※この作品はR-18です。

嵐を耐えて朝を待つ   作:delp001

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嵐の中で

海が黒くうねり、空は塞がり、雨と塩水が混ざり合いながら体に叩きつけられる。季節は夏だというのにその海はどこまでも暗く、凍えるように冷たい。

世界の終わりのような、そして実際に人類にとって終焉が迫っていたあの夜の事を思い出す。

「……さん!朝潮姉さん!」

「荒潮…!?無事なの?被害は?」

大海原の真ん中で、自らの背丈ほどもある大波が襲いかかる。その度に会話が途切れ、相手が見えなくなる。

「満潮ちゃんが大破、私が中破、大潮ちゃんが小破よ!今は大潮ちゃんが満潮ちゃんについてる!電探に敵の反応は無いけど提督との通信は不通のまま!姉さんは大丈夫!?」

「砲弾はそれなりに使ってしまったけど魚雷と燃料は問題なし!まだ継戦可能よ!」

頭上で鳴り響く雷鳴に負けぬように声を張り上げる。張り上げる度に塩水が口に入り込む。塩がもたらす喉の痛みをこらえながら、少女は懸命に叫ぶ。

「わかったわ!私も姉さんについていって―」

「ダメよ!荒潮は満潮の護衛をしつつ予定通り増援部隊として東京湾へ!私は南下して司令官との通信を試みるわ!そちらの指揮は大潮が引き継いで!」

「でも姉さん!司令船の反応はもう―」

雷鳴がその声をかき消した。雷鳴が大きかったのか、声が小さかったのか。はたまた声にならなかったのか。

「可能性が低い事は承知してる!でも、司令官が待ってるから!」

「…約束して、姉さん!提督を連れて帰って来るって!」

「勿論よ!八駆の皆で司令官の元に!鎮守府に帰りましょう!」

再び声を張り上げる。雷鳴にかき消されぬように。自らを鼓舞するように。相手に乞うように。

「…わかったわ!絶対に、絶対に帰ってきてね!姉さん!」

「ええ!この朝潮、約束は絶対に忘れないわ!」

波が二人を引き剥がす。互いにその背中を見ることもなく、約束を胸に二人は前に進み続けた。

前へ前へと進む度に嵐はひどくなっていく。溺れるような量の横薙ぎの雨が視界と体温を奪っていく。耳に水が入り、雷鳴すら聞き取れなくなっていく。

過去の記憶と思考に溺れながら、深く深く、意識の底へと沈んでいった。

 

 

 

「朝潮…朝潮!」

二畳もない狭い部屋の中、ベッドで眠る少女の肩を男が優しく叩く。少女は寝ぼけた眼で男を見上げた。

「あー………」

「朝潮がここまでぐっすり眠るなんて珍しいな。いい夢でも見たか?」

「あっ…は、はい!朝潮、起床しました!」

少女はベッドの上で正座して敬礼の姿勢を取る。その引き締まった表情に反し、長い髪はピンと跳ねていた。

「髪、跳ねてるぞ?まあぐっすり寝れたのならいいが。食事をしたら交代しよう。」

「はい!」

答えを聞いた男が部屋を出る。部屋といってもそれほど大層なものではなかった。壁、床、天井全てがコンクリートであり、およそ年頃の少女が住まうような場所ではない。無骨なステンレスのドアがキイキイと鳴き、ある種の風情が醸し出されている。

少女と男は廊下を進み、先程よりは広い、しかしリビングと呼ぶには狭い一角に出る。そこには粗末なテーブルとパイプ椅子が数脚、壁際に機材や木箱がいくつか積まれただけの殺風景な場所だ。

