ポケダン世界でもできる! ポケモントレーナー生活のすゝめ 作:透孔
学校の実習から戻ってきた後、教室で嗅いだあの匂い。
オスとメスが綿密に混ざり合ったあの匂い。
そのうちのオスはオレ先輩で、そしてメスはルーちゃんで……!
私は、私は──!
「脳みそが溶けてなくなりそうです」
「おーい、しっかりしなよ……」
「バニタスバニタス」
心が砕けてしまいそうです。
オレ先輩とルーちゃんは、姉弟なのに、そういう関係になってて──それでいて、あんな場所であんなに濃厚な匂いを残せるほどイチャイチャしていて──
「う……うらやましいよぉ~~~っ!!! 私もイチャイチャしたいよお~~~っ!!! エッチなことをしたいよぉっ!!! あんな匂いを振りまきたいよおっ!!!」
「めんどくさいねえ、デルル。そんなんだったら自分からいちゃつきに行けばよかったのに」
「そんなの恥ずかしいでしょ!!?」
「まったく、ひかえめなんだから──そんなだから、ルーちゃんに先を抜かされちゃったのよ?」
「ううっ」
それはごもっとも。
私がもっとアタックしていれば、
「でもっ、それを言うならおねえちゃんもじゃない!? おねえちゃんだってオレ先輩のこと大好きなくせにっ!」
「えっ、はぁっ!? そんなこと──」
「あるでしょ!? オレ先輩のくれるお弁当の味を夜遅くまで覚えていて私に自慢げに何回も話してくるし、稽古したときだってその様子を分かりやすすぎて気持ち悪いレベルで私に教えてくれるじゃん! 好きなんでしょオレ先輩のことが!!」
「わー! わーっ!! わーっっ!!!」
「隠さなくても平気だよ! おねえちゃんが照れ屋なせいでこっちからアタックできない私と同じヘタレなのはわかってたからっ!!」
「ごもっともで……ううっ……妹が辛辣ですっ…………」
復讐成功。ふふん。
涙目になったおねえちゃんを見ると気分がすかっとなった。
まあそれはともかく、問題はこれからです。
「今からでも遅くないですよね……オレ先輩にアタックしましょう。恥も外聞も捨てて、猛烈アピールです」
「ほ、本気かい!? できるのかい、デルル!?」
「やって見せます。ここでヤれなければ、今後オレ先輩とヤるポケモンのみんなは増えていくはずです。──そうなる前に、大胆な一手が何としてでも必要なんです! ルーちゃんがやったように!」
「ほ、本気なんだねっ、デルル!」
──おやおや。何を他人事のようにポケっとしているんですか、このおねえちゃんは。
「もちろん、おねえちゃんにも協力してもらいますよ?」
「え゛っ?」
「その自警団任務で引き締められた肉体。ここで使わずしてどうするって言うんですか?」
「いやっ、これは村を守るために──」
「おねえちゃんのその肉体美に目を引かれるポケモン、結構いるって聞いてますよ? オレ先輩もカッコいい筋肉してるなあって以前惚れ言葉をこぼしてましたし」
「そ、そうなのっ!? 知らなかったあ……」
おねえちゃんの身体は村のポケモン全体で見ても屈指の肉体美だという。
その鍛えられた身体はバンバドロ級だと噂されていて、かくとうタイプのポケモンたちが感心するレベルだとか。
確かに、汗で筋肉のラインが浮き出たおねえちゃんの姿は魅惑的なモノを感じる。
ここが辺境の開拓地でなければ、求婚者が多発していることだっただろう。
「ですから、有効活用しちゃいましょう!」
「ど、どうやって?」
「最終的にですが、その筋肉で膣穴を締めてちんちんを離さない圧倒的な膣圧を見せてもらいます」
「──ええっ!!?」
「ですが、そうさせるためにもオレ先輩を逃がさないことが必要不可欠なので、最初はオレ先輩を抑え込んでもらいます。
「いやっ、それはそうだけどっ、でも、ええっ!!?」
何赤面で照れてるんですか。
事態は一国を争うんですよ、正気でいてください。
「現状だと、オレ先輩はまだルーちゃんの膣穴しか味わっていません。これはつまり、年上の膣穴は未経験だということです」
「だ、大胆だよおデルル!」
「そのうえで私たちのような4足歩行ポケモンの膣穴というちんちんと精液を逃さないぎゅっとした柔らか膣壁でオレ先輩の意識を私たちが独占します!」
「は、はわわわわ……」
「そうしなければ、私たちに勝機はないです! 大胆に仕掛けますよ! 聞こえていますかおねえちゃんっ!!」
「はっ、はいぃっ!!!」
まったく、年上なのに私よりもエロに耐性が無いんだから……
どうしよ、汗拭きタオルとか買っておいた方がいいのかなあ……と恥ずかし気にブツブツ呟いているおねえちゃんを横目に今のうちにできる限りの準備を進めておかなければ。
そう思った矢先、突如として家の門にノック音が響いた。
「もしもーし、デルルちゃーん、いるー?」
「ルーちゃん……!?」
なぜあなたがここに!?
