※この作品はR-18です。

ポケダン世界でもできる! ポケモントレーナー生活のすゝめ   作:透孔

1 / 13
01──俺(オレ)とガルーラ母(ポケモン)とガルーラ娘(ポケモン)

 気が付けば、そこは木漏れ日の挿し込む深い森の中だった。

 あたりに人の気配はせず、逆に野生のポケモンが徘徊している雰囲気をひしひしと感じられる。

 

 肉体は若々しさを取り戻し、瑞々しい肢体がその目に映る──どころか、幼すぎて立つことすらできやしない。弱弱しい肉体に退化を遂げていた。

 解りやすく言うと、赤ん坊の姿だ。

 

 唯一の救いは横になっていても地面に頭をぶつけないように用意された藁の籠の中に白い布で包まれている点だが……誰かが見つけてくれなければこの気遣いも無駄に終わってしまうだろう。

 

 つまるところ……詰みである。

 

「ばぶー!!! (あのクソ神ぃぃぃぃぃっ!!!)」

 

 俺は怒った。

 必ずや、あの配慮の欠ける無茶苦茶な神を殴ってやると決意した。

 

 俺は転生者だ。

 前世で3DSをしながら歩いている小学生をかばってトラックに轢かれて死んでしまった男だ。

 

 死んだ後に突如として目の前にいけ好かない好青年が現れて自身を神だと名乗り、俺が子供を助けたことに深く感動したらしい。

 どうやらあの子供は未来において重要な存在になるらしい。

 人間、幼少の姿からは考えられない将来を生み出すんだなーと考えながら神の感謝を聞いていると、お礼をあげたいという話になった。

 

 しかしまー、死んでいるのだからお礼なんて今更貰ってもねえ。

 そんな風に思っていたが、どうやら神は俺を転生させることにしたらしい。

 

「君、ポケモンが好きだったでしょ? だからポケモンの世界に転生させてあげるよ。どうかな?」

 

 それなら願ってもいない話だ。

 だが、いくらポケモンの世界に転生できるからと言って社会人になってしまえば厳しい仕事に悩殺される日々が繰り返されるのは間違いない。

 できることなら生涯ずっと永遠のポケモントレーナーとして生計を立てていきたいものだが……

 

 そんなことを思い悩んでいると、その意見を聞き取ったのか、神は俺に『ポケモントレーナーとしてずっと活動できる7つのチート』をあげることにしたのだ。

 

 詳しい内容は教えてくれなかったが、ポケモントレーナーをやるにあたってこのチートがあれば生活に困らないというものを集めてくれたという。

 その好意を受け入れて、俺は転生したのだが……

 

 目の前に広がる大森林!

 よちよち歩きすらできないあんよ!

 アッ今狼系のポケモンの鳴き声した!

 

 こんな状況下でどうすればポケモントレーナーになれるっていうんですか?

 

 畜生! 騙しやがったなあの神!

 邪神だったんだなこの野郎! 絶対許さねえ!

 

 そんな憤りを見せるも、こんなピチピチな生まれたての赤ん坊ボディでは何もすることができず。

 このままでは俺は凶暴なポケモンの餌にされるだけで人生終わるんだが。

 

 いくら何でも二度目の人生をそんな風に失いたくはない。

 まだこの世界に生まれたばかりなのだから。

 

 しかしこの状況下では、やれることと言ったらただ一つしかない。

 それも、下手をすれば凶暴なポケモンが牙を剥く諸刃の剣だ。

 

 だが、するしかない。

 

「……ふぎゃああああああああああ(助けてえええええええええ)っ!!!」

 

 泣いた。

 赤ちゃんだから許される涙の命乞いである。

 それはもう、ワンワン泣いた。

 この泣き声が聞こえた人間のお方! お願いですから早く来てください!

 俺はまだ死にたくないんです! 生き返ったのに秒でリスキルされる羽目になんかなりたくないんです!

 

「おぎゃあああああああああ!!!」

 

 お願い誰か来てええええええええ!!!

