散々腹を殴られた彼女は立っていることが出来ず、そのまま倒れ伏してしまう。
「さァて、立っていられないところを見ると、力は完全に抜けたようだな。肉が柔らかくなった証だ。反対に
確信的な嫌な予感が
「言っておくが
悍ましい感覚にそれどころではなかった。
太くて硬いものが尻の前、股間の秘部に押し当てられる。
(犯されるのか、これから! い、嫌だ!)
刹那、
小さな村に生まれた、器量好しの御転婆娘。
男勝りだった少女は、成長するにつれ美しい花となり、軈ては一人の男に恋をする。
色を知った彼女はいつか誰もが目を奪われる手弱女となり、そして男の心を射止める。
そしてそのまま、結婚して家庭に入り、母として幸せな家族の一員となるのだ。
(どうしてこんな、下らない妄想が今更になって……)
それは決して「手に入った筈の幸福」などではない。
ならばこれは一体何なのか。
(
彼女がこんなものを見たのは、深層心理の願望を抑えられなくなったのか。
何れにせよ、彼女の逃避は無残に踏み潰される。
下腹部を
「あがああああああッッ!!」
無遠慮に捻じ込まれた
その異物が突起となり、
「ほぉらほら、どうだ
「いぎィィイイッ!! ひぎいイィィイイイ!!」
それはより苛烈に延長された拷問に過ぎなかった。
(痛い! 痛い!! 痛い! 痛いィィィィ!!)
体の内側を彫刻刀で刻まれながら、奥の芯を鉄球で殴られる感覚。
腹の外側を殴られたときはあくまで肉体的な痛みが全てだったが、今の彼女は強姦されているという精神的な痛みも併せて舐めさせられている。
「気持ち良いか! ほら、気持ち良いと言ってみろ!」
「うぎいイィィイィィッッ!!」
「肉を柔らかくして体の力を抜いてやったからな! 硬く強張った肉のままなら地獄の苦しみだった!
何を勘違いしているのか寝言の様なことをほざく
まさか
「親父が言っていた! 女というのはなんだかんだで乱暴にされるのが好きなんだとな! さあ、お前の本性も暴いてやるぞ!」
生活環境だけならば他の「
おそらくは、
(やめて! 助けて! 早く終わって!)
叫びながら内心で懇願する
尻に激しい平手が飛び、まだ白かった肌が手形に赤く腫れ上がっていた。
それはまるで、女の体に所有権を刻み付ける様に。
更に彼は恐ろしいことを言い出した。
「後で入れ墨を彫ってやるよ。性奴隷になった証としてな。嬉しいだろう?」
「ふぎぃっ!?」
その瞬間だけ、何故か
おそらく、挿入の動きが緩やかになったからだろう。
「嫌っ……嫌だ……!」
「ククク、今の自分に拒否権があるとでも思っているのか? オラッ!」
「ぐげっ!?」
首を絞められた
そんな彼女に対し、
膣を抉り、子宮を殴る。
(苦じいっ!! 死ぬ!!)
呼吸を奪われた彼女は、苦痛どころか生命の危機を強く感じていた。
地獄の様な悍ましい目に遭わされ、救われることも無く死んでいく――そんな絶望的な予感が彼女の視界を黒く染めようとしている。
だがそんな死の淵にあって、
というより、生命の危機に瀕して彼女の脳は逃避的な選択をしたのだ。
(嘘だ……! こんな目に遭っているのに……!
それはある意味、苦痛よりも残酷な快楽だった。
耐え難い仕打ちに、とうとう心が折れてしまった。
本能が敗北と隷属を選んでしまった。
「ふぐうううっっ!!」
「良い締まりになったじゃないか! 体は正直だなこの売女が!」
売女――その言葉は、自分が成り下がってしまった存在をあまりにも端的に表していた。
勇ましく戦うべき軍人の自分は、国家の明日を背負うべき
今の
そして、彼女の現状を烙印として定着させる様に、その瞬間は訪れようとしていた。
「オラッ、出すぞ! その子宮で受け止めろ!」
悍ましい寄生虫が子宮の中に入り込んでくる感覚。
だがその瞬間、彼女は確かに絶頂していた。
「お、うぅぅぅぅっっ……!」
射精しきった
膣口から白濁の精液を垂らす彼女は、肥溜めに浸る様な余韻の中で無様に痙攣するばかりだった。