※この作品はR-18です。

ダンジョン姫はじめ   作:エターナル好希也

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新調★

 

 元呪いの少女と仲良くなってから数日後、ギルドから連絡があった。新しい探索服が出来上がったというのだ。既製品であっても、本人の戦闘スタイルや使用する魔法等で微調整する。一週間はかかるのが普通だ。それが僅か数日で仕上がった。ありがたい、とにかく探索服がないと、ダンジョンに入れてもらえない。最近、ダンジョンの様子がおかしい。気になっていた、明日から、いや今日から潜ろう。

 

 協会の受付前で待ち合わせをする。ボロボロになった前の探索服は既製品に少々手を加えたものだったが、身体によく馴染んでいた。それを仕上げたのが目の前にいる折辺さんだ。探索者向けの生産職は稀少だ。生産スキルに加えて、『魔力付与』かそれに準じるスキルが必須となる。これがないと、ダンジョン産の素材を加工できない。もちろん、『鑑定』辺りも持っているのが望ましい。俺は彼女が協会の職員と思っていたが、業務提携しているだけで、別に市内に公房を持っているとの事。場を盛り上げようと気を遣う俺の質問にもぼそぼそ答えるだけでやりづらい。

 

「どうです、身長伸びてません、2㎝位?」

 

 前回の探索服は三週間前にここで図った身体データを基に仕立てられた。彼女もそのデータは持っているはずだ。そして数日前にもう一度簡易だが計測している。高一ともなれば育ち盛りのはず、せめてこれ位は。

 

「伸びていますね、2㎜も。なるべく、現状維持を心掛けてください。その方が服のパフォーマンスを引き出せますし、長持ちします」

 

 真顔で、淡々とアドバイスをくれる。駄目だ、この人は服の事しか頭にないんだ。気を使って損した。よくよく見れば化粧など最低限しかしていない。30歳前後のお姉さんとおばさんの中間の印象だが、灰色の髪のせいで本当はもっと若いのかもしれない。選抜者は魔力や肉体が強化される関係で、美人が多いとされるが、彼女は平々凡々なのが印象深かった。

 

「納得のいくものができました。元は上級探索者の方の注文品でしたが、彼女は怪我で引退されてそのままになっていました。それを御上君向けに仕立て直しました。うちの素材で最高にいいものだったのですが、倉庫の肥やしになっていまして」

 

 折辺さんが満面の笑みで取り出したのは、上がオフホワイトのベージュ、下が薄いブラウン、それっぽくないというか、落ち着いた色彩の探索服だった。如何にも弱そうに見えるのは我慢する。汚れが目立ちそうだが、俺には『洗浄』がある。大問題はフリルが上下ともふんだんに散りばめられている事だ。ズボンは外側サイド太ももから膝下まで、シャツに至っては肩から袖口まで、更には脇腹まで同色のフリルで飾られている。俺の不満を感じ取ったのか、

 

「私の自信作なんです。このフリルはラジエーターの役割をして、体に籠った過剰な魔力を放出します。前みたいに魔力爆発でボロボロにならないで済みますよ、フリルが大きいと、身体活動の邪魔になりますので、数を増やして小型化しました」

 

 フリル付き探索服には、それなりの理由があるのは理解した。しかしこれを着るのか、憂鬱だ。と言っていまさらキャンセルできない。色やデザインに拘らないから急いでくれと言ったのは確かに俺だ。それにこの服の価格は、ぼろぼろになった前の探索服とは到底釣り合わないだろう。

 スタンピードなど魔物が溢れた際、俺達探索者は盾となり鉾となる義務がある。だが、法に定められた報酬は、命を張るにしてはあまりにも安い。ここで俺達が得るものは、名誉と信頼だ。先の首魁戦で、俺はその名誉を辞退した。恐らく、月代主任が少しでも戦果に見合うものをと配慮してくれたのだろう。それに折辺さんも眼の縁に惨い隈がかかっている。選抜者であれば、二徹位でこうはならない。裁縫で、とんでもない無理をしたのだろう。俺の為に不眠不休で、彼女は現状で最高の服を最速で仕立ててくれたのか。そう思うと、とても気に入らないとは言えなかった。

