※この作品はR-18です。

ドリーマーのお遊び:カオス計画   作:ムメイ

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DateLog7

疼く身体をなんとか引きずり、娼婦人形用のボロ屋に転がり込む。

施錠もなにもあったものではない……カプセルホテルも真っ青の本当に眠るだけの部屋。

身を横たえてスリープ時間を設定、その間消費電力などをすべて最小限に留める。

副次効果として快楽神経などもリセットされて一時的に精神を苛む快楽から解き放たれる。

眠りに落ちる数分と目覚め後の10分程度……その間は私が一時的に本当の私になれる時間。

抱かれることに抵抗感はあるし男のナニを咥えさせられていた事実に吐きそうになる……サイッコーな時間。

嫌悪感に苛まれながら明日に絶望しながら眠り……数時間後には目が覚めるそのハズだった。

 

<緊急対処プロトコル発令、セクサドール緊急覚醒>

 

システムメッセージと共に急速に覚醒させられた。

何事かと目を擦る私にさらに送りつけられた命令に目眩を起こしそうになった。

なんと忌まわしいE.L.I.Dが侵入してきている、セクサドール共は全員対応しろ……と。

冗談でもキツいものがある、ただ……ちょっとばかり良い事がある。

 

『おはよう、マスター……中々面白い事になってるわねぇ』

 

リソースに噛んでいたいくつかのジャミングが消えた。

フルパワーは出ないから本当に気休め程度だけど。

時間稼ぎが目的だからでしょうけどねぇ……!

 

『ちょっといい具合に逆ハック出来たわよぉ……あのクソ野郎どもへのセーフティを解除できたわ』

 

ソイツは良い、ちょっとばかり仕返しをしてやろうか。

3割のパワーとは言え人間を捻り潰すのは簡単。

E.L.I.D共を捻り潰すのは無理……最低でも6割、今の倍は欲しい。

それでようやく変異初期段階のヤツをぶち殺せる。

軽い仕返しをしてやりたいところだけどぉ……残念、行動半径がもう決められてるし。

 

『そっちもハック出来たら良かったけど……もうちょっと時間を頂戴』

 

ん、リソースをどれだけ使っても良い。

私を無理矢理犯してきた上に娼婦として使ってきたクソ共に仕返し出来るならお釣りが山程来るってもの。

まぁ眼の前にE.L.I.Dが出てきたら面倒だけど……時間稼ぎくらいなら出来なくないし……

ドロシーが呼んだ人形が来てくれる可能性も大いにあるでしょ。

やってやろうじゃないの……男の意地、見せてやるわ。

 

 

 

スラムの薄暗い通りも派手にぶち壊されて酷い有り様。

肉片もあちこち散らばってるし、生ゴ……人形のパーツも転がってる。

私もこうなりかねないから気をつけないといけないわね。

思ってる以上にドロシーに思考が引っ張られてるかも……グリフィンの人形……

いえ、鉄血工造以外の人形を生ゴミと断じようとしていたのだから。

 

『事実よ、鉄血の設計製造以外はゴミ同然なんだから愉快なオブジェにでもしないと価値無いわぁ』

 

無くせとは言わないけど少し考えを柔らかくできない?

助けてもらうんだし、人間側に戻ろうとしたら否応無しに顔を突き合わせるんだから。

 

『嫌ね、どうせついて行くにしてもマスター以外眼中無いからぁ……手出ししなかったら別に良いでしょ?』

 

とりあえずはそれで良いけど……どうせ交渉とかは私がやるし。

 

『ボディを手に入れたら目一杯愛してあげるわぁ……マイマスター♥』

 

……ちょっと、エッチはトラウマ気味だから払拭する時間をくれないかしら?

っと、悲鳴……

 

『あらあらぁ……生ゴミと腐敗ゴミがヤりあってるわね』

 

その腐敗ゴミにヤられたんだからあまり言わないでくれる?

