※この作品はR-18です。

平手さん家の触手部隊   作:ヨイヤサ・リングマスター

7 / 19
 保険程度のリョナ要素の発動回。最後までの展開からすればハッピーエンドではありますが、小さい子が理不尽な暴力で苦しめられますのでご注意を。

 まぁ、書き手としてはハッピーエンド至上主義の私の小説ですから温いのですがね♪

 珍しく世界観説明を地の分に混ぜた話になっていますが、これは偶々そういう気分だっただけです。

 基本的には読み手としてみて、面倒なところは前書きや後書きでサラッと流します。




第7話:えっちな殺し狂い

 それは、ほんの数年前の出来事だった。

 

 よくある話かもしれないが、人里離れた山奥に、近隣でも名の知れた山賊集団のねぐらがあった。

 

 金銀財宝を奪い、攫ってきた美女たちが囚われ、悪行の限りを尽くしてきた山賊連中はその山で好き放題にしていたのだ。

 

 ある日のこと、山賊どもが襲った商隊の馬車には珍しく小さな女の子が一人いたため、山賊連中はこれも攫い、好き放題に遊んだ。

 

 四肢を指先から毎日少しずつ切り落とし、傷口を焼いて塞いでいく。

 

 幼女が泣き叫ぶと黙るまで殴り続ける。山賊らは消耗品として持ち帰ったのだから大切に使おうという気持ちがないのだろう。

 

 それからも暴力は続いた。

 攫われた幼女は毎日のように暴力を受け続け、あらん限りの性的暴行を加え、歯も全て砕かれ眼球も抉られ、乱暴に男のモノを突き入れられた下の両穴はズタズタに裂け、死んでもおかしくない状況の中、それでも必死に生き続けた。

 

 自身が受けた恨みを晴らすためだけに生き延びたのだ。

 

 そんな時であった。幼女は戦うための爪も歯も四肢も失った身体で、神秘の力に目覚めたという。

 

 それは平手公爵家に代々伝わる“触手術”とよく似た技能。恨みによってその神秘の技能を身に付けた幼女は山賊に対して自分と全く同じ復讐を果たしたのだった。

 

 山賊連中を一人残らず四肢をもいで眼球を抉り、性器破壊の末に苦しめて苦しめてゆっくりと殺したことでようやく落ち着いた。山賊連中はそうされても仕方が無いだろう。

 

 とはいえ、そんな残虐な殺され方をした山賊の死体の山の上で、ぽっかりと暗く開いた眼窩に四肢の無い幼女が狂ったように笑う姿は化け物のように思われても仕方がない。

 

 現に、度を越した山賊たちには討伐隊が組まれていたのだが、やってきた討伐隊がちょうどその場面に遭遇したために復讐を終えたばかりの幼女は討たれそうになったわけだ。

 

 幼女は殺されるのか? いいや違う。家族を殺された独りぼっちの彼女は殺人への忌避感などない。敵は一人残らず殺したのだ。

 

 目の見えない彼女にとって、自分に向く殺意も悪意も分け隔てなく殺すべき対象としか映らなかったからだ。

 

 討伐隊とて連街ではなく、山賊同様に惨たらしく殺されることとなった。

 

 だが、困ったのは討伐隊を組んだ国の王だ。自国の軍隊から選抜した者たちが全滅したと知った彼の王は、ほとほと困り果てて世界最強の化け物退治の専門家に頼ることにした。

 

 そう、“キカイカン討伐戦闘部隊”。当時依頼を担当したのはニッポダイン帝国の“本部”第二部隊隊長、平手ナモ。

 

 はてさて、絶望の中で殺人狂となった幼女と平手ナモの邂逅はいかなるものだったのか?