 

 この魂からの絶叫に導かれるように、近くの茂みがガサガサと揺れ始めた。

 これがもしも凶暴なポケモンだったら俺の人生は終わりだ。

 

 神様──いや、神様は邪神だったな。祈るのはよそう。

 アルセウス様ディアルガ様パルキア様ギラティナ様──! どうか我が身をお守りくだされー!!!

 

「──ガル?」

 

 ガル?

 籠の中にいる俺の顔を覗き込んだのは、薄い紫色の産毛に包まれたかいじゅうの見た目をしたポケモンだった。

 

 ──これ、ガルーラの子供じゃね?

 

 クリクリとした瞳に見つめられること十数秒した後、遠くの方から重量感のある足音が聞こえ始めた。

 その足音に驚いたのか、そそくさと逃げるように離れて行く足音が複数。

 おそらく俺を狙っていた凶暴なポケモンだろう。離れてくれてホッとした。

 

「ガルゥー?」

「ガル!」

 

 近くから聞こえた鳴き声は、この子供のガルーラと同じ口調だった。

 おそらく、このガルーラの母親だろう。

 

 これは期待していいのだろうか?

 ガルーラは子供を守る愛情深いポケモンだったはずだが、その愛情は俺のような見ず知らずの人間の赤ん坊にも向けてくれるのだろうか。

 そんな風に疑心暗鬼だったが、その心配は杞憂に終わった。

 

「ガル?」

「おぎゃ……」

「……ガルゥ」

 

 子供のガルーラのように籠の中を覗き込んだガルーラは、俺の顔をまじまじと見つめて、そして俺が入った籠ごと持ち上げて、ゆっくり移動を始めた。

 

 子供のガルーラが俺の下の方から鳴き声を出した。

 おそらくガルーラの袋の中に戻ったのだろう。

 

 どうやら、ガルーラは俺のことを保護してくれることに決めたようだった。

 なにはともあれ、これでまず一つ目の問題は何とか出来たか。

 

 そう安心した俺は、大声で泣いたこともあって疲れてしまい……ガルーラの歩く時の微かな揺れを揺りかごにして、あっという間に眠ってしまうのだった。

 

 

 

 

 

 ぼんやりしていた記憶が確かになっていく。

 ぽかぽかとした陽気が温もりを与えながらも、何かが足りない感覚が急激に俺の思考をおかしくさせていく。

 

「ふ、ふぎゃー! おぎゃー!」

「ガルっ?」

 

 抑えきれない思考の渦。

 耐え切れなくって、ついには泣いてしまった。

 一体俺の身体はどうしてしまったのだろうか。

 まるで、お腹が空いたみたいな感じだ。

 

 

 

 …………いや、本当にお腹が空いているんじゃないか?

 

 俺は赤ちゃんの頃の記憶なんて擦り切れてしまっているから分からないけど、お腹が空けば赤ん坊なんてものはよく泣くのではないだろうか。

 疑問が晴れたにしても、この状況はまずい。

 ガルーラには俺がお腹が空いていることなんてわかるはずがない。

 急に泣いたとしか思えないだろう。

 

 しかしながら、この空腹の衝動は俺には到底抑えられない。

 赤ん坊の生存本能というのだろうか、この駄々は30年近く生きてきた俺では到底抑えられない程に強く、止まることを知らなかった。

 

 何か胃に優しくて赤ちゃんでも飲めそうな飲み物はすぐ近くにないだろうか……そう思っていたら、ゆっくりと俺の入った籠が地面に下ろされていく。

 まさか、見捨てるのか──そう思ったのもつかの間、ガルーラは籠の中から俺を掬うように優しく持ち上げて、俺の口をガルーラの胸元に近づけさせた。

 

「ガールゥ」

 

 飲めというのか!? ガルーラのおっぱいを!?

 というか飲めるものなのか……?

