※この作品はR-18です。

ダンジョン姫はじめ   作:エターナル好希也

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少し長くなりましたが、お読みいただければ幸いです。
今回のエピソード、残り一話となりますが、こちらは仕上がり次第投稿予定。


満漢全席4 愛妻弁当洋風仕立て★

 発信元は尋さんだった。エマージェンシーは通常徳島支部から送信させる、何か変だ。ナビに導かれて現場へ赴く。そこでは小梢ちゃんが待機してくれていた。ビルの地下へと案内される。果たして新ダンジョンでも見つかったのか。それとも魔素が溜まってワイルドハントが発生したか。でもここは協会から近い。探索者の職員も常勤しているはず。わざわざ俺が出張る必要があったのか。

 

「想夜くん、こっちよ。私たちではもう手に負えないわ」

 

 

 地下一階は酔客が出入りしている。そんな中で深夜、子供に見える俺が堅気のお姉さんに手を引かれているのだ。悪目立ちしまくっている。化粧の濃い女性からは舐め回すように鑑賞された。いい気になって愛想笑いしていたら叱られてしまう。それにしても、ワイルドハントなら早く避難させないと危ないだろう。露出の多い彼女達では、スライムであっても取りつかれたら怪我をする。

 モンスターを退治して、夜の蝶のお姉さん達からチヤホヤされたい。俺は経験豊富でも、未成年なのでこんなお店に入場できないのだ。一盗二婢三妓四妾五妻、昔の文人は色事の極意をこう定めた。玄人さんにお金を払って遊んでもらうのは、人妻と浮気をしたり、メイドさんに手を出したりする事に次いで尊いという。

 ところが小梢ちゃんは俺を格式高いパブへと連れ込んでいく。いくら上級でも15歳は入場禁止だ。だけど事前に了解を取り付けていたのだろう。支配人は俺を見てほっとした顔をした。そして中では尋さんが酔客にウザがらみされていた。まさかこれで呼ばれたのか。これから篠塚母娘を並べて愉しむはずだったのに腹立たしい。恨みがましい眼差しを向ければ、何と月代主任が管を巻いていた。見定めるや、彼女の標的は俺に移った。

 

「想夜クン、相変わらずいい男ね。お姉さん酔っぱらっちゃった。気持ち悪くて吐いちゃいそう。看病してぇ~」

 

 これは不味い。今は内勤だが、月代主任はかつてダンジョン攻略の尖兵だったのだ。部下の受付嬢や、酔客の扱いに手慣れているマスターでも手に負えない。俺が連れ帰るしかないだろう。放置して暴れられたら、一般の人では取り押さえられない。そうしたら彼女のキャリアに傷がつくどころか、職さえ失いかねない。確かにこれは緊急事態だった。

 たとえ『状態異常耐性』がなくても、俺たち選抜者は酒に酔わない。そのため、専用の酒精が用意されている。酔えなくなった呑み助が、ダンジョンを恨んで開発したのだ。それにしても泥酔している。どれだけ飲んだんだ。まずは落ち着かせよう。

 

「ちょっと失礼」

 

 俺は彼女の背中をさすった。掌に魔力を込める。細胞を活性化させて性感を刺激した。酔って無警戒の主任には面白いように魔力が流れた。先進をくねらせて喘ぎ出す。

 

「んっ、んっ、いいわぁ~。子供のくせに女性の扱いに慣れてるぞ。でも気持ちいいから許しちゃう。んぅっ、んぅ~、いいわぁ~~~」」

「ちょっとどこ触っているの。介抱する振りしてセクハラなんていけないんだから」

 

 上司の艶めかしい声に尋さんが真っ赤になる。初心なお姉さんを揶揄ってやろう。背中だけでなく躰中に手を回して、人妻の下乳を持ち上げるようにして指圧するのだ。

 

「はあぁ~、意識が飛びそう。でもお願い、止めないで」

「これは神聖魔法の真似事ですよ。ほら神戸の報告書にも書いていたでしょ。リッチの攻撃で衰弱した人を魔力に魔力を流し込んで介抱したって。回復魔法の真似は出来ませんけど、こうすると心が安らぐんですよ。ほら、主任だって大人しくなった」

 

