記憶を喰らう上位存在の無様すぎるチン負け姿が晒される話 作:あいいろ ののめ
リーヴァは強大な種族だ。
吸血鬼、エルフ、人狼、竜人。強大と呼ばれ一芸に長けた種族は数多く存在するが、吸血鬼にさえ恐怖を与えるお伽話の怪物として描かれたリーヴァという種族にはそれら総てを蹴散らすに足る圧倒的な魔眼の力が存在する筈だった…―――
その日の帝都は妙な賑わいを見せていた。
妙な、というのは普段が道を行き交う人同士の肩がぶつかりそうな密集地帯にも関わらず、今はひそひそと囁くような声で話している声が幾つも聴こえてくるからだ。
「ぁ…♡ぅ……♡」
その異様な人集りの中心は不自然な空白の空間が存在していて、人々の関心の目が向く場所に存在していたのは目隠しをされた長い黒髪の少女だった。
しかし少女は目元を目隠しという特異な物で覆い隠していたのにも関わらず靴も履かずにぺたぺたと白い素足で石床を歩き、まだ少女らしさを残す肉体はボタンの外されたブラウスが嘲るような温情で着せられているのみであり、覆い隠すべき体の前面が完全に露出されていた。
それは見た目こそ人と変わらないものの正真正銘のおとぎ話の怪物リーヴァであったが、そんな真実を知るのは彼女を引き連れるように前を歩くたった一人の吸血鬼の男以外には存在しなかった。
その場に居た大多数にとっての事実とは、男に連れられ大人になってるかも怪しい貧相な体付きをした少女が白昼堂々胸や下半身を隠すことも無く歩いていることでしかなく。まるで処刑台へと向かわされるような少女に観衆がどのような視線を向けようともそれこそが少女の償って然るべき罰とでも正当化されそうな異様な空気の漂っていることだった。
「さっきから歩幅が小さくなってるよ」
「…く…うっ♡」
悔しげに声を詰まらせる少女の胸はその桃色の先端がつんと硬く尖っており、他に語れることと言えばささやかなものであることくらいだったが、帝都の肌寒さに薄着の少女が身を震わせると小ぶりながらもその柔らかさは確かなようだと観衆の何処かから品評会じみた声があがっていた。
「…っ♡……♡」
観衆の何人かがさらに視線を下ろしていくと彼女の下腹部にはなにやらモノの長さを測る定規のような目盛が描かれていて、下から上へと数えて一番大きな目盛の横にはひと目で分かる『敗北済♡』の文字が描かれていた。
「ぉっひ…っ♡やめ…っンぎッ♡♡…ひ、引っ張らないで、ください…♡♡♡」
少女の前を歩く男が手に握っていた犬のリードのようなものは少女の下腹部の目盛の最下部……クリトリスへと繋げられている。
男が少女の歩みを催促するようにリードを引くとクリトリスが引っ張られ少女は快楽に抗い切れなかった情けない声をこぼし道端に愛液をぽたぽた垂らしながらも、彼女は人前を殆ど裸で歩かされる謂れのない屈辱の復讐を胸に小鹿のようにぷるぷる震える内股の足どりながらも必死に歩こうとしていた。
「ほらほら、そんなに遅いペースじゃいつまでも目的地につかないんだけど?」
「これ…っ♡どこに向かわされ…♡♡」
少女が足を止めて聞き返そうとすると男の手によって今度は手綱がぐいと引かれオスに首輪を着けられ服従を誓わされている陰核を強引に刺激されると少女はリードを引っ張られた拍子にその股間を突き出すように前面に押し出させられたせいで、衆目に晒される注目の集まる中で内股だった足をガニ股気味に開いた上で自身がオスに屈服させられたことを誇示するような勢いの潮を吹きあげさせられた。
「お゛ッイグゥ゛…っ♡♡♡
…すー…っ♡はー……♡…っこの…!変態、吸血鬼……!」
「何を言ってもいいけど、この状況で変態呼ばわりされるのはボクよりも君なんじゃないかなぁ…?」
