「詩央、待たしてゴメンね」
ぐったりした朱美を抱きかかえてソファーに降ろした。俺にも、朱美にも、ベッドにも『洗浄』をかけているが、詩央は気にする風もない。短い距離であるが、優しくお姫様だっこして詩央をベッドまでエスコートする。一緒に腰かけても、詩央はまだ無言だ。さっきまでは俺と朱美の強姦まがいの行為を見て大泣きしていた。アッシュグレーのカールのかかった長髪を手ですきながら、頬に流れた涙の後を口づけしながら綺麗にしていく。女はこうすると悦ぶと学んだのだ。
「想夜さん~、ん~」
感動に打ち震える詩央に軽いキスをする。目を閉じてなすがままの彼女の手を取り、俺の股間に案内をした。しばらくすると、詩央が舌を絡めて情熱的に求めてきた。強制的なディープキスの仕返しをするような激しい接吻を、内気な詩央が今度は俺に強要する。
「嬉しい、想夜さんが望んでくれて、嬉しいよ。痛くても想夜さんを受け入れるよ」
詩央には俺の男根を握らせていた。大人しかった俺の男根は、詩央の手の中でみるみる勃起する。逞しくそそり立つそれは、掌の中で動いて雁首は詩央を欲した。
「詩央を脱がせて裸にしたい、布地を全部剥ぎ取ってやる」
露出を嫌う詩央を困らせてみる。瘦身の体は胸も小さく肋骨も浮き出ているし、恵まれた朱美と並ぶと余計に目立つのだ。だがこの発育の悪い体躯は、儚げな美少女の風貌を強調する。優しくしたいとも手折りたいも思わせる年上の幼馴染を、俺は今から好きにするのだ。
今日の詩央の装いは、春らしく花の意匠を凝らしたワンピースのロングスカートで、柳腰を飾り紐で絞っている。俺は彼女の後ろに回ると前戯を施す。緊張で凝り固まった体をほぐして喜ばせてやるのだ。詩央は朱美より敏感だ。うなじを撫でても、乳房を掴んでも、必ず朱美より先にもじもじする。内気な詩央の方が反応が鈍いと思っていただけに、新鮮な驚きだった。こういう娘には強くするのは厳禁と聞く。
背中を下からまさぐりながら、髪をかき分け露出したうなじに舌を這わる、鎖骨から肩甲骨にかけて、マッサージをかけ血行を良くしていく。感度を上げるためだ。次に俺の両手は襟元を愛撫しながら、ボタンを飾り紐の辺りまでゆっくりと外していった。肩口を徐々に露出をさせて、そこに口づけを落とす。そして耳元に口を寄せる。
「今から詩央を裸にむくよ。恥ずかしがる詩央が見たい」
詩央は脱がしてもらおうと立ちかけるが、そんな無粋なことはさせない。肩口から肘の辺りまで、キャミソールごと一気に袖を落として、後ろから詩央の両腕を拘束した。
「いやぁ、想夜さん止めて、ひどい、ひどい、ひゃぁーん」
躰を隠せず、身をよじるだけの儚げな少女、加虐心がくすぐられ、次なる辱めを与える。ブラのホックも外してもろ肌を晒す。肋骨の浮いた脇腹を撫で上げるが、乳房にはわざとさらない。詩央を焦らせて切なげな声で喘がせる。上半身を裸にむかれて、隠す事も、拒む事も出来ない少女は今や震えるだけだ。脇の下に手を添えて、先へと迫る。
「詩央の小さな胸が大好きだ。可愛くて清楚な乳房、ずっと欲しかった。処女の胸を汚すよ」
「はぁ~ん、わたしも想夜さんに揉まれたかった、もっと、もう好きにして」
俺は詩央の双丘を後ろから鷲掴みにした。可愛い乳房を両の手で揉みしだき、勃った乳首をたなごころで転がす。
肩越しに見える詩央の乳首は、綺麗な桜色だった。焦らされた乳房が喜んで、詩央はすすり泣くような声でよがってくる。声が高まるにつれ、口を塞ごうとするも、手が動かせず当然出来ない。羞恥心に耐えられず、本当に泣き出してしまった。
そろそろ許してやろうか、肘を引き抜き、拘束から解放する。裸で抱き合うと、詩央の小さな乳房が俺の胸で潰れる。髪を撫でながら囁く。
「僕は詩央が大好きだ。弱虫だから誰よりも大切にしてきた。だけど本当の望みは違う。僕はは詩央を踏みにじりたい。狼になって、獣欲のおもむくままに食らいつくしたい」
「いいよ、想夜さんが望むならいいよ。わたし頑張る。痛くても辛くても耐えてみせるよ」
詩央を押し倒すと、浅い谷間に顔を埋め、情欲の息吹を吹きつける。小振りな乳房を口いっぱいにほおばって吸い尽くす。口の中では俺の舌が、乳首を飴玉のように転がしている。俺の両手は骨っぽい脇腹から腰へ、筋っぽい脚へと力強くまさぐり、貧弱な躰を味わう。ああ、これが詩央だ。思いやりもテクニックもない欲望だけの俺の愛撫、少女にとっては苦痛であろう。