テーブルが粗末であればそこに載っているものもまた粗末だった。未開封の缶詰が二つずつで計四個、食卓を鈍色に彩っている。

二人は軽く手を合わせ、いただきますと呟いて缶詰を開けていく。缶の中身は赤飯と沢庵。冷たいままのそれを黙々と口に運んでいる。

「…司令官、救援はまだ来ないのでしょうか。」

「通信機で連絡は試みているがどこも未だ応答はない。ここからだと本土の通信局がギリギリ届いているはずではあるんだがな。」

「ご命令とあらばこの朝潮、直接救援を呼びに―」

少女はそう言いかけて止まった。男の表情を見たためである。男は悲しそうな、そして寂しそうな目で少女を見つめていた。

「…失礼しました。」

目を伏せる少女。そのまま目についた沢庵を口に放り込んでバリバリと咀嚼する。

「いや、いいんだ。私のためを思って言ってくれているということは分かってる。それでも…危険な事はさせたくないんだ。」

「それは…んぐっ!」

「ゆっくり食べなさい。」

ごくりと喉を鳴らし、食料を胃に送り込む少女。再び男に意見を申し立てる。

「しかし司令官、このままこの防空壕で救援を待つだけではいずれ物資が尽きます。例え希望が薄くとも本土へ戻った方が…。」

「いや、ダメだ。ダメなんだ。もう。ここからの通信は何度も行った。司令船から持ってきた衛星電話も試した。でも誰も応答してくれない。本土はもう…陥落したんだ。」

重苦しい沈黙が部屋を支配する。無言のまま時が止まった。

少女はその空気に耐えかね再び食料を腹に詰め込む事に専念したが、すぐに缶詰の内容は尽きた。箸がカツンと音を鳴らす。

音を聞いた男は項垂れたまま、黙って自分の食べかけの缶詰を差し出した。少女もまた、黙ってそれを押し返す。

「司令官…これでは食料があるのに餓死してしまいます。どうか朝潮の事はお気になさらず食べてください。」

「…ああ。そうだな。すまない。行ってくれ。食べたら寝るよ。」

「はい。行ってきます、司令官。」

少女は部屋を出ると、自分の部屋とは反対の方向に歩き出した。途中にある両開きのドアを押し、広い部屋へと入る。

その部屋は倉庫だった。先程食べていた缶詰の在庫が乱雑に並び、多数の食料用ダンボールに少量の医薬品、日用品が積み上げられている。

日課として少女は横目でそれらの数をチェックしながら、目的のものに手をかける。朝潮型改二の予備艤装。主力装備として量産され、補給物資として保管されていたものだ。

慣れた手付きで艤装を身につけると、弾薬の残量のみチェックする。魚雷発射管と機関も動作の確認だけ済ませて元の場所へ戻した。砲のみを片手に着け、廊下へと出る。

地下に伸ばされた細長い廊下を、外の光を頼りにして進み続ける。時刻は朝のはずだがまだ外は暗く、雨に打たれる木々の音が少しずつ聞こえてくる。

少女は雨に濡れるのにも構わず外に出た。白いシャツがポツポツと雨に濡れ、灰色の斑模様を作り出す。少女は天を見上げて動かない。斑模様はすぐに消えシャツはすっかり灰色になり、少女の肌を浮かせている。

その体制のまま数時間。それが少女の今の日課であり任務。誰が来るともわからない名もなき無人島で誰かが来るのを待つ。敵であれば迎撃し、味方であれば救援を乞う。それだけの仕事。

少女と男に残されたのはたったそれだけだった。無人の補給拠点に身を寄せ、交代で歩哨をするだけの艦隊。ただ一人の司令官と、ただ一人の艦娘。

それでも少女は満足だった。男が無事でいてくれるなら。朝潮という想い人がいてくれるなら。二人がずっと一緒でいられるなら。

自分がした約束の事などとうに忘れて、少女はどこか満足感に浸っている。

 

 

 

降りしきる雨の中、少女は濡れた髪に指を差し込む。手を櫛にして、雨でずっしりと重くなったその髪を勢いよく払う。

そしてそれを繰り返す。まだ雨に濡れていない髪の奥底まで指を滑らせて溜まった埃と汗を洗い流す。

少女達がいる防空壕は近年になって手が加えられたもので、ささやかだが給湯の設備もある。しかし限られた燃料をそう何度も使うわけにはいかず、少女は歩哨の合間を縫ってこうして髪を洗う事が多かった。

