※この作品はR-18です。

(チート)転生者は復讐する。   作:ボルボロックス

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大変お久しぶりです。

 復讐の相手の娘からの告白。

 その告白を彼は?


純粋な恋に悩む。

 この娘、今なんて言った?

 

 

 今、俺に対して“好き”って言ったのか……?

 

 

「(いやいやいやいや、ちょっと待てよ。何を言ってるんだこの娘は?俺はあんたの父親に復讐しようとしてるんだぞ。それをこの娘は……なぁに言っちゃってんだ?)」

 

 

 いや、落ち着け俺。こういう時は聞き間違いってのがあるから、落ち着かないと駄目だ。 

 

 

 それにその好きが“LOVE”じゃなくて“LIKE”の方でもあるかもしれないし。

 

 

「あ~……えっと、橘さ「日菜です。」あぁ、ごめん。えっと、日菜、ちゃん?それは本気?」

 

 

「はい、本気です。嘘なんて吐いてません。

私は、あなたが好きです!」

 

 

 わぁ、直球で純粋な眼差し……。

 

 

 こんな真っ直ぐな目で見られるなんて思いもしなかったよ……。

 

 

「うぅっ、あ、あのな日菜ちゃん?俺はしがない学生だ。キミみたいな可愛い子に好かれる理由もない。」

 

 

「人が好きになるのに、理由がいるんですか?」

 

 

「いやそれは、あくまで……えぇっと……。」

 

 

 答えられないで、頭を抱える中で橘 日菜はこっちをじっと見つめて来るし、その目には余計なものが一切含まれていない。

 

 

 いや嬉しいよ?純粋に想われるのは本当に嬉しい。

 

 

 けど、相手はあのクソ親父の娘で、復讐の対象だ……本当なら全部ぶちまけて、この場で怒りをぶつけてやりたいはずなのに、それをしようと思えないのだ。

 

 

 母さんの心をぐちゃぐちゃにした、憎い相手の娘はずなのに……。

 

 

「(こういうのって、“罪を憎んでも、人を憎まず”だっけか?ああ!!合ってるのかどうかすら解らねぇ!!!?)」

 

 

「あの……迷惑、でしたか?優一さん。」

 

 

「え……?あ、いや、迷惑ではない!凄く嬉しいよ!

その、本当に俺で良いの?」

 

 

「はいっ!私、橘 日菜は優一さんの事が好きです!」

 

 

 花が咲いたような笑顔でそう言ってくれる橘 日菜、いや、日菜ちゃん。

 

 

 俺はそんな彼女を受け入れるのであった……。

 

 

◆◆◆

 

 

 雨が止んだ後、日菜を家まで送った優一。

 

 

「優一さん、送ってくださりありがとうございます。」

 

 

「あぁ、無事に帰ってこれてよかったよ。

とりあえず、学校頑張ってね。

体調とかも無理しないようにね。」

 

 

「はい!ありがとうございます!……優一さん。」

 

 

 優一は帰ろうと後ろを振り返っていたが、名前を呼ばれて振り向くと……頬に触れる柔らかい感触に身が硬直する。

 

 

 そして、一瞬してから“キス”をされたのだと理解し頬を赤く染め、大慌てで戸惑った。

 

 

「え!?は!?ひ、ひひ、日菜ちゃん!?」

 

 

「うふふっ!じゃあまた!今度会った時はデートしましょう!」

 

 

 そう言うと、日菜は足取りも軽く去っていき、残された優一は呆然と佇むのであった……。

この作品のヒロインは?

  • 橘 香奈子
  • 橘 日菜
  • 神栖浦 理沙
  • 菅井 朱莉
  • 一ノ瀬 裕花
  • ケイティ・真嶋
  • 瀬戸 愛華
  • 高浜 静琉
  • 新城 穂乃果
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