 

 ただ一つ言えることは、平手ナモは百合であるということだ。幼い容姿の姉を心から愛し、小さい子も守備範囲の彼女だからこそ出来ることもある訳だ。

 

 

 ◆ ◆ ◆

 

 

 幼女が仲間になったとさ♪

 

 

 結果を言えばこうだ。平手ナモは決して可愛らしい女の子を見捨てるような懐の小さな百合ではない。

 

 依頼を出した国の討伐隊が巻き添えで殺されたことには、まぁ、なんだ。ご愁傷様だが、よくあることだ。

 

 『とても愛らしく、未熟である以外に何一つ間違いは犯していない』と言い切ったナモ隊長は適当に出まかせを言って依頼主の国王をはぐらかし、幼女をニッポダイン帝国の実家で保護。

 

 

『この子に百合を教えてあげたいんですが、構いませんね?』

 

『勿論! 全力で守って愛してあげなさい!』

 

 と、ナモ隊長と、その母であるキフ長官の簡潔明瞭なやり取りで引き取られたわけだ。

 

 幼女の方も死闘を繰り広げ、対話によって信頼に足る百合であることを認識してナモ隊長の軍門へとスマートへと下った。

 

 それは彼女が5歳の頃。そしてさらに2年で本部所属のナモ隊長、マボ隊長、さらにキフ長官三人から指導を受けた幼女は類稀なる“触手術”を身に付けて大陸南方の激戦区の第三部隊長へと昇進して転属していった。

 

 はてさて、その幼女も今はどうしているのだろうか?

 

 

 ◆ ◆ ◆

 

 

 乾いた風が吹き荒び目を開けていられないほどに砂が舞い散る砂岩地帯。ここは、大陸南方に位置するキャンナベ国。

 

 出現するキカイカンの強さもさることながら、常に高い気温と度々発生する砂嵐の影響から危険な地とされている。

 

 本部から送られてくる触手使い達も並々ならぬ剛の百合として名を馳せた者たちばかりだ。

 

 大陸北方のバンハラ国は支部長の趣味とお国柄か、小柄な少女が多く所属しているが、こちらは逆にスタイルが良い長身の少女たちが多い。

 

 これもこちらの支部長の趣味もあるのだろう。

 

 この国の支部は3つの部隊に分かれており、その中でも3番目に創設された第三部隊の隊長は、支部長の趣味とは外れているが最強を体現した少女であった……。

 

 たとえば、態度のデカさも三番目の隊長なのに支部長以上だったりとか。

 

 

「ちょっとぉ! ボクのお茶まだー!?

 さっきからお口開けてず~っと待ってるんですけどー!?」

 

 小高い岩山の上に建てられた小砦の隊長室にて、一人の少女が偉そうに叫んでいた。

 

「は、はい! 申し訳ありません、隊長のお気に入りのお茶っ葉が切れていて、第二部隊の小砦までぶん取りに行かせていますです、はい~」

 

 今にも泣きそうな顔をした部下が慌てふためくが、そんなものどこ吹く風。

 少女は偉そうにふんぞり返るだけであった。

 

 

「ほ~らほら隊長、お茶はもう少し時間がかかりますから先にお菓子にしましょう♪

 ぺちょぺちょキャンディーをどうぞ♪」

 

「え? キャンディーあるの?

 じゃあ、お茶はもういいや♪ ボク甘い物だーい好き♪」

 

 別の部下から差し出されたキャンディーを舐めて口回りを汚しつつ、それを拭くのも部下任せ。

 

 彼女、名をスン・ツークといい、歳は7歳という若さというよりも幼過ぎるキャンナベ支部の第三部隊長である。

 

 “本部”第二部隊長の平手ナモに殺害されたという体裁のままに救助(・・)され、その後2年で隊長にまで昇進して激戦区の部隊長を務めあげる実力はかなりのもの。

 

 ぽっかりと開いた眼窩を隠すように黒い包帯で目元を隠し、四肢が無いのと暑い気候を理由に水着のみを着ている。

 

 ぺったんこの胸ながら誇るようにマイクロビキニを着用しているのは彼女なりの部下たちへのサービスである。

 

 両手足と両目を失っているが、そこは触手術や神秘の力で手足のあった場所に触手を生やして一人で移動も出来る。

 目は見えなくとも風によって物を感じることも出来る。

 