 

 そう驚いていると、鼻にほんのりとミルクの匂いが届いてくる。

 赤ん坊の本能はこれに釣られてガルーラのおっぱいを吸い始めた。

 ちゅうちゅう、と俺の意思とは関係なく、まるでそうであるべきだと言わんかのように俺の身体はガルーラのおっぱいを吸い、母乳を飲んでいく。

 

 それにしても……ガルーラはおっぱいが大分ある。

 怪獣のような肉体であることを否定しないように、引き締まったがっちりとした体つきだとは思うが、それにしても大きな胸だった。

 ガルーラは卵型の体形と言い例えることができるが、その体形に対して小さじながらもしっかりとした大きさだと言えるだろう。

 

 それでいて、張りがあって吸いやすい。

 

 ゲームではこんなことはなかったから驚きの光景だ。

 まあこんなことしてしまったら対象年齢爆上げ待ったなしなのでやらなかったんだろうが。

 これが現実フィルターの弊害……内心のどこかでショックを受けながらも納得感のあるこの光景を、俺は口の中に広がるガルーラの母乳の味を嗜みながら噛みしめていた。

 

 ……あ、この後ちゃんとゲップをしないと。

 さすがにそこまではガルーラには解らないだろうから、俺が自力で頑張らないと。

 

 そう思っていたが、きちんとガルーラは吸い終わった俺の背中を撫でて、ゲップのお手伝いをしてくれるのだった。

 なんだこのガルーラ。女神って呼んでいいですかね?

 

 

 

 

 

 

 それから体感1時間程度だろうか。

 ガルーラは森を抜けて草原を進んでいく。

 籠に視界を遮られてはいるが、どうやら雰囲気が変わった感じがした。

 微かに耳に聞こえる賑やかな声と水の音。

 

 その音から俺は村か街かの集落にたどり着いたのだろうと思い、心の中で安堵した。

 ようやく、これで俺を育ててくれる人間に出会えるだろうと俺はほっとした。

 ガルーラが悪かったというわけではないが、やはり俺は人間。

 人間を育てるなら同じ人間であるべきだと俺は思っている。

 

「ガールーゥ!」

「ガルルゥ!」

 

 ただいまの挨拶だろうか。

 ガルーラ親子は元気に進んでいる方向にいるであろう誰かに向けて元気よく鳴いた。

 

 それにこたえるように、幾つかの鳴き声が向こう側から聞こえてくる。

 

「ノズー!」

「ハニー!」

「オターチ!」

「コフー」

 

 ……あれ?

 

 人間さん? おーい?

 ポケモンの鳴き声は聞こえたけど、人間の言葉らしき言語がどこからも聞き取れませんでしたよ!?

 集落であるならば、人間の一人や二人ぐらい余裕でいると思うんですけど?

 

 いや待て、もしかすればポケモンだけの集落という可能性がある。

 脳裏にゾッとする感覚が襲い掛かった。

 

 人間の声が聞こえない。ポケモンだけ。

 それでいて、ポケモンは人間みたいな知能を手に入れている。

 俺という赤ちゃんの育て方をガルーラが間違っていなかったのが、その賢さを裏付けしている。

 

 この二つから導き出される可能性が一つ。

 

 

 

 ここ、ひょっとして『ポケモン不思議のダンジョン』の世界じゃね?

 

 

 

 ……ふっざけんなあああああああああ!!!

 こんな世界でどうやってポケモントレーナーになれっていうんだよ!!!

 人間なんて俺一人だけじゃねえの!? バカだろ邪神お前!!!

 人間とポケモンの比率1025×たくさん:1とか馬鹿の方程式止めろやオイ!

 

 そして何より──ポケモンが人間同様の暮らししているのにそれを捕まえるとか、どう取り繕ってもやってることが拉致誘拐なんだよおおおお!!!

 

「おぎゃあああああああああああああああああああ!!!!!」

「ガルぅっ!!?」

 

 俺は決意した。

 必ずやあの邪知暴虐の邪神を殴り殺してみせると決意した。

 

 

 

 

 

 

 それから十年ほどが経ち。

 俺は人間でありながらもポケモンたちと一緒に毎日を過ごしています。

 

 毎日ポケモンと一緒に過ごしてきた甲斐もあってか、ポケモンたちの言いたいことがなんとなくわかるようになりました。

 そういえばポケモンの言葉が分かるチートはくれなかったんだね。邪神のそういうところが嫌いです。反省しろ。

 

 俺は今、ガルーラの養子として母さんが経営する宿屋の料理人として活動しています。

 

 ポケモントレーナー?