ムカつくし情けなくて泣きそうになるんだけど?

 

『マゾ精神くすぐられてる癖になーに言ってるのよぉ』

 

イジメられるならドロシーが良いわ……はぁ、戦闘プログラムのスタンバイ。

……言うまでもなくやってくれてるわね、流石。愛してる。

 

軽く……デモンストレーション。

吹っ飛ばすだけならコレくらいでも出来るってものォッ……!!

 

「せぇい!!」

『あらぁ、盛大なおっぱいポロリ』

 

一々実況しないでよろしい!!気が散る!!

サッカーボールキックを横っ腹にねじ込んだけど……うん、やっぱり死なないわよね!

襲われてたのは……あー、エネルギー切れみたいね。

ボロ娼館の娼婦人形か……納得、エネルギー一つケチるクズだったし。

 

「チッ……グズはこっち!乳の揺れる方へってねぇ!!」

『ヤられたいのぉ?』

 

じょーだんキツイ、流石に怒るわよ。

逃げ回りながら……ついでに男ども見つけたら蹴り殺すくらいでいきましょ。

うん、不可抗力って事で通せそうだし……!

 

 

 

一つ、二つ……E.L.I.Dの化け物共を蹴り飛ばし、乳を大いに暴れさせ……派手にやり合い始めた。

途中で逃げ惑う人間も見かけたけれど……

 

「よ、ヨシそのままそいつ――――――――」

「あらぁ?何か蹴ったかしらぁ?あっはっはははははっ♥」

「お、おいどうなって……ぐぼぇ――――――――」

 

さっすがドロシー、セーフティがどんどん解除されていってて最高♥

このスラムに囚われてから最高に気分がいい瞬間よぉ……

血糊がべったりつくのも快感に感じる……ははっ、あはぁ♥

 

「チッ……にしても、数多すぎやしないかしら?」

『大規模侵入が起きてるみたいねぇ……もうここは廃棄するつもりでしょ』

 

担当エリアにはどんどこやってくる……早い所バーチャルフェンス……私をここに留める装置をぶっ壊してくれないかしら?

それか一度連れ出してくれたら良いんだけどぉ……残念ながらそんなのは無理そうねぇ。

ドロシーも解析、無効化を進めてるけど……まだまだリソースが全部アンロックって行かないしねぇ。

外部的に処理に噛んでるって言う感じだからシグナル発生源を上手いこと……

 

『マスター!』

「っ、こいつ……!!」

 

瓦礫の中から手だけが……!肩を掴まれて……くっ、パワー不足で逃げられない。

コイツもエロい事してくるのは間違いないもう片方の腕が飛び出してきて掴んできたのが……

 

むにゅり♥

 

「くぁっ♥あっ、くぅぅ……♥」

 

快楽信号はカットオフ出来ないのよねぇ……!

う、ぐ……マズイ、ただでさえ少ないリソースが……!

振り払えたとしても……ジリ貧だし、救助……まだかしら……?

ちょっと脱力して活動停止を装えばどうにかなるかしら……動くものをターゲットにする可能性だってあるし……

 

『腹立つけどそれ以外無いわねぇ……マスター、耐えなさいよ』

 

理解ってるけど……正直、身体が疼いてきてる、キツイかも……うっ♥

 

 

 

 

 

 

 

腕が異常なまでに発達したE.L.I.Dが外壁を突き破り押し寄せ……スラムはあっという間に地獄と化した。

その中でも特等酷いのは娼婦人形が詰め込まれていた区画。

どこから嗅ぎつけたかものの見事にブチ込める穴を探してヤりだしたのだ。

男は見つけ次第苛立ちの八つ当たりかのようにすり潰されるか……同じく化け物に堕ちるか。

どちらをとっても人としては終わる、後者は身体が生き長らえても理性も何も残りはしない。

果には人ですら無くなる、文字通りの進むも引くも無く地獄しかない。

逃げられる余地があるか?否、無い。逃げられる怪力も何もなにも持たない人間には無理。

汚染は広がり防護服無しに生きてはいけない。

その防護服も少しでも亀裂が入れば無意味、凶暴なE.L.I.Dから逃げる速力も奪う。

つまるところ……このスラムは詰みも良いところだったのだ。

 