 

 取り敢えず試着してみる。着心地は悪くない。が、胸元に大きなリボンみたいな飾り襟がついている。これがメインラジエーターらしい。歌劇団の男役とか、中世の伊達貴族の衣装に似ている。武器には優雅なレイピアが似合いそうだが、あいにく俺のは武骨な戦斧だ。さらに、恐ろしい事に気がついた。ボタンの位置が左右逆だ。薫子や先生を脱がした時のブラウスと同じ場所についている。この探索服女物じゃね、そう言えば上級探索者の彼女とか言っていたな。

 いくらダンジョン攻略に必要だからといって、こんな探査服を着ていれば何を言われるか分からない。佐藤達クラスの男子は散々冷やかすし、女子達は興味津々でちょっかいを出してくるだろう。子供の頃の苦い記憶が蘇る。

 

 

 

 小学校へ入学した頃、華奢で女顔、おまけにクラスで一番チビだった俺は、よく女の子と間違われた。男子には必要処置を講じて早々と黙らせたが、問題は女子だった。一部の女の子は俺が男子と知ったうえで、なお女の子扱いをしてきた。俺は爺さんから女性には手をあげるベからずというジェントルマンな教育を受けていたのでじっと耐えた。だがやつらは俺の服をわざと汚したりする。

 

「ごめんあそばせ、私の服を貸して差し上げますわ」

 

 手際よくランドセルからスカートを取り出してくる。この他にも、俺の髪を三つ編みにしようとか、やつらの陰湿ないじめにそれは悩まされた。

 この日、お菓子をあげると言われて、放課後校庭の片隅に呼び出された俺は、いきなりジュースを零された。そして件の科白を言われたのだ。相手はいじめの主犯格だ。小1なのに、金髪縦ロールのお嬢さま、もちろん家はお金持ちで我儘な子だった。

 度重なるいじめに耐えかねた俺は準備万端だった。落ち着いてランドセルからシマヘビを二匹取り出して彼女の眼前に突き出した。

 

「キスして」

 

 シマヘビが舌をペロペロしている。優しい俺は左右どちらの蛇とキスするか選ばせてやった。そして前には俺、後ろには校舎の壁、いわゆる壁ドンという状況に追い込む。こうしてがん泣きさせて懲らしめたのだが、彼女はいきなり俺の唇を奪ってきた。俺が呆然としていると今度は何度もベロチュウをしてくる。小学生なのにませたヤツだと思っていると、お漏らしをしていた。

 

「黙ってて、黙ってて……」

 

 蚊の泣く声でお願いしてくる。俺もそこまで狭量ではない。俺に着せるはずだったフリル付きのワンピースに着替えさせた。風の強い日だ、俺の身長に合わせたのだろう、短めの裾がめくれそうなのを、彼女はやたら気にしている。当然下は履いていない。俺は風上を歩いて庇いながら、家の傍まで送ってやった。

 後日、俺が彼女の我儘を嗜めたと噂が広がった。クラスの担任からも感謝された。お嬢さまも反省していい子になったそうだ。夏休み中に親父の再婚で急きょ転居したため、彼女とはお別れも言えなかったが。

 こちらの学校に転校してからも、俺に女の子の服を着せようとする子はいた。朱美や詩央に相談するのも、男らしくない。その度に似たようなことをして反省してもらった。

 

 

 

 俺はダンジョンの上層、通称「アリーナ」と呼ばれる大ホールへ降りてきた。ここはだだっ広いだけでだけで、モンスターは殆ど棲息していない。狩場としては不人気だが、武器や魔法の慣らし運転のため、偶に利用される。何故か折辺さんもついてきている。

 

「この探索服、女物じゃ? ボタンの位置、母さんや妹のと同じでした。出来れば付け替えてもらえると」

「それだと、付与を解除してからの縫い直しになります。この素材で、付与のかけ直しは効果が半減しますのでお勧めできません。一連の作業でお時間も一カ月は必要となります。それに……」

