11/14
今日もまた、芳澤に能力をかける。
瞳を合わせる。
すみれからかすみへと入れ替わる。
「先輩?なんだか、よく会いますね」
「そうだな。放課後の屋上は俺のベストプレイスなんだ。最近は少し肌寒いが」
芳澤は少し微笑んだ。
「前話した事、覚えてるか」
「はい。あれから私なりに少し考えてみました」
「何か答えは出たか?」
「まだです。でも少しだけ前を向ける気がしてます」
芳澤の瞳には確かに光が宿っていた。
だが、その裏にはまだ消えない不安や迷いが見える。
「無理せずやればいいさ」
「ありがとうございます、先輩。もし、また迷ったら、相談に乗ってくれますか?」
「いつでもどうぞ。なにしろ生徒会の人間だしな」
短く返してその場を後にする。
芳澤が目の前から消えたところで、小さく息を吐いた。
「...これでしばらくは大丈夫か」
呟きは誰にも聞こえることなく、廊下に吸い込まれていった。
芳澤の機嫌を取らなければならない自分に腹が立つ。
利益に繋がるのならまだ良いが、今やっているのは損を生まないためにやっていることだ。
精神が壊れかけの小娘一人、良いようにできないとは面倒な状況だ。
しかし、それももう終わりが近づいている。
あと少しで全てに手が届く。
11/19
今日はいよいよ、怪盗団と明智の決戦日。
予告状は明智を通して、新島冴に届けたらしい。
特等席で観戦したいところだが明智に見つかると計画が御破算になる可能性が高いため俺はただ待つことだけしかできなかった。
どうにも落ち着かず、部屋の中をウロウロしたり、喉が渇いたわけでもないのに、お茶を淹れてみたりと忙しなくしていた。
『この程度で動じてどうする』
みかねたパレマクリアから声がかかる。
「しょうがないだろう、いつもなら俺が直接動くなりできたが、今回は全てが怪盗団にかかっているんだ。アイツらがヘタをこいたら終わりだぞ、雨宮の力も奪えなくなる」
そう言って、手元のカップを持ち上げる。
怪盗団の勝利は確実だろうが、自分が動くことのできない状況に理性が削られていく。
冷め切った紅茶が喉を通り過ぎると同時に、頭が少し冴えた気がした。
そのまましばらく待っていると、着信を知らせるバイブレーションが細かく机を叩いた。
『第一段階は成功』
奥村、佐倉から同じような内容のチャットが入る。
「よし...」
雨宮は計画通りに警察へ捕まった。
全ては明日決まる。
ワン・デイ・モアということだ。
11/20
昨日のように奥村、佐倉からの連絡を待つ。
時が流れるのがいつもより遅く感じる。
朝の段階では、怪盗団逮捕のニュースしか報じられていない。
奥村、佐倉からの連絡がなく、容疑者自殺のニュースが出る、もしくは自殺のニュースが流れない場合は失敗と考えて良いだろう。
その場合はどうするか。
そんな事を考えていると、携帯が震える。
画面を開き、メッセージを表示する。
『第二段階終了』
テレビをつける。
チャンネルをニュース番組に合わせる。
まだ、速報は入っていない。
そのまま時間が過ぎていく。
日が沈みかけ、空がオレンジ色になった頃速報が入った。
『今入ったニュースです!怪盗団主犯格と見られる容疑者の青年が拘置所内で自殺を図り死亡したとの事です!繰り返します...』
口角が上がる。
怪盗団の作戦は成功した。
次は俺の番だ。
明智は必ず怪盗団に御礼参りに来る。
そこを抑え、片付ける。
11/21
登校早々に川上に声かけられる。
「生徒会の事で話があるの、ついてきなさい」
人気のない体育準備室に連れ込まれる。
怪盗団リーダー死亡のニュースを見て、俺が死んだんじゃないかと思ったのだろう。
川上がドアに鍵を閉める。
「よかった...。生きてた...」
いきなり川上に抱きつかれる。
衝撃に倒れそうになるも、なんとか踏ん張り言葉を返す。
「僕がリーダーって訳じゃないですよ。リーダーも無事ですけど」
「あなたが無事ならそれでいいの」
