※この作品はR-18です。

ダンジョン姫はじめ   作:エターナル好希也

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美少女二人 篠塚瀬里奈1

 再会の後、朱美はギルドへ戻っていった。詩央と二人で後からお説教と言っていたが、ベッドで優しくして許してもらおう。俺の方は自宅待機を強要された。記憶が飛ぶ程の、限界を超えた戦いだったのだ。『自己回復』やポーションを使っても限度がある。それに地上の魔物は粗方討伐されたらしい。残りは物陰に潜むゴブリンや、彷徨い出たスライムが主になる。これなら一般の自警団でも対応できる。ただ飛行タイプの魔物の対応が遅れていて、広報は極力一人にならない事、高所は避ける事、雨戸かカーテンを閉めて、窓辺には近寄らないよう放送している。気になる事もある。瀬里奈ちゃんが、メールで早く来てくださいと催促している。遠慮がちな彼女らしくない。俺は帰宅すると即座に、同棟の10階の彼女の住居を訪ねた。

 

「想夜さん、想夜さん」

 

 部屋に入るや瀬里奈ちゃんが俺の胸に飛び込んできた。セーラーブレザーの中学の制服を着たままだ。よほど怖い目に合ったのだろう、しがみついてブルブル震えている。発育途中の双丘が俺の胸にピクピク当たるがお構いなしだ。まず落ち着かせよう、俺は華奢な腰に手を回すと、息が詰まる位、強く抱き締めた。挙動不審となった彼女の耳元に言葉を贈る。

 

「僕の瀬里奈ちゃん、待たせてゴメン」

「僕はかなり強いよ」

「だから今は僕に身を委ねて。何があったか話してごらん」

 

 俺は彼女を抱いたまま、ソファーに座らせる。先日、瀬里奈ちゃんはここで俺に寄り添って眠ってしまい、お姫様だっこされたのだった。同じ様に甘える事で、瀬里奈ちゃんの恐怖心が薄れていくのが分かる。美しい雌はいつも狙われている。強い雄に抱かれると安心するのだ。

 

「こうやっていると、恋人同士が寝物語でお話しているようだね、可愛い瀬里奈ちゃん」

「もう想夜さんたら、嫌だぁ」

 

 やっと彼女の口から笑みが零れた。瀬里奈ちゃんは俺に縋りついて、囁くように語り始める。吹きかかる心地よい吐息には、僅かに女性の匂いが混っていた。もう恋人に純潔を捧げた乙女の事後そのものだ。えりかが見たら泣くだろう。

 

「悪魔の顔をした魔物に覗かれたんです。カーテンの隙間からわたしを見て厭らしく嗤っていました、それも何匹も……」

 

 これは危ない。よく襲われなかったものだ。魔物はガーゴイルだろう。ガラスを割って鍵を開ける位の知恵はある。身震いしながら話を続ける。

 

「見たんです。女の人が空に攫われているのを。警察に連絡したんですけど、もうどうにもならないって。同じ通報が何件も寄せられているって。可能ならもっと安全な場所へ移動するよう言われました」

 

 残念ながら、限られたリソースでは警察も取捨選択をしなければならない。そして俺も惨い事を言わねばならない。

 

「僕は今日沢山のガーゴイルと戦ってきた。アイツらは女の人をいたぶって遊ぶ。空に攫われようとした女の子も助けたよ。瀬里奈ちゃんが見た女の人は残念だった。彼女の次はたぶん瀬里奈ちゃんだ。もうガーゴイルに目をつけられている。この部屋は最上階だから襲撃しやすい。上位種が率いているなら魔法も使う。捕まったら嬲り殺しにされる」

 

 協会近くで助けた女の子や息も絶え絶えになっていた小梨利先生の事も交えて、瀬里奈ちゃんが如何に危機的であるか説明してやる。嘘は言わない。だけど恐怖心を煽っておく。

 

「妹の部屋が空いている。うちに泊まって」

 

 再び恐慌状態になった瀬里奈ちゃんが母親のえりかに許可を取っている。彼女にとって安全な場所は俺の側だけだ。絶対の信頼を置いて離れようとしない。そう言えば、名も知れぬ女の子や小梨利先生も、俺に身を任せて恍惚としていた。二人の事を思うにつれ、耐えて来た戦場での昂ぶりが蘇る。

 

「殺せ、犯せ」

 