「ああ、想夜さ~ん、想夜さ~ん」
それなのに詩央は、感極まって喘いでいる。俺の欲情を受け入れてくれた。
乳房を貪ったまま、今度は体をずらして詩央の下半身を攻める。長いスカートを膝上までたくし上げて、太腿を恥丘を、一転して、柔らかく丁寧に触れていく。優しくしているのではない。嬲って喘がせる為だ。知的な詩央の顔が淫欲に歪む。悶えて泣けば、問答無用で詩央の下着を引きずり下ろした。
俺は詩央の足首を持って天へと掲げた。腰を俺のあごの高さまで持ち上げると、スカートがはらりと落ちる。開いた股間からは詩央の局部が顕わになった。クリトリスは乳首と同じ綺麗な桜色で、陰唇は赤面したように赤い。更に脚を広げてやると、乙女の入り口が可愛らしく開いた。俺は即座に顔を埋めて貪っていく。
「ひぃ──、嫌、嫌、いや──ー。ひゃぁー、はぁー、ひゃぃ~ん」
けたたましい悲鳴が響き渡る。四国で最も賢い高校生と謳われる詩央、彼女がその知性を汚されて断末魔の声を出した。俺の聞きたかった声だ。赤子が乳首を求めるようにクリトリスにしゃぶりつく。何の遠慮もない。思うがままに吸って、捏ねって、転がすのだ。陰唇に俺の唇が接吻し、舌がピンクの膣口に差し込まれる。詩央は俺の両膝で脇の下を固められて逃れられない。持ち上げられた腰が振られて、欲情が刺激される。顔を強く押し付け、処女を奪わんばかりの勢いで舌をこじ入れた。なめる度に俺の鼻先が花芯を刺激する。乙女の湧き水が止まらない。
「ひぃ~ん、ひぃ~ん、ひぃぃぃ──ー」
狼に襲われた子鹿の最後の鳴き声、そんな声で詩央はよがりだした。憐憫を誘うすすり泣きにも似た最後の命乞い。だが狼が許す事は決してない。心ゆくまで味わって、腹を満たしていく。不憫の声が高まって、俺の腹は膨れていった。
俺は詩央のロングスカートをもっとめくっていく。下半身が露出してもまだたくし上げる。万歳をさせ、怯える詩央を鑑賞しながら、更に上へと脱がせていく。遠目には上半身に袋を被せられ、下をむかれた裸の少女に見えるだろう。
今の詩央は胸まで全裸で晒されて、肩から上は脱ぎかけのワンピースがめくられたままだ。両腕も万歳をしたまま上手く動かせない。羞恥のあまり、彼女の小さな乳房が小刻みに震えてきた。貧相な躰からは、あばら骨もはっきり浮かび上がっている。服に隠れた彼女の顔は、涙でどんなに歪んでいるのか。これが俺の見たかった、辱められる詩央の姿だ。俺は両脚を挟んで抱え上げ、あがく詩央をスカートを被せたまま組み伏せた。局部も上に向けて開かせる。俺の好きなえび固め、種付けホールドの態勢に持って行く。
「いぃー、あぁー、想夜ぁさ~ん、想夜ぁさ~ん、ひゃぁ~ん、ひゃぅ~ん」
俺の名を呼ぶ詩央だが、嫌がっているのか、恥ずかしいのか、声が籠って分からない。だが分かる事もある。乙女の泉からは蜜が溢れ出している。ほぐされた膣口に俺の雁首を咥えさると、純潔を踏みにじった。ひと際大きな悲鳴を発して詩央の抵抗が止んだ。後は呻き声とも喘ぎ声ともつかぬ泣き声が、裏返った生地の下から漏れるだけ。仕留めた! しばらく勝利の余韻に浸ってから、侵略を開始した。無垢なる少女の膣の中、俺のペニスが男を刻む。決して消えない悦びの傷跡だ。子宮を祭る禁断の扉、肉棒で壊して精で汚す準備が出来た。
。
「ひゅぇーん、ひぃぃーん、いひぃー、いい──ー」
詩央が再びもがき出した。悦びと苦痛がごちゃ混ぜになった喘ぎ声を吐き出してくる。女を支配するとはこういう事なのか。加虐心が悦びに打ち震える、もう我慢出来ない。俺は詩央を抑え込んで、もっと鳴けとペニスをしごく。膣を子宮を、俺の精子で真白に染める。詩央は俺の子種を大事に抱えて絶頂を迎えた。
人見知りの少女にとって、異性との接触は苦手だった。唯一の例外はいつも気安く、時に無遠慮に接してくる一つ年下の幼馴染だ。少女好みの中性的な容姿と、互いに本好きという共通の趣味もあって、彼が、心だけ早熟の少女の特別な存在となるには、時間がかからなかった。
