※この作品はR-18です。

ダンジョン姫はじめ   作:エターナル好希也

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桃園結義1 幼馴染★

 高校へ復帰してから四日後、明日は土曜日のため、朱美と詩央先輩は俺の部屋に来ている。二人は性格も対照的なら、服装も対照的だ。朱美はシンプルで露出の多い活動的な服装を好むが、詩央先輩は肌を見せないシックな装いを好む。今日集まったのは、俺達三人で探索者になろうと誓った、小学校の頃からの夢が叶った歓びを分かち合うためだ。もちろん、俺の無事を祝う事も兼ねている。しかしながら、大切な話をしなければならない予感が三人にはあった。部屋へ入るや、詩央先輩が感極まって抱き着いてきた。病院以来会っていないので待ち切れなかったのだろう。

 

「想夜さんが生きててよかった」

 

 いつものように泣きだした。

 

「わたしたちがこんなに心配したのに、想夜はクラスの女の子とイチャイチャしてばかり」

 

 朱美は俺がクラスの子と話す度に、干渉してきた気がする。俺は朱美の腰に手を回し引き寄せる。俺の胸に乳房が押し当たるが、今日は何も言わない。そのままソファーに誘導する。学校の美少女二人を両手に花の俺は、男どもの敵かもしれない。だけどそんなものは関係ないとばかりに、俺は二人の肩を抱きしめ、三人で生きている喜びを満喫した。

 

 4年前、俺達三人は誘拐された事がある。俺と朱美が小6で詩央先輩が中1の時だ。朱美と詩央先輩が相次いで選抜者に選ばれたが、犯罪組織にとっては子供二人で固まっているのはおいしく見えたらしい。当時見た目が女の子だった俺もまとめて誘拐されて、後から殺されかけた。その時俺達は一瞬だが死に触れた。命が消える刹那、それでも生きている永遠、助かった俺達は、歓喜に包まれ抱き合った。そこには自分の命と二人の命の区別はなかった。世界で一番幸福だった。朱美と詩央も思いは同じだ。

 

「心配かけて悪かった、でも僕は帰って来たよ、待たせたけど、三人でダンジョンに行く夢を実現できる。試練を受けたこと、僕は後悔してない、むしろ感謝している。こんな気持ちは二人にしか話せないけど」

「想夜さんはいつも自分勝手」

「わたしたちでしっかり鍛えてあげる、ちゃんと反省しなさい」

「朱美と詩央ほど大切な友達はいないよ」

 

 久しぶりに詩央を呼び捨てにしていた。子供の頃はこうだったが、中学校への入学を機に先輩付けしていたのだ。

 

 俺は豊満な肉体と華奢な体躯を同時に引き寄せ、髪を、うなじを、頬を撫でた。少女たちは俺の命の悦びを噛みしめている。

 

「想夜さん、お祝は何がいい」

「選抜者になったお祝いよ。欲しいもの買ってあげるわ」

 

 朱美も詩央も、妹ほどではないがそれなりに金持ちだ。地元のダンジョンでは深層近くまで潜って、資源を持ち帰っている。高校を通信教育にしていたら、もっと稼いでいただろうが、俺に付き合ってくれたのかもしれない。それにしても俺は最近女性から貰ってばっかりだ。だが、今回は俺にも望むものがあった。一度だけの我儘を口にする。

 

「欲しいものはある。生涯で一番の望みだ。僕は二人から、祝福のキスが欲しい」

 

 朱美と詩央の肩を引き寄せ、照れも躊躇も一切ない堂々とした声で、二人の心に望みを伝えた。

 

「そんなの早いに決まってるわ、まだ付き合ってもいないのに」

 

 潔癖症の朱美が真っ赤になって怒っている。まあ、これは予想がついた事だ。

 

「いいよ、私初めてだけど、想夜さんが望むならいいよ」

 

 蚊の鳴くような声の詩央の唇が、俺に重なる。彼女はライトキスのつもりだろうが、それでは俺が納得しない。口吻をこじ開け、顎を開かせ、詩央の咥内と舌を心ゆくまで蹂躙した。んー、んーと呻く彼女の頭を押さえ、抵抗を封じる。目の前では唖然とした朱美がいる。祝福のディープキスが終わった時、詩央は茫然自失としていた。

 

「想夜のバカ」

 

 決死の形相の朱美が、俺の唇を奪いに来る。舌を絡め、唾液も絡めて、渇きに飢えた獣のようにこれを激しく吸い尽くす。息を継ぎながら、ああっ、ああっーと歓喜の声を上げている。その間、俺の片手は無抵抗の詩央の胸を触っていた。小さいが、妹よりはワンサイズ大きい愛らしい乳房。どんな時でもお前を忘れないと教えてやるのだ。

 

「こんな恥ずかしいことをさせて奪わせるなんて許さない、絶対に責任を取らせてやる」

 

 真面目な朱美が照れている。彼女の胸も持ち上げるように撫でてみる。嫌がる朱美だったが、なすがままの詩央を見て大人しくなった。

 

