※この作品はR-18です。

ダンジョン姫はじめ   作:エターナル好希也

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上手くまとめきれず、いつもの倍近い文字数となっていまいました。
お読みいただければ幸いです。

書き溜めに入ります。GW中の再開を目指します。


PTA★

「御神想夜さん、リリエさんのことでお話があります。あなたは彼女をどうさせるおつもりですか」

「キリ香ちゃんのお兄さん、わたしもう先生をやっていけないかもしれない」

 

 別れ際、吾妻先生と緋胡桃先生にこの言葉を突きつけられた。終始穏やかだった顔が能面のように無表情になっている。まさか解呪の際の記憶があるのか。イカセまくって頭を真っ白にしたので、何も覚えていないと思っていた。

 

 

 

 あの後、俺たちは宝箱を発見した。魔眼で確認するも、罠もなければミミックでもない。中にはスキルオーブが二つ入っていた。さすが死の王の置き土産、気前がいい。なんと一つはリリエのものだ。彼女は直接戦った訳ではないが、ドレス服や自作のアイテムで死の咢から逃れた。そのご褒美だろう。確認すれば『鑑定』、それもダブル。

『鑑定』は錬金術師にはほぼ必修のスキルだ。それがいきなりダブルとは珍しい。リリカは回復した先生方と抱き合って喜んでいた。

 

 残り一つはもちろん俺だ。何しろ元祖魔術師の欠片を宿したリッチを倒したのだ。俺は当りを確信した。彼の代名詞の『飛行魔術』のスキルが欲しい。恋人たちの部屋から部屋に、蝶のように飛んでいくのだ。『ディスペル』や『テレポーテーション』も激レアだ。『バインド』も悪くない。石化の魔眼と被るが、こちらは拘束時間が長く、相手も意識を保っている。女の子に悪戯するのに最適なのだ。『触腕』と違って堂々と使えるのもいい。

 俺は期待に胸を膨らませスキルオーブを手に取った。

 

 ふざけるな

 

 収得したのは魔法とは一番縁の遠い『体術』だった。この平々凡々のスキルはもう持っているのでダブルとなる。俺は怒りに震えた。そんなに俺に魔法を使わせるのが嫌だったのか。プロレス擬きのセコイ技で勝ったのが許せなかったのか。

 

 

 

 あれから俺たちは無事緩衝地帯に帰還した。ここでは母と妹はもちろん、朱美と詩央も、キリ香とリリエのクラスメイトも待っていてくれた。ギルド職員の事情聴収にも、リリエはハキハキ答えている。

 

「リリエちゃん、すごい。恐い目に会ったにあったのにどうしてそんなに落ち着いていられるの。言いにくいんだけど、いつもはもっとオドオドしてるのに」

 

 クラスメイトの質問に義母が代わりに答えてくれた。彼女はかつて探索の最前線に立っていた。その言葉には蘊蓄がある。

 

「人は死線を潜ると成長するもの。あの子も九死に一生を得る事で、早く大人になったのよ」

「へぇー、リリエちゃんちょっと綺麗になっていない?」

「いいな、恐い思いをして綺麗になれるのなら、わたしも早く大人になりたい。その時はキリ香ちゃんのお兄ちゃんについてきてもらおう」

「ダメだよ、お兄ちゃんエッチだからセクハラしてくる」

 

 リリエの生存は一時絶望視されていた。クラスメイトもその嬉しさはひとしおだろう。それに彼女は俺のローブを羽織っている。その下がどうなっているのかお察しだ。みんなからいじられて顔を真っ赤にはにかんでいた。もちろんこの子達はいい子だから、俺にもしっかりお礼をしてくる。

 

「キリ香さんのお兄さん、リリエちゃんを、わたしたちを助けてくれてありがとう。これからも頼りにしもいいですか」

 

 もちろんだとも。爺さんの時代は保護者の事は父兄と呼ばれていたそうな。PTAとは先生と父兄が一つになって生徒を導く組織である。キリ香の兄である俺は、先生方と一体となって、リリエを大人に導いた。父兄としての義務を果たしたと言える。