 

 普段は抑揚のない声で話す折辺さんが自信満々で言い切った。

 

「ブラウスはお洒落な男の子のファッションです。全くの無問題です」

 

 服飾の専門家がここまで言うのだ、おかしいのは俺の常識だろう。妥協する事にした。

 

 

 

 アリーナで、俺は戦斧術の型を振るう。やはり威力が上がっている。風きり音が心地いい。風圧が折辺さんの灰色の髪を掻き揚げた。そして強くなったから分かる、まだ先があると。もっと精進しなくてはならない。フリルの探索服は一連の動きを全く阻害しなかった。

 次に『俊足』を発動、常人には目にも止まらぬ速度で駆ける。『風衣』を纏っての三段跳びからの着地、こちらも問題なく動ける。伸縮も感じさせない程の、滑らかな着心地だ。折辺さんが恍惚とした表情で、俺をべたべたさわってきた。惚れたからではない、服をさわっているのだ。満足な出来栄えに感激しているのだろう。

 

 今度は魔法を試そう、と思ったらこちらに向かってくる人影がある。武装は仕舞っていない。また人狩りか、折辺さんを下がらせると、迎撃態勢を取った。

 

「巻き込んで済まない、トレインだ、そこ早く逃げてくれ」

 

 集団のリーダーらしき男性が大声で叫ぶ。彼は同時に自分の中級免許を俺に向けて高々とかざした。身体強化された探索者の視力であれば、この距離でも名前と識別番号を確認できる。間違えないようだ。他の三人もこれに習う。残り二人は負傷しているようで、その場に崩れ落ちた。

 モンスタートレインの擦り付けや巻き込みは、当然ながら禁止されている。しかし空間と空間を洞窟型迷路で結ぶダンジョンの構造上、やむを得ない面もある。なるべく人のいない空間に誘導するのも、対策の一つだ。今回彼らは、手に余るトレインを人気のない「アリーナ」まで引っ張った。そこにたまたま俺達がいただけだ。

 

「それに何で工房のマイスターがここにいる……。すまないが負傷者を頼めないか。俺達はここで迎え撃つ。それからギルドに伝言を頼む。アイツらには中層から階を跨いで追われている。重武装した上位種のオーク20体とゴブリンライダー20組の団体さんだ」

 

 どうやら折辺さんとリーダーは知り合いらしい。彼女が軽く会釈している。マイスターというのは国家資格で生産職の最上位を指す。国内には300人ちょっとだ。分かり易く言うと、中級冒険者の俺達より偉い。替えが利かない彼女を最優先で逃がす必要がある。リーダー達は四人で殿を務める気だ。個別撃破ならともかく、軍隊のように合理的に攻められては苦しいだろう。

 洞窟内で重武装したオークの集団と正面からやり合うのは分が悪い。しかし奴らは脚が遅い。撤退は比較的容易だ。ところが機動力のあるゴブリンライダーに回り込まれたり、奇襲を受けたりして逃げ切れなかったという。モンスタートレインが階層を跨ぐ事はないとも言えない。しかしゴブリンライダーが中層にいた事が異常だ。本来やつらは上層の脅威だったはず。それに古代の軍隊のように重装歩兵の周囲を騎兵で固めるとか、秩序だっているのもおかしい。指揮個体が別にいるのではないか。

 

「怪我人と生産職の人を抱えては、ゴブリンライダーから逃げきれません。僕が前に出ます。大技を使います。巻き込まれない様に下がってください。打ち漏らしをお願いします」

 

 何か言いたそうなリーダーだったが、折辺さんが取りなしている。アイテムボックスから出したハルバードを見て、流石に納得してくれたようだ。

 

 ちょうどいい、どうせ魔法を使う所だったのだ。向かってくる集団に新魔法を試す。

 

 土魔法ダブル 『石槍』…… 『石弾』の上位版 

 

