※この作品はR-18です。

学校で一番エッチなヤツのおねショタ歴程   作:ピーマン

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他人の恋人を盗み出せ

「わ~、ここがつばさちゃんの部屋かぁ」

「ふふ。小さくて汚いから、ちょっと恥ずかしいわ」

「全然そんなことないよ! すっごく綺麗だし良い匂いがするもん!」

 

 どこでもドアでやってきたつばさの部屋。

 シャンデリアの照明に観葉植物、真っ白の壁紙にピンク色のカーペット。ぬいぐるみの数々。アイドル衣装が並んだ衣装棚。誰がどう見たって可愛らしさに溢れた素敵なお部屋だ。ガラス戸には色々な番組やイベントなどでもらったのであろうトロフィーが飾られている。

 

 部屋いっぱいに充満する伊藤つばさの匂いに夕太は鼻孔を膨らませ、深呼吸してその香りを堪能する。そんな彼を見て、つばさはくすりと笑みを浮かべた。

 

「でもね、これはお客様向けの部屋なの」

「お客様向け?」

 

 つばさは靴を脱ぐと、ベッドの近くへと歩み寄る。「最近芸能人のお部屋を訪問、なんて番組が企画されてるらしいから、念のためにね」と言った後、「チンカラホイ」と唱えた。

 すると、部屋の中心から強い光が放たれる。その光が時計回りに走る度、部屋はその様相を瞬く間に変えていく。

 

「わぁ……」

 

 光が収まると、目の前には全く別の部屋が広がっていた。

 白かった壁紙は扇情的な赤色に変わり、ベッドのシーツやカーペットは防水性の物に。ぬいぐるみの代わりに卑猥な道具が並べられ、衣装棚の中身はマイクロビキニ、スクール水着やブルマ、バニースーツ、ボンテージなどといった衣装に入れ替わっていた。

 先ほどまでのほんわか可愛らしい部屋は見る影もない。唯一変わっていないガラス戸の中のトロフィーが、彼女が皆が憧れる国民的アイドルであるということを物語っている。

 

「これが本当の私のお部屋♡」

「よ、よく分かんないけど、なんだかドキドキしちゃう部屋だね……」

 

 視線を巡らせると、ベッド脇の棚には男性器を模した模型と女性の下半身を模した模型が置かれていた。後者を見た夕太は(あ、あれ。似た奴がボクのひみつ道具にもあるぞ)と、何となしに思う。

 

「ふふ。あ、そうだわ。あれも使わないと」

 

 そう言って、肩にかけていた鞄を漁り出すつばさ。中から取り出したのは、夕太の『ムードスタンド』だった。

 

「そ、それ──」

「素敵な照明だよね。こういうの、ずっと欲しかったの♡」

 

 夕太が何か言う前に、つばさはムードスタンドの電源を入れた。

 それと同時に部屋中が柔らかなピンク色の光に包まれる。音楽が流れ出し、扇情的なムード感を作り始める。

 

「あ……ぅ……」

 

 夕太の頬がぽわぁっと赤く染まり、頭はふわふわと宙に浮かび上がるかのような気分に。まるで逆上せたように、細かいことを考えられないほど意識が朧げになる。

 お昼に美夜子と使った時とは効果の度合がまるで違う。それもそのはずで、これは元々屋内の密室で使うことを想定した道具なのだ。

 

 屋上での一件について。つばさは美夜子が機嫌を悪くし始めた頃から聞いていたと言っていたが、あれは嘘ではないが本当でもない。

 実を言うと、彼女は『カードテレビ電話』を通話状態にする前、夕太と美夜子が二人っきりになったその時点から既に屋上に隠れ潜んでおり、陰から彼らの行為を直に覗いていたのである。

 もちろん、一晩で二人の関係が進んでいたことに驚きはした。それでも、たかが乳繰り合い。精一杯対抗してきたのだろうが、姉として接してきた彼女にはあれが限界のはず。まだ自分に優位性があると冷静に判断して、こうして計画的に事に及んでいるのだ。

 

 特にムードスタンド、これは魅了術が使えないつばさにとっては怪我の功名。常日頃卑猥な道具を嗜んできたことが幸いしてか正しい使い方を推測することができ、こうして現在進行形で活用している。

 夕太のひみつ道具がただ明かりを灯して音楽を奏でるだけだなんて、どうしても思えなかったのだ。実際にはそれくらい役立たずな道具も多々あるのだが、少なくともつばさの経験においてはどれも役に立つ素晴らしいモノばかりだったのだから。

 

「すうぅ、はあぁ……♡ ふふ、最っ高のムードになってきたね♡」

 

 嗅ぎなれているはずの自分の部屋で深呼吸。それだけで、おつゆを垂らし始めるつばさの蜜壺。

 ムードスタンドが彼女の意思を汲み取ってアダルト機能を有効にしたのか、まるで部屋中の空気に媚薬が充満しているかのようである。

 