 祖父の家で飼ってた犬は、大きくなると子供の俺をなめて、言うことを聞かない時があった。自分の方が偉いと思っているのだ。そんな時は目の前で近所の犬を構ってやる。するとうちの飼い犬は尻尾を振って従順になり、よく言う事を聞くようになる。俺はこうやって飼い犬を躾けた。朱美も同じだ、本当は俺が大好きなのに、偉ぶって俺を従えようとする。その心の奥底は俺にどうして欲しいのだろうか。

 

 朱美と詩央の乳房を同時に揉みしだく。服の上から乳首の辺りを摘まんだりして、男の愛撫に馴れさせる。初めての二人には優しく丁寧に、それでいて俺の物だと言わんばかりに遠慮なく迫る。朱美の乳房を揉む俺の左手は、彼女の高鳴りをしっかり捉える。詩央の左胸に手を伸ばしても同じだ。今の俺は女を自由に出来る、独裁国の王子様みたいだ。

 

「想夜、選んでよ。わたしか、詩央姉どちらか選んで。もう待ち切れないよ。わたしと詩央姉の気持ち分かっているんでしょう」

 

 勝気な朱美が似合わぬ懇願をしてきた。むろん二人が俺を好いてくれるのは知っている。今日その返事をしなければならない

 。

「ずっと前から伝えたかった。だけど選ばれなかったらと思うと、怖くて言えなかった……想夜さん、好きです」

 

 内気な詩央が大胆な告白をしてくる。俺はどちらを選べばいい。

 

「答える前に二人に聞きたい。僕が選ばなかった方はどうするつもり?」

「詩央姉とも何度も話し合った。選ばれなくてもずっと想夜と友達で居ようって。どちらが選ばれてもわたしと詩央姉もずっと友達だよ」

「詩央もそれでいいんだ?」

 

 詩央は頷きをもって答えた。だが、それが二人の求める本当の願いなのか。頼りがいがあって美人と評判の朱美、尽くしてくれる姉さん女房の詩央、どちらを手にしても、男子の本懐であろう。しかし、俺の心の奥底の獣が吠えるのだ、彼女らの願い、俺の望みはそれではないと。

 

「僕は一人を選ばない。二人を望み、求めて、幸せにする。今日その夢を叶えてみせる」

「想夜さん、ずるい。それに世の理を外れると、想夜さんが不幸になる」

「そんな破廉恥なこと、許されるわけないでしょ。馬鹿なこと言わないで、選んだ人と結婚するのよ」

 

 詩央は迷っている。このまま強引に迫れば落ちそうだ。貞操観念の強い朱美の、その男好きする肢体を説得する必要がある。胸を触られて拒否しないとか、いつもの朱美らしくない。この隙に付け込む。三人の想い出に語りかけた。

 

「獲って来たクワガタやカブトが自慢でさ、詩央の服にくっつけたら、思い切り泣かれた。この時から詩央を女の子として見るようになった。朱美とはよく取っ組み合いの喧嘩をしたよね。喧嘩の最中、胸に手がふれた瞬間、朱美の女を意識したんだ、ボコボコにされたけど。僕はずっと迷ってきた、朱美と詩央のどちらを選ぶか。二人に相応しい男になれるかを。ダンジョンから力を得たら、その答も分かる気がしたんだ。だけど力を得てみると、自分が間違っている事に気づいた。僕の力は理不尽さえも覆せる。思うままに生きよと僕を励ますんだ」

 

 俺は力を込めて宣言する。

 

「僕は朱美と詩央の全てを望む。心も体も、運命さえも奪いたい。男として愛し欲して、雄として支配し、友として生涯の誼を交わしたい。二人とも誰にも渡さないよ。幸せにして満たしてやる。今も望みは叶いつつある。もう、朱美も詩央も好きにしているから」

「あっ、ああっ──」

 

 不覚にも詩央が喘いだ。俺の求愛に感動したのか、年上の女の弱い所が反応したのか、性感に意識が持っていかれたのだ。

 

「今の返事、YESと取るよ」

 

 詩央は震えて、イヤイヤをしているが決してNOとは口にしない。小さな胸の弱い所、乳首の辺りを軽く摘まんで、残りの指が乳房を這う。服の上からよしよしと褒めてやった。

 

「女の子にヤラしい事して、いい様にしようなんて。どこで覚えたの、ちゃんと見てたのに。詩央姉も負けないで、流されないで。嫌よ、さわらないで」

 

 負けないで、流されないでとは、朱美が自分に言い聞かせている言葉でもある。深い谷間に指を入れて、セーター越しに外側へ揉みしだくと、特に感じてしまうようだ。口調とは逆に、抵抗は弱い。段々と黙り込む朱美に言う事を聞かせる事にする。

 

「僕の力で朱美を堕とす。朱美、詩央の前で処女を奪う。詩央はここで見てて。その後、詩央の処女も奪うから」

 

 俺は二人の運命を告げた。

 

  

 

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