まさかっ、私たちがオレ先輩を狙っていると気が付いて闇討ちを──
「おねえちゃん、戦闘準備!」
「えっ、何っ!?」
「私たち、今夜ここで消されるかもしれない……!」
「ええっ!? ドユコト!!?」
「ちょ、ちょっと待って! 私、別にそんなつもりはないからっ!!」
「……どういうこと?」
私たちが牙を見せて威嚇している中、ルーちゃんは驚いてタジタジになりながらも私たちに提案してきた。
「──いいお知らせを伝えに来たわ!」
「──というわけで、私は別にオレのつがいがたくさん増えても構わないと思っているわ。その2番手をあなたたちにしたいの。どうかな?」
「……えっと、それは、とっても嬉しいんだけど……」
「うん?」
「……」
「…………オトウト? 私、男の子に見えていたの……?」
「……あれ、ヘガール姉さんは伝えてなかったの?」
「伝えたんだけど、『冗談でしょ』って笑われちゃって……」
「ああ……ひかえめに受け取っちゃってたんだね……」
嘘でしょ……こんなに女の子らしい私が?
ジャノビーさん程とは言わなくとも、かわいい素振りはそれなりにしてきたはず……なぜだ???
「時たまに傍に居座って勉強を教わったあの時のことは女の子らしくなかったというの……っ!?」
「なんていうか……可愛い弟だと思っていたみたいで」
「可愛い弟って何……? そんな弟、実在するの……?」
弟って生意気な存在って本には書いてあったわよ……。
そんなの私のデータにはなかったわよ!
「まあ、いいわ。これから私の女の子らしい場所を思いっきり堪能させてあげるつもりだから。──それで、本当にいいの? オレのつがいが増えても」
つがいを増やすかどうかはオスと最初につがいになったポケモンとに判断が委ねられるとはいえ、最近はオスメス一匹ずつのワッカネズミ型の家族が良いって話をよく聞くのに。
メスが増えれば増えるだけ、愛してくれる可能性は減っていくのに……
「うん、私のことをこれからも頼ってくれるなら、別に良いかなって」
「そう? 後悔しない?」
「うん! もし私をあんまり頼らなくなったら、わからせてあげるつもりだから! 伴侶として! ママとして!!!」
「マ、ママとして???」
「うん、オレが言ってくれたのよ! 私のこと、ママとして信じてくれてるって!」
そう言うルーちゃんの瞳は輝いている。
確かにオレ先輩に言われたことなんだろうけど……ママって何?
え? オレ先輩とそういう間柄なの?
ルーちゃんは目を輝かせながら、いやんいやんと嬉しそうに身体をくねらせていた。
「……ね、ねえデルル、この子……大丈夫なのよね?」
「う、うーん……雰囲気は前と変わらないけど……オレ先輩とヤってテンションがおかしくなったのかしら?」
……私もそういうわざで攻めた方がいいのかしら……?
いいえ、私は私なりのわざ構成でオレ先輩を堕として見せるわ。
「──それで、もう話したいことはおしまいかしら? これから私たちはオレ先輩を手籠めにする準備を急ピッチでしないといけないのよ」
「それなら手伝うわ! 私、家からオレを襲うときに使ったエッチなアロマボトルの残りを貰ってきたから!」
「そう。助かるわ」
「……っていうか、デルルちゃんって……こんな子だったっけ?」
「こ、こんな子って……どういう意味よ」
ルーちゃんは頭を傾げながら、私に尋ねた。
「デルルちゃん……もしかしなくてもだけど、
……あ。
そうだったー!!!
オレ先輩とエッチなことをするってことは、発情期を経験したかどうかの最低ラインを越してることになるじゃん!
言われるまで気が付かなかった……!
「そ、それは……そのっ」
「ルーちゃん……デルルはね、発情期が来てもそれを発情期だと認識できなかったのよ」
「えっ!? あんなにお股がせつなくなったのに!!?」
「おねえちゃん!」
「デルルはね、いっつもお股をせつなくしてるから……発情期のせつなさをいつものことだと思っちゃってたのよ」
「おねえちゃーんっ! あとで屋上ね」
「……ええっ!!? デルルちゃんって、いっつもエッチなことを考えていたってこと!!??」
「ぐふぅっ!!!!」
や、やめてっ!
そんな純粋無垢ピュアリーなお目目で私を見ないでっ!!!