 心なしか二人の呼吸が荒くなり、互いを見つめる視線が熱くなっていく。

 それを感じ取りながら、つばさは小棚から紐に繋がった親指サイズのカプセルを取り出した。

 

「そ、それは……?」

「これはね、ローターって言うの。知ってる?」

「えっと……何だろう。どこかで見た気はするんだけど……どうやって使うの?」

「じゃあ、教えてあげるねっ♡」

 

 ローターという名前のカプセルを棚に戻して、ご機嫌な足取りでベッドに歩み寄るつばさ。そのまま夕太の方を向く形でポスッと腰を降ろすと、その適度な肉つきの両脚を大股に開き出した。

 チェック柄のミニスカートが捲れ上がり、露わになった紐パンを夕太に見せつける。マイクロビキニばりに極小の生地で出来たモノだ。

 

「つばさちゃんッ!?」

「これを操作するとね……んっ」

 

 手元のリモコンに魔力を流すつばさ。すると、ブブブブッ……という振動音。夕太はそれがつばさの股間辺りから鳴っていることに気づき、その場に座り込んで匍匐前進し、顔を近づける。

 よく見ると、彼女のパンツの股間上部辺りがぷっくり膨らんでいた。ちょうど例のカプセルと同じぐらいの大きさ。それからは紐が伸びており、つばさが持っているリモコンと繋がっている。彼女は既に同じ物をパンツに備え付けられたローターポケットに忍ばせていたのだ。

 

「あっ……ふ……んぅ♡」

 

 振動が続くほど、見る見るうちに薄生地パンツにシミができていく。つばさの漏らす声もどんどん艶やかさが増していった。

 

「これ、ね……? こうやって、はぅ、振動を与えて、女の子を気持ち良くしてくれる魔法道具、っ、なの♡」

「そ、そうなん、だ……」

 

 説明を聞きながらも、生返事を返す夕太。

 自分の股間から目を離せないでいる彼の食い入るような視線を受けて、つばさは笑みを零す。

 

「夕太くん。おちんぽ!」

「はい!」

「あ、やっぱり下だけじゃなくて、上も脱いで裸になってくれる?」

「はい!」

 

 夕太は犬のように返事をし、つばさの股間から視線を外してバタバタと忙しない動きでシャツを脱ぎ捨て、ズボンとブリーフも脱ぎにかかる。

 焦りで少し手間取ってしまう。硬く尖ったちんぽが跳ね出て、ペちんっとへそを叩いた。

 

「あっ……」

 

 顔を上げると、つばさもまた制服と下着を脱いで全裸となり、大事な部分を晒していた。

 国民的アイドルのおまんこ。以前とりよせ機が作り出したコピーのそれを間近で見たが、やはり本物は別格。

 陰唇の上部、お豆の部分には魔力で固定しているのだろうローターが取りつけられており、そのヒクヒクと動いている肉壺は蜜で溢れ返っていた。

 

 夕太は無意識のうちにちんぽを右手で握り、シコシコと包皮を剥いて上下に擦り始める。つばさに教えてもらったオナニーだ。回数を重ねたおかげで、手慣れた様子でマスを掻いている。

 

「あはっ! 夕太くん、上手にシコシコできて偉いぞ♡」

 

 そう褒めるつばさも、慣れた手つきでおまんこの表面を指で擦って刺激を与えている。取りつけたローターに手の平を押しつけながら。

 もはや、彼女も辛抱堪らないといった様子だ。

 

「ッ、ねえ、夕太くんっ! セックスしましょう! 教えてあげるからっ!」

「う、うん! あ、でも……テ、テーブルかけ──」

「そんなの、どうだっていいでしょ! ねっ!?」

 

 女陰を弄る手を止めてベッドから身を乗り出し、愛液に濡れた手で男性器を擦っていた夕太の手を握る。

 その目は興奮と欲望にぎらついており、まるで獣のそれ。一方で、頬は無邪気な桃色に染め上がっていた。待ち望んだ瞬間を前にした恋する乙女のように。

 

 本来なら、夕太はここで再び美夜子のことを想って逃げ出していたかもしれない。

 しかし、ムードスタンドの効果もあってか、つばさとのセックスを渇望する欲求がその理性を跳ね退けた。

 

「……わ、分かった。ぼくも、ぼくも、つばさちゃんとセックスしたいッ!」

 

 言葉と共に、ちんぽもぴゅるっと我慢汁を吐き出して答えを返す。その熱に浮かされた見事な返事に、つばさは淫猥に微笑んだ。

 握った手を引っ張り上げ、もう片方の手で背中を抱き寄せて一緒にベッドへ倒れ込む。

 

 つばさが下で、夕太が上になる形で、全裸のまま抱き合う。

 ああ、なんて幸せな気分なのだろうか! 肌と肌が密着する感触につばさはよく分からないまま言い知れぬ幸福感に酔いしれ、夕太の幼い身体をひし抱く。

 が、すぐに下腹部に当たる硬い熱を受けて子宮が急かすように疼き始め、慌てて夕太を抱いたまま寝返りを打つ。位置関係を変え、彼を仰向けに寝かせた。

 

