※この作品はR-18です。

ダンジョン姫はじめ   作:エターナル好希也

175 / 175
長くなりましたがお読みいただければ幸いです。

書き溜めに入ります。例によって一カ月以内の更新を目指します。


風紀委員長★

 今日は出校日だ。先生はまだ研修中、委員長は私用で不在だ。ここは副委員長の俺がクラスを締めなくてはならない。終礼の後、皆でトランプ遊びに興じていた。スプリング、手から手へと、華麗にカードを飛ばしていく。そればかりではない、トランプアート、タワーや動物を作ったりして場を盛り上げた。俺の妙技にクラスメイトは驚愕する。

 

「御上、どうやったらそんなに器用にカードを動かせるんだ。トランプに仕掛けでもあるのか」

「御上君、凄い。手品師も真っ青なカード捌きだよ、ねえ、ゲームしようよ」

 

 古馴染みの佐藤が驚けば、夏見が乗ってくる。俺も久しぶりに級友たちと親交を深めたくなった。

 

「このトランプは特別製でね。折れず、曲がらず、ダンジョン素材で出来ている。妹のクラスメイトに錬金術を嗜む子がいてね。彼女に頼んでパーティグッズを作ってもらった」

 

 神戸のリリエちゃんとは文通しているが、感謝の印に錬金術で何か作ってくれるらしい。お手製のトランプを希望した。もちろん素材は全てダンジョン製だ。原価は俺持ちだが、これだけで普通のトランプの100倍はする。これを彼女とお揃いでツーセット依頼した。

 

「この人数じゃ神経衰弱がいいかな。僕が一番になったなら、参加者の誰かに願いを一つ聞いてもらう。その代わりなれなかったら、全員に今晩ファミレスで好きなものを奢るよ」

「どうしよう、負けっちゃったら襲われるかも」

「でも誰か一人でも御上君に勝てればいいんでしょ。わたし、やる!」

「流石にこの人数じゃあイカサマは無理だろ。それに俺の机を使おうぜ。こっちなら仕込みもされてないかな」

 

 騒ぐ女子たちと自信満々の田中、俺は机に札を伏せた。ちょうど理生院が通りかかる。彼女も誘ってみた。

 

「お誘いありがとう、でもわたし実家から呼ばれていの。夕方にはここを立つわ。残念だけど辞退しまします」

 

 理生院は京都に戻るのか、向うでの俺のやらかしに関係があるのかもしれない。もし参加してくれたら、エッチな事をお願いしたのに、それは残念。

 

 

「順番はそちらで決めて。当然僕が最後だよ」

 

 俺たち選抜者は八百長しなくても、直感や記憶力に優れたりする。ゲームではこうしてハンディを背負うのが普通である。それに参加者は俺を含めて10人だ。全ての正解がめくられて、俺にまで順番が回ってこない可能性もあった。

 

「この札に決めた。何だか光って見えるんだ。絶対の自信がある……。あれ、外れた」

「わたしはこの二枚に運命の赤い糸を感じるわ。おかしいわね 相性ピッタリと思ったのに……」

「この数字には覚えがある。さっき田中がめくったやつだ。これだろ? あれ、間違えた」

 

 皆、自信満々にカードを開いていくが、誰一人ペアを取れない。こうして俺の番を迎えた。俺はスラスラと札をめくる。

 

「僕はこれを選ぶ、ほらこれで千夏のとお揃いだ。こっちを選べば茉莉ちゃんとセットだね。これを獲ったらナガメをゲット。佐藤や田中は、男同士でくっついていろ」

 

 最後に俺が52枚、すべて一度で取ってしまった。クラスメイトは驚愕している。カードの模様に仕込みして、絵柄を当てるのよくある話。でもそれは俺が先攻だからこそ可能な事。皆、調トランプを調べているけど見けられない。それに9人連続してワンペアも取れなかった事は説明がつかない。

 

「御上君、ズルは良くないわ。ダンジョンの力はそうして使うものじゃないでしょ」

 

 ところが見学していた理生院に見破られてしまった。彼女はクラスで一番品行方正と思われている。まして警察からも頼りにされている優秀なスキル保持者だ。俺の弁解など誰も聞く耳持たない。

 

「そうか、お前魔力視の魔眼でカードの絵柄を見ていたんだな」

「典子さん助かったわ。もうちょっとで御上君にいい様にされる処だった。でもどうしてこんなイカサマをしたのかしら。仮に魔眼で見通せても、私たち9人で過半数を取ったら負けになるのに」