ダークポケモンに効果は抜群なの!!!
「あ、あはははは……あはは、あはははは……」
「そっか……エッチな気分に最初からなっていれば、お股がせつなくならなくて済むんだ……」
ルーちゃんはそんなことを言いながら、私たちにオレ先輩とヤったときに使ったエッチなお薬を渡してくれた。
だけど……一番効くわ、このダメージが……
どれもこれもオレ先輩が鈍いからよ!
オレ先輩が私の好意に気が付いていれば、こんなに恥ずかしい女の子にならなくて済んだのに!
こうなったら、この心の痛みを全部オレ先輩のちんちんで快楽に変換して癒してやるわー!!!
──そうして本番。
「ううっ……そんなっ、みないでぇっ……」
「うわぁ…っ♡」
「でっかぁ…っ♡」
見事にやって来てくれたオレ先輩をおねえちゃんが無理やりベッドルームまで持ち込んできて、服を剥ぎ取ってちんちんをペロペロしていった結果、無事におっきいおっきいチンチンが屹立しました。
うわあっ、本当に大きいわ。
私の耳と互角ぐらいじゃないかしら。
本当に入るのかしら、これ。ルーちゃんは何とか入れたって言ってたけど……私の膣穴を信じるしかないわね。
ルーが渡してくれたエッチな保険の教科書によると、私たちみたいな4足歩行型のポケモンの膣穴は似た体系のオスのちんちんを受け入れるために広がりやすいと書かれてあったわ。
つまり、私みたいな小さなポケモンでも、勝機はある……!
「え、デルビル? え??」
「よ~ぉしっ♡ 準備オッケイ♡」
「え???」
作戦は夜に話していた通り、私が全力でオレ先輩を攻撃する。その後、おねえちゃんの引き締まった腰が繰り出す魅惑の騎乗位でオレ先輩をイかせ続ける。
おねえちゃんの身体はエッチなお薬によって強化され、汗によりボディラインをはっきりさせ魅惑の肉体美を露わにしている。
そのうえ私と同じように膣を濡らしているし、それがオレ先輩の顔面まじかにあるからすっごい興奮すること間違いなしだろう。
オレ先輩が私の性別について驚いているみたいだけどもう遅いわ。
ここから先、私が女であるという徹底的な証拠をオレ先輩の身体そのものに刻み付けていくのだから!
「まずは私の攻撃だっ! イっきまー「待って!」」
…………はい?
どうしたのおねえちゃん。
作戦と話が違うよ?
「……わ、私が最初に、ヤります」
「はぁ? 作戦のこと覚えてる? 私がまずエッチのやり方を実践がてら教えてあげるから、お姉ちゃんはそこでおとなしくおまんこをオレ先輩に舐められながら見ていてほしいんだけど」
「でも、ここは姉である私がやるべきだと思うわ! そんな強大なモノ、デルルのアソコが受け入れられるわけないもの!」
……ほう?
おねえちゃんともあろうメスが……ずいぶん生意気なことを言うじゃない。
「エッチのエの字で照れるメスがセックスを率先して、私は何を教われるって言うのかなあ……?」
「デルルの知ってるエッチだって、本の中のことじゃん! 事実とは絶対異なるよ! ──このむっつりスケベ!!!」
──そのセリフはライン越えだぞおねえちゃん!!!
おねえちゃんの方を振り向き、牙を剥く。
爪は立てない。立てたらオレ先輩が痛いもんね。
「むっつりスケベバカにすんなよ??? 発情期来ても普通に過ごせる素晴らしい体質だぞ???」
「それでも、デルルの身体だとこのモノに耐えられないでしょ!? だってコレ、デルルのおへそぐらいまでの大きさがあるんだよ!! デルルのアソコがそんなに深いわけないじゃん!!!」
「深いですぅー!!! 私の膣は大規模不思議のダンジョン並みに深いですぅー!!!」
「そんなわけないでしょー!!!」
そう言っておねえちゃんは私をベッドから放り投げようと甘噛みしてくる。
私はそれをとっしんで正面から受け止める!
「──ここで戦うのはまずすぎるよ。オレ先輩がいるんだよ? ほら、オレ先輩には私から説明してあげるから、お外で待っててよ」
「そう言ってそのおっきなソレをアソコに入れて自分だけで楽しむつもりでしょ!? 絶対させないから!!」
「下ネタも言えないおねえちゃんが私を止められると思うなーっ!!!」
「デルルは逆にエッチな言葉を言いすぎなのよーっ!!!」
一触即発。
私とおねえちゃんの間に火花が散る。
こんな大きなちんちんを私の膣穴に入れて、気持ちよくなるために──覚悟しろっ、おねえちゃん!!!
「──……なにこれ???」