 新種スライムから得たスキル。石礫を槍の穂先のようにして飛ばす、威力は『石弾』より上だ。地面から生やす事も出来る。他の魔法との組み合わせで、色々なアレンジがある。

 まず威力を確認する。大き目の『石槍』を一本、遠方のオークに投擲する。当然風魔法で、速度と距離と精度に補正をかけた。重武装のオークを盾ごと貫く。突撃してきたゴブリンライダーに小さな『石槍』を散弾のように展開させて、ダイアウルフごと複数仕留める。抜けてったライダーはパーティーの人達に任せよう。

 時間をかければ、『石槍』だけでも押し切れそうだ。だけど怪我人を抱えている。それに奴らは密集隊形から、俺を包み込むように展開を始めた。ライダー達も旋回して足止めに回る。やはり指揮個体がいる。

 俺の方からも前に出て、ハルバードを横薙ぎに振る。『衝撃波』が発生して重武装のオークどもが、後詰のライダー共々吹っ飛んだ。残念ながら、探索服は無傷だった。フリルが千切れて交換してもらえたら良かったのに。生き残りは後方のパーティーの人達が殲滅してくれる。個別撃破だとさすがに中級探索者の敵ではない。その間、『魔力視』で周辺を探ったが、トレインに引きつけられたのか、雑魚ゴブリンの魔力を数匹感知しただけ、上位固体はいなかった。

 

「よくそんな探索服着れるな」

 

 開口一番、リーダーに言われてしまう。やっぱり恥ずかしい服なんだ。むこうでは女性陣が、尊いとか、グッジョブと言って、折辺さんを褒め讃えていた。いつもは無表情な彼女が、誇らしげだった。俺とリーダーは溜息をついた。

 

「ギルドへの報告はお任せします」

 

 今の俺の姿を見れば、月代主任は爆笑するに決まっている。早くローブを買おう。

 

 

 

 トレインに惹かれて、ゴブリンが何匹か遠方より伺っていた。その内の一体、雑魚ゴブリンの魔力を帯びた影は呟いた。

 

「化け物なんだから……」

 

 

 

 時刻は夜の九時を回っている。明日は土曜だ、シーナを訪ねようか、散々メールと通話で催促されている。しかしながら、協会と学校からは俺の所在をはっきりさせて、何かあればすぐ駆けつろと言われている。遠出がしにくい。それともダンジョンに潜ろうか。新しいスキルもそうだが、大量の経験値を得て、身体が完全に馴染んでいない気がする。新調された探索服を見ながら、そんな事を考えていた。

 そして新調するのは探索服だけではない。学校の制服も駄目にしてしまったので、こちらもお願いしておいた。玄関のチャイムが鳴る。

 

「御上君、こんばんは。その、制服を届けに来たの。これで来週から……」

 

 小梨利先生だ。俺が月曜から制服で登校できるよう、わざわざ届けてくれたのだ。いつもと違ってぎこちない。それはそうだろう。先生は先日教室で俺に襲われている。自分を犯した生徒の家へ、夜遅く尋ねてくる、その覚悟を汲んであげよう。そのまま帰ろうとするのを、当然の権利として呼びとめた。

 

「糸葉、妻の義務をはたして欲しい」

 

 俺は先生を下の名前で呼んだ。玄関を上がると、糸葉は三つ指を突いた。

 

「不束者ですが宜しくお願いします」

 

 こうして小梨利先生をベッドへ誘った。

 

 

 

 薄明りの俺の部屋、糸葉と全裸で抱き合っている。操は先に奪ってしまったが、初夜を迎える新妻として扱ってあげる。最初に甘美な口づけと言葉でくすぐるのが定石だ。

 

「僕のプロポーズを受けてくれて嬉しいよ」

 

 糸葉が頷く。プロポーズは言葉ではなく、躰で伝えた。

 

「糸葉の心も躰も全部僕のだ。たぎった欲望と熱い情熱を注ぎ込むから」

 

 髪を梳き、ほほにキスをして、耳元で囁く。この間にも全身を愛撫して、隅々まで火照らしていく。糸葉は黙って声を嚙み殺している。だけど高鳴る鼓動が俺の胸に伝わり、どこをさわっても躰がピクリと反応する。感じているのが丸分かりだ。