 

 理生院が種明かしをしてくれる。

 

「もちろん絵柄は魔力に反応するよう印刷されているわ。でもそれだけじゃないの。裏のバックデザインにも、視線誘導の魔法陣が刷り込まれている。皆が

 一回も正解を引かなかったのは、御上君がこれを使ってハズレの札を引かせていたから。さっきパーティグッズって呼んでいたでしょ。これは手品のための魔道具よ」

「許さん、罰として一番高いヤツを注文してやる。破産させるから覚悟しておけ」

「御上君サイテイ、これはもう、デザートも付けるしかないですよね」

 

 場は大いに盛り上がった。この後、部活組に合わせて、待ち合わせの場所と時間を決めた。各々、自宅に連絡している。この間にお礼を言っておく。

 

「理生院、助けてくれてありがとう」

「どういたしまして、どの道、あなたは負ける積もりだったのでしょう」

 

 そう、俺は負けるためにイカサマをした。もし理生院が現れなければ、視線誘導でクラスメイトに正解を引かせて、俺まで順番を廻さないつもりだった。それを察した理生院が場を盛り上げてくれたのだ。

 俺たち探索者は明日をもしれない。機会があるうちに友人達にも感謝を伝えておきたかった。でも露骨に飯を驕ると言っても、クラスメイトは潔しとしないだろう。そんな俺を慮って一芝居打ってくれた。持つべきものは友達である。

 

「それから京都でも、皇(すめらぎ)家から過分な配慮を頂いた。理生院の口利きだと聞く。こちらにも感謝を」

「わたしも夢子様もお礼なんかは望んでないわ。ダンジョンに選ばれた者の責務として、あなたの力正しく使って」

 

 涼やかに颯爽と、理生院は去っていった。何て男前なんだろう。

 

 

 

「そう言えば想夜はどうするんだ。集合時間までまだ間があると思うけど」

「僕はこれから校舎の巡回。生徒会のお手伝いだよ。今日はなんと風紀委員長とデートなんだ」

 

 放課後の教室で駄弁っている生徒を捕まえるのも、自治会のお仕事だ。もし男女が仲良く話していたら、綱紀粛正を乱すと吊し上げを喰ってしまう。今日の見回り当番は、俺と剣風姫こと風紀委員長のペアになる。

 

「マジかよ。お前あんな恐い人に、冗談でもよくそんな事を言えるな。去勢されたりしないよな」

「神瞑先輩は真面目すぎて恐いように見えるだけ。本当は慎ましやかで情の深い人。姉さん女房にしたいくらい」

「御上君、風紀委員長のお姉さまを揶揄ったら駄目でしょ。本当に斬り捨てられるわよ。でもどうして情が深いなんて言えるのかしら」

 

 剣風姫は男子にとって畏怖の象徴だが、女子にとっては貞操の守護者なのだ。

 

「立ち合いを所望した。剣を交えると分かる事もある。情け容赦ない彼女の太刀筋、だけど鞘の中にはひたむきな想いが詰まっているのを、この身をもって味わった。それに僕も誤解を解く事が出来た。彼女は僕を軽薄な軟弱者と思っていんだ。でも試合が終わった後、僕の事を一本芯の通った一途な漢と認めてくれたよ」

「大昔のスポコンドラマみたいね。戦う事で仲良くなるなんて羨ましいかな」

「なにが一途だ、お前小さい時からよく知らない女について行って、朱美さんやキリ香ちゃんに叱られていたじゃないか。ともあれ剣風姫に目を付けられるのはシャレにならん。皆にも声掛けして大人しく帰るとするよ」

「そうしてくれると、僕も助かる。余計な仕事をしなくて済むから」

「節操なく女性について行くなんて聞捨てなりません。夕食会では女子全員でしっかり追及しますから」

 

 こうやって騒がしく解散した。

 

 

 

 俺と風紀委員長は校舎内を巡回している。むろん学内の風紀を糺すためだ。まだ日も高いのに、人っ子一人見当たらない。本当に二人きりでデートしているようである。だけど何故かよそよそしい。三歩後ろをついてくる。

 

 果し合いの後、俺は本宅に泊まった。剣風姫が俺の袖を掴んで離さなかったのだ。夕食には夫婦茶碗が用意されている。二人で黙って頂いた。

 