男が少女に罵られても全くの余裕を見せていたのは、彼が視線を背後にちらりと向けた瞬間に少女が口では強気な態度をとりながらも腕は後ろで縛られ引け腰になったまま進もうとする彼女の滑稽な姿が見えていたからだった。
それはただでさえ少女が自ら無様な姿を晒すような醜態であったが、彼女の後をつける存在からは無意識に少女は臀部を突き出すような姿勢を取っているようにも見え、更に少女の下半身をかろうじて隠すのはたったブラウス一枚であったためイジワルな風が吹けば簡単に捲れてしまいそうに見えていたのだから。目隠しをされた少女が想像する以上に屈辱的で滑稽な姿をしていたのは間違いない。
「ひゃんっ♡や…っ♡な、何…?」
少女の口から愛らしい悲鳴が漏れた理由とはさっきまではブラウスが少女の臀部を隠していると言ったが、いまは少女が目隠しをされて周囲が見えないのを良いことに都合のいい風のフリをしてブラウスを捲りあげた意地悪な通行人が居たと言うだけの話だ。
「ふ…ぅ…!♡ふ…ぅう……!♡」
少女は自身の周囲に人が居ることにこそ気づいていても、まさかそのブラウスをめくられているなど想像もしないだろう。
常人のようにブラウスの前ボタンをとめていたならまだ違和感に気付けたかも知れないが、結局のところ少女はその薄いながらも女性らしい柔らかさに育っていた尻を、通行人の一人が愛撫のような脈絡もなしに鷲掴むまで気付くことが無かったのだから。
「ん゛ひぃっ!?♡」
しかもリーヴァの少女は意図せず訪れた乱暴な鷲掴みの刺激にすっかり覚え込まされた子宮を疼かせてしまい、先ほど少女に変態呼ばわりをされた吸血鬼の男からはそんな一部始終が見えていたからこそ、男が少女の方こそ変態と称したのは冷静で至極真っ当な言い分に思えいたのだ。
「くそ…♡ぜったい…ゆるさない……から…♡♡」
「まだそんなこと言うんだ?」
少女は不思議に思った。
さっきまで軽く引っ張られ続けていたクリトリスへの刺激が不意に無くなったこと、それが嫌な予感として伝わると同時に自身のいつの間にか引け腰になっている秘部にまたあの男の太い指が突っ込まれる。
「お゛っ゛っ゛♡ ♡♡やめ…っん゛っぉお゛♡♡……ごめんにゃさ…♡♡許し…♡♡…ゆるっしっ♡♡お゛お゛…またイ゛カ゛ざれ゛る゛ぅ゛う゛♡♡♡」
ぐちゅぐちゅと大量に愛液の溢れてくるメスのすっかり嬲られることで気持ちよくなれることを覚えてしまった穴を容赦なく掻き混ぜ始めた男に、少女は今さっき決心して宣戦布告したはずの言葉を取り消すように許しを乞い始める。
それはほんの少し前まで吸血鬼をただのエサとしか見ていなかった、吸血鬼の天敵とまで呼ばれた
「フー……っ♡フー……っ♡♡」
男の手が離れると支えを失った少女はその場で力なく膝をつき、謝罪でもするようにうずくまっていた。
そうでもしなければ呼吸さえままならなかったからとはいえ、呼吸を整えるあいだは愛液の滴り続ける絶頂したばかりでヒクついた雌穴を背後にいる観衆にたっぷりと視姦されていたと知る機会があったのなら少女はどう思うだろうか。
…否、少女であればそれは可能だっただろう。
特異な種族であるリーヴァの持つ魔眼はいまも少女のことを空想のなかでしか陵辱することの出来ない人々の瞳からその忌々しい記憶を奪い、消し去ることも出来たがしかし、今だけはその力を使えなかったのが功を奏したと言えたかもしれない。
何故なら少女はいま、大勢の瞳によって視姦され蹂躙し尽くされているのだから。いまは比喩の意味で済んでいるが、もし仮に少女がその瞳を見てしまっていたのならたちまち、街中で突然と彼女は人目もはばからず陵辱されてしまう空想の記憶に呑み込まれていたに違いない。
