エロ逃亡中的なもの! 作:両津
「なんで僕、お嬢さまとこんな大会に参加しちゃったんだろう…!?」
自然公園のベンチで、両手で頭を抱えている一人の少年がいた。
髪はややブルーがかった灰色で。瞳は青色。
身体が華奢で女顔かつ童顔であった…
彼を知らない人が見れば、少女と間違えられるだろう。
名前は綾崎ハヤテ。
恰好は女装姿の綾崎ハーマイオニー…
彼は両親からクリスマス・イブに1億5千万の借金をプレゼントされてしまった不幸な高校生だ。
そんな彼は、使えているた三千院ナギ…ナギお嬢様とこの多額の賞金を獲得できる大会に出場したのだが…
「捕まえた参加者には何をしてもいいって…そんなことをしたらお嬢さまに何をされるか…」
彼にとって幸いなのは、同じ追跡者側としてナギがいるため、捕まる心配はないという事だ…
「とにかく…捕まえた参加者は脱落処分にしておこう…」
もちろんハヤテは捕まえるには捕まえるが、それだけだ。
ハヤテはエロ本を見せられても赤面して後ろに振り向くなど、女性に関しては消極的のため…
捕まえたとしても手を出す気は一切ない。
それにやればナギに嫌われるのは目に見えているからだ…
「なるべく多くの参加者を捕まえないとな……」
ハヤテはそんな事を考えながら、ベンチで考えていると…
「なんや自分?そんな考えてどうしたんや?」
一人の少女に話しかけられた。
服装は古代水干風の紅色の上衣に、黒いミニスカートという和洋折衷の姿。
焦茶色のツインテールで、艦首の形を模したサンバイザーを付けていた。
つばの先端には菊紋もしっかりと再現している。
彼女はNPC側の艦娘、軽空母の龍驤のようだ。
そんな彼女はハヤテに声をかけたようだ。
「い、いえ……なんでもありませんよ……」
ハヤテはどこか焦っているようだった。
その態度を龍驤は不審に思うが、特に気にせずにハヤテの横に座りこむ。
「せや。うちの事知っとるか?うちは龍驤や。」
「僕は綾崎ハヤテです。よろしくお願いします…」
自己紹介をされたので、自分もするハヤテだが……
「自分、この大会にあまり乗り気じゃなさそうみたいやな?」
ハヤテは図星を突かれた事に頭が真っ白になるが…
「はい…捕まえた参加者には何をしてもいいとルールを知らされた時には…」
ハヤテは参加者を捕まえた場合、エッチな事をしたくないと龍驤に話す。
「そうやったんか……それだったら捕まえた時に何もせずにただ脱落処分にすればええんやで。」
「そうですよね…一番いい方法だと思います…」
「ハヤテとか言ったか。自分、借金を抱えてるようだが…頑張るんやで!」
「ありがとうございます…龍驤さん。」
ベンチを立ち上がり、歩き去っていくハヤテの背中を見た龍驤は…
「う~ん。あのハヤテという子。一瞬女の子に見えたけど性別は男なんか…うちはああいうの初めて見た。」
そして悪い顔をすると…
「ハヤテはうちの計画に協力してくれそうになさそうや…こら他のレイパーを探した方がええな…」
龍驤はNPC側で…逃亡者側ではないがレイパー側に積極的に協力する意思があった。
「逃亡者に巨乳がぎょうさんいるの…こりゃちょっとお灸(意味深)を据えてやらなあかんなあ…」
タブレットで逃亡者…特に巨乳の参加者のプロフィールを見ている龍驤の顔は、怒りの形相を浮かべていた。
「まだ二人だけか…まあええ。これからどんどん増えるんやからな…」
既に捕まった巨乳はミール・ゲーペと双葉理保の二人のみ。
龍驤はレイパーを探すべく、歩き始めたのだった。
【綾崎ハヤテ@ハヤテのごとく!】
[状態]健康
[服装]綾崎ハーマイオニーの恰好
[所持品]基本的な持ちもの
[思考・行動]
基本:逃亡者を捕まえる。捕まえた場合は何もせずに脱落処分のみ
1:同じ追跡者側の三千院ナギを探す
2:これからどこに行こう…
※龍驤と接触
【龍驤@艦隊これくしょん】
[状態]健康
[服装]いつもの艤装 艦載機(偵察機のみ)
[所持品]基本的な持ちもの
[思考・行動]
基本:逃亡者が貧乳なら協力する。巨乳なら協力しない。
1:巨乳を捕まえてくれるレイパーを探す
2:目指すは逃亡者側の巨乳参加者の全滅
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逃亡者側
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レイパー側