艦娘の頑丈な肉体だからこそ出来る芸当である。これが人間であればたちまち低体温で体を壊すだろう。

少女の僅かばかりのプライドを捨ててでも、男の命には代えられない。少女の生きる目的はとうにそれ以外に無くなってしまった。

どれほど続けていたのだろうか。数時間が過ぎて男へ交代する時間になっていた。

朝にあった髪の跳ねはもう無くなり、重力に沿って垂直に流れる美しい長髪が出来上がる。

歩哨中であることも忘れ、その髪の出来栄えに微笑んだ少女は防空壕へと歩みを向ける。

「司令官?」

男の部屋を除く少女。少女の部屋と同様に狭く、男の体格では窮屈であろう寝室には誰もいなかった。怪訝な顔をする少女の後ろに影が忍び寄る。

「朝潮…」

後ろにいた男がぽつりと呟く。その顔は相変わらず暗いままだったが、肌には生気が戻り、呼吸を荒くしている。その目線の先には濡れた少女の肩があった。

全身を雨に濡らし、今もなお水たまりを作り続ける少女。ジャンパースカートの黒い生地の横から、少女が着ているグレーの下着がわずかにはみ出て見える。

可憐な肌を隠すためのシャツはもう用を為さず、冷えて白く輝く肌に制服の黒が美しいコントラストを作り上げている。

「なんでまた雨に濡れてるんだ…傘を使っていいと言っただろう。」

男は少女を心配するような台詞を吐くが、実際の所そんな感情はとうに失せていた。少女は何度もこうして雨に振られては、そのまま男の元へと姿を現すのだ。

「傘を持っていると万一の時に対応できません。それに朝潮はこの程度で体調が崩れることなどありません。」

これもまた機械的な台詞だった。少女と男の間でのみ通じるルーティーン。

「ですが…」

少女は俯いて、その紅潮した顔を隠す。何度繰り返してもその躊躇いが消えることはない。

「ですが…少し冷えてしまいました。司令官、温めて…もらえないでしょうか?」

男の方へ振り返った少女の瞳の中で、情熱の炎が橙色に燃えていた。

 

 

 

少女は男に手を引かれ、堡塁へと足を踏み入れた。そこはかつて防空壕が海軍の拠点であった時代の名残。円形の広いスペースに目線より少し高い程度の銃眼が並んでいた。今は板で塞がれ、わずかに光が入るのみである。

堡塁が使われていたのは過去の話。武装は既に撤去されており、数十年の間に外の景色は一変し生い茂った緑が視界を塞ぐ。役目を終えた堡塁はただ二人の逢瀬のためだけに存在していた。

少女は熱っぽい視線で男を見上げた後、服を脱ぎ始める。ベルトを緩めジャンパースカートを上に捲くりあげ、肩を通して脱ぎ捨てる。

寒さからか、あるいは興奮からか、震える指でゆっくりとシャツのボタンを外し、同じように脱ぎ捨てる。瑞々しい肌は濡れ、しっとりと少女の芳香を漂わせている。

スポーツブラにも手をかける。ゆっくりと脇を見せつけるかのようにくねらせ、外れたブラを指でクルクルと回しながら、そのまま男へと投げつけた。

笑みを湛えて見上げた瞬間、男が上半身裸の少女に襲いかかる。

「朝潮…!朝潮…!」

男が最初に口をつけたのは少女の未発達の乳房だった。発展途上だがわずかに膨らむその丘陵はそれが確かに女のものであることを物語っている。

「司令官っ…ああ…」

少女の体が震え、口から熱い呼気が上がる。男が繰り返しその熱い舌で乳首を舐る度に同じように熱い嬌声が上がる。幼い少女の乳首は充血してぷっくりと膨れ、成人のそれと変わらない性器と化していた。

「司令官…もっとしてください…」

膝をついて自分の乳に吸い付く男、その背中に手を回す少女。男の体温を確かめるようにぎゅっと抱きしめた後、男の体に手を這わせながらゆっくりと服を剥いでいった。

その指先に先程のような震えはない。確かな手付きで一つ一つ、焦らすように上着のボタンを外し、男の中へ手を滑り込ませ体温を奪っていく。

「ダメですよ司令官…そんなに焦っては…んっ♡」

胸に伝う透明なミルクを啜る男を見下ろしながら、上着の前を開けた少女。男の首筋へ、胸元へその冷たい手を差し込んだ。

男はそれに答えるように、自らの上着を脱ぎ始める。少女が脱ぎ捨てた衣類の山へ同じ様に上着とシャツを脱ぎ捨てると、そのまま少女を抱き寄せた。

幼い少女よりもずっと大きいその体躯で抱きしめ、水と汗の混じり合ったローションでお互いの肌を擦り合う。

男は覆いかぶさるようにして少女の唇を奪った。少女はそれを受け入れ、熱い吐息を交換し始める。

背中に回された男の手が下へと伸びる。雨に濡れ、丸い尻にぴったりと張り付くストッキングをスポーツショーツと一緒に脱がしていく。

小ぶりな、しかし痩せ過ぎてもいない柔らかい尻が曝け出される。男はそのまま自らの指を尻の割れ目に伝わせていく。

「んふぅ…んんぅ…ぅむん…」

少女のくぐもった嬌声が男の口内に吐き出される。

男の指は少女のアナルを捉え、指先でくすぐる。物足りなくなった少女は男に抱かれながらも腰をくねらせ、自らの足を男に絡ませる。男の膝を股で挟むと、物欲しそうに下腹部を擦りつけている。

「…はぁっ!はぁ…はぁ…司令官…」

男は少女を解放すると、半脱ぎのストッキングとショーツに手をかけ、一気に引きずり下ろした。びしょ濡れのショーツが下がると共に、少女のヴァギナから零れ落ちた愛液が糸を引いて垂直に落下する。