「くっ…♡」
しかしリーヴァの少女はその場で休憩することも許されず、男が少女を観衆の見世物にする事に飽きると、すっかり仮初の主人に弄ばれるだけの弱点と化しているクリトリスへの刺激を始めたので歩く他なかったが、今度の少女は何度も潮を吹きそうになりながらも歯を食いしばりすんでのところで耐えていた。
「ひん…♡うう…っ♡んぎっ…ぃっ♡」
しかしその恍惚としただらしのない口元からこぼれる喘ぎ声の数々は観衆の前で潮を吹いたメスの屈服絶頂にも劣らないような滑稽さであり、クリトリスへの刺激を少しでも和らげようとリードの紐が張らないよう少女はただでさえ引け腰の下半身をへこへこと情けなく動かしていたため、周囲からはただ彼女が外聞も気にせずセックスアピールをしているようにしか映りはしなかった。
(こんな…♡こんな無様極まりないリードさえ無ければっ、すぐに逃げてやるのに…っ♡)
少女は視界が真っ暗闇に包まれていても解るリードの感触に危機感を覚えていた。
それは少し前から絶え間なく不規則な刺激が来るものの絶頂するには至らず、さっきのような中イキではクリトリスの快感は治まらないためかいつまでも焦らされるような苛立ちだけが募っているせいで、下腹部の奥底がじくじくと熱を持ち切なさを覚え始めていることだった。
それはひと言に言えば肉体が男根を欲しがっていたのだが少女はそれでも、ひと時の気の迷いでオスの男根によがるようなことがあったとしても、再びそれを求めてしまいたくなる感情があるというのは到底認められるはずがないという心の芯をまだ喪ってはいなかった。
「やっと着いたね」
そんな少女を再び疑心と恐怖に陥れたのは少女を連れる男のまるでなんでもないような声だった。
こんな非道な仕打ちをして男は心を痛めるどころか、興味すらないと言った口振り。それが視界を奪われている少女にとっては底の見えない暗闇のようで恐ろしかった。
「いらっしゃ…」
少女が歩かされた進行方向から聴こえてきた客を迎えようとした店員の言葉が突然と固まる。しかし彼を責めるまい、その客というのが自らの裸体を一枚の布切れとワンポイントのリードで着飾った痴女が喘ぎながら入店してきたのでは仕方ないという他ないだろう。
「オススメってある?」
しかもその痴女を連れた男は他の一般客となんら変わらないか、接客する側としては困るような積極的な社交性を見せてきたのではもう言葉を失うしか無かった。
「んー…まぁ仕方ないか。じゃあ突然だけどシレネちゃんに問題!ここはなんの店でしょう?」
「っ へ……?」
声を掛けられたリーヴァの少女シレネが間の抜けた返事を返してしまったのは、彼女がいきなり大衆の目の前で勝手に名前を明かされたことにもすぐには気が付けなかったぐらい既に限界が近く意識がボーっとしていて。
それでいて少女は少し前からあれだけ絶え間なく訪れていたクリトリスへの刺激が落ち着いていた程度のことで観衆の前にも関わらず安堵し気を抜いてしまっていたからだった。
「ほお゛ぉ゛ォ゛お゛お゛お゛ッ♡♡♡♡」
「はい時間切れ。答えはこういうのが置いてある大人のオモチャ屋さんでしたっ」
少女は何が起こったかも理解せぬままにまぬけな声を店外まで届くような大声で響かせ、油断しきったクリトリスで今までで一番の絶頂を体験させられた。
「お゛お…♡♡ほお゛…ぉ゛……っ♡♡」
少女があまりに強烈な絶頂によって仰向けに倒れこみチカチカと明滅する脳内で理解したのは、直前に男が何かをクリトリスに押し当てて来たことであり、少女はその振動するような刺激によってこれまで焦らされ虐められ続けた場所に絶頂などという言葉さえ生温い軽いイキ地獄の感覚を一瞬で植え付けられたことだった。