 さすがに公共の場でこれ以上のセクハラは不味い。現に月代主任は初夜の生娘のように大人しくなっているではないか。ここでマスターよりタクシーが到着たとの合図があった。

 

「想夜君と一緒に帰るぅ。家まで送って、私の可愛い狼さん」

「もちろんですとも。僕はあなたの忠犬ですから」

「キャン!」

 

 俺は月代主任をお姫様抱っこした。彼女からは嬌声、受付嬢たちは羨ましそうにしている。でもこれは介護なのだ。やましい事など一つもない。堂々とした態度で車へと押し込んだ。

 

 

 

 車から降りると肩を貸して部屋へと運ぶ。腕を廻して搔き抱けば、バストとヒップを俺の体に摺り寄せて甘えてくる。大女優も真っ青なダイナマイトボディだ。

 

「う~ん、想夜君、御免なさいね。すっかり迷惑かけちゃったわ」

「とんでもない、あなたに尽くて僕は嬉しい」

「はぁ~、はぁ~ん、お姉さんも嬉しいわ。もっと甘えちゃおうかな」

「酔った人は一人にしてはいけないって聞いてる。ほったらかしにしたら、母さんに叱られるよ。それにちょっとだけ、新婚生活の甘い匂いも嗅いでみたい」

「もう仕方ないわね。薫子さん、少しだけ息子さんを借りるわ。想夜君、もう少し付き合って、酔い覚ましに珈琲でも如何?」

 

 主任と義母はかつて同じパーティで先輩と後輩だった。母の名を出して警戒を緩める。酔い覚ましなど口実に過ぎない。彼女もちょっと戸惑ったけれど、俺を家へ招き入れてしまう。こうして俺は旦那の留守に、新婚家庭の潜入に成功した。

 

 

 

 結婚して数カ月の新居は、内装も家具も、何もかもが新品だった。しかしながら何処かよそよそしい。生活感の臭いがしない。旦那さんはエリート公務員と聞いている。当然、激務だ。月代主任も帰宅できない日も多いと聞く。すれ違いが多いのだろう。その大半は俺に起因している。

 

「主人は帰って来ないわよ。飲みに行くって言ったらね、自分も遅くなるから思い切り羽目を外してきなさいって。どう、優しいでしょう。でもそれは嫌、さっさと帰って相手をしろと言って欲しかった。女はね、優しい人は物足りない。強引な男に惹かれるの。あなたも意中の女性ができたなら、最初だけ優しくして、後は押して押して押し倒すのよぉ~」

 

 まだ酔いが醒めていないのか、本音が駄々洩れだった。『絶倫』スキルを持つ女性の言葉は重い。それに俺のR-18スキル『わからせ』にも通じるものがある。やはり女性は強引に迫られるのを望んでいるのだ。

 

 寝室にはベッドが二つ置かれていた。新婚なのに性生活は破綻しているのか。これはいけない。結果論だが俺が上手く立ち回れば、彼女の負担を減らせた可能性もあった。ここは力になるしかない。

 

「さあ、楽にして。さっきみたいに魔力を流してマッサージするよ。ちょっと衣服を緩めるから。恋人を脱がすみたいでどきどきする」

「うん」

 胸元の第一ボタンを外してあげれば、消え入りそうな恥ずかしい声、初々しい若妻の恥じらいを見せてくれた。ここまでは想定内、だけど俺は第二第三と、さらにシャツのボタンを外していく。肩落としして、拘束するよう、乳首ギリギリまで露出させた。人妻の鎖骨のラインが艶やかだ。はち切れんばかりの乳房も、深い谷間も、上から見れば覗き放題となる。

 

「えっ? ちょと、ちょっと」

「母さんにもこうやって肩を揉んでいたよ。今は離れてちょっと寂しい。だから大好きな主任のために感謝を込めてマッサージしたい」

「もう仕様がないわね。甘えさせてあげる。薫子さんが羨ましかった。私、想夜君みたいな男の子が欲しかったの」

 

 月代主任は母を引き合いに出すと弱い。恐らく二人で幾度も死線を越えたのであろう。お陰で夫以外触れてはいけない人妻の素肌を揉みしだく事ができるのだ。

 

「あ~ん、んんっ。どうしよう、気持良すぎて恥ずかしい声が出ちゃうぁ~ん。あなた何をしているの」

「僕はスキルに頼らず魔力をコントロールする術を勉強している。その応用でこうやって魔力を練り込んで細胞を活性させる。どう、気持ちいいでしょう」

 