 全身には痛々しい凌辱時代の淫紋が彫られ、古傷も多いが、だからこそ第三部隊の者たちは隊長を敬愛している。

 

 今も愛しの隊長を抱っこしているのは今日の隊長当番の少女である。

 

 

「(くふ♪ くふふふふ♪ スン隊長ってばミルクみたいに甘い匂いがして抱き心地サイコー♪)」

 

 隊長当番を務める彼女――ウェルシンド・メリケンは第三部隊の副隊長であり、スン隊長をこよなく愛する忠実なる下僕である。

 

 隊長当番は毎日交代でスン隊長をお風呂やトイレに連れて行ったり添い寝をするのが仕事である。

 

 ウェルシンド副隊長は自分の当番ではない日も出しゃばるために他の隊員たちからは嫉妬に狂った攻撃を受け続けているが、それらを全て回避できるほどの実力者だ。

 

 この第三部隊、“キカイカン”相手に出撃するよりも身内同士での戦闘訓練と言う名の殺し合いで負傷する者の方が多いことでも有名だ。

 

 男女問わず引き付けられる絶世の美貌を持ちながら、盲目で四肢欠損のスン隊長の下僕になるために他の全ての道を断ってここにいるウェルシンド副隊長は、覚悟が並みの触手少女とは訳が違うのだ!

 

 

「早くキカイカン襲ってこないかなー。

 そうすれば自分で触手生やして移動できるのになー♪」

 

 しかし当の隊長はのんきなものである。

 

 戦闘の時以外は誰かしらが隊長を抱っこしている。これは隊長が可愛いから、というだけの理由である。百合だから仕方がない。

 

 が、本人からしてみれば、たまに鬱陶しく感じることもある。自分に手足が無いのをいいことにベッドの上でも好き放題にしてくる部下たち、自分を奪い合う部下たち。

 

 まぁ、そういう所も含めて部下を愛しているのは本部時代にナモ隊長から受けた指導の賜物だろう。

 

 復讐者のままだった時のスンであれば部下であっても気に入らなければ殺していたかもしれない。

 

 全ては“百合”という信念を得たからこその環境なのだ。

 

 

「スン隊長は自分で移動だなんてダメです!

 もしも、スン隊長が男などという汚らわしい物体を視界に入れるようなことが合ったら即座に始末するために私共は世話係をしているのです!」

 

 ウェルシンド副隊長は男嫌いでも有名であり、第三部隊は“小間使い”にすら男性職員を雇えないので、小砦を一つ丸々スン隊長の裁量任せで明け渡されているのだ。

 

 日常のことから移動用車両の運転も、全てを隊員たちで行うほどに徹底して男性を排している。

 

 そして、副隊長だけでなく他の部下とてスン隊長に男を近寄らせないようにしている。

 

 

「我々はスン隊長の話を本部でナモ隊長から聞いて以来、絶対にお側に仕えたいと願ってここにきているのですよ?」

 

 そう言ってスンの顔に豊かな胸を押し当てるもう一人の部下はピピット・バーチィ隊員。

 “本部”にいた時、ナモやマボからスンの話を聞き、生まれも育ちも縁もゆかりもないキャンナベ支部への転属を願い出た変わり種。

 

 それに対抗するようにウェルシンド副隊長も自身の胸をスン隊長に押し付ける。いつものことだが、スン隊長はおっぱいが大好きなので気にしないのだ。

 

「んふぅ~♪ボクを愛してくれるおっぱいの大きな部下に挟まれた日常は最高だにゃぁ~♪」

 

「きゃー♪ 隊長がッ! 語尾にッ! 『にゃぁ~』って!!♪」

 

「か、可愛すぎるでしょう……♪」

 

 と、こんな感じだ。

 

 さて、ここで“キカイカン討伐戦闘部隊”の転属についても説明しておくが、実は転属先や、転属するかしないかも基本的に本人の自由である。

 

 本部に触手術の修行に向かう者は、ほとんどが貴族や王族などの地位ある家柄であるため、家の意向もあって生まれ故郷に戻る者が多いが、中には彼女たちのように各支部の支部長や隊長を選んで転属する者もいる。

 

 特に希望転属先が無い隊員たちは本部で先輩隊員や二大隊長に相談して決めるのだが、キャンナベ支部で第三部隊長をしているスン隊長の話は涙無くして語れない!