 その一方、俺から事情を聴いていた職員や、朱美と詩央の表情は固い。上級探索者並のダークナイトやそれを従えるリッチなど、簡単に対応できるものではないからだ。

 

「あなたの対応した魔物が特異個体で、一回限りの出現であればいいのですが。他のエリアでも異変がちらほら起こっています。これは一度ダンジョンを閉める必要があるかも」

 

 西日本最大、日本でも二番目に規模の大きい神戸ダンジョンが突然の閉鎖となれば、その影響は計り知れない。

 

「想夜、危ない事しないていったのにまた嘘ついたわね。そんな話を聞いたら、わたしの方が死にそうになる」

「リッチも悪神も、地上を目指してスタンピードを起こそうとしていた。そうなったら一番に巻き込まれるのが朱美や詩央、母さんや妹といった僕の一番大切な人たちだ。命に代えても防ぐよ。それに僕は特別な聖水を預かっていた。伝説のリッチでも浄化できる試作品。あそこで引く選択肢はない」

 

 涙ぐんだ朱美からぶたれそうになった。詩央が取りなしてくれる。

 

「想夜さん、その聖水、こちらに回してもらえないの。後見人のあなたのお願いなら聞いてくれるかもしれない」

「満月の夜、女神像に月光が浴びると奇跡が起って、特別な聖水が満ちる。信仰上の事情で秘密を洩らさないよう約束している。量産は無理だよ。ごめんね」

 

 聖女アルテミシアを満月の夜、礼拝堂で凌辱して作っているとか、恋人の前では言えなかった。

 

 この後幼馴染は合宿所へ、リリエは念の為、検査入院となる。膜の有無を確認されたら困るのだが。そして吾妻先生と緋胡桃先生は自宅療養となった。呪いは祓ったが、強引な解呪のせいで後遺症が出るかもしれない。

 

「もし体調が悪くなれば誠意をもって対応します」

 

 俺は馴れ馴れしく声をかけた。そして返って来たのが先の言葉だ。

 

 

 

 神戸の母と妹の所へと身を寄せて二日目、俺は早、ぼっちになった。今日のダンジョン拡張で、義母は支部、義妹は病院に詰める事になったからだ。呼び出されて吾妻先生と緋胡桃先生の所へ向かう。これからセッキョウされるのだ。二人は官舎でルームシェアしているという。応接室に通された。ダンジョンでの乱れ振りが嘘のような他人行儀だ。

 

「お二人とも具合はどうです? 呪いの残滓でどこかおかしくはありませんか。僕が母の元へ滞在している期間は短い。今のうちに徹底して治しておきたい」

 

 話題を逸らそうと、労りの言葉をかける。俺は呪いを追い出すために、子宮には性愛の魔力を充満させた。一夜立っても残滓は残る。子宮は疼き、躰は焦れる。彼女達はそれを呪いの後遺症と思っているはず。事実、緋胡桃先生顔を赤らめ、内股になった。でも吾妻先生は追及を緩めない。

 

「私たちは教師です。生徒のために清く正しくあらねばなりません。どんな苦難にも耐えて見せます。ですがリリエさんにはどう責任を取るおつもりですか。

 助けていただいた事には感謝します、でもあなたは愉しんでいましたよね」

 

 緋胡桃先生も頷いている。確かに俺はリリエや先生たちと魔力を繋げた。そして彼女たちの悦びを受け取った。だけど俺の愉悦も同時に三人には伝わっている。要は俺がリリエにも先生方にも欲情して、楽しんでいたのがバレている。二人はこれが許せないのだ。俺のほうも言い訳はしない。男性としての正直な気持ちを吐露する。

 

「あのままでは呪いに負けて先生方を襲っていた。彼女は僕や先生たちを助けるために清い躰を捧げたんだ。彼女は何も悪くない。全ての責任は僕にある。そしてリリエの献身はあまりにも尊い。もう僕にとって忘れられない女性になった」

「リリエさんを思うなら二度とあの子と会わないで頂戴。そして私たちとも会わないで」

 

