※この作品はR-18です。

ダンジョン姫はじめ   作:エターナル好希也

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満漢全席3 愛妻弁当和風仕立て★

 

「旦那さんにもしなかったのに、葵(あおい)だってしゃぶったよ。陽葵(ひなた)ちゃんだって、拙くても頑張った。どうして綾女はできないのかな」

「私だってした事はありません。六日前にあなたに奪われるまで生娘でしたのよ。お二人を犯した挙句に口淫を強要するなんて。葵お嬢様と想夜様は母子程も年が違います。陽葵ちゃんはちょっと前まで小学生でした。何て破廉恥! 親子揃って手籠めにして楽しかったのでしょうね。私たちは被害者です」

 

 今は綾女と仲直りをしている最中だ。彼女にはフェラを強要している。

 乱暴に髪を掴んで引き廻した。肉棒を彼女の口に突っ込むと、口吻を思い切り掻き廻す。淑女の涙がぼたぼたと睾丸を濡らした。すると逸物が水を得た魚のようにピチピチ跳ねる。反り返った雁の裏に舌が触れれば、肉棒がピクリと動いた。彼女は理解する、こうすれば男は歓ぶと。淑女に潜む貪欲が目覚めた。舌が這い、艶めかしく陰茎に巻きつく。唇も使ってしごいてきた。

 この人は優しくされるより、手荒く扱ったほうが興奮するみたいだ。

 

「ダンジョンではこれが正義。綾女だって僕と彼女達の和解を望んでいたはず。強引だけど全部丸く収めたよ。だから機嫌を直して欲しい」

「許しません。何でも力尽くで解決しようとするのは選抜者の悪い癖です。職員として見過ごせません。大人として糺さねばなりません。ああ、やめて、子供なのにいけないあなた。今は勤務ですのよ。それにこんな明るい内から……」

 

 

 

 モーニングの水出しアイスコーヒーをご馳走になると、夢子様の付き人から出て行けとばかりに放り出された。再び嵐山のコテージへ戻ってくる。そこで綾女さんが業務連絡で控えていた訳だ。

 今日の彼女は和装ではなく、ギルド職員の制服だった。戦闘不可避なギルドとしては、ミリタリーファッションを採用している。内勤でも避難誘導など、緊急時の役割がある。その為頼もしい格好が良いらしい。

 凛としたギャリソンキャップ、女性軍人やボーイスカウトで採用されている制帽は細面の彼女によく似合った。ドレスシャツにタイトなスカート、肩章と狭いタイはできる秘書官を演出している。だからこそ白昼堂々襲いたくなる。

 ところが綾女は拗ねていた。本来は任務終了後の休養で、二人で数日遊び倒す予定だったのだ。それが星堂母娘に手を付けた事や、皇夢子からの御言葉で全部おじゃんになった。一連の情報はその日のうちに徳島支部へと伝わり、俺には帰還命令が出た。月代主任達は、京都支部と皇家が俺を篭絡していると疑ったのだ。

 嫌がる女性を脱がす程楽しい事はない。相手が恥かしがれば尚更だ。さっきまで綾女は征服のドレスシャツの前をはだかれ、俺の逸物を咥えていたのだ。御奉仕させている間にスカートのファスナーも降ろす。

 

「いけません。もうこんな関係は続けられません。お嬢様と陽葵ちゃんに申し訳が立ちません。これきりにしましょう」

 

 逃げ出そうとするのをストッキングを掴んで取り押さえる。うっすらと黒いシルクが儚く散った。甲高い悲鳴が絹を裂く音と重なる。生足がじたばたと抵抗すれば、内腿奥まで見せられた。白いものがチラチラする。

 

「ヒィ~~~」

 

 

 

 

 世間の常識では、俺は旧家の未亡人の愛人に居座って、義理の娘を犯したあげく、使用人にも手を付けているとんでもないスケコマシとなる。その神髄は無理やり言う事を聞かせて、女性を幸せにする事だ。現に綾女も口では嫌がっているが、俺に抱き縋っているではないか。秘密にしている『話術』で彼女の願望を引き出そう。

 

「女として熟した葵と将来が楽しみな陽葵。操を立てた未亡人も、父親思いのその娘も抵抗敵わず絶頂して、獣のように鳴き喚いた。その後は自分から何回も求めてきたよ。親子揃って素晴らしい抱き心地。だけど僕はもっといい女を知っている。大和撫子に相応しい控えめな躰。お淑やかな心根。恥らいながら僕の欲望を精一杯受け止めてくれる最高の女性。それは綾女だ。葵と陽葵と綾女なら、迷わずお前を選ぶと断言する。なのにまだ一回しかヤッてない」

 

 連極の姓をもらった綾女とこれから戻る二人。綾女から見て、葵と陽葵は主筋に当たる。女主人を散々手籠めにした男から、お前の方がいいと言わた。お仕えする彼女らを差し置いて褒められたなんて、口が裂けても言えるはずがない。だから俺は遠慮なく口説く事ができる。