(こいつ…♡おまんこいじめ上手すぎる…♡♡)
こんな事をされてメスが適う訳が無いと、そんな与太話が脳裏に一瞬過ぎるほど…少女の脳を焼き切ってしまいそうな絶頂だったと認識してしまうと、未だに余韻の残る陰核は焦らされ続けたさっきまでと同じかそれ以上に膨らんでいるような錯覚まで覚えてしまっていた。
そして現に倒れ込んだ少女の無様すぎる屈服開脚ポーズを披露した姿にざわめく観衆からはリードで繋がれたクリトリスを腰ごとビクビク痙攣させる真上に『敗北済♡』の文字が浮き上がっていて、その事実は少女が雄には勝てない屈服済のメスである説得力をこれ以上なく際立たせていた。
「という訳でボクの次に購入した玩具を試遊台で試したい人は誰かな?」
しかしそれさえも男にとっては始まりに過ぎないモノだった。
少女が放心している間に無言で立ち尽くす店員のカウンターに一瞬で札束が積み上げられていく様は、既にその場所が異様でありまともな倫理観の働くような場所では無いことを明白にさせている。
中には試遊台の少女を使うために更なる金銭を積みあげようとするものまで存在し、そんな人の海を眺め見た男は吸血鬼が元来より持つ支配欲がある程度は満たされていくのを感じながらも、有象無象がひとつの意思を持ってひしめく様は一匹の巨大なバケモノのようだと苦笑いを浮かべていた。
そして男は偶然近くに居た一人を選び、その人物から全体へと向けて声をあげた。
「彼女をイかせたら負けのゲームをしようか。イかせた人から順々にお触りは禁止にしよう」
もう何度目になるかも分からない、悪魔の囁き。
こんな、腹部に雄の陰茎の長さを図る物差しが描かれ、なけなしのブラウスには愛液と潮の染み込んでいるような、腹部に敗北済と書かれ口で説明するまでもなく完全敗北ポーズを晒してしまうような雑魚メスを捕まえて、彼はソレをオモチャの試遊台と呼びながらもイかせてはならないと言ったのだ。
それはこんな醜態を晒してしまうような少女にも屈服絶頂せずにプライドを保てる、男が善意に充ち満ちた表情で舗装した生かさず殺さずという新たな地獄だった。
「ん゛お゛お゛…!♡♡っお゛お゛…♡」
ゲームが始まると少女は立たされ、まず最初に突っ込まれたのは変哲もないディルドだった。一番手だからと容赦なく突き入れられたモノに少女は間一髪でプライドを守り切るが、口から溢れ出てくる声までは抑えきれていない。
少女は男の指示で膣を締め付けてディルドをそのまま保持するように命令され、足で挟みズルをしてないことが証明できるよう足は開かされていた。
「お゛ーーー……♡♡」
次に増えたのは乳首に微弱な振動を与え続けるローターだった。
更に続く番手によって反対の乳首にも同じようにローターが付けられると、外野から度胸の無さを野次った声がなぜか少女に向けて飛んでいた。
その次の番では少女が理不尽な野次に吠え返した口がギャグボールによって塞がれる理不尽返しにあった。
「ん゛ん゛ーー!!♡♡」
目元が覆い隠されているせいで怒っているようにも喘いでいるようにも見える少女の次に着けられたのは、既に突っ込まれたディルドに括り付けられた重りだった。
あんな実用的な形の重りなどこの店にあったか、という至極まともな疑問を鑑賞している吸血鬼は持ったが、ずるりと滑り落ちそうになったディルドを少女が自らの意思で膣で咥えこんで離さない様は見てて愉快であった。
「ンフーっ♡フーっ♡」
既に限界も近い六番手は少女のディルドを掴むと、それを使ってぐりぐりと少女の穴を弄んだ。