「ふふっ、夕太くんのおちんぽも、我慢できないみたいね♡」

「んあっ」

 

 夕太の太ももの上に馬乗りになったまま、股の間でそそり立つちんぽの鈴口をツンとつつく。小刻みに震えながら我慢汁を垂れ流していたそれはビクンッと跳ねて下腹部を叩き、透明な粘液の橋を架けた。

 それを見て、つばさはじゅるりと口端から涎を垂らす。ついにメインディッシュを頂く時が来たのだ。

 

「……つ、つばさちゃん。それで、セックスって──」

「待って。ん、もうっ、これ邪魔!」

 

 魔力を切って外したローターを乱暴にベッド脇へ放り出す。続けて、夕太の子供ちんぽを握って垂直になるように天を向かせ、膝歩きで自身の腰を前へ。

 そして、ちんぽの先っぽの一直線上に自身の股間を持っていく。花園から愛液が垂れ落ち、鬼頭をマーキングするかのように濡らした。

 

「はぁ……はぁ……今からね、夕太くんのおちんぽを私のおまんこに挿れちゃうの。そのまま、ズボズボ出し挿れするのよ」

 

 ずれないようにちんぽの根本を握り直し、先っぽを膣の入り口に宛がう。

 

「それがセックス。女の子の膣内(なか)って、と~っても気持ちいいんだから♡」

 

 自身のおまんこに夢中で腰をヘコヘコさせている夕太を想像して、期待に胸を膨らませるつばさ。これで、ついにこの子は私のモノになるのだと。

 

 

 

 

 

「──あ、やっぱりそうなんだ!」

 

 

 

 

 

 しかし、夕太の返事は彼女にとって予想外なものであった。

 思わず、「え?」と声を漏らしてしまう。

 

「ど……どういうこと? やっぱりって……」

「あのね、昨日美夜ちゃんと一緒にお風呂入ってたんだ。それで、美夜ちゃんのおまんこをちんぽでパンパンしたの! すごく気持ち良かったよ! やっぱりあれがセックスだったんだね!」

 

 ムードスタンドの影響も吹き飛ばすほどの嬉しさなのか、キラキラと瞳を輝かせて昨晩のことを意気揚々と話す夕太。

 目を見開いたまま呆然となるつばさ。完全に眼中になかった満月美夜子が追い越してきた。追い越された。その事実に、ふつふつと胸の奥底から黒い靄が湧き上がってくる。

 

 彼女にはそれが怒りでないことが分かった。トップアイドルである自身を袖にされたにも関わらず。

 心がざわざわと波立つ。苛立ちと悲しみが混ぜ返ったような、今まで経験したこともない感情が思考を揺さぶられてしまう。

 

「あっ、後ね、美夜ちゃんの中でおしっこを漏らしちゃって……でも、それがとっっっても気持ち良くって、今までで一番だったんだ!」

 

 

 これ以上、聞きたくない。

 

 

「ちんぽごと持っていかれるみたいに、どぴゅ~って!」

 

 その言葉の意味をつばさは瞬く間に理解した。理解してしまった。

 

 彼は精通した。自分以外の者の手で。

 屋上でのあの仲睦まじさは、まさに恋人同士のそれであったのだ。

 

 

「────ッ!!」

 

 

 心臓が悲鳴を上げると共に、衝動的に腰を勢い良く降ろす。

 自身に宛がっていた彼のちんぽ目掛けて。

 

 

 

「う゛、ぁ──ッ!?」

 

 

 

 一瞬抵抗を感じたものの、プツリと何かを破る感触と共に亀頭が一気に飲み込まれ、つばさのお尻が夕太の太ももに落ちる。

 

「ッ、あはっ♡……挿入(はい)ったぁ♡」

 

 股間同士が密着し合い、一つに繋がった状態。

 今の彼女は、小学生男子との禁断の交わりという背徳に満ちた行為よりも、満月夕太という少年と肉体関係になれたことに至福の極みを感じていた。

 

「はぁ、はぁ……ほら見て、夕太くん。私達、繋がってるよ」

「ううぅ…………ッ!? つ、つばさちゃん、血が出てる!」

 

 見れば、二人の結合部からは僅かに血が滴り出ていた。少量ではあるものの、夕太にとっては大事である。大好きなアイドルに傷をつけてしまったのだから。

 

「これはね、私が夕太くんに処女を──初めてをあげた証拠。一生残る傷なんだから♡」

「えっ、そ、そんな……」

 

 つまり、美夜子もその傷を負ったことになる。夕太は思い返してみるが、あの時は女性器に自身が突き刺さったことに対する動揺でそれどころではなかった。

 そのため、夕太はただ自分が彼女の出血に気づかなかっただけかと考えた。が、そもそも処女喪失時に出血するかは個人差があるので、美夜子の場合はそれに該当しなかっただけなのは知る由もない。