「不束者ですがよろしくお願いします」

 

 三つ指を付かれた。新床で改めて夫婦の契りをしっぽり結ぶ。家人たちも何か言いたそうなのをグッと堪えている。俺が神瞑流次期総帥の夫となるのは、憤懣やるかたないのだろう。余談だがその後何人か高弟や、弥生の異母兄姉と立ち会う事となった。もちろん全員わからせた。女剣士とは懇ろになった。彼女達は俺が故無三総帥の再来だと感激して、弥生との婚姻を後押しする事になる。

 

 

 

 今日の彼女は晒ではなくブラをつけている。夏服のブラウスが僅かに盛り上がって、清潔感が半端ない。櫛の通った漆黒の総髪、凛とした細面の素顔、ほっそりとして鞭のような肢体、胸のリボンを固く締め、肌の露出を極力抑えた制服の着こなし。歩く姿は一部の隙泣く、男どもの視線を避ける。生徒指導のイラストに登場する、模範的な女子高生そのものだ。

 なんて色っぽいんだろう。風紀委員長なのに俺を誘惑してくる。手を繋いで普段から人気のない一角へと引っ張っていった。そこは屋上へと続く踊り場だ、普段から告白の場になっている。この事は風紀委員長が一番よく分かっていて、いつも見回りしているのだから。きっと勇ましく叱りつけているのだろう。

 ところが彼女は頬を赤らめ、落ち着かなくなる。無口になった。俺の欲望を肌身に感じて、立ちすくんでしまった。怯えた顔で俺を見る。

 

「キャッ!」

 

 腰に手を廻してエスコートする。淑女なら強引にしないと失礼に当たる。

 

「あなた、いいえ、御上君、止めて。委員会活動中だ。こんな所を他の生徒に見られたら示しがつかない」

「大丈夫、人払いをしておいた。誰も来ないし、聞こえない。今から弥生を好きにする。制服のあなたは偽りなくて清々しい。だから初めての日みたいに汚したくなる」

 

 俺が見回り情報をリークしたのは、野郎どもを逃がすためではない。追い払って、風紀委員長の弥生と二人きりの時間を作るためだ。脇腹をなどる俺の細指が、乳房を求めて這い上がる。耳を噛むよう、間近で愛の言葉を囁いた。男を遠ざけていた彼女にとっては劇薬だ。

 

「あっ、あっ、わたし風紀委員長なのよ。後で言うこと聞いてあげます。はあ~、お願いだから学校では駄目っ」

「剣風姫の弥生は僕が大嫌いだった。だけど神聖な道場で犯したら好きになってくれた。今度は風紀委員長の弥生を学校でレイプする。そうしたら増々好きになってくれるに違いない。心から神サマに祈るよ。天にまします女神様、弥生を貫く逸物が、いつかあなたに届きますよう」

 

 

 本年度は生徒会長と風紀委員長がプレミアつきの女生徒だ。こんなめぐり合わせは二度とないだろう。それならば両手に花と行きたいもの。生徒会長の魔女姫様は手籠めにして完墜ちさせた。剣士としての弥生も屈服させた。最後の仕上げに、学校で活動中の風琴委員長を犯す。青春を謳歌してやる。

 最初に彼女を抱いた時、剣風姫は虫頭が走ったのだろう。吐き気を催す不愉快さで苦悶していた。今の彼女は全身を弄られて、悍ましい性感に悶絶している。俺に恥ずかしい顔を見られないよう、後ろを向くのが精一杯だ。

 

「どうしよう、好きにされても抵抗出来ない。わたしこんなに弱かったの。ああ、乳房だけは責めないで。摘華や菫みたいに大きくなくて、あなたを満足させられない」

 

 弥生は親友の豊乳とロリ巨乳にコンプレックスを持っていたのか。その癖、胸を責められるのが弱点なのだ。おまけに今日は晒ではなくブラを着用している。期待していなかった言えばと噓になるだろう。俺は制服の上から左の乳を揉みしだく。

 

「摘華の胸は重かった。その感触、この手にしっかり残っている。ほとんど大人の生徒会長、その玲瓏な肉体を心ゆくまで堪能したよ」

「ああっ、そんなぁ~~~」

 

 情けない声でよがり出す。今度は右の乳房を握った。

 

「菫のは大きかった。それでいて小学生並みの身長と童顔、人類の進化に喧嘩を売っている。彼女の谷間に埋もれるのは、唯一無二の背徳の悦び」

「イヤー、イヤー、惨めよ。なのに声が出るなんて」

 