 肩揉みだけではなく、鎖骨から背中、腰、脇腹を指圧する。あくまでも治療行為だ。どんどん大胆になっていく。今はお腹のマサージだ。下乳を持ち上げて柔肌を刺激すれば、上向きの巨乳がはみ出さんばかりに揺蕩とする。何という絶景だろう。

 

「こんなのだめぇ~~~。私はあなたを監督する立場よ。保護者に不埒な事をするなんて許しません。ああ、そこ、そこ、もう焦らさないで」

 

 俺は更に大胆に揺すった。月代主任はたまらずに悶える。すると結構な巨乳がポロリとするのだ。拒まれる前に初心な少年を演出する。

 

「初めてのラッキースケベが主任でよかった。この瞬間を永遠に忘れたくない。だからちょっとだけ鑑賞させて」

「あんっ、見るだけよ。私、何度もダンジョンで襲われたの。全員再起不能にしてやったけど。だから変な気起こさないでよぉ~~~」

 

 スキンシップの最中にこんな事を言う女性は強引にされたいのだ。俺も猥談で応えた。

 

「僕だって一度主任を襲ってみたい。仕事が出来て、強くて美人、僕に優しくしてくれるけど、決してこの手が届かない女性。憧れのあなたを男らしく、力尽くで我がものとしたい。この世の規範なんか、ダンジョンの力でねじ伏せたい」

「そんな坊やは私の絶倫スキルでイチコロよ。あっという間に射精してべそをかくから」

 

 変な気を起こしているのは主任のほうだ。はた目には弄られてイヤイヤをしているように見えるだろう。だけど感じまくって、服がはち切れんばかりなのだ。抱きしめているのが俺でなければ、吹き飛ばされている処だ。

 

 タイトスカートのフロントボタンをほどいていく。たまらずに黒タイツの脚が跳ね上がった。俺は膝裏をすくって内腿を撫でさする。しなやかでそれいてしっとりとした肌は、たちまちに俺の愛撫に馴染んでいく。指先から流れる淫欲の魔力は、押さえ込んである『絶倫』スキルを電流のように刺激した。

 

 

「はあ~~~、たまらないわぁ~。こんなのいけないのよ。でも疼いちゃう。薫子さんに申し訳が立たない。だから襲ってぇ。不甲斐ない旦那から奪ってよぉ~。あなたの性技と性豪スキルで、乾いた私を潤してちょうだい」

「僕たちは似たもの夫婦。僕もスキルのせいでいつも滾って飢えている。主任の絶倫で昂る僕を鎮めてほしい」

 

 

 

 このまま押し倒して成り行きに任せよう、そう思った時だ、突然寝室の扉が開いた。その寸前とっさに『結界』を張って姿を隠したので助かった。間一髪だった、旦那さんが帰ってきたのだ。でも今日はもっと遅いんじゃなかったのか。たとえ姿は見えなくても、月代主任は浮気現場を目撃された主婦のように呆然としている。

 

「そんな、嘘よ。遅くなるはず。だから仕事を頑張れって。今日だって羽目を外してストレスを解消しろと言ってくれたのに」

 

 彼女の夫は着替えると、自分のベッドの明りを燈す。縺れ合っている俺達のほうを見ると深いため息をついた。寂しさと悲しみが吐き出され実に辛そうだった。そして取り出した本の続きを読み始める。栞の位置からして、いつも夜はこうやって過ごしていたのであろう。恐らくは激務の妻の負担にならないよう、優しい嘘をついていた。そして毎晩一人で妻の帰りを待っていた。何て出来た旦那さんだ。

 ここで月代主任も夫から深い愛に包まれていたのをしる。なのに自分は若い燕を引き込んで、不倫をしようとしていた。自分から誘惑する素振りを見せていただけに、自責の念も半端ではない。

 

「ああ、あなた、私、取り返しのない過ちを犯す所でした。お願い、想夜君、主人が眠ったらそっと帰って」

「嫌だ、僕はずっと主任をひん剥きたかった。気丈な女性が泣き喚くとなんだかすごくそそられる」

 