 これが戦場の作法だ。モンスターを殺すほどに、強い程に、力が漲ってきた。それは命への欲望であり、狂わしい程の性への渇望でもあった。今日、沢山のモンスターを、強力な魔物を屠ってやった。だがまだ誰も犯してはいない。この激情を吐き出さないと、俺に安息の日々は来ない気がする。幸いにして俺は真白な子羊を抱えている。

 俺は悪魔の生贄にされる彼女を救った、代わりに俺の生贄にしよう。純潔の美少女を無垢な想いごと踏みにじる。俺への信頼が大きい程、汚した時の絶望も大きい。それは俺の悦びの大きさでもある。

 

 

 

 沙織は人目につかないよう飛んでいたが、目撃されなかったわけでもない。しかし当時、人間がモンスターを使役できると知られていなかった。僅かな目撃者は哀れな少女の末路に涙し、万が一の奇跡を願って通報した。篠塚瀬里奈もその一人だ。不安に押し潰されそうで、想夜と一緒にいる事を心の底から希った。奇しくも沙織は自分と同じ惨い目に合う美少女を、仇敵に差し出す手助けをした事になる。これを知ったらどんなに悔しがったか。

 

 

 

 俺は瀬里奈ちゃんを連れて6階の俺の住居へ戻って来た。テレビをつけるとどこもスタンピードの報道だらけで、学園での俺達の戦闘シーンも流れている。

 単眼の怪物の一振りが大地をえぐる。溶解液が土を溶かし、咆哮は強化ガラスも破壊する。お年寄りは心臓に悪いので観ない方がいいと思う。ダンジョンの化物に怯むことなく、生徒会長が囮となって、打合せの場所へキュプロークスをおびき出す。風紀委員長が疾風の抜刀で、腱を斬り足止め。二人は敢えてその場から動かない。贄を食らおうと奴が膝を折ったところを、俺が屋上から強襲する。三人の息が恐ろしい程ぴったり合っていた。次があったとしても絶対成功しない自信がある。この後は俺の『衝撃波』と奴の『剛腕』の魔力が干渉して映像が乱れている。次に映像が回復するのは、奴が爆裂して、無数の肉片がグランドの土砂に混じって吹き飛ぶ場面だった。

 

 映像については事前に許可の打診があった。俺は親父の殉職や妹の身バレの件で、マスコミにはいい印象を持っていないのだが、今回は三人で話し合ってOKした。スタンピードの首魁が討たれたとはっきり示すのは、市民の不安を取り除く上で極めて重要になる。顔にはフィルターがかかっているが知り合いにはすぐ分かる。有名人の生徒会長と風紀委員長はとっくに身バレしているであろう。

 瀬里奈ちゃんは息を吞んだ。そして傍らに吊るされていたボロボロの探索服に目をやり、何度も俺と見比べた。購入したばかりの探索服はいつの間にか惨い事になってしまった。再会した朱美があんなに怒って泣いたのも、この有様を見たからでもある。瀬里奈ちゃんは俺が死地にいた事を悟る。

 

「想夜さん、怪我とかしてないんですか」

 

 咎める口調になっていた。さっきまであんなに怯えていたのに、今は俺を心配している。自分の危機でも大切な人を優先する、この尊い心根が彼女を気に入っている理由だ。容姿だけではなく心も綺麗ないい子ちゃんだ。

 

「途中から記憶が飛んで覚えてないんだ。自己回復もあるしポーションも飲んだから大丈夫と思う。自宅で絶体安静を命じられたけど、瀬里奈ちゃんを助けられてラッキーだった」

「わたし、お母さんから応急処置を習ってるんです。今は大丈夫に思えても後から悪化する事も多いって言ってました。服を脱いでください。診察頑張ってみます。想夜さんに傷とか残ったら嫌ですし」

 

 瀬里奈ちゃんらしくない、有無を言わさぬ真摯な口調だ。深い瞳にも強い意志が籠っている。それほど俺を大事に思ってくれるのか。

 お医者さんごっこ、ちょっとエッチな子供の遊びが頭に浮かぶ。本来は俺がお医者さん役で、無知な瀬里奈ちゃんのあちこちをさわるのだ。だけど今回は彼女がお医者さん役で、俺をさわってくれるという。無知な子に無理やりさわる事は容易くはないが、無知な子が自分からさわってくれる方が難易度は高い。俺は躊躇なく上半身裸になった。

 

「きゃっ!」

 

 心の準備が出来ていない瀬里奈ちゃんが可愛らしい悲鳴を上げる。そう言えば、母親も可愛い悲鳴を上げていた。

 