 生徒の教育方針を巡って教師と父兄が対立するのはよくある事だ。激論が交わされる。当然、父兄はヒートアップする。男性との接点の少ない教師も興奮してしまう。PTAが不倫の温床と言われるのも止むを得ない。

 

「僕はリリエと繋がったから分かる。彼女はとっても悦んでいた。僕との関係を神聖な儀式として貴んでいる。否定されたら死んでしまう。彼女を泣かせないために僕は一生関係を続けるつもり、それが僕の責任の取り方」

 

 リリエのために先生方を説得したい。それに教師と父兄が親睦を深めるのも義務である。リリエがどんなに喜んだかを先生方にわからせてあげたい。ならば実際に再現するのが手っ取り早い。それに俺の担任の小梨利先生は研修中だ。メールではやり取りしているがご無沙汰だ。この二人で女教師成分を補充したい。

 僕の思いを綿々と綴る。

 

「僕の担任の先生も綺麗で優しい先生だよ。僕は入院なんかで授業が遅れがちだけど、親身になってフォローしてくれる。ギルドから危険な依頼を受けたりすると、危ないから行くなって泣くんだ。力を持たない人だけど、スタンピードの時は生徒を逃がすために最期まで校舎に残って死にそうになった。そんな先生に僕は憧れ、誰よりも敬愛していた。あなた達も僕の先生によく似ている。だから死なせたくなかった。何をしてでも、どんなに恨まれても生きていて欲しかった。そして僕は欲情した。理想の女性の秘部をさわって、艶めかしい声を聴いた。若くて未熟な雄にとって、成熟した地性溢れる女性は最高のご馳走、我慢なんて無理。呪いとか関係なくても襲ったと思う。それに僕も覗いてしまった。教師という仮面の下に赤裸な女の顔。吾妻先生、緋胡桃先生、秘めた願いを叶えてあげる。あなた達を犯す男は、この世に唯一僕だけだ」

 

 女性とはいえ、選抜者を二人同時に制圧するのは至難だ。まして人は社会の規範に縛られる。教師を強姦しよう思う男は多くても、倫理観に捕らわれてそう実行に移せない。更に二人まとめていたすなら、溢れる精力も必要となる。ここで俺が犯さないと、彼女達は一生未通のまま錆びついて終わる。二人にも女性の悦びを知って欲しいと切に願った。

 

 

 

「見損なったわ、最低です。ここを今すぐ出て行って」

「耳が穢れる。こんな侮辱を受けたのは生まれて初めて」

 

 教え子の兄からいきなり強姦宣言されてしまった。怒りでわなないている。冷静な女性を怒らせるとそそるものがある。それに俺は有言実行だ。ここでレイプを成功させないと関係者全員が不幸になる。

 

「ちょっと、何するの。降ろしなさいよ。いやあ────、降ろして」

「えっ、うそ! 私なにされるの。きゃー、だめ~~~」

 

 二人の先生が悲鳴を上げる前にはもう担ぎ上げていた。『透視』で寝室の位置は確認している。他人の家でも迷わず連れ込む。そしてベッドに放り投げた。二人揃って脱がしてやる、いや、それでは趣に欠ける。リリエと同じ服破れにしてやろう。二対一の夜のプロレス、くんずほぐれつの乱戦に突入した。

 

 緋胡桃先生の縊れた腰に胴締めだ。そして吾妻先生を片腕だけでフルネルソン、ブラウスのボタンをブチブチ千切る。絹のショーツを引き裂いて、たわわな美乳を握りしめる。俺の理想とする乳房の感触。おさわりの感想を伝えてあげた。

 

「先生のおっぱい、揉み心地最高。これ以上大きいと下品だし、小さいと物足りない。顔を埋めて甘えたい、乳首を責めて鳴かせたい」

「そんな、誰にも触らせた事ないのに。アッ、アッ、そこだめ~~~」

 

 逃がさないように吾妻先生をボストンクラブにもっていく。緋胡桃先生と正面からの組手争い。急所の乳房を身をすくめてガードされるが、無防備な肩や背中、脇を狙ってTシャツを穴だらけにする。

 