 ぽたぽたと階段に涙が垂れる。かまわず俺はボタンをはずし胸を暴いた。左手を右に、右手を左にブラの上へと滑り込ませる。交差した腕で、力強く両の乳房を掴み取る。痛みと恥辱、そして歓喜を思い知れ。

 

「うあああ~~~、やめてぇ~~~」

「剣を振る事に最適化された控えめな胸。禁欲的で男嫌いの孤高の乳房。先輩なのに僕の掌にスッポリ収まる可愛い双丘。僕は先輩のおっぱいが誰よりも好き。掴んでいるだけで感動に打ち震える。他の男には絶対に渡さないよ」

 

 風紀委員長の乳房を口説きにかかった。乳首を掴んで軽く振動させてやる。貞淑の代名詞の彼女は、これだけで堕ちてしまった。

 

「あああぁぁぁ~、情けをかけて~~~。あの時みたいに激しく突いて。アンッ、アンッ、恥ずかしい声で悶え死にそう。お願いだから結界を張って」

 

『結界』を張って隠れてしまえば、もう先輩は思うがままだ。乱れに乱れて腕の中でいい声で鳴くだろう。でもそれではレイプにならない。

 

「結界は張らない。風紀委員長だから恥ずかしい声を我慢しないと。でないと運動場までエッチな声で鳴かせるから。皆、心配で駆けつけて来るよ。そうしたら風紀委員長のイケナイ姿を目にする事になる。風紀粛清を唱えた張本人が、誰よりも風紀紊乱(ふうきびんらん)だなんて恥かしいよね」

「意地悪ぅ! あなたのイジワル。お願いですから許して下さい」

「弥生の耐える顔はどんな女性より美しい。忍ぶ声は僕の心に澄んだ音で響く。苛めてやる。誰よりも綺麗にしたい。イイ声で歌わせてやる。僕のためにハミングして」

「ううぅ──ー、うぅぅんん~~~」

 

 彼女は階段の手すりを握り締め、歯を食いしばって耐えている。これをいい事にお尻に手をかける。風紀委員長のスカートを捲るなんて、まるで勇者になった気分だ。

 

 絶対領域へどの辺りから侵入しよう、鼠径部に沿って嫌らしく指が走る。そして指先は嗤う、恥丘から陰唇にかけて熱を持ってふやけていたからだ。

 

「こんなのが知られたらわたしはきっと愧死(きし)してしまう。脱がせないで、やらないで。もうすぐあの子が帰ってくる。私たちにした事が知られたら、きっとあなたを許さないわ。

 

 愧死とは恥ずか死ぬ事だ。歴史上なら三国志の周瑜が有名だ。彼は孔明に恥をかかされ憤死した。それにちょっと気になる。うちの高校に生徒会役員や俺に比する生徒が、朱美や詩央の他に存在するのか。俺はクロッチを引っ張った。

 

「詳しく話して。大人しくしろ。でないとショーツを脱がすから。いいや、このまま引き千切る。情事の後は今日一日ノーパンでいて。ひな壇に上がって高い所から訓示するはず。そのとき風衣で、風を起こせばどうなるかな」

「ヒィィィ──ー、それだけはやめて。本当に生きていけない。もう好きにしてください。全部あなたに打ち明ける」

 

 風紀委員長は巡回の後も、配下の委員から報告を受けたり、指示を飛ばさねばならない。いつも衆目の的だ。部下たちから憧れの眼差しを注がれた時、その股間は何を想うだろう。考えるだけでゾクゾクする。俺は少しだけ攻め手を緩めた。もちろん、手加減するのではなく焦らすためだ。

 

「斥侯の子が、シャルカが帰ってくるの。あの子難しいの。それに横柄な男が大嫌いよ。わたしたちが全員あなたに屈していると知ったら、血の雨が降るわ。戻ってくるのは極秘なの」

 

 斥侯兼遊撃のシャルカ・ソコリン、四人いる前年度優勝メンバーの最後の一人で、海外からの留学生だ。同じ斥侯として指導を受けたかったけれど、彼女は母国チェコへと帰ってしまった。ルネッサンス、ダンジョン間の紛争で、モンスターと一緒に片方のダンジョンに突入して、その生末を見届けた唯一の探索者だと、海外の配信にあった。その戦果故に、もう日本には戻ってこないと思っていた。