 

 お助けせねば! という百合庇護欲に溢れた少女たちがこぞって志願した結果がキャンナベ国の最強、第三部隊の始まりである。

 

 

「なんかボク、おっぱい痒くなってきた」

 

「はい、スン隊長! お揉みします♪」

 

「では私は反対側を♪」

 

 愛する部下二人に膨らみがまるでない平たい胸を揉ませているが、隊長は実際に強い。

 

 どのくらい強いかと言うと、キャンナベ国でのキカイカン討伐記録の一位がスンなのだが、二位の記録に倍以上も差をつけて断トツなのだ。

 

 第一部隊、第二部隊、それに支部長も、本部で腕を磨き長年この国での実績も詰んできているのだが、目に頼らないスン第三部隊長の索敵能力と戦闘力には及ばないのだ。

 

 空気の流れ、音、そういったもの「のみ」を頼りに索敵を行うスンだからこそ、第三部隊は最強としての実績を今日も積み重ねることとなる。

 

 

「あ、キカイカンが出た♪

 二人とも、他のみんなを呼んで準備して!

 数は大型が3匹と小型が5匹。位置は南西に20キロの地点だね♪」

 

 自身を中心に半径20キロを感知できる彼女の索敵能力により、キャンナベ国のキカイカンによる先制攻撃は半減したからこその討伐数である。

 

 

「ほらほら~、おっぱい揉まれて水着ズレたから直してよ~。

 揉むほどの大きさは無いから楽しくないかもしれないけどさ」

 

 年相応にコロコロと変わるあどけない表情。ペロッと舌を出そうものなら側仕えの部下二人は鼻血をこらえるのに精いっぱいだ。

 

 

「楽しくないなんて、そんなことはありませんッ!」

 

「スン隊長のちっちゃなお胸は我々隊員一同の信仰の対象でありますっ!」

 

 あばら骨を撫でるように水着を直し、ついでにお尻も一揉みする二人。

 

 すでにスン隊長は戦闘形態である触手を四肢の付け根から生やしている。そして触手部隊でありながら珍しく、武器を使うのがスン隊長の一番「らしい」ところなのかもしれない。

 

 

「ふっふっふっ♪ 今回は大型もいるし、工房が作ってくれた新作武器のデビューに文句ないもんねぇ~♪」

 

 触手を操って持ち上げた獲物はスンの身の丈の倍はあろうかと言う禍々しいものであった。

 

 丸鋸を二枚重ねてハンマーのように重厚にし、太く長い持ち手でさらに重量を増しつつ持ちやすくした武器。

 

 動力源は柄の部分に這わした触手をゼンマイのように使った回転エネルギー。

 

 先端の丸鋸二枚が互いに逆向きに回転し合うことで大型のキカイカンであっても八つ裂きにする……というのが工房の言葉である。

 

 材料も、鍛鉄にスン自身の生み出した触手を混ぜ込むことで使用者に馴染みやすく丈夫。まさしくキカイカンを殺すために作られた彼女の本性を現すような形状の武器であった。

 

 

「さぁ! 今日もキカイカンを元気にぶっ潰しに行こー♪」

 

 ギャリギャリと丸鋸ハンマーを回転させて気合を入れ、小さな隊長の率いる第三部隊は、今日も元気に楽しく血生臭い戦場へと出向いていくのであった。

 

 

 ◆ ◆ ◆

 

 

「んぅ~、しゃ~わせ~♪」

 

 その夜ベッドにて。両脇を部下二人に挟まれるようにして全裸で横になる、おっぱい大好きスン隊長の姿があった。

 