「やめて、破らないで。玩具にしないで。もう恥ずかしくて生きていけない」

「リリエだって服が破れても頑張ったよ。先生にもリリエの気持ちを分かって欲しい」

 

 むろん、吾妻先生のロングスカートも切り裂いた。今の彼女ははうつ伏せだ。状況を理解できるようバリバリと大きな音をさせながら破っていく。今度は股下直ぐから横に切る。美脚をなぞればタイツだって面白いように破れるのだ。目を落とせば、シルクのショーツ。リリエと同じ、股間も顕わな服破れにしてやった。

 

「わぁ~ん、わぁ~~~ん。ああ~、殺してぇ~~~」

 

 先生はシーツに顔を埋めて号泣している。そして俺が吾妻先生の長い脚を顕わにしたのは理由があった。今度は仰向けにして脚を絡める。男子なら必ずやった悪戯の一つ、四の字固めを綺麗に決めた。

 それだけではない。俺は伸ばした方の片脚でブラをめくった。足指で、先生の乳首を摘まんで捏ねる。これも『器用』のなせる技だ。まさかこんな形の乳首責めなど予想もしまい。吾妻先生は苦痛と恥辱で悶絶している。隠した顔の唇からは白い歯が覗く。そこには喜悦の笑みが光っていた。ギブアップはなしだ。

 それと同時に緋胡桃先生のお尻を剥きにかかる。大人になったばかりなのか、彼女は胸が大きくても、お尻は小尻で締りがよさそう。

 

「それだけは許して下さい。何でも言うこと聞きますから。お願いだから脱がさないで」

「大人しくしていたらその願い叶えてあげる。その代わり後で文句を言ったらお仕置きだよ」

 

 約束だからジーンズは脱がさない。引き摺り落として、半脱ぎで胡麻化すつもりもない。俺は小尻を撫で擦った。よく締まったいいお尻だ。最悪を免れて緋胡桃先生は安心したのだろう、内腿に手を入れられて、甘い息が堪えきれない。だけど俺の爪先は密かに彼女のジーンズを切り取っていた。

 

「ひえー、なにこれ。ジーンズが切られている。いやよ、こんな恥ずかしい形は嫌っ、イヤ~~~」

 

 ジ ーンズは一部を残して、太腿から鼠径部、お尻にかけて裁断されていた。ガーターベルトの形に繰り抜いたのだ。脱がしたわけではない。生脚、生尻の感触を味合う。

 

「スキル切り裂きジル、僕の爪は何でも切り裂く。肌を傷つけずに服だけを切るのも可能だよ。オーブに依らない僕だけのスキル。ダンジョン奥での対人戦では何度も使った」

 

 触られただけで人を殺せるスキル、肌に刃先を当てられているのと同義だ。緋胡桃先生が震えあがる。吾妻先生の呻き声もいつしか嗚咽に代わっていた。抵抗は完全に終わった。

 ここまでが俺の前戯だ。互いに肉体をぶつけ合い、いい具合に具合に濡れてきた。心も折れて俺を受け入れる準備が整った。チョークをかける。服を破られ半裸の女教師を、二人揃って床に並べた。

 

 こういうケースではしっかり者のお姉さんから手を付けるのが基本だ。獣の群れでもリーダーがヤラれてしまうと残りは尻尾を撒いて大人しくなる。今の吾妻先生は全てを諦めている。そんな先生を悦ばせてあげれば、後輩の緋胡桃先生も大人しくさせる事ができる。

 藤色の髪が乱れた。光を失った灰色の眼からは、涙だけがとめどもなく流れる。だけど躰からは豊潤で爽やかな香りが漂っていた。俺は成熟した女性の匂いを味合おうと、首筋に唇を這わせる。チロチロと俺の舌が甘い汗としょっぱい涙を舐っていく。

 

「うっ、うぅ~、やめてください、ゆるしてください、辱めるなら殺して下さい。ひぃぃぃ──ー」

 

 肩口に、胸元に唇を落とす。そして切り裂きジルで絹のショーツをバラバラにした。竦み上がる先生に一回だけチャンスを上げる。もちろん蜘蛛の糸だけど。仏の声で囁いた。

 

