※この作品はR-18です。

ダンジョン姫はじめ   作:エターナル好希也

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仔猫の淫夢★

 俺は簡単にシャワーを浴びると、自分の部屋のベッドに入った。まだ火照っているので、トランクスとシャツ一枚のみだ。時刻は夜の11時だ、キリ香が休んだのが9時過ぎだから、2時間近く薫子と睦み合っていたことになる。濃厚な時間だった。まさに世界が変わった気がする。俺が求めるほどに別の何かが俺を後押しして、欲望がたぎる、これがスキル補正というやつか。意識して使う攻撃魔法等のアクティブスキルとは違い、パッシブスキルの怖い所だ。俺と同じ『身体強化』ダブルの薫子を、ベッドの中とはいえ圧倒したのだから、確かに自制が必要となる。彼女の言う通り、乙女な少女なら俺は簡単に蹂躙できるであろう。

 因みに薫子とその寝室は、『洗浄』で綺麗にして、愛した後の臭いも消した。薄い布団も掛けてやったので、そうは気付かれないと思う。それからベッドの回りには初めから『結界』を使ってある。薫子の悲鳴はキリ香に届くことはなく、キリ香は認識が阻害され、部屋を覗いても、俺が薫子を組み伏せる姿は見えなかったのである。哀願する薫子がそそったので、敢えて言わなかったが。

 

 明日からは学校だ。入学式を入れて二日しか登校していないので、クラスメイトの三分の一位しか話していない。その後一週間以上休んでいる。だが命があった事に比べると些細なことだ。友人たちの顔を浮かべれば、子供っぽく感じる。これは俺が大人になったせいか、死線を潜ったためか。良くない兆候と思う、人は強くなるほど、謙虚でいたい。

 担任の小梨利先生とは、病室で何度か話した。地味な感じだが美人さんだ。国語と英語が専門らしい。清楚だが、体のラインを出さない着こなしをしている。自信がないというより、生徒の欲望を刺激しないような着こなしと思えてならない。『透視』で暴いてみたいのだが、そこは自重している。他にも、優しい看護婦さんや綺麗な受付のお姉さんなど、『透視』の誘惑には事欠かないが、ここはダンジョン協会の関連病院。選抜者が大勢いるので、必ずばれたであろう。

 

 

 

 微睡み始めた頃、俺の部屋のドアノブが回され、静かに閉じられた。薫子かと思ったが違う、乳と甘い香り、ケーキの匂いがする、キリ香だ。妹は戸惑いもせず、俺の横に潜り込んでくる。いつものように甘えに来たか、俺は寝たふりをして放置した。親の仕事柄、帰宅が午前様というのはよくあったが、妹は必ず添い寝を求めたものだ。今回は特に心配をさせたから、その時の癖がぶり返したのだと思ったが、ちょっと違う。

 

「お兄ちゃん、お兄ちゃん、いなくならないで」

 

 俺に囁くというより、自分に言い聞かせるようなか細く不安げな声、泣くような声を出して、俺の体をさわってくる。細身だが引き締まった胸、俺が薫子にしたように丁寧に、それでいてぎこちなく撫でつける。俺がここにいるいう事象を確認しているのだ。肩口でキリ香が深く呼吸する、俺の匂いを嗅いでいる。キリ香のか細い指が腹部をなどって、今は太腿をなどっている。少しだけ遠慮がなくなってきた。

 好き、耳元で囁かれたようだ。キリ香が俺のトランクスの上から、俺の男に掌を乗せてきた。震えるキリ香の掌に刺激されて、男根が動き出す、キリ香が思わず掴んでしまうと、トランクスを破らんばかりの勢いで起ちあがった。

 

「辛いんだったら、助けてあげるね」

 

 キリ香はボタンを外すと、丁寧に外へと誘導した。先ほどまで母を屈服させていた雁首を握りしめる 母はお前がこれに犯される事を心配していたんだが、思い出すと興奮して雁首が跳ねる。キリ香も兄を悦ばせた興奮から、息が荒い。ゆっくり、握ったり、開いたりを恐々と繰り返している。欲しくてたまらないけど、見つかると叱られそうだ、そんな子供の動きだ。ふちに指が当たると、雁首は力強く頷いて上手だと讃えてやる。キリ香は指の使い方を覚えていったようだ。呼吸は深く艶っぽく、今にも喘ぎが漏れそうである。誉められたキリ香は、永遠に叶わぬ願いを口にした。

 

「お兄ちゃんはわたしのだ、お兄ちゃんの初めてはわたしが貰う」

 