 なれるわけないだろ馬鹿か。こんなポケモンが文化的な生活を送っているのにそれに水を差せるのかよ。恒久的に禁止職業ランク1位だよ。

 

 そういえば、俺にくれたチートについてですが、4つほど理解できました。

 マサラ人チート、鑑定チート、知識チート、そしてモンスターボールを無から創り出せるチートの4つだ。

 

 それぞれ順に説明すると、某マサラタウンの少年のような身体能力を発揮できるチート。木の実などをじっくり見るとその詳細が分かるチート。人類の知識にアクセスできるチート。そして、モンスターボールを無から創り出せるチートだ。

 

 最後のだけ何も変わってないって?

 分かってるけどそうとしか言いようがないんだよこれ。

 本当に無からモンスターボールがぽこんと現れるんだから。

 

 こんなチートでもある程度は役に立つ。

 最後のは役に立つことはないが、それ以外なら結構役に立つのだ。

 ポケモンが喜んでくれるような食事の調味料などは大抵知識チートで調べたものだし、食料の調達には体力が必要不可欠だからマサラ人チートは必須だし、採取した食材が食べられるものなのかを調べることに鑑定チートは役立ってくれた。

 

 現状では少なくとも3つのチートに使い道がある。

 これだけは邪神には感謝しなくちゃいけないだろうな。まあそれでも許せないけど。

 

 

 

 さて、話を戻そうか。

 ガルーラの宿屋の料理人として日々を生きている俺ですが、昼頃に母さんから「夜に姉の部屋へ入ってほしい」という変なお願いを受けました。

 そういえば最近はガルーラの娘さん――つまり俺の義姉さんの姿を見かけていない。

 ぐうたらなポケモンだとは思っているが、ここまで部屋から出ていないとなればさすがの俺でも心配していたところだ。もちろん引き受けた。

 

 そして夜になって。

 

「ガルッ、ガルラァ♡」

「や、止めてくれっ、義姉さんっ!」

 

 俺は義姉さんに襲われていた。

 

 ……なんでだ!?

 義姉さんの部屋に入ったら、ベッドの上で義姉さんは息を荒げて過酷なオナニーをしていた。

 部屋中には甘いメスの香りが充満していて、最近出てこなかったのは毎日オナニーしていたからではと信じたくない納得をしていた――ら、気が付いたら俺は押し倒されていてパンツを脱がされ、チンコを義姉さんに舐められていた。

 

 最初はドギマギしながら俺のチンコを舐めていたが、次第に慣れてきたのか大きくむしゃぶりつく勢いで俺のチンコを口の中に頬張っていった。

 

 口の中でチンコを舐め回すそのテクニックは物凄く、口内の温もりと唾液がローションのような役割を果たし、チンコにより気持ちいい快感を与えてくれている。

 

「ううっ、で、出るっ!」

「ルっ♡」

 

 そして俺は義姉さんの口の中に精液を吐き出してしまった。

 義姉さんはその精液を吐き出すことはせず、むしろチンコの中にまだ残っている分すら飲み干そうと吸い取り、飲み込んでしまった。

 

「ルー♡ ガルゥ♡」

 

 そして義姉さんは仰向けの体制に寝っ転がる。

 義姉さんの表情はとても恍惚としたものになっていた。

 その視線は俺のチンコに向かっていて、俺の顔と行ったり来たりを繰り返している。

 義姉さんの股間は大きく濡れていた。義姉さんの唾液まみれのこのチンコなら余裕で入れることができるだろう。

 

「欲しいのか、これが?」

「ガルゥ♡」

「……まったく、しょうがないなあ。義姉さんは……!」

 

 口ではやれやれと言いながらも、俺のチンコはバキバキに屹立していて、準備をすでに終了していた。

 止めようと思う理性はすでに飛んでいた。部屋の甘い香りがそうさせたのだろう。あるいはここまで言い様にされておいて、このまま負けて帰るなんてことはしたくなかったからか。

 どっちにしろ、俺はもう止まらないことだけは確かだった。

 

 チンコを義姉さんの股に向けて、俺は義姉さんの身体に覆いかぶさった。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。