 

「女の幸せを教えてあげる」

 

 先日犯したときに、一番恥ずかしがっていた乳房の谷間に顔を埋めた。たまらずに先生はよがり出す。糸葉は胸が弱いのか。ならば徹底的に責めてみよう。教室と違って今日は口も使える。荒い呼吸で弾む双丘を、念を入れて揉みしだく。乳房の周囲から弧を描くようにキスを重ねて、乳輪を舐め取ると乳首を咥えた。

 

「あっ、ああっ、はあ~~~」

 

 これだけでイッテしまった。先生は辛抱できずに泣き出してしまう。そんな事には構わずに、執拗に咥内で乳首を転がす。そして強弱をつけて吸ってみる。

 

「あなた、助けて、助けて」

 

 糸葉はもう我慢の限界を超えた。押さえていた感情が激流のように溢れ出す。男子生徒を慕い、肌を許した。心が罪悪感で潰れそうだ。はしたなくも躰は疼き、欲しがらないでいられない。自分ではもうどうしようもなく、ただ俺に縋るのみ。救ってやれるのは俺だけだ。漲った男根が陰唇を滑らかに割って、求められた奥へと進む。妻の秘密を知り尽くした夫のように自然な動きだ。糸葉の顔が歓喜で歪む。両腕を俺の首に回し、脚を巻きつけてきた。

 

「もう、滅茶苦茶にしてぇ~~~」

 

 完成された大人の女性を堕として好きにする。まして糸葉は先生で俺を指導する立場にある。その彼女が俺に全てを曝け出して泣き縋ってくる。これは少年にとって最高の栄誉と思う。

 性愛の魔力は使わない。アルドネと話して、力を授かっていない人には、禁じ手とした。あまりの絶頂は肉体だけではなく、精神にも後遺症をもたらす。選抜者やシーナやアルドネといった異界の住人、要は同じ土俵に立てる相手にのみ解禁とする。

 

「世界で一番愛してあげる」

「そうやさん、ああ、捨てないで。はぁ~、忘れられない、うわぁ~、あっ~、好き、すき」

 

 糸葉が息も絶え絶えに告白をしてくる。言葉が途切れるのは、ワンフレーズ毎に腰のリズムを刻んでいるからだ。

 異世界仕込みの魔力は使わずとも、俺にはダンジョンで強化された若く瑞々しい肉体がある。雌は命に溢れた若い雄に抱かれるだけで、生と性の本能を呼び覚まされる。華奢なこの体躯に反してみなぎるパワーは、女性にどんな体位を取らせても負担をかけない。俺は堂々と、正面から糸葉に愛を施している。王道であるが故に、悦びも大きく、抗いも許されない。

『性豪』と『性技』も使う。抱き合っての性交から、起き上がって膝を抱えて腰を浮かした。鋼鉄のように硬くなった肉棒がより深くまで挿入される。同時に糸葉の腰を曳きつけて一体感を高める。引き絞る時も放物線を描くように動かす。こうすれば雁首の返しがGスポットをえぐる。それに合わせて、彼女の腰も沈めてみる。すると膣壁がより強く擦れて、先生は泣くのだ。糸葉は失神すら許されぬ快楽の嗜虐にエビ反りになって悶絶した。

 

「きやあぁぁっっっ~~~」

 

 反り返った躰だけでなく、太腿も、投げだされた両腕の指先も激しく震えて、絶頂の凄まじさを物語っている。降ろした髪が見たかった乱れ髪になっていた。ここで俺は大量の精液を注入した。

 当然これで終わりではない。次は馬乗りに立って、後ろから襲う。教室でのレイプを思い出すのだろう、獣の体位に興奮しての狂乱だ。いつもの知的で穏やかな小梨利先生はもういない。

 

「いやぁ~~~、いやぁぁっっっ」

 

 俺は両の乳房を掴みながら、糸葉を自在に操った。

 

 この後も小梨利先生は、時折部屋を訪ねて来るようになる。彼女は俺の通い妻になった。

 

 

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