「司令か…あぁっ♡」

冷えた少女の秘部に男が食らいつく。驚いて下がろうとする少女だったが、男の両手が尻に絡みつきそれを許さない。

「しれ、しれいか、ああっ、あ、ああ…♡」

少女の蜜壺が為す術もなく蹂躙される。外から漏れ聞こえていた雨音は、少女の股から発せられる淫らな水音にかき消されていた。

乾きを癒やすかのように喉を鳴らし、舌で少女を蹂躙する男。少女は男の頭に両手をかけてそれを黙って受け入れている。

「あっ、ああ、朝潮、い、イキ…ああっ!」

少女の濡れた体がぶるりと震える。ぐらぐらと視界が揺れ、足元が覚束なくなる。少女はそのまま、前にいる男に全体重を預けた。

男の鼻筋が少女の割れ目に食い込み、体重でずるりと滑る。少女の腰が落下する瞬間、男の差し出した舌が少女のクリトリスを捉えた。

「あっ!はああああああああっ……♡」

そのまま少女は自らの秘部を両手で隠しながら崩れ落ちた。少女の足元に溜まっていた水たまりがさらに床へ広がっていく。

寒さではなく快感に打ち震え、小さな胸を押し広げて荒く息を吐く少女。全身を、そして下半身をずぶ濡れにしながらも、愛欲という薪を燃やして体を熱く滾らせている。

そんな少女の目の前に、同じように滾った男のペニスが突きつけられた。斜め上へと仰角をつけながらも、赤黒く充血した巨砲はその重量で首をもたげている。

少女は突き出されたペニスにそのまま近づき、自らの顔をペニスに擦りつけた。猫がマーキングのために顔を擦り付けるのとは逆で、男にマーキングを施されるために。自分が男のものであると証明するために。

手を床に置いたまま、自らの頬でペニスを刺激する少女。時折ペニスの根本、睾丸に鼻を擦りつけてはその臭いを味わっていた。少女の芳香が男を滾らせたように、男の発する雄の臭いもまた少女を滾らせた。

少女は一通り竿の臭いを堪能すると、ゆっくりと舌を出しつつペニスを愛撫し始めた。最初は舌先でチロチロと、根本からはじめ、ゆっくり上へと愛撫していく。

何かを絞り出すようなその愛撫が頂点に達すると、男のペニスから先走りが溢れ出た。少女は口を窄め、亀頭にキスをすると共にそれを吸い取る。

顔の汗を拭い、その手で髪をかきあげる。幼さよりも美しさが勝るその少女が、たった今ペニスに口づけをして男の体液を舐め取った事実は、男をより高ぶらせた。

更に大きく、そして高く掲げられたペニスが少女の鼻先にぴたりと当たる。少女は妖しく微笑みながら、その口を大きく開けた。

「はあああぁっ…」

少女の舌がペニスに触れると思われたその瞬間、少女は熱い息を吹きかけた。ペニスがびくりと震え、直立する男の膝も一瞬だけ揺れる。

「司令官、まだご命令を頂いていません。」

悪戯っぽく微笑みながら、少女は男を見上げた。男の視界には、自らの肉棒の前に全裸で座り込み、許可を求める女の姿が映る。

「ああ…ああ、綺麗にしてくれ、朝潮。」

少女は笑みを浮かべると、大きく開けた口でペニスを飲み込んだ。少女の口内はとろけるように熱いが、男のペニスも熱鉄のように燃え盛っている。

両足を床に投げ出し、両手も床に付きながら、少女は首の動きだけでペニスを飲み込もうとする。そそり立ったペニスの先端が口内の上部を擦り、鼻孔に直接その雄臭さを届ける。

少女はゆっくりと前後運動をしながら、自らの喉奥を開拓していく。青臭さと塩気と苦味を性的興奮に変換しながら、男を奥へと迎え入れる。

息もつかずに喉で男を締め上げる。ぼうっとした眼で肉棒を擦り上げ、奉仕する事だけに集中する。犬のように食らいつき、しゃぶり尽くす。両手はいつの間にか自らのヴァギナを慰めていた。

前後運動がさらに激しくなる。少女の濡れた髪が勢いで男の足にぶつかり、ぴちゃりと小さく音を立てる。しかし、少女が喉で鳴らす音には敵わない。

少女の唾液と男の先走りが泡を作る音、それが少女の喉へと流れ込んでいく音、少女がそれを飲み込む音、少女の声にならない呻き声と嬌声。少女のか細い首がそれらの音で打ち震えた。

