この荒野付近がE.L.I.Dの生息域だというのが判明して……非常に焦っている。
下手に遭遇しようものならば即座にレイプされて女の快楽を叩き込まれかねない。
……どうにか出来ないかとドリーマーに相談するも感覚遮断系は痛覚リミッターがある程度で遮断は駆体と電脳の相性で不可能と。
「あくまでも人間そのものを再現しようとした……っていうよりも本当に記憶領域に特化した結果か……」
『そーねぇ……あとは電脳自身に埋め込まれた量子チップの性能にコストを掛けすぎた……って所かしら』
後付の鉄血製のソフトも痛覚等は存在しない前提の物ばかり扱っている。
こういった人間のパーソナルが入った物は……想定なんざしてない。
探せばあるかもしれないが、ドリーマーが製造したこのカオス駆体は想定なんざしてない。
無駄というのは分かるがね……
『ナマの感覚っていうのは私も興味あるの……精々アンアン喘いで愉しんでちょぉだぁい』
報告データを参照すると……ここいらのE.L.I.Dは……人間と植物、蟲の3セット。
人間の個体も変異が特殊で人を犯すことが確認されている。
人の形を保ったモノから……大型化した物、完全に人間の原型を留めない物……様々だな。
当然だが……そんなのに遭遇したいとは思わん。
急所の情報もあるが通じるのかは不明、一応生命体であるから伝達系統を破壊できれば無力化は出来るはず。
そう、出来る"ハズ"っていうのが怖い所だ……
『過去にあった実験データだと神経系を破壊してもほったらかしにしたら補強して復活した例もあるわ』
「生命のしぶとさはスゲーったらねぇな……」
『でもこの程度で折れたらダメよ、生き延びるんでしょ?』
グッチャグチャにされても絶対に生き延びてやる……それは変わらねぇ。
向かうべき方角は決まりきっている、スラム……通称ウェットドリームストリート
淫夢通り……ありとあらゆるエロ大好き野郎が集まったスラム。
ただエロというのは強い原動力にもなり……技術の研鑽はかなり進んでいる。
『アンタもそういう感じだったのかしらぁ~?』
……オレはどうだったかな、詳しく覚えていねぇよ。
随分とまぁ悍ましい光景が広がるものだ。
これが隔絶されてきていた汚染の原風景か……
『あの手や顔一つ一つに意識は無いわよ……捕まったら大変な事にはなるでしょうけどぉ』
賽の河原であってもこんな酷い光景は無いと思う。
おびただしい数の腕、肉が削げ落ちた顔……舌、手……人間のパーツがいくつも生えた肉の絨毯……
徘徊する人間、肉団子……これが……E.L.I.D……そりゃぁ……報道などされたもんじゃない。
ただただお伽噺のゾンビみたいだと言われるに決まってるわな……は……はは……
『良い?アイツらは理性は無いけれど知性は少しは残してるわ。ゾンビとは違うから注意して』
この地獄をくぐり抜けないと……いけないのか。
吐き気がしてくる、こんなのは流石に……キツイな。
機械とはまるで違う、生々しく腐った臭いもする……
戦闘は避けて、見つからないように……
誘導もあまり回数を重ねることは出来ないだろうし……
這いつくばってでも回避……出来ればいいがな。
吐く息、一挙一投足も震えてる……オレ、怖いのか?
一応この遠目に見た映像データを保持してマップとする。
そして音響データからどの辺に居るっていうのを可視化するくらいしかできないか。
意を決して……荒れ果てた街に下っていく。
オレに待つのは……どうあってもエロに近い何かだろうけど……少しでもマシな方に持って行きたい。
化け物相手が初なんてってぇのは……イヤだ。
そもそもエロい接触なんて御免被るって話だがな……
カオス駆体はどう考えても隠密行動等とは無縁としか思えない。
身長こそ低めだがあれこれと機能を詰め込みすぎた結果のデカ乳が邪魔でしょうがない。
ドリーマー自身の理想も多分に含まれているんだろうが……
迂回しようにも塞がっているというか……肉の海が拡がっていて自ら足を突っ込むハメになる。
まさに八方塞がり……前に進むか……引き換えして鉄血の連中と殴り合いにもつれ込むか……
『先にいうと戦闘モードスタンバイしておいたほうが良いわよ?』
カタログスペック上ではあのE.L.I.D達相手に肉弾戦出来なくはないらしいがな……あまり博打を打つものではない。
……ゆっくりと、瓦礫に隠れながら進んでいく。
たしかに……ドリーマーが提案するとおり……戦闘モードを起動しておけばより可聴範囲も広がる。
カタログスペックもしっかり発揮できて殴り合いになってもきっと……愉快な事になるでしょうねぇ……
「っ……何だ?」
今、オレ……いやいや、それよりも……何の音だ?
足音とは別な何かが聞こえたぞ?
「づぁ!?」
『あぁ~ら……これはこれは……不運ね、マスター?』
瓦礫の影から飛んできたのは……人の頭としか形容できない……何かだった。
ただ、それで一つの生物みたく蠢いて……血管みたいな触手が……キモい……!