 やがてキリ香は布団をかぶると、頭を俺の下半身に持っていく。一物に吐息がかかり、湿った暖かさに包まれる。咥えられたのだ。教えられた通りに、舌で雁のふちを舐め回し、唇で陰茎を咥えると、固く閉じて精液を吸い出さんばかりの勢いで求めてくる。男根がいっそうそそり立ち、喉を突く、亀頭が暴れて、咥内を蹂躙する。キリ香は狂乱したように、より激しく食え込み、嘗め尽くそうと舌を絡める。自分の奉仕が受け入れられたのを興奮したのか、雁首が更なる奉仕を無理強いしたのは分からない。

 

「ああっー、うー、いやー、いやー」

 

 キリ香は俺の男を咥えながら、くぐもった悲鳴を上げ続ける。布団を被っているので、漏れないと思っているようだが、はっきり聞こえている。気持ちの籠った切ない悲鳴だ。いまのキリ香はどんな顔をしているのだろう、羞恥に悶える涙顔、真剣勝負の剣士の顔、それとも妖艶にほほ笑むサキュバスの顔か。息が続かなくなったのか、布団から這い出してきて、感極まって訴えかける

 。

「わたしのものにしてやったよ。はしたないわたしもお兄ちゃんのもの」

 

 脇の下で呼吸を整えるキリ香の吐息を受けながら思う。朝起きたら、いつの間にか添い寝されていた事はよくあった。当然俺はいつやって来たのか気付いていない。キリ香にとって俺は絶対起きない抱き枕か。大人に混じって、人命救助の期待と重圧を一身に受けるキリ香。子供の肉体を置きざりに、心と感性が急激に、それも歪な形で大人に近づいているのではと思う。最近の危うさも体と心の不均衡にあるのか、もう少し大人扱いしよう。

 キリ香が俺の腕を手繰り寄せる。パジャマの上から胸を揉ませようと、手を取って俺の掌を押し付けてくる。残念ながら、ブラがずれる感触しかしない。キリ香も不満だったのだろう。パジャマのボタンを外し、肩紐も落として、俺の手を直接乳首に押し付ける。未熟な乳房が全部手の中にある。薫子の乳房は指が沈み込むが、キリ香はオレンジのような弾力だ。今左胸を触っているので、心臓の高鳴りで、いかに盛り上がっているかは分かる。

 

「女の子の胸を揉むのは初めてでしょ、女の子はね、こうすると喜ぶんだよ」

 

 キリ香がブラジャー越しに俺の掌を円に動かす。掌の中の乳房、強く擦らないように動きに合わすと、乳首が立ってくるのは可愛いものだ。ふと思いついて、小さな乳首を指の付け根で軽く挟む。キリ香の動きで掌の中の乳首がこねられると、幼い肢体が跳ね上がった。

 

「次はこんな風に後ろから揉んで。嫌だと言っても、絶対に止めないで」

 

 剝き出しの俺の腕に頬を擦りつけ、甘えてくる。俺はここで掴まれた指先に、全神経を集中させた。五本の指を独立させて、ミリの単位で精密に動かし、それぞれの角度からキリ香を愛撫した。キリ香の動きに合わせ、決して起きていると悟られぬように。掌で四方からさりげなく撫で続けると、固い乳房は段々ほぐされていく。尖った乳首をほんの一瞬だけ下から小突き、次は横から攻めて、更には上から圧し潰す。知ってはいけない快感に陥落した未熟な乳房は、遂に哀悼の悲鳴を上げた。

 

「あっ、ああっ──ー」

 

 悦びを教え込まれた。

 指がもう片方に移動されていく。可愛い指が俺の指を乳首に添える。また乳首を責めて欲しいらしい。気取られぬよう、操られるままに人差し指と薬指で挟んで、中指を乗せてやった。乳首を挟んだまま揉みしだいて、指で優しく撫でてやる。偶にいたぶるようにこねってやると、知ってしまった快感で小さく喘いだ。

 

「お兄ちゃん、今度はわたしの胸を吸って。抵抗したら組み伏せてよ」

 

 俺はキリ香がパジャマを降ろして、半脱ぎになるのを感じていた。太ももの感触からは腰骨から降ろして、鼠径部まで脱いだであろう。今度は左の手を取って、下半身へ誘導する。恥丘は半分露出していた。フェルトのような産毛の手触りは良く、ずっと撫でていたい。

 

「女の子の大切なとこ、さわるの初めてでしょ、私もさわられるの初めてだよ」

 

 キリ香は荒い息をしながら、俺の指を脱ぎかけの下着の下に案内する。指先を抑えられた間際に、一本恥骨にひっかけてみる。腰が浮かぶ、元に戻るのに合わせて、数ミリ進む。快感に溺れさせながら、これを繰り返して遂にクレバスの手前までたどり着いた。キリ香の指にはもう力がなく、今は俺がキリ香を秘境へと案内している。朦朧としたキリ香が、膝を立てて求めてくる。俺の指はこれに答えて、暗い裂け目へ沈んでいく。未踏の領域をかき分けると、桃源郷はあった。初めての花の蜜を嘗め取ろうと、花弁を優しく開いてゆく。間を置いて、味わったことのない極上の蜜が滴ってきた。半分気が行っているのであろう、キリ香はすすり泣きとも、よがりとも取れる声をはき続けるのみだ。

