プリキュアオールスターズ 絶望とバッドエンドの鎮魂歌 作:虚無神
オルーバのその笑みは意味深でいろはの中で何か胸がゾワッとした、それは生物としての本能なのか、彼女の直感なのか、はたまたその両方であるかであり、いろはは虫の予感の様に嫌な感じを感じていた。
「…コ、こむぎを・・どう・・・したの・・」
「こむぎちゃんは・・怖い女の人に調教をされてるよ・・・その姿は正に性処理玩具であるかの様に・・さて君もこむぎちゃんと同じ道を行ってみるかい‥?」
「そ、そんな‼️巫山戯ないで‼️、こむぎと・・私は・・・こむぎと私は一生傍にいるの‼️、永遠に一緒にいるの‼️」
「へぇ〜永遠ねぇ〜‥けどさ永遠ってどんなもんかな?」
「永遠って・・それは・・・」
「説明出来ないよねぇ・・永遠、この言葉は無いんだよ、絶望や闇や無を除いて、永遠は無い・・・君・・こむぎが犬であり、寿命も人間より遥かに短いのを知ってるよね?、人間と犬猫の時間は感覚が全然違う・・・生命である限り永遠の関係何てありえないよ……」
「そ、それでも私はこむぎを諦めない‼️」
「自分を置いて先に死ぬのにかい?、犬猫は長くて十数年・・下手したら二十歳位まで生きる犬もいるだろう、だけどね・・・人間は何十年と生きる、ペッドが死んでも何十年とこの先生きて行く・・君はそれを理解した上で・・・言っているのかい…?」
「……理解…」
人間と犬猫等の動物の寿命はそれぞれ違う、人間が何十年、七十年や八十年以上生きるが、犬猫等の動物は基本的に数年から十数年、例外の生き物も存在しますが、それは人間寄り普段から落ち着いているから、人間の様に長生きする、人間寄り長生きする生き物も存在するが、犬や猫等は基本的に十数年しか生きない、その事実を知った上でもいろはにこむぎと永遠に一緒にいると言えるのかと言う。
永遠と言う言葉はオルーバからするなら絶望や闇や無でしか無いと、希望や光、奇跡等は決して永遠は無いとそう述べる。
「そ、・・そ・・・それ・・は・・・確かにそうかもしれないけど・・それでも大切な家族、・・・友達なの‼️、・・だから返してぇっ‼️、・・・返せ〜ッ‼️」
「えぇ〜どうしようっかなぁ〜・・君・・・そんなにあのワンチャンが好きならシた事あるかい?」
「な、何をしたって・・」
「‥セックス・・・だよ・・セックス・・・君はそのワンチャンが好きなら体の大人の関係は既に持っている筈だけどぉ〜・・どうかな?、君は経験あるのかい?、それともまだ未経験の処女だったかなぁ〜……」
「せ、セックス‼️‼️‼️❓❓❓❓//////・・そ、そんなの・・・してる訳・・」
「なら君はあのワンチャンを愛する資格も一緒にいる権利も何も無いねぇ・・・・あのワンチャンと一緒にいるべきなのはこの僕と今ワンチャンを調教している調教師だけだよ……」
「そ、そんなぁ‼️‼️‼️資格とか権利とかそんなのなくたってこむぎは私と一緒に‼️‼️‼️」
「現実を見た方が良いよ君は・・永遠に続く飼い主とペットの関係何てものは支配と服従の前では無力・・・ほら、無意識に君だって首輪を付けているだろう?」
「あれは!?他の所に行かないように・・」
「ほら、そうやって服従させる、他の所に行かせない・・それは飼い主がそうしたいだけ、ペット側は首輪に繋がれて一体どんな気持ちに・・・惨めになったんだろうねぇ〜……」
オルーバの言葉に出る言葉も無くいらはは沈黙した、何も言い返せなかった、何故ならオルーバの言っている事は事実だからである、だから何も言い返す事無く黙って口を噛み締めていた。
事実だから悔しさもあった、彼女にとっオルーバの言葉は棘があり、刺さるものが沢山あり、全ての言葉が鋭い棘の様に彼女の心を揺さぶり抉り精神的に追い詰めていた。