ドリーマーは知ってる風だが……くそっ、引き剥がせ……ぅっっ!?!?
なん、だ……?く、駆体に警告?何が……
『ソイツはオクトヘッドテンタキュラー……人間の頭とそこらのミミズ達が融合したE.L.I.D体の一種よ』
「そんなのはどうでも……んぐぁっ……!?」
『そうねぇ……注意点は女の乳房を改造して産卵場所にする特性ね、ちなみにこの駆体だと有効ね』
どういう事だ……ぅ、こりゃ……UASの製品のコピーが一部組み込まれ……
『乳房やらフレームの外を這ってるのは生体部品、そこが貴方の電脳と非常に良くマッチしたのもあるかもしれないわね』
クソがぁ……なんてこった、生体部品を使っているからE.L.I.Dの改造も受け付けるって事か……!
この、変に熱いのも……そういうコトぉ?
とにかく引き剥がして……くそ、馬鹿みたいに食いつきが激しい……!
変に乳房を改造されてたまろうか……!まだ……そんなコトで感じる変態に堕ちるつもりはない!
『まだぁ?いつかは堕ちるつもりぃ?』
「……」
『じょーだんよ、冗談、ほらほら、通常出力じゃダメよ』
やるしかないか……すー……はぁ……
「いくぞ、ドリーマー」
『任せて、マスター』
-戦闘モード起動-
すっと解き放たれる感覚、身体との一体感がより一層強固なモノへと変わっていく。
あぁぁぁ♥なぁんて素晴らしい感覚かしらぁ……♥
でも、やっぱりコレに触られてる感じはイヤね、さっさと引き剥がしましょ。
「『鬱陶しいのよ、潰れて消えちゃいなさい……クヒッ、いい感触ねぇ……肉を潰す感覚ってぇ♥』」
パワーリソースが胸に行ってるわねぇ……うーん、徹夜でとにかく詰め込みまくったからセクサドールとかの機能も全部叩き込んじゃってたかしら?
エージェントの生産オプション装備だったかしらぁ頭悪いけどぉ……違和感なく過ごせるキーにもなるわねぇ……
胸から引き剥がして脚で踏み潰して……
「『あらぁ?へぇ……まだまだ沢山おかわりがあるのねぇ、いーじゃない……不意打ちしなきゃ戦えないザコなりに考えたワケねぇ♥』」
叩き潰し甲斐があるってものよ……
けれども、身体に浸透したE.L.I.Dの改造液の効果は絶大で……戦闘モードを起動したカオスをしてパワーダウンを引き起こさせ……
数も多いE.L.I.D体は個では勝てずとも……数で圧倒し始めていった。
戦闘騎道祟り、カオスの爆乳は簡素なドレスから零れ落ち……改造液の浸透が不可逆なモノになった証……
人形にあるまじき母乳を滴らせるようになっていった……
戦闘の高揚感、お互いに混ざり合うセックスにも似た快楽の渦中にあるカオス自身はそれを認識出来ずに居た。
張り付かれ、振りほどき、踏み潰し……張り付かれ、揉まれ、吸われ……身悶えて、不快感を露わにして振りほどく。
その戦闘の音、女の匂いに釣られ、どんどんと同系統の……女に飢えたE.L.I.Dが吸い寄せられていく。
たった数十分……その間に叩き潰されたE.L.I.D体……オクトヘッドテンタキュラーは数しれず。
瓦礫の山であったはずの地表は血肉にコーティングされていた。
カオスが暴れ狂った近辺は死の臭いでむせかえる程になっていたが……同時に生を感じさせる甘いミルクの匂いも混ざり混沌としていた。
「『ジェネレータの出すパワーはフルなのに……このゴミ共……』」
パワー回復が追いつかずそれどころかパワーが削られていく実情にようやくと危機を認識する。
男自身の潜在的な暴力性とドリーマーの凶暴性が合わさった結果の大暴走が視野を狭くしていたのだ。
もともと巨大で爆乳と呼んで差し支えないサイズだった乳房は肥大化させられ……
製造時で105といった所を108まで増強させられ、内部では非活性状態だった乳腺が元気に母乳を生成している。
今も乳房の肥大化は収まる気配が無い。デッドウェイトとして……膨大なエネルギーの逃げ先として……どんどん洗練されていく。
それこそがE.L.I.D達が執拗にカオスの乳房に絡みついていた目的。
ぼんやりとした情報は広く知れていても……詳細な情報がないが故に致命的なところになってようやくわかったのだ。
即座にハメてくるわけじゃない。
「『はっ……全く上等ねぇ……』」
窮地に立たされているのを自覚してなお、カオスの戦闘意欲は衰えるところを知らなかった。
「『チッ……まだ居たっ……あふぅっ♥♥』」
がしっ、ちゅぷ♥
両胸にもう何度目かのオクトヘッドが食らいつく。