限界が来た男は少女の頭を抑え、自らも腰を打ち付けた。少女の視界と、口内が肉で埋め尽くされる。男は少女の髪を掴んで抑え込んでいる。握られ、絞られ、押しつぶされ、少女の滑らかな髪から水分が絞り出された。

それと同時に男のペニスからも精子が絞り出される。少女の喉奥まで貫き口を開けたペニス、そこから喉奥と食道へ直接放出された。

「んっ!?ぐっ!がっ!んぐううっ!?」

喉奥、胃からこみ上げるものをなんとか抑えて全てを飲み干す少女。自然と手が動き、男の足をつかもうとする直前で、少女は両手を床に叩きつけた。反抗は許されない。

ペニスそのものを飲み込まんとする勢いで、少女は唾液と先走りと精液と、そして胃液の混じった混合物をごくごくと飲み干していく。

先程までの余裕は崩れ、酸欠で顔を真っ赤にしながらも奉仕を続ける。

「んぐっ、んぅー、ふぅー、ふーっ…♡」

ペニスが僅かにだが縮小し、空気の通り道を作る。少女は喉奥にペニスを差し込んだまま、新鮮な空気を臭気と共に味わった。

少女はゆっくりと頭を下げていく。ペニスが引き抜かれる間にも舌を懸命に動かし、自らの唾液で汚れたペニスを綺麗に舐め取っていく。

「んじゅっ…ん…くっ…ふぅ…」

まだ大きさと硬さを維持したペニスから口を離す少女。より一層熱を帯びた吐息がペニスにかかる。

「待て朝潮…うっ…」

吐息による快感で男のペニスが震え、少女の口内で圧迫され尿道に僅かに残った精子が、吐き出され、火照った少女の顔にこびり着いた。

男は申し訳無さそうに少女の顔を撫で、精子をこそぎ落とす。それを見た少女は精子に塗れた男の指を加え、ペニスと同じようにしゃぶった。

爪の垢まで舐め取るかのように執拗に舐った後、再び亀頭にキスをして鈴口に残った精子を舐め取る。

少女は再び男を見上げ、先程までペニスを加えていた口を大きく開く。

「司令官…綺麗にしました。朝潮に褒美をください…。」

精子の臭いを発するその口は、卑しく釣り上がっている。

 

 

 

脱ぎ捨てられた衣類の山に少女が腰を下ろす。冷たく荒いコンクリートの床で柔らかな肌が擦れないよう広めに衣類を広げ、そのまま仰向けに寝転んだ。

膝は上に向けてM字に開脚し、ヴァギナを小さな指でかき分けて広げる。少女の下腹部は愛液に塗れ洪水のようになっている。大きく広げた割れ目からトロトロと雫が零れ落ち、下に敷いた男の上着に濃厚な水たまりを作った。

その情景に我慢が出来なくなった男は膝をつき、少女を組み伏せた。少女は足で男の腰を絡め取り男を受け入れる。

「あっ…!あ、あああぁ…!」

この無人島で幾度も男のペニスを受け入れたヴァギナは、熱くとろけて絡み、男と少女に熱と快感を与えていく。

男は容赦なく腰を奥へ奥へと進ませていく。守られるべき幼い秘所が押し広げられ、肉の密度をより濃いものにしている。

ペニスが全て飲み込まれても男は止まらない。少女の尻肉を掴み、より深く突き入れる。少女の腰が浮き、ペニスにとって最良の角度になるよう持ち上げられる。

「司令官、それ…深いっ…!」

下半身を持ち上げられた少女は、両手を地面へと投げ出し自らの上半身を支えた。床に敷かれた衣服にしがみつき、苦しい姿勢に耐える。しかし少女が感じていたのは苦痛だけではない。ヴァギナの奥底で燃えるような快感が血と共に少女の脳へと送られる。