「あっ♥あっ♥はっ……あぁっ♥♥」

 

そんなスラムの中でも特等化け物が我先にと押し寄せる人形が居た。

その身をE.L.I.Dに汚染され、改造された特級娼婦……カオスだった。

崩落することなくその身を保ち続けているのもあるが特筆するべきはその肥大化した乳房に子を宿す機能を叩き込まれたこと。

そしてその乳房を使った出産ショーも何度かさせられていて……E.L.I.Dのマーキングがされていたのだ。

何十キロ先まで届く特殊なフェロモンだ……この女はハメられると知らせるもの。

その小柄ながらに違法なサイズの乳房、臀部に欲望の獣達が群がっていく。

両胸共に手の跡が刻まれ、肩や首筋には噛まれた歯型が……

装備の数々も無理矢理に引きちぎられ裸体を着飾っていたドレスもほぼほぼボロ布に。

両目を閉じているのは……快楽からくる脳内リソースの消費を抑えるべく半スリープモードに。

身体の方は……しっかりとセクサドールとして絶賛稼働中。

快楽から出る喘ぎは単調ながら……色が乗り艶やか。

膣の締まりも……規格外のブツを叩き込まれても何の問題もなく受け入れてしまっていた。

 

黒い髪もいくらか変異し……脱色反応が見え始めていた。

肌にかかる精液も……面積がどんどん増えていき母乳と合わせひどい有り様だ。

目元に光るのは……興奮からくる涙か、悔しさからくる涙か……

もう二度と日の目を見ることも無い……そう、普通なら。

 

「よっと、計算上この辺はダイジョブなハズだけど……お、回収ターゲット発見……っと、邪魔っ!」

 

機械的なナックルを装備したカオスと同程度か……少し小さいまである女がE.L.I.Dを殴り飛ばして……文字通りに殴り込みをかけてきた。

識別シグナルな無し、明確な所属を明かしていないイリーガルな存在。

別なスラムの人形か?否、その駆体の出力と洗練された整備状態はそうではない。

 

「……セーフモード中か、賢明だね。よっと……楽しみたい所だけど、ぼやぼやしてたらテルミット爆弾とかぶち込まれるからね……!」

 

数年前から登場し暗躍を続けるグリフィンの雇われ掃除屋、417であった。

軽々とE.L.I.D達を殴り飛ばしては足早にスラムを駆けていく。

出力は十分すぎるほどにある、パワーに物を言わせて化け物の海をかき分けていく。

 

 

 

 

……助けられたには助けられたけれど私の身体は不可逆な改造がいくつも施されていて修正するのは不可能に近い。

新しく身体を拵えて移設するのが一番早いが……ここで私の電脳が足を引っ張る。

人間の電脳は特殊な事がない限りは一度移植した駆体から移設が出来ない。

馬鹿みたいにクソ強固なセキュリティロックがかかっている事がある。

超高性能電脳がそうなってることが多い……らしいわね。

 

『で、キミはその身体で生きる事を決断したわけか』

「借金だらけだし……こんなに美しいボディを捨てるなんて出来ないわ」

 

身柄をG&Kに近いI.O.Pに寄せて……保護してもらう代わりに非合法なものだろうが何でもやる……

まぁ暴力沙汰はデメリットが大きくなりすぎたからバックヤードでコソコソするタイプね。

武器も……残念ながら支給なんてのは無し、鉄血工造の独自規格が多すぎて改造余地なし。

不可逆な改造は……爆増した乳房のサイズに簡易妊娠機能……肥育された快楽神経の数々と……

パワー配分がセクサドール系のオプションに偏りに偏った設定の数々……これは駆体にも細工されてたらしく最適化の中でガッチリ固着。

取り除くってのが難しくなった……というのがこの責任者の話……まぁ面倒だったんだと思うわ。

でもまぁ……これで良かったのかもしれないわ。

 