 

「夕太くん」

 

 美夜子のことを思い浮かべている夕太の頬を、覆い被さったつばさが片手で挟む。

 

「今、美夜子さんのこと考えてたでしょ?」

「むっ……え、お」

「ひどいわ。二人っきりの時に他の女の子のこと考えるなんて……」

 

 夕太は自分がまたしても同じ過ちを犯したことに気づいた。

 美夜子がそうだったのだ。同じ女の子であるつばさだって、同様の仕打ちを受ければ怒るのは火を見るよりも明らかなのに。

 

 自身の頬を掴む彼女の手を労わるように撫でると、彼女はそっと指から力を抜いて離してくれた。息を吐き、すかさず許しを請う。

 

「……ご、ごめんね。つばさちゃん」

「…………」

 

 そんなつもりではなかったが、悲しませてしまった以上謝らないと。

 膣肉に包まれた屹立を気にしながらも、精一杯気持ちを込めてつばさを見つめる。

 

 対する彼女は俯いたままだったが、しばらくしてその顔を上げた。

 満面の笑みを浮かべて。

 

 

 

 

 

「絶対、許さない」

 

 

 

 

 

 その言葉と共に、つばさは夕太の両肩を掴んだ。

 続けて力を込めて彼の身体をベッドに押しつけ始め、身動きが取れないようにする。

 

「つ、つばさちゃん、重たいよぉ……!」

「コラッ、女の子に重たいは禁句だぞ♡ 夕太くんってホントにデリカシーないんだから」

 

 そして、夕太を拘束した状態のまま、腰を艶めかしく動かし始める。

 体重をこれでもかとかけて密着させながら、ぐりぐりと。ダンス練習で鍛えたキレの良さを存分に発揮し、まるで別の生き物かのような腰つきを生み出す。

 

「あっ、あっ、あっ、あぁっ……ッ!」

 

 股間を襲う快感に対し、悲鳴にも似た喘ぎ声を漏らす夕太。

 無理もない。彼の幼くて浮気性な聞かん棒を余すことなく包むつばさの膣肉は、彼女が股間に力を入れることで噛みつかんばかりにそれを咥え込んでいるのだから。

 騎乗位での腰ダンスに従って、ちんぽがあっちへこっちへと膣の中で引っ張られる。

 

「んっ♡ んふっ♡ どう? 気持ちいいでしょ?」

「あ、はうぅぅ……!」

 

 腰の動きによるもどかしい刺激と同時に、ぎゅ~っ♡ と膣で圧迫締めつけ。吸い取られているかのような快感を叩きこまれて、夕太は下半身を内股にしてしまう。

 つばさの膣肉が、肉ヒダが、子宮口が、一点集中でちんぽに襲いかかった。

 

「や、やめてェ……つばさ、ちゃん……ッ!」

「え~、どうして? 私とセックスしたかったんでしょ? 夕太くんの大好きなアイドルと一つになれたんだよ?」

「だって、だってぇ……」

 

 つばさを後押しするように、ムードスタンドがその灯りを強める。音楽は子供でも聞き取れないほどの高周波音を奏で、対象の脳をピンクに染め上げようと迫った。

 それでも、夕太は美夜子への気持ちを胸に必死で抗う。

 

「だって、やっぱりぼく、美夜ちゃんのことが好きだから……恋人だからッ!」

「……ッ!」

 

 

 

 

 ──うるさい。うるさいっ。うるさいうるさいうるさいっ!

 

 

 

 

「うるさいッ!!」

 

 瞬間的に上げた腰を、間髪入れずに夕太の股間に叩きつける。

 パンッ! とお尻と太ももによる耳心地の良い肉打ち音が部屋に鳴り響いた。

 

「ほ、ぉッ!」

 

 急な強い衝撃と快感に、夕太は唇と舌を突き出して無様に喘ぐ。降ってきた腰に対し、無意識のうちに自身の腰を浮かして突き返した。

 

「はぁ、はぁ……ふふ♡ 美夜ちゃん美夜ちゃんって言いながら、下半身は正直だね♡」

「ぁふっ……つ、つばさ、ち゛ゃん……ッ」

 

 間近に顔を寄せて、今までひた隠しにしていた邪悪な笑みを見せるつばさ。

 再び下半身を上げ、飲み込んだ子供ちんぽをズズズ……ッと締めつけながら引き抜いていく。血の跡が残る捕食花の入り口に再び鬼頭を宛がい、そのまま腰をユラユラと誘うように揺らし始める。

 

「ほらっ♡ ほ~ら♡ 夕太くんと私の大事なトコ、キスしちゃってるよ♡ ラブラブだぁ♡」

「はぁ……ッ、はぁ……はぁ……」

「ね~え、夕太くん? おちんぽとおまんこだけじゃなくて、私達もラブラブになっちゃお♡ それで、たっくさん、浮気セックスしましょう♡」

「ウ、ウワ……キ……?」

 