少女はいずれこんな屈辱を与えてきた相手を殺すつもりはあれど機会を伺っていた為に今は男の言いなりとなって偽物のちんぽ相手に必死に膣を締め付けていたが、それが不意に前へと動き始めディルドが抜けそうになると慌てて腰を前方に持ち上げ、後ろに行ったり左右へ前へと動くとそれに連動して少女は無様としか言いようのない腰ヘコダンスを踊らされた。
それが終わる頃にはディルドを掴んでいた手の方が愛液まみれになる程で、ディルドがそれ以上に愛液塗れになっているのは言うまでもなかった。
誰も数えてなんていないような七番手になる頃には、少女に蓄積された快楽も相当なものになっている。
少女は次はどんな事をされるのか視界の無い中必死に堪える心持ちを固めていると、再びディルドの掴まれる感覚。
「ん゛!!?♡♡♡ン゛ン゛ーーーっ!!♡♡ん゛ー゛っ!!♡♡♡」
次の瞬間に少女が口を塞がれたまま声をあげたのは、それが明らかに今までとは違った動きで刺激を与えてきたからだった。
まるで本物の交尾のようにずこずこと容赦なく膣奥にディルドが押し引きされ、快感に表情を蕩けさせる間もなくピストン運動で責められた。
少女の頭の中には約束が違うやルールが解って無い能無しの下等種族など様々な憶測や罵倒言葉が思い浮かんでいたが、それらがギャグボールに阻まれた口から意味をなした声として出てくることはない。
ただ、その代わりに少女の得るものもあった。
それはこのゲームは自身が大人のオモチャで遊ぶ為のオモチャにされているんだという真実であり、リーヴァの少女は必死な我慢の抵抗も虚しくそのまま絶頂を迎えさせられる。
「ん゛く゛く゛ん゛ん゛ーーーー!!!!♡♡♡♡」
少女とは思い難い気張るような雄叫びをあげさせられるのは、今までよりもずっと屈辱的な絶頂であるのは間違いなかった。
ゲームと称しながら自身は辱められるだけ辱められた後に、結局遊ばれているだけのオモチャだという事実を突き付けられたのだから。
「フー……っ!♡♡フー……っ!♡♡」
(惨め…っ♡♡…惨めっ…すぎる……♡♡♡)
ディルドにゴリゴリと膣中を虐められ与えられる快楽で脱力した脚はまたしてもガニ股に開ききっていて、絶頂と同時に洪水のような量の潮とディルドを膣から噴き出す様を観衆に見せつけた姿は、少女自身が惨めだと感じるには充分すぎる屈辱だった。
ただ、少女がそんな敗北を噛み締める余裕もなく再びディルドがさっきまでのように容赦なく動き始め…。
その次の瞬間、少女の視界の無い中。
恐らく目の前で骨の砕けるような鈍い殴打の音が響き、何か大きな物が落ちる。
「駄目だよ? ルールはルールなんだ、ゲームの違反者にはそれなりの対応をしなきゃね?」
さっき少女を絶頂させた男がルールも気にせず少女を嬲ろうとしたことに吸血鬼の男がソレを殴りつけた音、視界のない少女はそんなことに理解が及ぶ筈もなく、観衆から悲鳴のような声が聞こえてきた事にただその場で小さく縮こまることしかできなかった。
「ま、ゲームも程々に…シレネちゃんもそう思うよね?」
「うお…っ♡♡」
座り込んでいた少女の額や鼻先に叩き付けられる、柔らかいような硬いような感触と、そこから漂ってくる独特の癖を持った匂い。
それが自身の記憶のなかにあるよりもずっと大きな陰茎のものだと瞬時に本能で理解してしまった少女は思わずそんな声を漏らしてしまった。
「すん…♡すんすん……っ♡♡ふーっ♡♡♡」
顎先から額まで届く大きさの、強大な雄の象徴。
その匂いはひどいもので、それにも関わらず不思議と繰り返して嗅いでしまう。少女が何度も繰り返してソレの匂いを堪能していると、さっきまで小さなディルドに虐められたその場所の奥が疼いてしまった。