 

「そんな、もったいない。お嬢様、陽葵ちゃんお許しください。あっ~、あっ~、あぁぁぁ~~~」

 

 極まって泣き出してしまった。この人は寝取り願望を持っているのか。それも大恩ある養家のお嬢様とその娘から。大和撫子な彼女にとって、こんな浅ましい想いを知られるなら死んだほうがマシだなのだろう。

 既成事実を作ってやる。誠実な仕事ぶりを、クライアントの少年は自分に気があると勘違いしてしまう。若さ故の過ちで乱暴された設定だ。今は主よりお前の方がいい女だと、口説かれ再び襲われている。少年はダンジョンの具現者、抗う事は難しい。しかも主家の和解を取り持って、探索でも絶大な成果を上げている。皇家の覚えもめでたい。心情的にも拒否しづらい。

 

 俺の偽りの『話術』が彼女の魂を救済する。

 

「薄幸な貴女をいつかダンジョンに連れていく」

「今の言葉で綾女は、生涯お腹いっぱいです。想夜様、お願いですからこの躰をご存分に」

 

 幼い頃に親を亡くし、気遣いながら生きてきた彼女にとって、過剰なまでのスキンシップは憧れであった。その最上は一家の主が妻や娘に与える寵愛となる。同性の彼女も、いつか自分もと夢見ないはずはない。抵抗が止んだ。

 

 一盗(いっとう)二婢(にひ)という言葉がある。男にとっての至高は他人の奥さんや恋人を寝取る事。次点で部下やメイドさんをお手つきにする事だ。そして寝取る女と寝取られる女性、両者の関係が近い程、スリルがあって燃えるのだ。これは男女の立場を入れ替えても成立する。

「みよう本」の女性向けは、このテーマで溢れていた。容姿端麗、才色兼備で非の打ち所のないヒロインから、妹が、親友が、メイドさんが、夫や婚約者や王子様を奪ってばかりだ。女性とはこのように寝取り寝取られに命を賭ける生き物である。

 葵が乙女ゲームのヒロインなら、綾女は破滅必至の悪女の役だ。それでも幸福になるルートは残されている。それは日影の女に身を置いて俺を支えていく事。彼女はそれを選択した。

 

 綾女を剥いていくが、なすがままだ。恍惚として勝利の余韻に浸っている。ただ制帽のギャリソンキャップだけは敢えて残した。ギルド職員としての背徳感をスパイスにする。

 近いうちに女神さまの権能で、彼女は選抜者となる。俺との邂逅がこの奇跡をもたらしたと疑わないはずだ。俺を現人神として崇拝されるかもしれない。ならば命ずる、女神の秘蹟は口外無用。肉体関係が知られなければ、俺が祟られてダンジョンの女神さまの権能を持っているのを少しは誤魔化せるかもしれない。

 強姦された女性は誰にも語る事なく、しばしばその事実を墓場まで持っていく。この応用で誠実な女性を「わからせ」れば、彼女達は口を噤むだろう。俺のレイプを封じようとする女神さまに一矢報いた気がした。もちろん、むやみやたらには出来ない。それに口と尻の軽い女も駄目だ。貞操観念の強い女性を心折れるまで辱しめてこそ、その意義はあった。

 

 部屋中に服や下着が散乱している。大人しくなった綾女を布団へと押し倒す。ギュッと組まれた腕を払えば気品ある双丘が顕わとなった。破瓜させた時は後ろから横抱きにしたので、涼やかな胸に顔を埋めるのは初めてとなる。

 

「明るいのは嫌っ。灯を消して! お願いですから雨戸を閉めて!」

 

 障子越しに、強烈な夏の日差しが綾女の裸身を曝け出す。穏やかな女体に濃い陰影を映した。

 

「このままやるよ。明るい方がいい。全部覚える。恥かしがる綾女の顔、そそってやまない形いい乳房、絡まってくる腕と脚、そして僕だけの秘密の花園。全部徳島に持って帰る」

「嬉しい~~~~~~っっっ」

 

 綾女は感無量だ。視姦と言葉責めだけで淫らに喘ぐ。そして本当に俺が乳房であそべばとどうなるか? 乳首を含むだけで躰が跳ねた。噛み殺したはずの嬌声が漏れる。でもそれは死ぬより恥ずかしい。淑女の嗜みとして、情事はマグロであらねばならないからだ。それなのに、自分から告白までしようとしている。

 

「想夜様ぁ、私のつがい。犯した人に惚れてしまいました。お願いします。捨てないで。若い女に目移りしないで。片隅でいいからお側に置いて」

 

 切れ長の瞼が見開かれた。ひたすら慈悲を請うてくる。大人の女がいじらしいと、少年は構いたくなるもの。

 