 瞳を揺らしながら、浮気と言う単語に反応する夕太。

 つばさは上半身を倒して彼の身体に寝そべり、乳房を擦りつけながらその耳元に口を寄せる。もちろん、下半身はお尻を突き出すように反らしてちんぽを膣口に宛がった状態を維持しつつ。

 

「知らないのぉ? 浮気ってね、恋人がいるのに他の女の子とラブラブになっちゃうことなのよ。浮気セックスは、普通のセックスよりと~っても気持ちいいんだから♡」

「ぼ、ぼく、う、浮気なんて……」

「そんなこと言っても、ほらっ♡」

 

 夕太はなけなしの理性で否定を返そうとしたが、そんな彼に対しつばさがベッドに両手を突いて少し上半身を浮かし、お互いの身体で出来たトンネルを作る。

 そのトンネルの先の光景を見た夕太は、朧げな顔を絶望の色に染めた。

 

「あ……あ……」

 

 彼の正直者な下半身が、つばさのおまんこを求めてヘコヘコと情けなく揺れ動いていたのだ。

 返そうとした否定の言葉は、掠れた声となって掻き消える。そんな張りぼて以下の虚勢に、意味などありはしないのだから。

 

「夕太くん♡」

 

 つばさが上半身を倒してトンネルを閉じ、再び夕太と密着する。

 互いしか見えないほどの距離まで顔を肉薄させ、吐息を掛け合いながら汗の垂れた鼻同士をくっつける。

 

 

 

「しよ♡ 私と、ラブラブ浮気セックス♡」

 

 

 

 そして、唇を合わせた。

 

 

 

 

 

「──────ッッ!!!」

 

 

 

 

 

 瞬間、夕太の意識が真っ白になる。

 下からつばさのお尻を掴み、獣さながらの勢いで一息に腰を突き上げた。

 

 

 

 ──パンッッ!!

 

 

 

「むほぉッ!♡♡」

 

 腰が吹き飛ぶかのような衝撃をおまんこに受け、キスをしながらくぐもった喘ぎ声を漏らすつばさ。無論、それは歓喜と愉悦の色に染まっていた。

 

  

 パンッ! パンッ! パンッ! パンッ!

 

 

「む、ちゅう……ぷぁっ、ふばは、ひゃん……ッ!」

 

 夕太は唇を合わせたまま、つばさの名前を呼んで腰を振り続けている。

 激しい肉打ち音が、粘度に満ちた水音が、ムードスタンドの奏でる音楽をより淫靡な旋律へと彩っていく。

 

「んっ♡ ちゅっ♡ れろ、れろ、じゅるる♡ ちゅぱっ♡ ゆうひゃ、くん♡」

(そう! そうだよ! もっと私に夢中になって!)

 

 そう想いを込めながら、つばさはちんぽの突きに合わせて彼が捕まえている自身の尻を振る。ついに繋がれたことに感極まって、はしたなく尻肉を揺らしながら、ヘコヘコと。

 同時に、夕太の口に舌を差し込んだ。彼の舌に触れ、舌同士でもキスを交わす。夕太もまた、それに反応して舌を絡ませた。

 ナメクジの交尾のようにねっとりと絡み合い、下だけでなく上でも浮気セックスを堪能する。顔は唾液に濡れ、股間を打ちつけ合う度に水飛沫が身体を濡らしていく。

 

「「じゅる……ちゅっ、む、じゅっ、れろぉ……ぇろ……」」

 

 

 パンッ! パンッ! パンッ! パンッ!

 

 

 もはやそれは、中学生と小学生という子供同士のセックスとは思えないほど激しく乱暴で。

 エッチなことに対してただらなぬ興味を持っていた者同士。ただひたすらに互いの想いをぶつけながら快楽を貪っているその姿は、猿にも等しかった。

 

 ムードスタンドの妖しい灯りが眩く光り、祝福すべく二人を包み込む。

 猿であろうとも、互いの秘めた望みを証明するかのように。

 

 

 パンッ! パンッ! パンッパンッパンッパンッパンッ!

 

 

「ん、ちゅ、ぱはぁっ! つばさちゃ、おしっこ……おしっこ、出ちゃうッ!!」

「あ、ふあっ♡ いい、よぉ♡ 出してぇ♡ 夕太、くんの、おちんぽミルクッ♡♡ 全部、ぜーんぶ、私の中に、ちょーだいっ!!♡♡♡」

 

 

 

 パンッパンッパンッパンッパンッ! パンパンパンパンパンパンッ!!

 

 

 

「ああ、ああぁ、あ゛あああああッッ!!」

 

 毛一つ生えていない幼いふぐりから、膨大な量の熱が吸い上げられる。

 それらが液体と混ざり合い、熱い欲望となって尿道を昇っていくのを感じ取り、夕太は悲鳴にも似た嬌声を上げた。

 

(来て! 来て!)