「では隊長、クンニさせていただきますね」

 

「うん、よろしく~♪」

 

 ウェルシンドが、スンのまだ毛も生えていないおめこに唇をつけた。

 

 舌先で優しく丁寧に舐め、内部を解(ほぐ)すように伸ばしていくが、そんなことをするまでもなくスンのおめこは柔らかく緩み切っていた。

 

「ふへぇ~♪ 殺戮のあとのえっち最高♪

 あ、口も寂しいから舌吸わせて」

 

「はい、スン隊長♪」

 

 そういって上の口にはピピットが向かう。

 

 スンの小さな唇にキスをし、たっぷりと口内に唾液を蓄えた状態ですることで、スンの口内で舌と一緒に絡め合う。

 

 スンも慣れた様子で部下の唾液を嚥下すると、部下が幼い自分に興奮していることに興奮をする。

 

 

「(んっふっふ~♪ ナモ隊長から話を聞いてくる人ばかりだけど、希望転属してくる子たちって、みんなボクみたいなロリっ娘が大好きなんだよねぇ~♪)」

 

 自分の薄い胸も、四肢が無く同年代の子どもよりも軽い体重に、目元を覆い隠す黒い包帯。痛々しい全身の古傷と乱暴に彫りつけられた無数の淫紋。

 

 そんな容姿が庇護欲をそそり、部下たちの性欲も高めることを理解しているからこそ、えっちも捗るというもの。

 

 年上なのに、スンの唇やおめこに吸い付く二人の部下を愛お愛しく思いながら、触手を用いたえっちへと移行する。

 

 手がないから仕方が無いだなんて言われたくないスンが、必死に練習して身に付けた触手をえっちに使う方法。

 

 本物の手足のように使いこなすのに最初は苦労したが、一度覚えてしまえば本物の手足よりも上手く動かせる自分の身体をスンは気に入っていた。

 

 

「んひぃ♪」

「あふぅん♪」

 

 伸ばしたスンの触手は、部下たちのアナルへと抵抗なく侵入していた。

 

 途中をコブ状に隆起させ、根本になるほどにコブを大きく拵えたえっちのための触手。

 

 ほとんどの触手少女たちが太さや長さを変えるくらいなのに、ここまでの形状変化が出来るのはスンを含めても両手の数で数えられる程度だろう。

 

 触手液を分泌してローション代わりにしたことで、すんなりと1メートルばかり入ったところで一旦止めた。

 

「え? スン隊長?」

 

「そんな、途中で止めてしまうだなんて!」

 

 あまりにも生殺し。ウェルシンドもピピットも、お尻から腹の内にかけて渦巻くような快楽の波を感じていたのに、それが途中で止まってしまったのだ。思わず顔を上げてクンニとキスが止まってしまった。

 

 

「はい、口を離したから二人とも罰ゲーム♪ それ~」

 

 じゅるじゅると腸液をまき散らしながら、勢いよくコブ状触手が引き抜かれた。

 

「はぁぁぁっぁぁ~~♪」

 

「んっひぃぃぃぃ~~♪」

 

 勿論、ただ抜くだけではない。内部に挿入しておいた触手の先端部分のコブの太さを倍に膨らませてから引き抜いたのだ。

 

 二人の部下は揃ってアナルを開ききって絶頂。緩み切って穴の奥まで丸見えの状態で気絶してしまうのだった。

 

 

「あ~あ、つまんないの。

 二人もだいぶ強くなったのに、まだこの程度なんだな~」

 

 スンはかつての凌辱時代を思い出す。

 山賊に捕まっていた時の地獄。前も後ろもズタズタに裂けるほどに男のモノを咥えさせられた苦痛の日々。

 

 そして、それを上回るほどに情熱的で激しかった“本部”での平手公爵家の調教。愛のある行為がどれほどの快楽なのかを教えてくれた恩人である平手一家にスンは多大な感謝をしている。

 

 

「正直、山賊たちの凌辱の方が何倍も楽だったしな~。

 ナモ隊長もだけど、マボ隊長もキフ長官も容赦なかったもん♪」

 