「肌を合わせると分かる。陽葵ちゃんの肌は瑞々しくて弾力があった。綾女のはしっとりとして柔らかい。僕は綾女のほうが好きだけど。葵は名器だった。締めつけて男の精を吸おうとしてきた。それに引き換え綾女のは素朴だ。だから飽きない。何回も何回も自分からしたくなる」

「貴方は本当に残酷な人。こんな事を言われたら女は狂ってしまいます。ああっ、ください。あの時みたいに,私の躰に押し入って」

 

 綾女が首に腕を廻した。腰を浮かして、脚でからみついてくる。だいしゅきホールドの態勢にいった。大和撫子には決して許されぬ体位。だから「網代本手(あじろほんて)」とか「たすき掛け」とか江戸の言葉を使うとしよう。

 

「ただいま、還ってきたよ」

「お帰りなさいませ」

 

 夫婦の様な気やすさでキスを交わす。どちらからとなく躰を寄せ合う。逸物が元の鞘に収まった。主の帰還だ。蜜壺は夫の帰りを待ちわびてもうグチャグチャだった。才色兼備な女性でも、手籠めにしたら皆こうなる。

 

「はぁ~っ、はぁぁぁ~、あああ~~~っ。あなた、子供みたいにお母さんに甘えて。弟みたいに我儘言って。だからあの夜みたいにお情けを。嫌がる私を躾けて下さい。早く、はやくぅ~~~」

 

 嫋やかな四肢が絡みつく。懸命に躰を揺すっておねだりをする。ちょっと挿入しただけでこの乱れよう。それなら肉棒で掻き混ぜたらどうなるのか。

 

「嫌っ、イヤッ。行かないで、帰らないで。もうイキそう。ああ、逝ってしまいます……。ゆるして、あなた、お許しください」

「駄目だ、母子を抱いた時だって、想っていたのは綾女の事。なのにお前は僕の純情を無碍にした。意地悪して年下の僕を揶揄うんだ。僕のほうこそ許せないよ」

 

 俺を許さないんじゃなかったのか。ちょっと逸物で撫でただけなのにあっさり陥落してしまった。でもここで許すようでは女性心理をわかっていない。彼女は調教を望んでいる。

 

 そして興奮しているのは俺も同じだ。人の理が通用しない昏きダンジョン、そこで星堂母子を返り討ちにして逸物の餌食とした。凌辱の果てに、愛の奇跡を勝ち取った。二人から純愛を捧げられながら、息子が萎えぬうちに部下の女に手を付けているのだ。背徳感が半端ない。自ずから腰の動きが早まった。深く奥へと侵入して子宮の扉をこじ開けていく。この無理やり感こそ、俺の存在そのものだ。

 激しく求められた綾女は、葵よりも陽葵ちゃんよりも、俺から愛されていると信じ込んでしまった。

 

「初めてだった陽葵ちゃんより激しく啼かす。イキ狂った葵より大きな声でよがらせてやる。誰よりも濃い子種を注いでやる。これが僕の愛の証明」

「お嬢様、陽葵ちゃん見てますか、私の勝ちです。ああ~、想夜様は私に夢中。あなた達より愛してくださる。こんなに激しく愛されて、私も気が狂いそう。えへへっ、寝取っちゃいました。もう絶対に返しませんから」

 

 俺の本気の性交にか弱き女性は耐えられない。理性を飛ばし、人倫を消し去る。綾女は暗い悦びに染まっていった。こちらでずっと俺を補佐してくれた大和撫子はもはや悪役令嬢だ。

 

 男根に全神経を集中させた。渾身の一突き、そして残心を残す。亀頭がボルチオを圧迫して、命のバイブを伝達する。魔力が通った。小さな波紋は絶頂の大波となり、綾女を呑み込もうとする。だがその寸前、次の大波が押し寄せて、今度は意識が覚醒する。これがたゆたゆと繰り返された。要は気持ちよすぎて逝けないのだ。

 

「あれぇ~~~、あれぇ~~~、あはは、あはは、あ~、あ~、あれぇぇぇ~~~~~~っっっ」

 

 彼女は無垢になって笑うのみ。

 

 

 

 いくら濃密な時間を過ごしても別れの時刻は迫ってくる。休んでいるように言ったが、良人と定めた俺をきちんと見送りしたかったのだろう。事後の余韻で覚束ないながらも、綾女は身を整えて三つ指をついた。

 

「あなた、お気をつけて。そしてこちらを。心を込めて作りました」

「ありがとう。綾女と思って大切に味わう」

 

 保冷材に包まれた弁当を渡された。容器からして和風だろう。徳島に着いたらその足でギルドに出頭しなければならない。綾女はケジュール的に、俺が昼食を取る暇がないのを察していた。拗ねていても、こっそりと手作りのお弁当を用意してくれていたのだ。できた女だ。なんてチョロくて可愛いんだろう。

 

 

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