 押さえつけるや、形良い乳房へと齧りついた。深い谷間に顔を埋めて厭らし欲情を煽る。チロチロと舌が這い、両耳に乳首をいれて捏ねくった。

 

「やめて、やめて、おかしくなって負けてしまう。私より強い男の子が、夫の前で私を犯す」

 

 髪の毛をむんずと掴むと、顔を夫へと向ける。再び指先が太腿を弄った。今度は優しい愛撫ではない。嬲るようにして黒タイツを破り捨てる。視えそうで見えない、散々目の前で脚を組み替え、焦らさたのだ、懲らしめてやる。この後はブラを、ショーツを引き千切った。乾いた音で紐が切れ、人妻の悲鳴が重なった。

 

 

 俺は彼女が望む悪魔の言葉を、甘い吐息で囁いた。

 

「夫の前で犯してやる」

「キャ~~~~、やめてぇ~~~。あなた助けて! お願い許して!」

 

 赦す訳がない。逸物が滾る。頼りない弱い夫に懇願する新妻の痴態には加虐心をそそられる。見ているだけで爆発しそうだ。洋の東西を問わず、女遊びの最高峰とされる人妻の寝取り、それをくつろぐ旦那の側で無理やりとか最高だろう。スキルをくれたダンジョンの女神さまに感謝する。

 ねっとりと湿った深い陰毛をまさぐりながら、玉座にまします雛尖(ひなさき)を探る。昂る摩羅で肉厚の陰唇を割れば、熱い愛液が滴ってくる。それでも彼女は膣を収縮させて、俺の侵入を拒もうとする。極上のステーキを切り裂くような柔肉の感触が欲望を誘う。

 

「アーンッ、アーンッ、ハァァァ~~~ン」

 

 噛み殺すようなよがり声だ。夫の目の前で犯される屈辱に耐えているのではない。新妻はむしろ犯される快感に耐えている。人妻だって寝取られたい。でもそれを口にするのは禁忌だ。ならば奪ってあげるのが男女のマナーと言うものだろう。

 それでも旦那さんの前だから一応は抵抗する。でも俺は珍しい『体術』ダブルだ。抗う程に互いの肉体が絡まっていく。強い主任をいなすのは剣風紀との果し合いでも役立つだろう。逸物が突入の機会をうかがう。そして『見切り』が発動した。武芸百般の房中術への応用、惑星直列の如く、絶妙のタイミングを見逃さない。亀頭は一気に子宮にまで降下する。寸分たがわず、ポルチオの急所を穿った。

 

「盗った!!!」

「おぉぉぉ~~~、あなた、許してぇ~~~。私、犯されたの」

 

 取り返しのつかない後悔と知ってしまった禁断の悦楽、俺にヤラれている人妻の顔は感無量だった。

 

「夫のの前でレイプされている主任の顔は、僕が見た中で一番綺麗。その悲鳴は少女のように可愛らしい。犯してよかった。もっと綺麗に、もっと可愛く鳴してあげる」

 

 股間へと力を込めれば、呼応して幾万もの膣ひだがざわついてくれる。無数の舌で陰茎を舐め尽くされるようである。心地よすぎて精液が最後の一滴まで吸い出されそう。これが『絶倫』スキルの破壊力か。ならば初手は譲ろう。俺は求められるままに逸物をしごく。たちまちに濃厚な子種を子宮いっぱいに射精する。ここまでは他の男と変わらない。

 

「もう我慢できない。旦那さんの前で射精するよ。僕の子を孕め!」

「ああ、想夜君がイジメる。私このスキルが嫌いよ。絶倫があるばかりに殿方が先に満足してしまう。そして平然としている私を前に誰もが萎えてしまったわ。元カレでも夫とでも関係は一度限り、みんな自信を無くして勃たなくなってしまうのよ」

 

 レイプ目なのか、早漏が不満だったのか、虚ろな眼差しで俺を見ている。彼女と交わった男はたちまちに精気を吸われ、役に立たなくなってしまう。絶倫故に男は誰も彼女を満足させる事が出来ない。そのため常に欲求不満の状態になる。それを猥談で発散していたのだ。

 

 月代主任は真の意味で男を知らない。俺の誘惑に乗りかけたのも、『性技』と『性豪』を持つ俺ならあるいはと思ったのか。簡単に射精したので失望したかもしれない。でも俺の本領はこれからだ。一度の射精位では俺の逸物は萎えないのだ。それどころかますますイキりたって猛威を振るう。抜かずの二連発だ。