「…舐めてくれるよね?」
男のひと言にリーヴァの少女はひどい勘違いをしてしまった。
少なくともこの吸血鬼の男はさっきのように乱暴な事はせず、紳士的な振る舞いだけは心得ていたせいでコイツから与えられる快楽には素直に受け入れても良いのかもしれないと。
…それに、見えないながらも目の前にあるものを舐めてみることに興味が無いかと聞かれれば…あった。
少女はおそるおそるソレに舌を這わせてみると、しょっぱいような、さっきまで嗅いでいた匂いを更に強烈にしたようなものに口内を犯される。
「…ん゛っ…う゛♡♡フー…♡…っ♡」
さっきまでの匂いですら何度も嗅ぎたくなっていたのに、こんなモノを目の前に突き出され舐めてしまっては少女がそれを我慢できる通りはなく。
代わりにより男がよがるような、さっきまでの仕返しを含んだ少女の攻勢が始まった。
「ん゛ぶ……♡♡…んれ…ぇ♡♡」
男根は少女の視界に映らなくても異様なカタチをしているのが解った。
少女のクリトリスに比べ、それの表面はゴツゴツと起伏を感じ、先端に向かって舌を這わせていくと、膨らんだ先端の返しのような場所に舌先が引っ掛かる。
その箇所に何度も蹂躙された記憶を少女が思い起こしてしまうと、自然と下半身から愛液が地面に滴り、そこを重点的に綺麗にしていると…少女の脳裏にひとつの考えが浮かんだ。
(どうせもう…♡♡)
「あ、あにょ…♡」
「ん?どうしたの」
「腕の紐、解いてくれませんか…♡」
「駄目、それしたら逃げるつもりでしょ?」
「にっ逃げませんから…♡おねがいします♡♡…ちんぽ嗅ぎおにゃにー、しゃせてくだひゃい…♡♡♡」
「仕方ないなぁ…」
これまでに醜態なんて晒し切っているのだから今さらどうしようと、なんて自身の中に潜む悪魔の言葉に唆され、男のモノを舐めながら少女はつま先立ちになり、膝を畳んだ脚をいっぱいに開き、観衆に秘部を見せ付けるような姿勢でオナニーを始める為に指先を伸ばす。
「ん゛ぶ…♡♡♡…ん゛お゛お゛…っ゛♡♡♡」
最初は片手で穴を弄っていたもののすぐに物足りなくなり、少女は口先が陰茎の形に引き伸ばされるのも気にせずに観衆の前で無様なエロ蹲踞オナニーに耽ける。
その些細な心の変化が、自身をもっと淫らに堕落させていくとも考えずに……。
「ン゛フーっ♡♡♡ン゛フー…♡♡♡」
口いっぱいに陰茎を頬張り、鼻からその匂いを堪能し、指先を使って雄に屈服する為のオナニーを続ける少女は誰に言われた訳でも無くなく『敗北済』であることをその滑稽な自慰姿で主張し続ける。
男が少女の逃げることを阻害するように頭を掴むとその喉奥へと大きな陰茎が押し込まれ、少女は傍目にも分かるような屈服絶頂を見せ付けながら男への服従と奉仕を続けた。
(このオナニーやばい…♡癖になる♡なっちゃう…♡♡変な負け癖ついたら終わる……♡♡♡)
少女はそう頭で理解しながらも手を止められず、男に無理矢理陰茎を喉奥まで突き入れられる息苦しさとむせかえるような雄の匂いに屈しながら再びの絶頂を迎える。
「ふぎゅぅぅ゛う゛う゛う゛っ゛♡♡♡♡」
陰茎を咥えこんでいたせいで少女の口から出てきた声はまぬけそのもので、少女にとってはそのとても知人には見せられないような痴態であることがどうしようもなく快感であった。
「ふーっ゛♡♡ふぅ゛うう゛…♡♡♡」
そして一度覚えてしまった甘美な味を忘れることなど出来ず、少女は自ら惨めな思いをするためにより脚を扇情的に開き、その場にいる雄の情欲を引き出すように腰をヘコヘコと振りながらより多くの雄に自身が敗北し屈服させられた事実を見て貰えるように振舞い続けた。