 

 つばさは待ち望んだ瞬間に頬を緩ませながら、ちんぽから全てを搾り取るべくお尻を降り続ける。他人の恋人を奪うべく。正真正銘、自分のモノとすべく。

 

 

(私のモノに、なってぇッ!!)

 

 

 そんな彼女の顔は、まさしく恋する女の子のソレであった。

 

「つばさ、ちゃん! ぼ、ぼく……ぼく──!!」

 

 限界を迎えたちんぽの鈴口から、ついに昇り詰めたものが解放される。

 

 

 が、その時──

 

 

 

 

 バリーンッ!

 

 

 

 

「立て! 火柱ああぁぁーーーーッ!!」

 

 

 

 

 突如、窓ガラスをぶち割られ、何者かが部屋に攻め入ってきた。

 ホウキに乗った侵入者が放った火柱の魔法がカーテンを突き抜け、夕太を押し倒しているつばさに迫る。

 

 

「きゃああぁーー!?」

 

 

 あわや、つばさはベッドから転がり落ちることで間一髪危機を脱した。逃れる際にムードスタンドを巻き込んでしまい、床に落ちたそれが音を立てて壊れ、灯りを失う。

 そのコンマ1秒の差で、夕太のちんぽから溜まりに溜まった熱が──精液が発射された。

 

 

 

 どびゅるるるッ!! びゅるる! びゅるッ! びゅるるるるぅ~~~ッ!!

 

 

 

 虚しく宙に放たれた大人顔負けの量の精液。

 天井へと向けて噴水のように飛び上がり、重力に従ってパタパタと辺りに降り落ちる。

 

「夕くん!」

 

 そして、侵入者──夕太の姉であり、恋人の満月美夜子。

 ホウキから飛び降り、自身の精液で身体を濡らした夕太に駆け寄った。

 

「…………美夜、ちゃん?」

 

 心ここにあらずといった様子で美夜子を見上げる夕太。

 美夜子はそんな彼の上半身を起こし、精液で汚れるのも構わず抱きしめる。

 

「ちょっと! 火柱の魔法なんか使って、火事にでもなったらどうするの!?」

 

 よりにもよって、あんなタイミングで邪魔してくるなんて!

 身を起こしたつばさが、これまでにないくらいの怒りを露わにして美夜子を問い詰める。

 

「ご心配なく、さっきのは幻惑術で火柱の魔法を再現しただけだから。カーテンだってほら、燃えてないでしょう? あれぐらいなら、ちゃんと魔法の勉強してれば見破れるはずよ」

「……ッ!」

 

 確かにその通りだった。暗にアイドル業のせいでまともに魔法の勉強ができていないと指摘されたように聞こえて、眉をひそめる。

 負けじと立ち上がり、全裸のまま声を上げた。

 

「夕太くんを返して!」

「返してって……別に貴女のモノじゃないでしょう?」

「いいえ、あと少しで私のモノになるはずだったんだから!」

 

 そう言って、美夜子の両腕に抱かれている夕太にベッドの下から上目遣いを向ける。

 男心をくすぐるように、手を胸の前で握って。

 

「ね? 夕太くん。私のこと好きなんだよね? 大好きって言ってくれたよね? 浮気セックス、気持ち良かったよね?」

「……う、うん」

 

 返事を聞いて、つばさはパッと顔を綻ばせる。対して、表情を変えない美夜子。

 

「だよね? そうだよね! あはッ♡ じゃあ、ほらっ! こっちにおいで♡ そんな夕太くんと喧嘩しちゃうような人なんか捨てて、私とまた一つになろう? 今度は本命セックス、しちゃいましょう♡」

「…………」

 

 両手を広げて、自身の裸身を包み隠さずに差し出す。

 国民的美少女アイドルの身体はあなたのモノだと言わんばかりに。

 

「………………ご、ごめん」

「え?」

 

 耳に届いた夕太の呟き。つばさは聞き間違いかとその耳を疑う。

 しかし、アイドル歌手として活躍している自身の耳に疑う余地などなかった。

 

「ぼく、つばさちゃんのこと大好きだよ? でも、美夜ちゃんも大好きだから……捨てるなんて、できないよぉ」

 

 泣きべそをかいてそう答える夕太。ついには嗚咽を漏らし始め、美夜子に抱きついてその胸に顔を埋めてしまう。

 美夜子は柔らかい笑みを浮かべて、彼の頭を慰めるように優しく撫でであげた。

 

「……何それ、つまんない」

 

 広げていた両手を力なく垂らし、心底面白くなさそうな顔でつばさがそう吐き捨てる。

 床に脱ぎ捨てられた夕太の衣服を浮遊術で回収し終えた美夜子。彼の萎んだちんぽを咥えて綺麗にし、身体についた精液も舐め取ってあげる。指ですくって、舌を這わして。

 

「ちゅ、んっ……つばささん」 

 

 そして、服を着せてあげながら、つばさの方へ目を向けずに声をかけた。

 

