに負けているものがあった。

 

 

「(あ、これヤバいやつだ……)」

 

 イスタを抑え込んだ自身の腕から駆け上ってくるかのような快楽に思わず力が入る。

 

「くひぃ♪」

 

 もうじき三十路を迎える生粋のロリコンであるイスタの触手能力は“匂い”。

 

 全身から性的興奮を高めるフェロモンを分泌し、汗や愛液などから気化して周囲に淫靡フィールドを展開する能力。

 

 マボ隊長が出張から帰って久しぶりの再会ということもあって、普段は制御できている能力が味方であるはずのワーディにも作用してしまったのだ。

 

 

「……」

 

「? ワーディ、どうかしたの?」

 

 脳までピンク色の快楽に染まっていても流石の第一部隊員であるイスタはすでに自制心を取り戻し始めていた。

 

 おめこに伸ばされた触手も収まり、冷静に上官たちの痴態を眺めるだけの余裕があったが、イスタの能力にかかってしまったワーディが反対に冷静さを失っていた。

 

 

「イスタ、キスしよっか?」

 

「な!? 何を言っているのですかワーディ……んむぅ!?」

 

 ロリコンであっても百合である。ワーディはぺったんこなロリも、ロリ巨乳も大好きなロリコンであるが、育ち切った熟れたイスタの体型も、友愛と性愛が合わさってこの瞬間に守備範囲となった!

 

 

「もう! やめなさいワーディ!

 こんなこと……隊長たちに申し訳……」

 

「だぁ~め♪ 私、イスタともえっちしたくなっちゃったもの♪」

 

 イスタは考える。最後にマボ隊長とえっちしたのは何時だったか、と。

 

 出張前の晩も、ミヤビ副隊長のベッドにもぐりこんでいたマボ隊長。

 

 その前の晩は、目の前の同僚ワーディ隊員のベッドに。

 

 自分はさらにその前の晩……。ミヤビ副隊長よりも、ワーディよりも前。

 

 

「……腹立ってきたわ!」

 

 イスタはキレた。最後に愛しのマボ隊長に抱かれたのがワーディよりも前だったことに。そして自分を犯そうとしてくることに。

 

 拳を固めて思い切りワーディの腹を殴るが、百合力で腹筋を強化したワーディには効果はなかった。

 

 

「んふ♪ イスタったら、体術では私の方が上なの忘れちゃった?

 私はもう我慢できなくなっちゃったから~、マボ隊長とミヤビ副隊長のえっちをオカズに、イスタとえっちしちゃう♪」

 

「や、やめ……」

 

 ワーディは全身から大小さまざまな触手を生やす。手から、足から、腕からも背中からも。それらを全て操ってイスタを拘束した。

 

 近接戦闘では、イスタはワーディに勝てない。

 

 

「ワ、ワーディ。あなたは私の能力でおかしくなっているだけよ!

 ワタシたち、ロリコンじゃない! こんなことして後悔しないの!?」

 

「ん~? ロリコンだからってさ~、百合が二人以上居たら、えっちしてもおかしくないんじゃないかな~?」

 

 ワーディはロリ巨乳も守備範囲。つまり、イスタのように身長も胸も尻も育ち切った女性を好きになっても、なんらおかしくはない!

 

 青い果実に未熟だからこその魅力があるように、熟した果実もまた美味なのだから。

 

 

「イスタは何もしなくていいよ~?

 私が全身ねっぷりと、た~っぷりと愛してあげるから♪」

 

 

「まっ……、んぐぅ!?」

 

 イスタの四肢はすでに何本ものワーディの触手に飲み込まれている。

 逃れようとしても触手はずぷずぷと呑み込みを強めるだけだ。

 

 声を上げようにも喉にも触手は侵入し、胃の中に媚薬を落とした時点でワーディの勝利は決まっていた。

 

「イスタ、ロリコンの同士で、恋人って関係も悪くないかもね~?」

 

 そこからはもうワーディの独壇場であった。

 

 穴という穴を犯し尽くされ、何度も何度も繰り返し触手で犯されて精も根も尽き果てても、なお犯されて感じてしまう自分の身体にイスタは驚愕した。

 

 

「私はロリコン! 生粋のッ、ロリコン……の、はずなのに……」

 

 巧みに弱点を突いて愛してくるワーディにときめいている自分がいることが堪らなく悔しかった。

 

 暗闇の少し先には愛するマボ隊長が乱れているというのに、自分は同僚と大人のえっちをしている。ロリコンなのに!

 

 そんなイスタが、この行為にどこか悪くない気がしてきたのは、何時間もかけてじっくりと犯し尽くされた後のことであった。

 

 夜の帳よりもなお重い触手から解放されても、指一本動かせないほどに吸い尽くされたイスタとワーディは並んで横たわるのであった。

 

 

 ◆ ◆ ◆

 

 

「もう! 本当に、今度こんなことしたら許さないわよ!」

 

「ん~、ごめんね、イスタ。

 ちょっと調子に乗っちゃったみたいで~♪」

 

 翌朝、何とか落ち着いたワーディが全身を痙攣させて気絶したイスタを肩に担いで自室に戻った後のことだ。

 

 すっかり普段のノリを取り戻したイスタは、ぷんすかと腹を立ててワーディを口撃するが頬は赤く肌艶が良い。

 

 怒っているように見せて機嫌が良いのを隠そうとしているのがバレバレであった。

 

 だから、止せばいいのにワーディは聞いたのだ。

 

 

「で、本音はどうなのかな~?」

 

「マボ隊長のえっちをオカズに、ワーディに犯される百合えっちは最高……って何言わすのよ!」

 

 バシン、と何処から出したかハリセンによる一閃。

 

「あべし!」

 

 色々と関係が変わったような気もする一夜であったが、信頼関係が肉体関係になるなど、触手部隊にはよくあること。

 

 これからもロリ談義のたびにこの二人は肌を重ね合うこととなるのだろう。

 

 “キカイカン討伐戦闘部隊”本部の第一部隊は今日も平和であった。

 




 隊長一筋と言いつつ、今回メインのふたりは第二部隊から上がって来た後輩がロリっ子だったらベッドの上でのレズ・セックス・バトルでまずは腕試しをしている。これは鍛錬であり後輩の出世のための登竜門である! 卑猥でしかない。いいね?

 こうして第一部隊での研修を終えると、他国出身者はほとんどが自国に戻ってしまうので二人も涙ながらの別れを幾度も経験してきている。

 マボ隊長とナモ隊長以外は他所の支部に出張することもないため、旅立った後輩たちとはなかなかに会えないが、たまに届く手紙に添えられたえっちな写真を手に、今日も仕事を頑張るのであった。

 ちなみにこんな性癖ですが、キカイカン討伐数も世界的なエースなのはゆるぎない事実であるため何も言われない。内外に性癖も実力も知られまくりの本部第一部隊員たち。

 実力と百合力こそが全て! 触手術は銃や剣よりも効率よくキカイカンを討伐する「手段」でしかないため、えっち目的こそが本来の用途だと思っている。

 ハンバーグ好きにハンバーグを嫌いにさせて、うな重好きに変えさせるのは無理でも、
 ハンバーグもうな重も両方好きになれば人生は豊かになるというものでしょう。
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