「ああ…朝潮…いい…いいぞ…」

ゆっくりとペニスを少女に埋め込んでいく男がポツリと呟く。少女への称賛の言葉。

「は、はい、朝潮型の体、存分にお楽し―んっ!?」

男が腰を揺らして少女のヴァギナを突く。少女の肌から汗が吹き出し、全身が熱を発する。

ずるりと引き抜かれたペニスに、少女の発展途上の小陰唇が名残惜しそうにまとわりつく。二人の体液が糸を引き、垂れ落ちるその瞬間に腰が打ち付けられた。

ぱちん、と肌のぶつかり合う音が堡塁に響く。一定のリズムで刻まれるその音に少女の嬌声が混ざっていく。

少女は除々に下腹部が痺れていくような感覚に襲われる。肌の感覚が無くなる代わりに、ただひたすらに熱を感じる。ピリピリと電流が流れ、肉を焦がしていく。

まとわりつかせた足の力が抜けていく。足の甲を組んでなんとか男についていこうとするも、ストロークが大きくなるにつれ足は解かれ、ただ縋り付くだけになっていく。

男は少女の尻肉に指を食い込ませ、そのその瑞々しさを味わいながら揉みしだく。幼いが肉はしっかりとついており、女へと変身する途上であることがわかる。

尻を持ち上げ、握り、ペニスに押し付ける。少女の尻をきゅっと握りながら持ち上げるとヴァギナの締まりがより一層激しいものとなる。

暴力的に突かれ、服の上で揺れる少女。美しかった長髪は乱れ、コンクリートの床に投げ出されている。乾いた無骨なコンクリートに吸い付く濡れた髪はとても淫らで、少女そのものの姿だった。

少女の表情は快感で茹だっていた。赤く頬を染め、空いた口から嬌声と涎を垂れ流す。普段は大きく見開かれたその両眼は、細く鋭い視線を男に投げかけ、悦びの涙を漏らしている。

「司令官、司令官、司令官…」

男を誘惑し、快感を貪る少女だったが長くは続かなかった。男の責めに耐えられず、ついにその視線を外した。

「あ、あああぁ…♡あ、ああぁ…♡」

後頭部をグリグリと服に擦りつけ天井に視線を移す。快感を処理できなくなったのか、そのまま首と頭を揺らし、髪を振り乱す。

体重を支える細い腕もくねり、何かを発散するように敷いた服へと擦り付ける。少女の敏感な肌はそれすらも快感に変えていた。

持ち上げられた少女の下半身から愛液が零れ落ち、少女の臍へと垂れていく。すっかり柔らかくなった下半身は男が腰を打ち付ける度に歪み、愛液を撒き散らす。

肌のぶつかり合う音は水音に変わっていた。少女が持ち込んだ雨水ではなく、少女が撒き散らした愛液が弾ける音だ。

愛液は尻にも滴り、男の指を滑らせた。男が尻肉を握りなおす度、少女から嬌声が上がる。

埒が明かなくなった男は少女を持ち上げるのを諦め、繋がったままその下半身を床に下ろした。力なくぶら下がる少女の両足を掴み、持ち上げる。両手でV字に広げ強引に足を開かせる。

そして男は二本の足を、操縦桿を握るかのように除々に前に押し出していく。少女の体が腰で二つに折り曲げられ、軋んでいく。

少女は体の柔らかさには自信があった。開脚前屈でも地面に額がつくほどの柔らかさ。しかしそれはリラックスした平時の状態の話であって今は違った。

男のペニスが少女のヴァギナを何度も擦り、舐り、奥底を突く。打ち付けられた男の肌がクリトリスを何度も叩き、甘い刺激を与える。少女の筋肉は与えられた刺激に反応し、硬直し、刺激と快楽を伝えている。

そんな状況下で少女は足を握られ、正常位のまま押しつぶされつつある。筋肉が悲鳴を上げるが、今の少女にそれと快感の区別はつかなかった。

「しれいか…あ゛ぁっ♡だめっ!それだめっ!つよいっ!あ゛ぁ♡」

少女は男の体重と、快感と、筋肉の上げる悲鳴で最早身動きが取れなかった。

男の胸が、肌が、少女に張り付いていく。男の鼓動、体温、むせ返るような汗の匂い。少女に逃げ場はない。

「て…ていとく…わたしにっ…キス…うぅ♡んぅっ♡」

押しつぶされ、十数センチ先にまで迫った男に懇願する。少女の甘い香りが男を襲う。

男は最後のひと押しで少女に腰を叩きつけると同時に、少女に覆いかぶさる。全体重を乗せて少女に食らいつき、その唇を奪う。

勢いよく放たれた精子がペニスから飛び出し、少女へと注ぎ込まれていく。しかし少女もまた絶頂を迎えており、膣壁は痙攣し、収縮し、ペニスを縛り上げていた。

行き場を無くした精子は揺れる膣壁に跳ね返り、収縮と共に追い出され、ヴァギナを逆流して勢いよく外へ飛び出した。

飛び出したのは精子だけではない。全周を男の肌に包囲され、舐られたクリトリスの下から勢いよく愛液が噴射される。それは男に直撃し、周囲に撒き散らされ、再びクリトリスを刺激する。少女は自分の出した潮によって、もう一度絶頂した。

そんな少女の口は男によって貪られていた。嬌声、吐息、絶叫、その全てが男に吸い取られていく。しかし少女の目には悦びと優越感が映されている。全てを捧げられた悦び、男が自らのものになった悦び。