至近距離で見つめ、囁かれる。
川上がそっと唇を重ねる。
両手を俺の後頭部に回し込むといきなり口の中に舌を捩じ込んだ。
舌を吸い上げては唾液を啜り飲む、強烈なディープキスが始まった。
「んむ...先生」
貪るように口内を舐めまわされ、蕩けるような感覚が押し寄せる。
興奮が高まり、股間が盛り上がり、川上の下腹部を圧迫した。
「硬いのが当たってるわ」
キスをしながら川上が嬉しそうに呟く。
ズボンに手をかけ、脱がされる。
「素敵よ」
熱い吐息が張り詰めた亀頭に吹きかかる。
川上は性器に舌をねっとりと這わせる。
根もとのほうから何度も舐めあげては、敏感なカリの周囲を執拗にくすぐる。さらには我慢汁で濡れているのも気にせず、亀頭をぱっくり咥えこんだ。
「うあっ...」
「もう我慢できないわ」
川上は口を離すと、立ち上がりスカートを取り去り、下着をずり下ろした。
内股をぴったり閉じて、もじもじと擦り合わせている。
股間が疼いているのか、くびれた腰をくねらせる姿が卑猥だった。
「ねぇ、私のも舐めて」
川上は尻をこちらに向けて突き出した。
膝立ちになり、顔を股間に近づける。
すぐそこに川上の股間が迫っている。
鮮やかな紅色の陰唇がまる見えになっているのだ。
割れ目がクパッと開いており、そこから大量の愛液が溢れている。
二枚の陰唇をぐっしょり濡らして、ヌラヌラと光っていた。
「舐めて...早く...」
舌を伸ばしてクリトリスを舐めあげる、すると、新たな愛液が大量に溢れ出した。
「ああ、すごくいいっ」
舌をとがらせて膣口にヌプリッと埋めこむ。
愛液がどんどん溢れて、口のなかに流れこむ。
反射的に飲みくだして、挿入した舌をヌプヌプと出し入れした。
「はあああッ、い、いいっ」
川上の声が大きくなる。
腰を震わせながら、顔に尻を押し付けてくる。
「はあっ、いいわっ」
やがて満足したのか、顔が川上から解放される。
「挿れて...」
立ち上がり、張りのある尻たぶを両手で撫でまわすと、亀頭の先端を膣口に押し当てた。
「あっ...」
唇から小さな声が漏れる。
性感が高まっており、微かな刺激でも感じるらしい。
割れ目から透明な汁がトロトロと溢れ出した。
「挿れますよ」
腰をゆっくり送り出す。
二枚の陰唇を押し開き、膣口にヌプリとはまりこんだ
「はあっ」
背中が反り返り、艶めかしい喘ぎ声が響きわたった
「お、おっきい」
待ちかねていた肉棒を挿入されて、膣口がうれしそうに収縮する。
がっしり咥えこみ、さらに奥へ引きこむように蠕動する。
膣のうねりにまかせて、根もとまで埋めこんだ。
無数の膣襞が亀頭と竿の表面を這いまわる。
締めつけも強烈で、得も言われぬ快感がひろがっていく。
両手でのくびれた腰をつかむと、欲望にまかせて腰を振りはじめる。
いきなり力強いピストンで出し入れして、鋭く張り出したカリで膣壁を擦りあげた。
「そ、そんな、いきなり……あああッ」
すぐに川上が反応する。
顎を跳ねあげて背中をググッと反らすと、あられもない喘ぎ声を振りまいた。
「は、激しいっ、ああああッ」
川上の背中に覆いかぶさると、両手を前にまわして乳房を揉みしだく。
そうしながら、腰を連続で打ちつけた。
「い、いいっ、あああッ、気持ちいいっ」
川上の反応は更におおきくなる。
さらに腰の動きを速くする。
結合部分から響く湿った蜜音と、川上の喘ぎ声が重なった。
「ああああッ、も、もうダメっ」
ピストンを限界まで加速させる。
膣の中を掻き回す。
「ああっ、い、いいっ、イクッ、イっちゃうっ」
「僕も、もう、出ます」
女体が激しく震え、膣が収縮する。
根元まで挿入したペニスが跳ね回り、沸騰した精液を勢いよく噴き上げた。
膣と一体になったかのような感覚を味わいながら、精液を一滴残らず流し込んだ。
「あああっ、なかで熱いのがっ、ああっ」
呼吸を整え、性器を抜き出す。
膣内からは、精液が逆流し垂れていった。