「……何ですか?」

「私、あなたが夕くんの出すひみつ道具を目当てにしてるんじゃないかって思ってたんだけど、違ったみたいね」

 

 美夜子の言葉に、つばさは目を見開く。

 夕太は美夜子の腕の中で「ぅえ? え?」と二人の顔を見比べ、良く分かってなさそうに狼狽えた。

 

「……あはっ、何言ってるんですか? 違いませんよ。夕太くんの道具がもっと欲しかっただけです」

「つばさ、ちゃん?」

「ごめんね、夕太くん。私ね、本当はあなたのこと別に好きでも何でもないの。道具だけじゃなくて、セックスしてみたかったっていうのもあったから、ちょうど良かったのよ」

「そ、そんなぁ……」

 

 至極あっけらかんとした笑顔で答えたつばさ。

 そして、美夜子が割って散らばったガラスの破片を魔法でかき集めていく。

 

「さ、どうぞお帰りください。夕太くんにその気がないなら、もう用はないですから」

「……分かったわ。その、ガラス代は──」

「あ、ぼく直せるよ! えっと、あれ? 『復元光線』が見つからない……あっ、『タイムふろしき』なら──」

「いいから! 早く帰って!」

 

 突き放すような声で返し、窓の外を指差す。

 美夜子は無言で頷き、ショックを受けている夕太を後ろに乗せてホウキを浮上させる。再び窓をくぐり、すっかり暗くなった夜空の下に出た。

 

 

 

 

 空高く昇り始めるホウキの上から、夕太は顔を振り向かせて遠ざかっていくつばさの家を見やる。

 自分達が出てきた彼女の部屋の窓には既にカーテンが引かれ、中の様子を伺うことはできなかった。

 

「……そういえば」

「なあに?」

「美夜ちゃん、ボクがつばさちゃんの家にいるってよく分かったね。というか、家知ってたの?」

 

 ホウキで満月邸への帰路を辿る中、ふと浮かんだ疑問を尋ねる。

 

「女の勘」

「え、すごいっ。そんなにぼくのこと──」

「というのは冗談。ほら、前に夕くんから取り上げた道具。あれで分かったの。昨日もね」

「道具……? あ、『コピーとりよせ機』か! な~んだ、そういうことかぁ」

 

 つばさちゃんと知り合うきっかけになった道具だ。夕太は取り上げられたまま存在を忘れていた。

 あれは目的の人物の居場所を探査するという目的にも使える優れモノである。無論、女の勘が警鐘を鳴らしていたからこそ使ったわけだが。

 

「……ごめんね、美夜ちゃん」

 

 背中越しに、突然謝り出す夕太。

 

「どうしたの? 急に」

「だって、ぼく、浮気セックスしちゃったから……美夜ちゃん、怒ってるよね?」

「……そりゃね。恋人そっちのけで別の女の子と浮気なんて……怒って当然でしょ」

「うぅ……」

 

 当然と言えば当然な文句を返されて、夕太は涙目になりホウキに跨ったまま縮こまってしまう。

 そんな彼を肩越しに見た美夜子は、ホウキの速度を緩めて止めた。宙に留めたまま、器用に身体を反転させ、夕太と正面から向き直る。

 

「え、美夜ちゃ──」

 

 そして、ギュッと、小さな恋人を優しく抱きしめた。

 自身のおっぱいを彼の顔に押しつけ、心臓の鼓動を直接聴かせてあげる。 

 

「……でも、私がムキになっちゃって夕くんのこと突っぱねたのも悪かったわ。だから、ごめんね」

「そんな……」

「いいから、これでおあいこ。ほら、私の心臓の音、聞こえる?」

 

 尋ねられ、美夜子の柔らかさを堪能しながら耳を澄ませる夕太。やや速くて、緊張と喜悦に満ちた心音の高鳴りが聞こえてくる。

 

「……聞こえる。すごくドキドキしてる」

「そう。夕くんが私を選んでくれて、こうして一緒にいられることがとっても嬉しいの。大好きだから」

「美夜ちゃん……!」

 

 やっぱり、美夜ちゃんが一番好きだ。今なら自信を持ってそう言える。

 夕太は可愛い女の子相手なら誰でもちんぽをおっ勃ててしまう浮気性な自分を恥じた。

 

「何度浮気したって、構いやしないわ。私のもとに帰ってきてくれるなら」

「しないよ! もう浮気なんて絶対しない! ぼく、美夜ちゃんのモノだから!」

 

 そう宣言し、自身を抱きしめる美夜子をひし抱く。そのまま身体を伸ばし、月明かりのもと、初めて自ら彼女の唇を奪った。

 

「────ッ!」

 

 美夜子はその宣言と拙いキスに一層胸を高鳴らせる。

 とても、とても嬉しくはあったが、そこは誰よりもエッチで堪え性がない夕太。あまり期待はせずに、今はこの幸せな気分に浸りたかった。

 

 