カオスの乳房の表面はうっすらとE.L.I.Dの体液にコーティングされ光沢を放ち……無理やり引き剥がした事による触手の跡も刻まれている。
感度も非常に高くなってきていて……駆体出力制御にも影響を及ぼしている。
出力自体も落ち込んでいる中でそれはカオスの抵抗力を奪う最後の一手。
「離れ……なさ……ぁんっ♥あっ♥なんでっ♥こんにゃ……あぁぁっっ♥♥」
崩れ落ちる暴力の女神、触手はがっちりと肢体に絡みつきもう取れる余地はない。
振り払う事も叶わず……死の象徴、骸の頭に母乳を吸われ……悶えていく。
ワタシが気がついた時にはパワーダウンから戦闘モードが解除……各種内部機器はオーバーヒート……
熱の大半は乳房と下腹部からくるものばかり……それと、ジェネレータの熱……
各種ソフトも一時的にオフライン……駆体は見た目通りのちっこいくせにあちこち肉感溢れててエッチなだけの女になった。
ちゅっぷ♥ちゅっちゅっちゅっ♥♥
ぐぃっ♥ばるんっ♥ちゅぷっ♥ごきゅごきゅ……ぐぃぃぃぃっ……ばるるんっ♥♥♥
「ふぁぁぁぁっっ♥♥や、め……♥あぁぁっっ♥ぁんっ♥はっ♥あ"ぁぁっっ♥♥」
パワーリソースを母乳に無理やり変換させられて吸い出される……普通、あり得ないと思うのだけれど……
気持ち悪い化け物が右、左と交互に吸い上げてくる……悍ましいったら無い。
チリチリと電脳に蓄積する快楽信号が何度かワタシの意識を刈り取ろうとしてくる。
あんまりにも強い快楽にフェールセーフが働こうとしてる……
はやく……ひき、剥がさないと……♥
けど……だめ、全然パワーが出ない……!
ちゅっ♥ぷるんっ♥♥ちゅっ♥ぐにゅっ♥♥ごきゅっ♥ちゅっちゅっ♥♥ばるんっ♥♥
「やめっ♥♥ぁふっ♥♥あっ♥あっあっ♥♥あぁぁっっ♥♥あんっ♥」
甘く甘く声が上がっていく……ドリーマーと溶け合うあの快楽とは違う……
暴力的で一方的な快楽がワタシを溶かしていく……はぁっ……女の、快楽って……♥
――――こんなに、キモチイイなんて……♥
16時間後……普通であれば稼働停止しE.L.I.Dも捌けている頃。
しかし……カオスはまだ微弱ながらに稼働していた。
「ぅ"お"…っ♥♥あ"っ……あっ♥♥」
両胸に吸い付くオクトヘッドは未だに居る。
乳房はさらに肥大化し117といった具合、伸びは衰えるもまだまだ発育は止まらない。
両乳房共に乳腺はしっかりと発育し立派な乳牛と化していた。
何がカオスのエネルギーになっているのか……?
「ぐぷ……♥んく……っ♥」
微弱なコーラップスを含む酷い臭いのザーメンだ。
現行の最新世代人形は摂食によるエネルギー補給機構が標準化している。
そうすることで人の社会に溶け込むようにしていたのだ。
本来、コーラップスなぞ低濃度でも接種したならば致命的な損壊を免れない。
だがこのカオス駆体というものが幸運でもあり災難な事に……エリザ謹製の新設計の機関を搭載していた。
パラデウスでも試作されているコーラップス機関のコピー品だ。
あくまで微弱なモノだけに対応可能になったという近似値に過ぎないモノ。
遺跡に立ち入る事は出来やしないパラデウスの求めるモノと比べればゴミ同然。
そうとは知らずエリザの役に立てるならばとドリーマーが製造組み付けたモノ……それがカオスを延命させていた。。
延々と快楽パルスに犯され黄昏色の瞳はぼんやりと濁り……四肢は震え、ぴくり、びくびくと……末端を跳ねさせていた。
栄養を得たE.L.I.D体、オクトヘッドはその触手を肥大化させていき……カオスの股座……膣に触手を叩き込む。
真の目的……自身の増殖、増強の為の苗床として使っていくのだ。
今も地面を覆う血肉達もいずれは吸収し……また別なE.L.I.D体へと変異していく。
カオスを身体に取り込み、苗床としてずっと使っていく算段だったのだ。
命運尽きたか?否、混沌の女神の悪運はまだまだあった。
危険な場所から有用なモノを拾ってくるスカベンジャーによってE.L.I.D避けをされ回収されたのだ。
類稀なその肢体、性処理道具として使うにはとてもいい。
スラム街、ペッティング・ワンクストリート……"Petting Wank"愛撫と自慰のスラムにその身柄は引き渡された。
書き溜めはここまで。
次からはスラムで使い潰される違法コピー鉄血人形カオスちゃんとして娼婦していくお話
逃げ出そうとして異種姦エロもあるかもね!!!
一応落とし所はあるので多分引っ張っても8話くらいでたたむ……予定。