「あ゛っ♡見ててくだひゃい…♡♡イギますっ゛♡♡♡負け癖付けられたおまんこで完全敗北オナニーして負けますっ♡♡♡
ん゛っお゛っ♡♡お゛ほぉ゛っ゛♡♡♡ンぎゅ♡♡♡くっ♡♡♡お゛ぉぉお゛お゛……!!♡♡♡」
そして少女は惨めにも三度目の盛大な潮噴きでアーチを描き、腰をガクガク震わせながら絶頂をしてしまうと、その体が不意に浮き上がるような感覚に包まれ、少女は一瞬、自身があまりの快感に熱に浮かされているのかと思った。
「じゃあ、キミもその気になってきたみたいだしそろそろ…本番、良いよね?」
「あ…♡ひゃい……♡♡」
少女はもう男のその提案を断ることを考えることすらせずに返事をしてしまう。既にあのような痴態を自ら見せつけておいて、今さら清楚ぶるつもりにもなれなかった。
観衆の前で股を開かされ、さっきまで口を蹂躙してきた男根を咥え込む行為を少女は、ちょっと過激な自慰行為なんだと心で繰り返しながら…衆前での公開レイプに思いを馳せた。
「お゛っ゛♡ちんぽ…♡♡♡…これに負けた♡♡♡わたしが勝てないやつ…♡♡♡♡
でっかいちんぽに屈する♡♡屈した…イ゛っ♡♡♡」
さっきのディルドでは味わえない、少女の望む膣の全体を擦り上げていくような強い雄特有のピストン運動に酔いしれる。
観衆からも丸わかりになるM字型の開脚姿は見事に彼女の膣定規の最大メモリまで届いている。
『敗北済♡』
その腹部に書かれた文字ひとつで、観衆は少女がどのような目に合っているのかを察する。
現に少女は自身が惨めなポーズで固定されているのにも関わらず、その屈服済みの膣を突かれる度に嬉しそうな嬌声をあげチン負けするのを心待ちにしていたのだから。
「ふっ♡ふひゅ♡♡は…ひゅぐ♡♡ひゅぐイク♡♡♡わたしってコイツに負けて喜んじゃうメス……♡♡なんだ…ぁ…♡♡♡」
口からは少女の思いたくもない言葉が漏れ、より強い快感を噛み締めるために足先は伸び、身体はすっかり服従の意図をもって自らの心を念入りに手折ろうとしている。
「お゛お゛♡♡っやだ♡やだ…っ!♡♡こんな負け癖付けられたら普通の屈服おにゃにーじゃ我慢できなくなる♡♡♡」
腹部に『敗北済』とまで描かれた少女が抵抗する姿はどれだけ観衆から滑稽に見えるだろう。
少女のあたまの理性が辛うじて考えていたのはそんな、惨めな敗者にしか許されない特権だった。
「ん゛お゛お゛♡♡お゛わる゛♡♡おわる゛♡♡♡んぎぃ♡♡」
雄の陰茎に小突かれる度に軽く絶頂の潮を吹きあげ、既に屈服済みである肉体の絶頂を遅らせる。
それが自らにできる最大限の抵抗であり、心の芯を保つ方法であり、最も…我慢の効かなくなった絶頂ほど気持ちのいいものは無いのだから。
「〜〜〜〜〜っ♡♡♡」
少女が再びあの脳の焼き切れるような絶頂を迎えた瞬間、その心地良さに意識を手放してしまった…―――
義理は果たした、色が付いたので。
ところで義理の意味は『人としてあるべき道理』らしいですけど、シレネちゃんは人じゃ無ければ、これは守るべき道理でもないと思いますね。
作者さんがこんなことで義理に厚いと言われたら溜まったものではないでしょう。
義理は果たしたので続きません、続きませんったら続きません。
ここまで言うと嫌よ嫌よも好きのうちみたいに思われるかもしれませんが、そもそも供養なんですよねコレ。
大人しく供養されて欲しいのでこれ以上続きませんが、ただ評価とか感想は有難く読むし嬉しがるのでいただけると嬉しいです。
もし作者さんの作品をもっと読みたい奇特な方がいらっしゃったら、代わりに他の作品頑張るつもりなので良かったらそっちの方読んでくれると嬉しいです。
11/21 一部不要だろうから削除