九十九ナトリの淫行記録 作:イチャイチャシリーズ
ヒナタと別れてから数時間が経ち、自宅へと戻ったナトリは窓から空を見上げた。
去り際の顔が真っ赤に染まったヒナタが今までの事を思い返して恥ずかしそうに去っていくのを見て、達成感に包まれた。
だが同時にヒナタが言ったうずまきナルトと言う名前を聞いて、ナトリはある事を思い出していた。
「………………まあ、そうだろうな」
十中八九、うずまきナルトは四代目火影の息子だろう。
この事実に気が付いているのはそう多くない。と、いうのも四代目火影の妻であるうずまきクシナが妊娠していた事も箝口令が敷かれていたくらいだ。
勘の良い人間や付き合いがあった人間は察しがついているが、どうしようもないのが現状だ。
うずまきナルトが悪いわけではないのは分かっているが、彼の中に九尾が居る以上、彼と九尾が同一視されるのは仕方がない話でもある。
人間は同調圧力に弱い生き物なのだから。
三代目火影が九尾の事を言ってはいけないという掟を敷かなければもっと酷い事になっていただろう。
「色々とむず痒い話だ」
ナトリにとってうずまきナルトは憎い人間ではない。
両親の仇である九尾の人柱力である事は変わらない。が、それとは別に彼の母親がうずまきクシナである事が大きな理由なのだろう。
「………………片手の指で数える程度しか関係が無いってのに、情が湧くものなのか」
ナトリは昔を思い出す。
それは今から約20年も前の話―――――――。
※
16歳の九十九ナトリは
その任務とは岩隠れの忍びの同行を監視するというもの――――と、いうのは建前で実際は避難に近いものだった。
岩隠れにとっても木ノ葉からしても、この地は重要な場所というわけではない。岩隠れの忍びが居る為、監視というのは間違ってはいないか遭遇しない限り戦闘にすらならないだろう。
どうしてこの場に居るのか、それはナトリと2人1組を組む事になったうずまきクシナの存在が大きい。
彼女は九尾の人柱力――――九尾を封印する為の入れ物にもしもの事があってはいけない、しかしフラストレーションも貯まるから九尾を封印する前の自由期間というやつだった。
と、いうのが以前抱いた暗部から聞いた情報だった。
それを聞いた瞬間、ナトリは思った。九尾を封印される前に、この任務を利用してあのうずまきクシナを性的に食べてしまおうと。
あの赤い血潮のハバネロと事に及ぼうと決意したのである。
「岩隠れの忍びに動きは無いみたいだね」
土遁を使って地下に空間を作り潜んでいるナトリはクシナに告げる。
正確には眠りこけているみたいで、本当に重要な拠点でないらしいが任務は任務。一応はこなす事としていた。
空気を入れ替える穴も見つからないように用意し、灯りもある為意外と住み心地が悪くない場所だ。そんな地下に作った空間の中でクシナは食事である木の実に口を付けていた。
「…………退屈だってばね」
「まあ、うん。そうだね」
事前に今回の任務が退屈なものになると理解していたナトリは反応に困りながらも同意する。
今クシナが食べた木の実はこの辺りに自生している発情するという効能のある木の実だ。そして彼女の持っている水筒には媚薬等を溶かしている。
その効果が現れるまでは本当に退屈なのは事実だった。
「そういやうずまきさんは波風くんと付き合ってるんだっけ?」
「…………そうだけど、何で分かったの?」
「見れば分かるよ」
波風ミナトはイケメンだし、うずまきクシナも幼少期はぽっちゃりしていたがかなりの美人だ。
それに彼等の関わり合いを見ていると何となく察するものがある。
「この暇な時間を潰す為になんか話そうかなって思ったけど、こっちがやられそうだから聞かないでおくよ」
ナトリは心の中でミナトに謝罪をしながら目を閉じる。
クシナもまたあまり話す内容が無かったからか閉口する。
互いに会話が無くなってから30分程経過し、ようやく変化が訪れる。
「はぁ…………はぁ…………!」
発情効果のある木の実と媚薬の二種によって顔面が紅潮し、呼吸も荒くなっているクシナが居た。
目もトロンとなっていて平静時の状態とは比べものにならない程色っぽかった。
身に纏っている中忍用のジャケットも着崩し、肩も見えている。
ここに男が居ても気にする余裕が今のクシナには無いように見えた。
「大丈夫? うずまきさん」
「だ、大丈夫…………ってばね」
「いや、その状態は明らかに普通じゃないでしょ。体調崩してるみたいだし…………ちょっと診せて」
ナトリは心配する振りをしながらクシナの額に触れ、情操掌を発動させる。
クシナが必死になって堪えていた自制心を無くし、欲求を強くする。
それによって本能に忠実になったクシナはナトリを押し倒し、荒い吐息のままナトリのズボンを下げる。
「う、うずまきさん?」
「ふーっ、ふーっ…………!」
理性が消し飛んだクシナはナトリの逸物を凝視する。
その視線の目力にナトリは少しだけ恐怖する。
薬は使わなくても良かったのかもしれない。とはいえ、今更やめるつもりはないが。内心そう思いながらクシナの頭に触れて情操掌を発動させながら話を始める。
「うずまきさん。きみが何でそうなっているかは分かった。多分さっき食べた木の実が原因だと思う。それのせいで強制的に発情してるみたいだから僕が鎮めるよ」
「ふーっ、ふーっ!」
「避妊具とか持ち歩いて無いし、僕もさっきの木の実の効果が出て来たからそんな余裕は無い、けど…………良いよね?」
クシナはお預けされた犬のような切ない顔をしながらコクンと首を縦に振る。
ここまで酷い発情状態ならば情操掌を使わなくても同意を得られたかもしれない。いや、やっぱり念には念を入れて使っておいた方が良いだろう。
既に恋人が居る女と関係を持つのは細心の注意を払うし、発情状態にした程度では抵抗された事もある。
うずまきクシナもそういったタイプの人間なら確実に精神を掌握した方が良いだろう。
「じゃあ、
言われるがままクシナはお尻を向け、ナトリは自らの逸物を当てがった。
ずらした下着から見える割れ目に先端を擦り付け、前戯無しに突き入れた。
「ひぐっ、あぁあああああああああああっ!」
自らの蜜壺にミナト以外の逸物が入った事に、クシナは獣染みた嬌声を上げる。
同時に情操掌を使いクシナの中にある罪悪感を少しだけにし、それ以上の多幸感で満たす。その際に恋情を刺激するのも忘れてはいない。
「じゃあ、動くからね…………っ!」
それがうずまきクシナとの一ヶ月に及ぶ濃厚な付き合いの始まりだった。