「ごめん、驚かせた? せっかく瀬里奈ちゃんが診てくれるんだ。恥かしがるのは失礼と思った」

 

 これは瀬里奈ちゃんに言っているのだ。恥ずかしがらずにしっかり診ろと。ゆっくり回って俺の裸体を見せつける。俺が『透視』をやった時とは逆だが、瀬里奈ちゃんは同じ様に泣きそうになった。

 

「打撲や怪我は見た目、治ったように思えるよ。だけど筋肉がつっぱってバリバリしている。指圧してくれると嬉しいかな」

 

 損傷した皮膚や筋肉がスキルやポーションで急速に回復すると、その部分だけ元の肉体と馴染まず、違和感を覚えたりする。錯覚なのだが、割と知られた症状だ。そんな時は揉みほぐすとよいとされる。俺は瀬里奈ちゃんにマッサージをお願いした。

 

 まずは背中からだ。俺は腕組みをして後ろを向いて促した。広背筋をほぐしてもらう。瀬里奈ちゃんが撫でるようにして、恐る恐る指で押してくる。くすぐったい。

 

「もっと強く、大胆にお願い」

 

 長い髪が背中にふれて頷いたのが分かる。力を入れて押すにつれ、ハアハアと息遣いも荒くなる。背中も耳も心地よい。

 次は腹斜筋だ。俺は前を向いて万歳をした。そして頭上で腕を組む。降ろした時に、どうなるかが楽しみだ。

 

「今度は脇腹の筋肉をお願いできるかな。きつめにやってくれると嬉しい」

 

 脇腹の下部を指示したので、瀬里奈ちゃんは俺の裸の胸に顔を埋めて、抱き着く形でマッサージをさせられている。前髪が腹筋をくすぐる、熱い吐息が胸板にかかる。それは羞恥で喘いでいるようでもある。それでも懸命に指圧を続けようとする。その健気な姿に下半身が刺激される、もう限界だ。

 

「凄く上手だよ。瀬里奈ちゃんみたいな美少女、いや瀬里奈ちゃんに尽くしてもらって、今が一番幸福だよ。こうやってもらうと、戦いで荒んだ心も慰められる。そのサラサラの髪も、甘い匂いのする息も、これからも僕だけのものにしたい。ありがとう、僕の大好きな瀬里奈」

 

 俺の生涯で一番の甘味な声だ。万感の思いを込めて謝意を伝える。少女ではなく、一人前の女性として優しく扱ってやる。小娘など簡単に舞い上がってしまうだろう。瀬里奈の魂も感動に震えた。彼女も生涯で今が一番幸福だった。感激と恍惚に入り混じった心の声が自然に漏れる。

 

「はぁ~、そうやさ~ん、もっと慰めてあげます。わたしなんでもしますから」

「戦場で躰も心もたぎっている。瀬里奈の躰で慰めてもらう」

 

 その瞬間、頭上に掲げた俺の腕がすっぽり降りて、罠にかかった瀬里奈を捕らえる。嫋やかな手首を背中で拘束すると、押し倒さんばかりに覆いかぶさる。有無を言わさず、初物の唇を思うままに蹂躙する。仰向けに倒れんばかりの瀬里奈は瞼をパチパチさせるだけだ。状況をまだ把握できない、いや理解したくないだけだろう。

 そしてこの態勢では下腹部が俺の股間に当たる事になる。今は俺も唇を奪うのが忙しく、言葉を交わせない。そこでいきりたった俺の逸物を恥部に擦りつけて、ほとばしった欲情をわからせる。亀頭が制服の短めのスカートをめくり、乙女の恥丘に下着越しに嚙みついた。奥を目指して、食い破らんばかりに暴れ出す。その度に海老反りにされた瀬里奈の躰が、ピクリピクリと痙攣する。12歳の処女であっても抗えぬ条件反射だ。こうして俺の誠しを伝えていく。

 

「ヒャン、そんなのダメです、やめて下さい。あっ、あっ、いやぁ──ー」

 

 俺のスキルや身体能力があれば、数分で容易く彼女を散らせる。魔力の交接を行えば未経験でも絶頂に導く事も可能だ。しかしそれではつまらない。幸いにして母親のえりかが迎えに来るのは明朝だ。時間は充分ある。母親と同じく、俺は瀬里奈にも宣言した。

 

「最高のレイプを楽しもう」

 

 

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