誘拐された時、男の子は自分を庇うために立ち上がった。最弱の男の子が必死のさなかで生をもぎ取る。恋愛が苦手な少女でも思う、こんな事をされたら、女なら誰でも惚れると。賢しらな人は言う、男の子は馬鹿だから、状況を把握出来なかっただけだと。そうかもしれない、だけどそう言う人は決して人の前に立ちはしない。馬鹿でも女は惚れるのだ。
困った事に男の子は馬鹿でもスペックが高かった。誘われれば、ふらふらと他の女について行く。男の子に尽くして自分の元に繋ぎ留る、それが少女の日常となった。二度目の死地からも何事もなかったように生還する。少女の想いは執着へ変わりつつあった。
妹分の親友が男の子に襲われている。なんであんなに嫌がっているんだろう、わたしならもっと酷いことをされても我慢できるのに。少女は魅力のない自分の躰を恨めしく思い、ボロボロ泣く。やがて男の子が美味しいものを最後に食べる癖があった事を思い出した。少女しか知らない男の子の秘密。
男の子が少女の躰をむさぼる。痩せた胸も骨だらけの脇腹も、飢えた獣のように求めている。お情けで抱いているのではない、荒っぽい愛撫であっても、これに勝る快感はない。少女は狼に食われる子鹿の声で啼いた。
もう少女は男の子の戦利品だ。狩られた獲物を誇るべく両足を宙に掲げられ、乙女の局部に男の子の顔が埋められる。生涯でこんな恥辱を受けたのは初めてだ。少女も生涯で一番大きな悲鳴を上げた。男の子の口が、舌が、そして鼻が乙女の花芯と陰唇を汚しに来る。悶えずにはいられない。すすり泣きはよがり声に変わった。涙目で見上げた男の子の顔は、意地悪だった。
男の子が悪戯をしてくる。長いスカートをめくって頭の上まで被せてきた。目の前が暗くなって良く見えない。布地に透ける男の子の顔は嗤っているのか、興奮しているのか、考えるだけで、少女は羞恥に沈む。今、下半身に鈍痛が走った。男の子に奪われた証だ、それは、奴隷がご主人様に押される焼印と同じで、生涯忘れる事の出来ない痛みだ。ああ、自分はこの子の奴隷になったんだ、男の子に玩具にされていた少女は納得し、心安らかになる。このまま、男の子の意のままに生きてみたい。
男の子が動く。下半身が歓喜の悦びで迎えいれる。興奮した男の子が、少女の躰の蹂躙を始めた。少女は満足する。遠慮会釈のない獣の男の子、痛くても、辛くとも、それにまさる悦びを与えてくれる。このまま一生征服されたい。少女は今、望むものを手にいれた。
男の子は幸福なのかな、少女の知る男の子の幸せな顔とは、本を読んでいる時の顔だ。その知的で無邪気な表情が少女は大好きだった。ふと、男の子のお気に入りの本にあった、お払い箱の奴隷が袋に詰めて運ばれていくお話を思い出す。何も見えない袋の中で、女の子の奴隷がご主人様捨てないでと泣くのだ。男の子が満足すれば、自分は飽きて捨てられるのだろうか。この幸福を失いたくない。名状しがたい不安が少女を襲った。
「嫌、いやぁー、いやぁー」
言葉とは裏腹に、心と躰が夢中で求めた。男の子がますますイキリ立つ。組みふした腕をベッドに押し付けて、自分のお腹を精でいっぱいにする。ああ、男の子は自分を絶対に捨てる事はない。永遠に彼の物でいられますように、溢れる幸福の中、祈りながら少女は果てた。
結局二人は泊まっていった。やはり予感はあったのだろう。俺達は全裸で抱き合っている。俺のベッドはシングルなので、三人はもつれ合って重なっている。
「力尽くで女の子を自由にするなんて教えてないよ、悪い想夜。他の子に絶対しちゃ駄目」
「あんなに恥ずかしい事も、ひどい事をされたのも、生まれて初めて。想夜さんだから許した。普通の女の人があんな事されたら生きていけない」
朱美は脚を差し入れ、俺の片手を両手で決めている。双丘に挟まれた腕が心地よい。詩央も同じだ。躰を密着させて、俺の太ももに陰部を押し当て、性交の余韻に浸っている。今度は俺が拘束されて、身動きが取れない。朱美と詩央が覆いかぶさるように俺を押さえている。
「詩央姉、ひどい事されたの? 想夜、わたしにもやって見せてよ」
「朱美ちゃんは無理。想夜さんに優しくされたのに泣いてばかり。きっと耐えられないでおかしくなる」
誇らしげな詩央と真っ赤になる朱美。二人は俺の胸に指を走らせ、頬に口づけをして無邪気に笑う。
俺は幸福だった。
「僕は男の夢をかなえた。朱美は比翼の鳥、詩央は連理の枝だ」
桃園の誓いは成った。