精子がヴァギナを叩くギュルギュルという音が止み、男と少女の呻く声も止まった。二人は口づけをしながらも、鼻でお互いの匂いを嗅ぎながらゆっくりと呼吸している。

男は口づけをしたまま、腰を上げてペニスを抜く。抜いた瞬間、ぶちゅっという醜い音と共に少女のヴァギナから精液が吐き出された。敷かれた衣服は愛液で汚れ、その上に精子が橋をかけている。

上半身を起こし、ようやく少女を解放する男。引き下がる男の手を少女が掴む。そのまま自らの頬に当て、名残惜しそうに擦る。

「…司令官、ありがとうございます。」

何への感謝なのかは少女もわからなかった。ただ、男への愛情を伝えるのにそれ以外の言葉が沸かなかったのだ。

男もまた、何を返せばいいのかわからなかった。何も言えず、目を伏せると少女との結合部が目に入る。

充血し、腫れ上がった双丘の間から白い液体がボトボトと流れ落ちている。白い液体が少女の制服を、自らの上着を、少女の下着を汚していた。男の中にまたもや欲望の炎が上がる。

 

 

 

「司令官?」

男は少女の腕を掴んで引き上げ、今度は俯向けに寝かせた。長い髪が張り付いた可愛らしい背中と、小柄ながらもはっきりと主張する尻が曝け出される。

尻肉は再び男に揉みしだかれ、大きく左右に広げられた。それに反するようにアナルがきゅっと萎むが、開いたヴァギナからは白い粘液が溢れ続けている。

「んっ…了解しました。今度はお仕置きですね?朝潮のだらしない体に、どうかご指導ご鞭撻を―ああああぁっ!」

男の手のひらが少女の尻を叩く。濡れた肌が打ち付けられ、高い破裂音とそれよりも高い嬌声が上がる。

「あっ!あぁっ♡服を汚してしまい…あっ!申し訳っ!ありませんっ♡」

少女の形式上の謝罪を無視して男は打ち続ける。痛みと快感に体をくねらせながら、床の衣服に体を擦り付ける少女。

「んあっ♡あっ!痛ッ!もっと、もっとくださいっ!あああっ!…ぅ♡」

真っ赤に腫れた少女の尻を男の無骨な手が揉みしだく。先程の苛烈な仕打ちはどこへ行ったのか、優しく撫でるように、くすぐるようなソフトタッチ。

「はぁ…はぁ…司令官…司令官…」

少女は床にうつ伏せになったまま、敷かれた男の上着に顔を突っ込んで喘いでいる。濡れた両手でつかみ、まるで貪るように顔にあて匂いを嗅いでいた。男を呼ぶくぐもった声が漏れている。

「朝潮…君はいつからこんな子になったんだ?そんなに乱れて…男を誘惑して…」

顔を伏せたまま、くぐもった声で少女が答える。

「私は…朝潮は、ずっと…悪い子です。ずっと前から、司令官にこうして欲しくて、私は…」

そう呟きながら、少女は自らの体の下に手を伸ばす。冷たい床と熱く燃える自分の体の間をすり抜けて、自分のヴァギナへ到達する。

「司令官。私を、朝潮を、罰してください…早く…」

少女は膝を立てて尻を高く掲げ、V字で自らの割れ目を開く。そのまま指は入れずに前後に腕を擦りつけ、クリトリスを慰め始めた。

そんな淫らな光景を見せつけられ我慢できような男ではなかった。真っ赤に燃える尻を掴み、ペニスで少女を突き刺す。

「んんんんんんっ!!!うううううぅぅぅ♡♡」

少女は男の上着を噛み締めながら衝撃に耐える。ふーっ、ふーっという発情した犬のように快感を味わっている。

「朝潮っ!朝潮っ!朝潮っ!」

男もまた盛った犬のように腰を振り、少女と交尾する。濡れて背中に張り付いた少女の長髪を掬い、嗅ぎながら腰を打ち付ける。

「あさし…うっ!?」

腰を振り少女の狭い膣内を愉しんでいた男だが、その狭い膣がさらに収縮した。揺れる尻の合間を注意深く見ると、少女は犯されながらオナニーをしつつ、中指を一本自らのヴァギナに挿入していた。