 それでも、女同士での快楽は男に無理やりされた時よりもずっと気持ち良かった。

 

 調教を受けていた時は、死にたくなる程に苛烈な絶頂地獄だと思ったが、いざこうして転属して部隊を指揮する立場になると恋しくなるもの。

 

 スンの部下二人もこちらに来てからの第三部隊でのシゴキによる絶頂を、地獄のような快楽などと思っているのかもしれないが、この先に出世するならば分かる時が来るだろう。

 

 百合足る者、どんなに辛く苦しく感じる快楽であったとしても、“隊長”級以上の百合の求める快楽はその程度では物足りないことに。

 

 

「(ふふん、ウェルシンドもピピットも可愛いけど、ボクを絶頂させるにはもうちょっと修行が必要だね。

 願わくば、彼女たちがもう一段階上の百合へと成長してほしいな♪)」

 

 年齢に関係なく百合力こそが物をいうこの世界。キャンナベ支部第三部隊長スン・ツークは歳こそ飢えながらまだまだ百合力の幼い部下たちを優しく見守り育てる決意に溢れているのであった。

 




 ~キャラ紹介~


 キャンナベ支部・第三部隊隊長スン・ツーク。座高65cm(四肢喪失で盲目)

 歯も全部へし折られていたが、乳歯だったため生えてきている。ちょこん、と。

 手足は戦闘時に触手を生やして代用するので義手や義足は使っていない。

 元はそれなりの商人の娘であったが、作中のような経緯で平手ナモに保護され、類稀なる才能で出世してキャンナベ国にて新設の第三部隊を率いることに。

 山賊への恨みから破壊衝動が強かったが、元々戦闘狂の気があったのと、百合の才能もあったため今の境遇を良く思っている。

 第三部隊の拠点としている小砦にて独自の工房を作って武器の研究を行っている。武器を使う触手百合少女は意外と少ない。カッコいいのは良いことだ♪

 第三部隊はまだ創設されたばかりながら、すでに第一、第二部隊に負けないくらいの戦果も挙げているためキャンナベ国で最強の隊長の呼び声も多い。

 部下の隊員たちも、本部で勤務していた時はマボ隊長に傾倒していたためにロリコンが多め。スタイル抜群の美少女揃い。
 7歳児で四肢切断された盲目であっても幸せそうな戦闘狂の少女というマニアックなツボを突かれて陥落していったそうな。

 お風呂もトイレも介護志願者が交代制で付き添う。勿論、夜はベッドで触手に塗れたえっちを繰り返す。
 手足が無いので着替えが楽な水着を普段着にしている。血と殺戮が好きなためにノコギリが大好き。


 ウェルシンド・メリケン副隊長。19歳。身長168cm

 元々は『キカイカン討伐戦闘部隊』本部の広報部で触手少女たちのカメラマンをやっていたのだが、その中で百合雑誌で知ったスン隊長に一目惚れして転属。

 スン隊長を独り占めするために百合力を日々磨き、同じ部隊内の同僚から暗殺まがいの攻撃も受け流せるほどに実力が付いたために、周りからは渋々認められて副隊長に就任。

 実力主義なので能力は認められている。男嫌いはスン以上だが特にトラウマなどはない。


 ピピット・バーチィ第三部隊隊員。16歳。身長163cm

 元々は故郷の分からない風来人であったが、強さを求めて触手部隊入りしたら百合に目覚めた。気まぐれな性格。

 当時から女の子は小さければ小さい程に良いと考えるロリコンとして、第一部隊のイスタ隊員やワーディ隊員と心の友として語り合った仲。

 現在はキャンナベ支部の第三部隊にてウェルシンドと副隊長の座をかけて争ったライバルでもある。

 が、それは周りが言っていただけで本人は「スン隊長は可愛いからみんなで愛でればいい」と争うことを拒否。スンが好きな同志としてウェルシンドや他の隊員とも仲は良い。
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