「それなら僕を可愛がって欲しい。僕もあなたを可愛がる。そうしたら最後の一線は決して超えないとここに誓う。だけどもし僕を欲しいと言ったなら、その時あなたは犯される」

 

 禁じられた言葉を設定した。簡単だろう、はしたない言葉を口にしない限り、淑女の純潔は護られるのだ。

 

 邪魔なブラをたくし上げて、憧れの美乳に顔を埋めた。ここを辱めると予告して嬲ってきたのだ、先生の躰が一度だけ大きく跳ねた。そして力なく俺の頭に手を回す。

 

「そんな投げやりはダメ! 本当に犯しちゃうよ。恋人にするように愛情たっぷり気持ちを込めて。全てを捧げる想いで撫でて」

 

 二十歳をとうに過ぎても生娘だった女だ。15で経験豊富な少年にかかれば一たまりもない。母乳を絞り出すよう乳房をしごく。そして乳首を吸ってやれば、直ぐによがり出してしまった。本当に恋人にするように、頭を、背中を、心を込めて愛撫してくる。

 

「はあ~、恋人なんていなかったのに。ふぅ~、経験もないのにどうしていいか分からない。気持ちいいのがイヤで悔しい。あぁ~、お願い、早く終わらせてください。あっ、あっ、いやぁ~~~」

 

 咽び泣きがよがり声に変わっていく。昨夜ダンジョンで彼女と魔力を絡ませた。どうすれば感じるかは彼女より理解している。もう興奮して、全身で俺を抱きしめて愛撫を始めた。躰と心が乖離して、吾妻先生の女の顔が現れようとしている。

 そして昂っているのは俺も同じだ、小股を掬って見せ槍をする。

 

「うそぉ~~~~~~~」

 

 しおらしかった先生がけたたましい悲鳴を上げた。俺に裏切られたと思ったのだろう。俺は構わず逸物を股間へと添える。絶望する先生の顔はこれまでで一番美しかった。だけど俺は約束を破った訳ではない。

 魔羅を花芯に押し付けた。ミリの単位でクリトリスを捏ねて嬲る。ここは昨日も俺の手淫でイカされている。辛抱など出来るはずもない。

 

「ひゃぁぁ~~~、お願いしますぅ。お情けをください。欲しい、ほしい、ほしいぃぃぃ~~~」

 

 理知的で品行方正な先生はもういない。魔羅とは元々人の心を乱す悪神の名だ。清き人を淫蕩に堕とすのを悦びとする。吾妻先生は俺の魔羅に惑わされてしまった。でも約束は約束、熟しきった蜜壺に男の味を教えてやる。感極まった先生に深々と魔羅を突き立てた。

 

「あひぃぃぃ~~~」

 

 躰を弓なりにして一突きで逝ってしまう。破瓜の痛みなど、身に余る悦楽に吹っ飛んだようだ。もう少し愉しみたのだが仕方がない。茫然としている緋胡桃先生を横目に、マグロになった吾妻先生に射精する。睡姦をしているのを見られているようで、これはこれで趣があった。

 

 

 

 ストックホルム症候群というものがある。誘拐されたりレイプされたりした女性が酷い目に会った後、優しくされると相手を好きになってしまうというものだ。俺が犯した女性も多分にこの傾向があったと思う。散々に踏み躙っておいてから究極の悦楽を与えたのだから。

 緋胡桃先生はこの最たるものだ。心を折られた上に尊敬する先輩教師の痴態を見せられた。その衝撃から犯される前に俺を好きになってしまった。大人の童顔は少女の顔に戻ってしまった。怯えていたのが嘘のよう、上目遣いのグラスアイがキラキラ輝く。お迎えされて大切された、箱入り娘のドールの顔だ。

 僅かに香る大人の色気が可愛らしい。もう年上とは思えない。庇護下にある年下の女の子として接してあげる。

 