 

 ここで俺は暗い欲望に囚われた。全力でクリトリスを愛撫すればどうなるかと。知識も経験もない無防備の少女、堪えきれぬ快感に、瞬時に果てるに違いない。それが絶頂だとは知らないままに。次にキリ香が起こされるのは、下半身の痛みからだ。そして奪われているのを知る。犯されたキリ香は抵抗するが、押さえつけて痛みが引くのを待つ。それからじわりと、悦びを教えてやるのだ。

 だけど、今はいいかな。俺と薫子との関係を知らない健気なキリ香を、もう少し見ておきたい気がする。俺は花芯への愛撫を段々穏やかにして、キリ香を寝かしつけていった。天国の夢を見るといい。朝起きると、キリ香はもういなかった。

 

 今朝、家を出るのは、俺が最初だ、その後薫子が地元のダンジョン協会へ、キリ香はここでリモート授業だ。午後には二人して神戸に戻るので、また一人暮らしが復活する事になる。登校前、リビングで二人が何かと世話を焼いてくる。今日は俺の選抜者レビューの日だそうだ。

 

「わたしこの柄好き、つけてあげたい」

「想夜さん、男らしくて素敵よ」

 

 キリ香が俺にネクタイを結ぼうとするが上手くいかず、母に手伝ってもらっている。薫子はブレザーを着せてくれる。俺達が望んだ日常が戻って来て何よりだ。二人に見送られた俺は、爽快な気分で高校へ向かった。

 

「お兄ちゃんに甘えたら、いい夢が見れて、とっても元気になったよ」

「それはどんな夢かしら」

「ママには内緒」

 

 

 

 母を送り出したキリ香は、リモート授業開始までの間、昨夜の夢を思い出していた。背徳的でとても人には言えないが、思い出すだけで幸せになる。予知夢は望む未来を示していた。

 

 ママが泊まり込みでダンジョンに入ったとき、わたしはお兄ちゃんと添い寝するのが楽しみだった。甘えると、優しく撫でてくれる。ある日、思い切り甘えてみると、お兄ちゃんも丁寧に可愛がってくれる。気持ち良すぎて何だか分からなくなった。痛みで目が覚めると、女の子ではなくなっていた。泣いて抗議しても、お兄ちゃんはちっとも反省しない。それどころか、わたしの大人の顔とか、声とか、恥ずかしすぎて死にそうな事を聞かせてくる。兄妹で愛し合うなんて許されない、しかもこんな小さなうちから。無理強いしたお兄ちゃんが悪い、ママに知られたらどうしよう。

 一人で居ると、不安で押し潰されそうになる。だからお兄ちゃんに添い寝を求めずにはいられない。ベッドの中ではいつも優しくて、不安を取り除いてくれる。その後は必ず虐められるのだ。

 

 お兄ちゃんも選抜者になった。ママと一緒に出掛けて、指導を受ける事も多い。初めの頃はお兄ちゃんもよく怪我をしていた。小さな怪我が多かったので本人は知らん顔をしている。回復魔法が使えるわたしはここぞとばかりに、主導権を発揮した。服を全部脱がせて、体の隅々まで診察する。調べる度、お兄ちゃんが強く逞しくなっていくのが分かる。肉体が変化していくのではない。魔力が、生命力が全身から溢れてきている。その活力には怖いくらいの美しさと魅せつける妖しさがあった。

 ママとお兄ちゃんがペアを組むようになった。薫子、想夜、とお互いを呼び捨てにしている。母さんに尋ねると、他の探索者に舐められるからだという。わたしもお兄ちゃんを呼び捨てにしたい。二人は夜遅くまで一緒に部屋に籠っている事が多くなった。前回の探索の反省や次回の計画を練っている。一人で寝るのはちょっと寂しい。

 お兄ちゃんがママを従えるようになった。強いママよりもっと強くなったのだ。ある日、ママに呼ばれた。私たちとお兄ちゃんは、戸籍上の親子関係を解消して他人に戻る、もうお兄ちゃんと呼んではいけない、お兄ちゃんもそれを望んでいると。

 わたしはお兄ちゃんに捨てられたと思った。泣きじゃくるわたしをママが優しくさとす。三人はいつまでも一緒、時間を置いて新しい戸籍を入れて、別の形の家族になると。わたしは新しい家族での役割を理解した。

 

 お嫁さん。

 




作者は猫が嫌いです。
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