『性豪』と『性技』が冴える。組み伏せてから強烈なピストン運動、やがて彼女の腰を折り曲げていく。脚を掬ってではなく、股間の芯棒で持ち上げるのがコツだ。雁首がスポットをこさぐ、亀頭が子宮をこじ開ける。俺の逸物は灼熱の鉄棒となって、種付けホールドへと、人妻を押さえ込んでいった。

 

「もう雪音は僕のもの。托卵させる!」

「嘘っ、私、男に責められている。イイっ~~~、こんなの初めて。想夜君は他の男と違うのね。でも私、すごく惨めだわ。夫の横で犯されて気持ちよくさせられている。恥辱よ。他の女ならとっくに絶頂して辛い事、恥ずかしい事、全部忘れているのに。でもスキルのせいで絶頂出来ない。ああっ、想夜君は悪い男、年下の女誑し、夫の側で犯されながら悦ばされた。それがどんなに屈辱か」

「僕は主任の絶倫が大好きだよ。何故ならこんなに愉しませてくれるから。どんな女性もここまで責めたら壊れてしまう。でもあなたは違う。だからどんな女性より愛する事ができる」

「ああ、激しい。逞しい、そして強いの。こんなの初めて。これがエクスタシーなのね。ああぁ~、ああぁ~、全部持っていかれちゃう。貴方の赤ちゃん、孕ませて」

 

 これを合図に再び子種を注ぐ。それだけではない、欲望の魔力で胎を満たす。若い命が人妻の隅々までを蹂躙する。もう子宮は完全に俺の虜だ。ここに魂と肉体の上書きが完了した。それを祝して逸物がどくどくと脈動すれば、雪音の躰も歓喜に震えた。【魔導】まで使った性交に人妻はひとたまりもなく、快楽の沼に溺れた。

 

 失神した雪音に背後から逸物を突っ込んで叩き起こす。上げる悲鳴は、槍で突かれた雌獅子の断末魔。四つん這いで旦那に向って吠えたてた。

 

「わおぅ~~~、あなた見て。これが本当の男よ。想夜君のに脳天まで貫かれてるの。ああ、いいのぉ~。逝くぅ、死ぬぅ、ああ、ダーリン、もっと私を殺してよ」

 

 騎乗位から座位、そして側位と、この後も一晩中責め立てる。調教された『絶倫』スキルの乱れっぷりは凄まじく、意識を刈っても、グラマラスな雪音の肉体は悶絶を止めない。奮い立った俺は一晩中彼女に襲いかかった。

 

 

 

 

「絶倫があって本当に良かったわ。お陰で想夜君にお相手してもらえた。最高に幸せ。ああ、あなた、私の唯一無二の男。誰よりも愛してやまないマイダーリン」

 

 この世に役に立たないスキルはない。主任のスキルは俺とまぐわう事で真価を発揮した。

 

 月代雪音、スキル『絶倫』を持つが故に、男を満足させても自らは決して満足できなかった女性。彼女もダンジョンで啼く女性の一人と言えよう。俺は彼女を犯す事でその呪いから解放した。力でもって悦ばされる、雪音は生命の秘儀に触れたのだ。神の定めし悦楽からはどんな女性も逃れる事は敵わない。

 

 

 

 あれから主任は職場でも外でも、やたらベタベタしてくるようになった。歳の差のある新婚カップルのようである。部下たちにわざと見せつけてくる。余りにも堂々としているので、みんないつもの猥談の続きと信じ込まされた。

 

「はい、ダーリン、お弁当。この前のお礼よ、心を込めて作ったわ。野菜少な目、グリルチキンにハンバーグ、あとステーキと海老フライ、ダンジョンで食べてね」

「わっ、わっ! これって浮気?」

 

 小梢ちゃんはもう真っ赤だ。

 

「主任、甘やかしたら駄目でしょう。想夜君の健康も考えてください。君に野菜たっぷりのベジタブル弁当を作ってあげる。心して食べてね」

 

 尋さんが対抗心を燃やす。困った、俺は農業を手伝っているのに野菜が嫌いなのだ。

 

 

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