「くぅ~、想夜さん、あなたは私の王子様、こわいですぅ。だから優しくギュッとして。私の初めて、貰って欲しいの。きゅ~ん、きゅ~ん」

「先生、可愛い。何も知らない女の子みたい。想ってくれて僕は嬉しい。でも男の子はそんな子をイジメたくなるんだ。僕が性教育をしてあげる」

 

 そそる女に甘えられるのは素直に嬉しい。だけど教師としては失格だ。緋胡桃先生だって、いじめ問題の対処法は知っている。当然加害者には毅然とした態度を取るよう指導するはずだ。だけど就任早々、自分がイジメの被害者になってしまった。毅然とするどころか、加害者に媚びを売っている。

 教師としてなっていない。こんな態度ではイジメを助長するだけではないか。父兄として見過ごすわけにはいかない。一番強烈なのをくれてやる。先生の躰を折り曲げた。種付けプレスの態勢だ。たちどころにチャーミングな顔が涙目に変わる。ロンギヌスの槍を処女のマンコに容赦なく突き立てた。

 

「アイ──ーン!! あん、あん」」

 

 驚愕で破瓜の痛みも忘れてる。ピチピチもがいて優しくできない。動かないよう組み伏せて、そのままズブリと奥へに差し入れる。それに伴い、雁首がぐりぐり頭を振ってポルチオを圧迫していく。

 

 昨日はこの躰を隅から隅まで精査した。男性に激しくされて優しくされる、これが緋胡桃先生の秘めた願いだ。

 

「きゃ~、キャン、キヤン。くう~~~、くぅ~~~ん」

 

 ぶたれた仔犬が鳴くように、そして尻尾を振るように、無心になって少年に甘える。相変わらず泣いているが、身も心も満たされての嬉し泣きだった。

 

「ああ、想夜さん、私、貴方の先生になりたい。可愛がるの、尽くします。だから私に沢山教えて」

「僕の担任になりたければ特別授業を所望する。放課後に躰と心をケアしてよ。ご褒美に先生を犯して発散するから」

 

 先生を満たした後は俺の番だ。燃え盛る欲望を注いでやる。穏やかだった逸物が、一転して狂ったように激しく動いた。無垢な子種を汚したい、肉壺を掻きまわし、初めての女性が悶絶する様を愉しむ。全体重の乗った止めの一撃がポルチオを撃ち、スポットをこすった。

 

「きゅ~~~ん、キャイン、キャイン、あ~~~ん」

 

 可愛い声で啼き喚く。彼女も子種を抱えたまま、事後の痙攣を繰り返した。

 

 

 

 スキルがダブルとなって、『体術』の上達を感じる。手心を覚えた。ベッドという限定された空間で、女性二人と密着しながら抵抗を完全に封じた。躰は痛めつけないで快楽を引き出す、その代わり心を徹底的に痛めつけた。サブミッションも寸止めしている。

 俺は魔術の祖であるリッチの断片から、魔法とは対極のスキルが落ちてきたか理解した。魔術に寄らず、失われた肉体で女性を征服する事がマゴスの夢だったのだ。今、俺がその願いを叶えようとしている。リッチの魂よ、安らかであれ。それとも俺が憑りつかれているのか。

 

 

 

「キリ香と話して寂しくなったら徳島に来て。恋人として扱ってあげる。紳士の嗜みで、夢の世界へエスコートする」

「リリエを思い出したら僕が神戸に訪ねて来る。欲望の捌け口にしてやる。二人とも娼婦になって僕に尽くして」

 

 二人には言葉による呪いをかけた。教え子と接する度に、忌わくも美しい想い出が蘇るはず。高潔な女教師は俺の聖娼になり下がった。リリエは自覚していないだけで、騙されて俺に穢されている。リッチの望みと同じ結果になってしまった。ダンジョンに尋ねる、彼女達は救済されたと言えるのか。

 どこかのコアがクスリと笑う。

 

 聖あるところに穢あり、女神さまの聖母と聖女を犯した貴方がそれを問いますか

 

 そうなのだ、尊き神も高尚な芸術もしばしば掃き溜めから産まれ出ずる。そして昇華すれば破滅と退廃の象徴ともなる。聖と穢は表裏一体だった。裏と表は人の心の内にある。

 

 

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