 波打つブロンド、サファイアの瞳、マシュマロの肌、スラブ系にケルトとロマの血が入った神秘的な美少女? だった。菫ちゃんと人気を二分していたが、もちろん俺はロリ巨乳の菫ちゃん派だ。クエスチョンをつけたのは、シャルカ先輩はチンチクリンでペッタンコだからだ。一般的にコーカサイドの美少女は早熟なので明らかにおかしい。

 俺は風紀委員長の薄い陰毛を指に絡めて続きを促す。不自然に気を遣っていると思ったからだ。

 

「それだけなら隠す程の事はないいね。何か秘密があるんでしょ。隠し事をするいけない妻を折檻するよ」

「ああ、お話します。シャルカは優秀過ぎてステップしてるの。まだ13歳のはずよ。さすがに向うでも問題になって、それでこちらに留学したの。この事を知っているのは、一部の学校関係者とわたしたちパーティメンバーだけのはず」

 

 とんでもない才女じゃないか。こちらの学年に当てはめれば、1年か2年の女子中学生だ。チンチクリンな高校生なのも納得だった。

 

「小さいからって撫でたりしないで。舐められたと誤解するから。男を嫌っている訳ではないの。女性に敬意を払う男性は認めるけれど、そうでない男には情け容赦ない主義なの。きっとあなたと対立する。彼女はあの英雄乙女の末裔よ。その血を強く引き継いでいる」

 

 乙女戦争

 

 かつて男女がガチの殺し合いをした史実が一例だけ存在する。チェコを統治していた偉大なる女王が亡くなった後、男どもは増長し、女性を馬鹿にするようになった。これに憤慨した侍女頭を筆頭に女性たちが決起する。序盤は女性軍の優勢に進む。英雄乙女の知略でもって、男側の英雄をハメ殺しにする戦果を挙げるが、最後は怒り狂った男どもに鏖殺された。親兄弟でも容赦なかったという。

 この物語で登場する最も可憐な少女戦士の名がシャルカという。彼女のその後の消息について知らない。彼女の血を引いているなら、魔物に混じって単身ダンジョンに突入したのも説明がつく。向うでも苛烈な性格が災いして、また日本に送り出されるらしい。シャツカ先輩は俺を大嫌いになるだろうが、こちらは生きのいい彼女を好きになりそう。

 

 

 

 

「お願いあなた、脱がさないで優しくして」

 

 弥生がとうとう観念した。口では拒否できても、俺の言葉責め、指責めにタジタジになっていたのだ。

 

「シャルカに誓って約束する。脱がしたり破ったりは決してしないと」

「ああ、あなたぁ~~~」

 

 女性なら誰で誰でも安堵する誠実な『美声』、項に舌を這わせながら、片手で乳首を、もう片手で花芯を、ダイヤモンドを扱うように愛撫する。弥生は揺り篭の赤子に還ったようにうっとりして揺蕩う。

 だけど、次の瞬間、絶叫が上がった。制服のスカートの中では、いつの間にか太いものが差し込まれていたのだ。

 

「ひぐぅ~~~~~~」

 

 とっさに片手で口を封じる。同意の上は嫌だった。俺は風紀委員長をレイプしたいのだ。彼女の腰からは信じられないという想いが伝わってくる。

 

 すらし挿入、処構わず女性とヤる、スケコマシの得意技だ。もし風紀委員長が男慣れしていたら、当然警戒していたはず。だけど彼女はあまりにも初心だった。いきなりの侵入に前後不覚となってしまう。とめどもなく涙が流れる。喘ぐ口元からは、よだれが糸を引いて床に垂れる。膣口は締りをなくして愛蜜を垂れ流しだ。体中の穴という穴が緩んだみたいだ。

 

「アヒッ、アヒィ~、嘘だぁ~~~。辱しめないでぇ~~~」

「僕の責めはこんなもんじゃない。これからもっと激しくするよ。もっと耐えて。声を出すな。辱められて我慢する風紀委員長を心ゆくまで堪能する」

「ん~~~、う~~~、うぅ~~~ん~~~」

 

 武者震いならぬ法悦で痙攣する風紀委員長の躰を突き上げていく。とことんまで激しく、そして逝かさないよう細心にだ。くの字に曲がった立ちバックの態勢が、背中を反らした弓なりになって起き上がる。