一度は絶頂を迎えたペニスと、何度もの絶頂を迎えて緩んだヴァギナの隙間に少女はそれを突っ込んだ。男のペニスが締め付けられ、裏筋が少女の指によって刺激される。

「朝潮っ!こんな事まで覚えて…!朝潮っ!ああああああっ!」

雄犬が咆哮を上げて雌犬に自らを打ち付ける。征服した悦びに耽る叫び声と、征服された悦びに鳴く声が響き渡った。

「んっ♡んんぅ♡うー♡ふー♡ふぅうぅー♡」

少女は涎塗れになった男の上着を噛み締めつつ静かに鳴いていた。時折男を呼ぶ声と、誰かに許しを乞うような声をあげているが、それが男に届く事はない。

「朝潮っ!朝潮っ!朝潮っ!」

男は時折、尻を叩いて物言わぬ少女を呼びつけるが、やはり少女は鳴き声を発するだけで答えはしなかった。

少女の存在を確かめるように、そして役割をわからせるように名前を呼びながら尻に腰と手を叩きつける。

床に敷かれたびしょ濡れの服がずるりと滑り、少女の足が空を切る。攻め寄せる男の体重を片足だけでは支えきれず、その小さい腰は男ごと地面に落ちた。

「んぎぃっ!?」

少女の腰が地面に叩きつけられる。自らの手がクリトリスを叩き、指が男のペニスを突き上げ、遅れてやってきた男の体重がペニスをより深い位置まで押し込む。

「~~~~~~~~ッ!!??!!??」

二人はそこで絶頂を迎えた。少女の体は痙攣し、湾曲し、首と足先がピンと天井を向いている。噛みちぎった男の上着を咥えたまま、叩きつけられたペニスの代わりに肺から空気を出してあらん限りの絶叫を上げている。

男は腰を深く打ち据えながら再び少女を押しつぶした。二度と抜けなくなる程のキツい締まりがペニスを刺激し、狭い尿道と膣に勢いよくザーメンを打ち付ける。少女の内圧はそれを排出しようと必死になるが、硬直した肉がそれを許さず快感と共にザーメンが少女の中で反響する。

少女のあまりにも高い締付けのせいか、射精が終わるまでには十数秒を要した。男はその快楽に浸りながら、目の前にあった少女の濡れそぼった髪に食らいついていた。少女の甘い匂いと潮風が混じり合ったものを鼻と口で味わっている。

射精と絶頂が終わり、電源が切れたかのように少女から力が抜けていく。足はびたんと床に落ち、床に敷いた白いシャツにシミが広がっていく。首からも力が抜け、そのまま床に叩きつけられようとしたその瞬間、男が後ろ髪を引っ張って止めた。

「ああぁぁぁ……♡わたし……あぁ…♡」

少女の顔から様々な体液と共に声が零れ出る。まだ快感の真っ只中にいる少女はうわ言のように男の名前を呼んでいた。

肉がぶつかる音、獣の鳴き声、体液が交錯する音。それら全てが静まり返る。コンクリートの外壁に打ち付けられる雨の音だけが、堡塁の中で響いていた。

 

 

 

「…その、服を汚してしまい申し訳ありませんでした。」

小さい湯船に詰め込まれている少女と男。本来であれば一人用の小さなそれは、近年になってから増設されたものだった。二人は抱き合うようにして湯船に入り、体を縮こませている。

「元から濡れていたからな。構わない。」

「いえ、そういうことではなく。余計に洗い物が増えてしまいますし、それにこの湯も…」

「二人で入った方が水も燃料も節約になる。それに君はいつも遠慮してたからな。たまにはいいだろう。」

「…はい。」

そう答える少女の顔に羞恥はなかった。ただ物憂げに、湯船に映る自らの顔を見つめている。温かい湯の中で、少女が男の手に自らの指を絡ませる。

「朝潮?」

「いいんでしょうか、これで。二人でずっとこのまま隠れて、こんな事を続けて…姉妹達が心配なんです。」

重苦しい空気が浴室に漂う。小さいボイラーの振動音だけが響いていた。

「すまない。今朝はあんな事を言ってしまったが…私も諦めてるわけじゃない。例え今は絶望的な状況であっても、大潮や満潮、荒潮もきっと無事にやっているさ。どこかで私達の帰りを待って―」

そこで男は止まった。ボイラーの振動音に紛れてすすり泣く声が目の前から聞こえる。

「あっ…その、ごめんなさい。いえ、私は…朝潮は、大丈夫です。きっと、大丈夫…」

温かい湯船の中で少女は震えていた。ポロポロと零れ落ちた涙が湯船に波紋を作っていく。

それが恐怖なのか寂しさなのかはわからない。少女のその姿を見て男はゆっくりと抱きしめる。何故かはわからないがそうすれば震えが収まると男は確信していたし、少女も同じように確信していた。

言葉を交わさず、お互いを慰め合う二人。震えはすっかり消えている。恐怖も寂しさもこの防空壕にはなかった。だが、防空壕の外では今もまだ雨が振り続ける。二人を拘束するように、束縛するように。

二人は暫くの間、お互いの心音だけを聞いていた。

 

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