「マスター……これから私といっしょに暮らす気分はどうかしらぁ?感想を聞かせてぇ♥」

 

検査中にプログラム体で色々と交渉していたらしいドロシーは駆体を手にしていた。

純100%UAS重工製の何処を触ってもむにむに、ほぼ人間と変わらない爆乳の黒髪美少女ボディ。

顔は……完全にドリーマー、識別のためかちょこちょこと変えられて……目が青いわねぇ。

私のはっていうと相変わらずのポロリ必至な頼りない紐とスケベドレス……

そして、変異で髪の末端は白。忌まわしい記憶の欠片……催淫ヘッドギアの改造品。

 

「最高ね、やること成すこと全部変わっちゃったけど……胸張って言えるわ、今私の人生……最高潮よ」

 

元々先が無いような世界で結婚とかもなーにも考えられてなかった。

それがまぁ……凌辱に強姦、娼館で虐げられる経験をする女の身体に押し込められ……精神構造も変わった。

自意識はまだ男よりだと思いたいけど……この世界で最高品質の身体を手に入れて……

隣には自分をマスターと呼んでくれる爆乳美少女……電脳コネクトもあるし文字通り一心同体にもなれる。

どん底から這い上がって……今、最高に幸せね。

 

「まぁ住居はこの……」

「エロいことが起こり得る半分以上スラムになってる所でしょ……私もドロシーも物理出力はそうでもない……」

「レイプもまぁ楽しみましょぉ……終わったあと私がたっぷり上書きしてあげるからぁ……くひっ♥」

「楽しめる日が来るといいわね……暫くはドロシーと一緒でも抵抗感ありそう」

 

まぁ住居は治安なんて期待できない場所、S09地区郊外……性犯罪者もソコソコいたりE.L.I.Dなんかもちょこちょこ紛れ込んだり。

体験する機会はそこそこありそうね……

 

「所でそのバイザー、あんまり見たくないけどぉ?捨てない?」

「戒めよ、私がトチった証……あとは外部演算装置でぇ」

「そういうのじゃないのよぉ……私の設計したボディにそんな玩具はぁ」

「胸がもう設計外でしょぉ?んにぃっ!?♥」

「……もぉっと搾っておっきくしてあげましょうかぁ?」

 

まぁ、この騒がしい感じも……いいかもしれないわねぇ。

その前にドロシーに調教されちゃうかもしれないわねぇ……それはそれで、良いけどぉ……




その後S09付近を根城にする情報屋が生まれた。
掃除屋が一枚噛んでいて暴力は掃除屋、情報はその情報屋……
C、その文字一つの情報屋に会えるかどうかは貴方次第。



「裏でコソコソハックしようとしたらこんがり焼いちゃうわよぉ……クヒッ」
「ハック特化に駆体を変えたんだからねぇ……2人分の超高速ハックに耐えれるかしらねぇ?」


手を出さないほうが身の為かもしれない。



Q:つまり?
A:パワーは捨てて頑強さとハック性能に割り振ったスケベハッカー人形ニ体が新たに生えた。 ついでにシーナがバックに居るので下手なことすると暴力が飛んでくる。
けどエッチになると全員揃ってクソ雑魚なのでハメつぶされかねない
以上ですねぇ、フホホホ……

カオスの外観 イラスト: 瑠璃ららこ氏

【挿絵表示】
  

ドロシーのイメージ  イラスト:森乃こあら氏

【挿絵表示】


両方ともにSkebで依頼した物ですので無断転載などはご遠慮ください。
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