 こうなったらシャトルランも滑らかにいかない。雁首がスポットをいたぶり、その度に躰が弾んだ。限界が近づいている。

 年下の先輩かメスガキか、俺はまだ見ぬ留学生に想いを馳せて、突き上げる。弥生は歯を食い縛って快感を殺す。だけど躰には鬱屈した欲望が煮詰まるだけだ。ガクガクと膝が笑って、膣内も痙攣しながら俺の息子を締め上げてきた。風紀委員長の躰に、鬱憤を晴らすように射精した。そこに彼女の意識はなかった。

 

「ふう──────」

 

 立ち往生

 

 風紀委員長は立ったまま逝ってしまった。剣を極める少女に相応しい絶頂だ。その身には俺の槍が深々と刺さり、彼女の躰を支えている。抜けば弥生は地に落ちる。

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
点
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

【R18】【2巻11/14発売!】ずっと好きだった幼馴染にフられて始まる淫らに一途なハーレム生活(作者:花染彩葉@幼馴染ハーレム2巻発売中!)(オリジナル:現代/コメディ)

【KADOKAWA/オシリス文庫様より書籍発売中です!】▼「170cm以下の男とか論外でしょ」という嘲笑で、ずっと好きだった幼馴染への告白はあえなく玉砕に終わった――かに思われたが、肩を落とし憔悴する峰川リョウタに、振った張本人の西宮サキからワンナイトの提案がなされる。▼リョウタは外見から予想もつかないほどの巨根でサキを腰砕けにし、その夜以降、立場が逆転した…


総合評価:1153/評価:6.09/連載:70話/更新日時:2026年02月21日(土) 21:00 小説情報

【R18】もし学園のアイドルが俺のメイドになったら(作者:みずがめ)(オリジナル:現代/恋愛)

もしも、憧れの女子が絶対服従のメイドになったら……。そんなの普通の男子ならやることは決まっているよな?▼これは不幸な陰キャが、学園一の美少女をメイドという名の性奴隷として扱い、欲望の限りを尽くしまくるお話である。▼※この作品は他サイトにも掲載しています。▼※本編完結しました。気が向いた時におまけ編を投稿していきます。


総合評価:2893/評価:8.53/完結:141話/更新日時:2026年04月16日(木) 20:46 小説情報

【R18】男女比1対100の彼女たちの世界で(作者:ののじん)(オリジナル:現代/恋愛)

男女比が 1対100。▼男が希少な存在として扱われ、恋愛もパートナー関係も、女性が主導する世界。▼前世の記憶を持ったままこの世界で生きる少年・天城隼人は、多くの男性が抱く女性への忌避感を持たない“例外”だった。▼彼は、この歪な社会を受け入れながら、沢山のパートナーを作って楽しく暮らしていこうと決意する。▼※本作品はカクヨムにも掲載しています。


総合評価:1850/評価:6.82/連載:238話/更新日時:2026年08月18日(火) 18:00 小説情報

【R18】クラスメイト、異世界で勇者やるってよ。(作者:bear大総統)(オリジナル:ファンタジー/冒険・バトル)

 突如として異世界に召喚されてしまった主人公・宵坂湊(よいざかみなと)を含めた2年3組御一行。▼ 召喚された先の国の王様から魔王を倒してほしいと依頼され、主人公も一応は承諾するものの、内心はそんなのごめんだクソッタレ!▼ 勝手に勇者でもやってろ! 俺は好きに生きさせてもらうぞ!▼ そんな主人公らしからぬ主人公が、異世界を生き抜くそんな物語となっています。▼※…


総合評価:2931/評価:7.86/連載:33話/更新日時:2026年08月30日(日) 00:00 小説情報

【R18】常識と認識操作のスキルで完璧な(性)犯罪者になった俺~このスキルで女達にやりたい放題する~(作者:nene2012)(オリジナル:現代/ノンジャンル)

朝、出勤すると会社が倒産した貼り紙を目にして気落ちして夜にはヤケ酒をあおって酔いつぶれてしまう主人公、井沢一輝。酔いを醒ます為に立ち寄った公園のベンチに座っていると怪し気な老人が近付いてきて主人公に力が欲しいかと問う。▼アルコールにより理性が低下していた事と酒の勢いで欲しいと老人に返答する。老人が主人公の手を握ると全身に何かが駆け巡る感覚になっていく。▼再び…


総合評価:642/評価:7.2/完結:65話/更新日時:2026年02月05日(木) 20:28 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>