「「ん……ちゅ、じゅる……る、じゅぷ、ッはぁ……」」

 

 

 突き入れられた舌を受け止め、口内でもって互いの熱い気持ちを絡め合う。

 想いの丈を堪能して、名残惜しく思いつつも唇を離す。架けられた透明な橋が月明かりに反射してきらめいた。

 

「~~~ッ! 美夜ちゃん!!」

 

 仲直りできたことが分かり、遅れて感極まる夕太。

 愛しの美夜子のおっぱいに改めて顔から飛び込み、溺れる。

 

「よしよし……まあ、さすがに浮気セックスで中出ししようとするのはさすがにやりすぎだと思うけどね」

 

 自分のモノであるはずの夕太のちんぽが彼女の秘部と繋がっている場面を思い返し、美夜子は間一髪で止められて良かったと溜息を吐いた。

 それを聞いて、夕太は目をパチクリとさせる。

 

「何で中に出したらダメなの? そういえば、ぼくのおしっこ、なんか白かったような……」

「う~ん……あのね夕くん、セックスってね、好き合っている人同士で気持ち良くなるためだけにする行為じゃないのよ? むしろ、もっと大事なことのためなの」

「大事なこと?」

 

 人差し指を立てた美夜子は、首を傾げている夕太に言い聞かせるようにして言葉を紡ぐ。

 

「それは、子作──」

 

 

 

 

 

『 ──助けて! 助けてぇ、夕太くんッ!! 』

 

 

 

 

 

 が、それを遮るようにして、どこからか悲鳴が夜空に響き渡った。

 

「……い、今の、誰の悲鳴?」

「ッ! も、もしかして」

 

 夕太は慌てた様子でポケットを弄り、カードを取り出した。カードテレビ電話だ。

 それは中心部分が光っており、通信中であることを示している。相手はつばさしかいない。しかし、肝心の彼女の姿は映し出されていなかった。

 

「美夜ちゃん! つばさちゃんのウチに戻って!」

「え、ええ!」

 

 ただならぬ異変を感じ、急ぎホウキをUターンさせて来た道を引き返す。

 

 夜風を切りながら進むこと数分、つばさの家が見えてくる。外からは出た時と様子に違いはないように見受けられた。

 しかし、風になびくカーテンをくぐって部屋の中に入ると、事態は一変する。

 

「つばさちゃん!」

 

 部屋の主は確かにそこにいた。ところが、いくら声をかけてもうんともすんとも言わない。

 窓の方を向いた顔は何かに襲われたかのように恐怖に歪んだ状態で固定され、ドアに背中を預けているその裸身は自分を庇うためか両腕を盾にしかけた体勢のままピクリとも動かない。

 

 極めつけはその色。

 まるで、石のように全身が灰色に染まっている。

 

 その足元では、カードテレビ電話がただただ虚しく光を放っていた。

 

 

 

 

 

 ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ 

 

 

 

 

 

「──ハッ!」

 

 一方、地球を周回する衛星──月。

 ちょうど夕太が宙に向けて射精したのと同時刻、マグマの通り道にできたコロニー内にて。

 ウサギのような耳を生やした青い長髪の少女が編み物をしていた手を止めて、弾かれたように顔を上げた。

 

「姉ちゃん、どうしたの?」

 

 同じく、ウサミミを生やした子が彼女に声をかける。シルクのように艶やかな髪をした少女と違って、くせっ毛の赤髪をした小さな女の子だ。

 

「今、確かにあの方の匂いが……」

 

 青髪の少女は地球の方角を見つめながら、無意識のうちに自身のお腹を優しくさすった。

 ぽっこりと丸く膨れ上がった、そのお腹を。

 

「? あの方って──」

「ペッコル。どうしたの?」

「あ、ルカ兄ちゃん! 姉ちゃんが……」

 

 そこへ新たに現れる、ルカと呼ばれた銀色の髪をした美少年。

 やはりウサミミを生やしたその少年が、様子のおかしい青髪の少女に目線を向ける。が、その瞬間、彼女はガバリと座っていた椅子から腰を上げた。

 

「行かなきゃっ!」

「ちょ、待って! 一体どうしたのさ!?」

「だって、あの方が、あの方が帰ってきたのよ!」

「そんなのありえないってば! もう1000年も経ってるんだから! ペッコル、みんなを呼んできて!」

「う、うん!」

 

 何処かへ行こうとする少女を追って、後ろから羽交い絞めにするルカ。

 彼に頼まれて、ペッコルが慌てて部屋から出ていく

 

「お願い、行かせてぇ! あの方が──ユウタさんが待ってるのぉ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ちょっと不穏な空気になってきました。次回はエロ要素が少なくなりそうです。
新キャラも出てきましたが、多分本格的に登場するのはまだ先になると思います。

〇ムードスタンド
あまりにひみつ道具の出番が少なくなってるので無理やりねじ込んだ。
道具を前提にして話を作らないとどうしても絡め辛いんですよね。



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