一方のこむぎはダークプリキュアの無慈悲な調教に耐え切れず感じている様な甘い声を垂れ流しながら、軽くイッている様にも見えていた。
「このメス犬・・さっさと鳴け、ワンとアン♡じゃない、ワンだ・・・犬はワン以外の用語は禁止だ・・ワン以外の言葉を言えば無限に続くこの快楽が更に続くぞ…」
「アッ♡‥ハァ♡・・・ソンナァ‥コト//////」
「今・・私が言った事を貴様はもう忘れたか・・・ワン以外は言ってはならないと・・私はそう言った筈だ・・・ワン、ほら言え、ワン・・っと・・・ねぇ……」
「イヤァ!!//…ワン…//////‥体は・・・堕ちても心は堕とさせないワン!!//、いろはは絶対に私の傍を離れないワン‼️////」
「なるほど・・ジョーカー・・・こんな事をほざいているがどうするつもりだ・・?」
『そうで・・すかぁ・・・ではしばらく待機していて下さい・・』
黙って見ていたジョーカーは口を開くとダークプリキュアに待機する様に言う、その命令に対してちゃんと言う事を聞くダークプリキュア、そしてジョーカーはこむぎの方に振り向きこう言う。
『何故・・いろはさんが絶対に自分から離れないと、傍にいると断言出来るのです?』
「だっていろはは私にワンダフルを教えてくれたワン‼️、いろはとずっと一緒にいるワン‼️」
『ずっと・・一緒?・・・おやおや滑稽な事を口にしますねぇ、ずっと一緒にいられると本気で思っているなら貴女は何も分かってはいない・・ずっと、即ち永遠に一緒にいたいと言っているのと道理です』
「な、何が言いたいワン!?」
『まぁ黙って聞いてなさい・・・・しかし、永遠、一生何て来やしない・・・だって生物として圧倒的寿命の差が明確にあるからです・・』
「圧倒的・・・・寿命・・・ワン……?」
『そう・・魂で繋がっているから死んでも死んでないとほざくなら、考えてみましょうか』
「死について・・ワン?重要な事ワンか‼️❓」
『はて・・ですが・・・死ねばどうなるか・・死ねば一生触れられない、干渉出来ない、それに貴女は犬、十数年、長くて20年ちょっと・・・それに比べて人間は80年以上生きる、特に女性はねぇ・・だから貴女とずっとはいられない』
「そんな!?嫌やワん‼️‼️」
『嫌だ?、ですがそれが悉く真実・・何ですがねぇ、それに貴女のいない世界を何十年と経験するのです・・・いろはさんにはこんな苦しみが待ち受けているのです・・貴女はこむぎさんは人間側の立場でそれを我慢出来ますか?、いえ、いろはさんと同じ立場なら我慢出来ますかぁ……?』
「そんなの・・いや、いやワン‼️」
『なら貴女は自分の寿命通りいろはさんも一緒に迎えて一緒に死にますかぁ…?』
「そ、そんなの・・そんな事・・・思ってないワン‼️」
こむぎは一生懸命ジョーカーの言葉を反応しようとするが、単純に頭が悪いのか痛い事を付かれてしまったのか、これ以上言葉が出ずに単調な答えになってしまった。
『本当に?・・・・本当に・・・そう思っていないと・・本気で心から誓えますかぁ?、そう思っていないと、自分と同じ性を生き、同じ死を共有したいと思っているんじゃあ・・・ないんですかぁ〜……』
「……私は‥そんな・・事・・・絶対に思わないワン‼️」
『その間は・・完全に否定を出来ていない・・・そう思っていた事は、何処かで思っていたと言う事です…』
「コ、こむぎは・・ただ一緒に、いろはといたいだけなのに・・・それを望むのも駄目なのかワン?」
『駄目ですよ・・それはただのこむぎさんの独りよがりに過ぎません…』
容赦無くジョーカーはこむぎに向けて現実的で絶望とも言える言葉を投げ掛ける、これが現実の辛さであると苦しみであると教え込む様にこむぎに言っていた。
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