※この作品はR-18です。

ペルソナ5R(レイプ)   作:しあっと

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12話

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下の階が騒がしいので、見に行ってみると奇妙なカードが大量に掲示板に貼り付けてあった。

 

「予告状?」

 

『「色欲」のクソやろう 鴨志田卓殿

抵抗できない生徒に歪んだ欲望をぶつける、お前のクソさ加減はわかっている。

だから俺たちは、お前の歪んだ欲望を盗って、お前に罪を告白させることにした。明日やってやるから覚悟してなさい。

心の怪盗団より』

 

なんだコレ。

心の怪盗団ってなんだ。

 

『今日の放課後は空けておけ、見ものだぞ』

 

このカード?予告状?に関係しそうだ。

なにをするつもりなんだ?

 

時はすぎて放課後

授業が終わってすぐにパレマクリアが話しかけてくる

 

『奴のパレスへ向かうぞ』

 

どうやらあの予告状は異世界に関係しているらしい。

パレマクリアに連れられ、校門へと向かう。

今日はここから入るらしい。

 

「前みたいに、空き教室から入らないのか」

 

『ああ、こちらが入口故、奴らを待ち伏せできるからな』

 

奴ら?

あの予告状を貼ったやつのことか?

そんな事を考えていると、周りの景色が歪んでいく、異世界へ入ることができたのであろう。

 

異世界に入って最初に目に入ったのは、城へと変貌を遂げた学校だった。

 

「おー、やっぱり城だったのか」

 

「なにをしている、さっさと身を隠すぞ」

 

パレマクリアに物陰に引きずられていく。

 

「あの予告状を描いたやつを待つのか?」

 

「ああ、心を盗むときたのだ、ここしかないであろう」

 

それから5分ほど待っていると、3人と1匹?の集団が異世界へと入って行った。

それぞれ特徴的な格好をしていたが、中でも目を引くのは猫の化け物みたいな謎の生き物だった。

 

「なんだあれ」

 

「あれが予告状を出した怪盗団だ。これからカモシダの心を盗むのだろうさ」

 

「いや、それも気になるんだが、一匹変なのがいるだろ。アイツ人でもないぞ」

 

「あれは、管理人が使わした先導役だろう。そんなことよりも動き出したようだ。追うぞ」

 

管理人?先導役?疑問が尽きない。

こいつはいつも説明が足りないな、そんな事を考えながらパレマクリアの後を追う。

 

あの怪盗団と思わしき集団は、城の中を駆けて行く。

前日に城の内部を探索していたのか、迷いなく上へ上へと進んで行った。

 

「どこに向かっているんだ、アイツら」

 

「おそらく最上階だろうな。そこにこのパレスの主人のオタカラがある筈だ」

 

怪盗団たちが、最上階最奥の部屋へ入っていく、どうやらあそこにオタカラとやらがある様だ。

 

「隠れるぞ、ここからが見ものだ」

 

そういうと、オタカラであろう王冠を運び出していた怪盗団にバレーボールが飛んできた。

バレーボールは運び出していた王冠にヒットし、弾き出された王冠をカモシダが何かの力で引き寄せキャッチする。

カモシダは怪盗団と何事かを話した後、巨大化し、4本腕の怪物へと変貌を遂げた。

 

「なんだ、ありゃあ...」

 

驚きのあまり声を失っていると、パレマクリアが解説しだす。

 

「あれこそ、パレスの主人の真の姿。認知の歪みの極致だ」

 

あんなのと怪盗団は戦おうってのか、何者だよ怪盗団。

戦闘が始まると、怪盗団の面々は幽霊みたいなオーラを出現させてみたり、銃で射撃したりなどして巧みに戦っている。

色々とおかしいだろ、あの怪物も、謎のオーラも、普通に銃を撃ってるのも。

中でも、黒コートの男は、オーラの見た目を戦闘途中に取っ替え引っ替え入れ替え戦っている。

 

「おい、あのオーラみたいなのがペルソナか?というか一人何個もあるモノなのか?」

 

「ああ、ペルソナなのは間違いないが、通常は一人につき一つのペルソナだ。あの黒コートの小僧が特別性だ」

 

「なんだよ特別性って」

 

「あやつは、管理者が選んだ盤上の駒だ。故に管理者より特別な力をもたらされておる」

 

管理者?駒?特別な力?

色々とありすぎて頭が沸騰しそうだ。

 

「ゲームをしておるのだよ。それぞれの駒を戦わせるな。一方は大衆の歪みを煽るものとして、もう一方は歪みに立ち向かうトリックスターとしてそれぞれに選ばれた。

トリックスターとして選ばれたのがあの小僧だ」

 

「いや、わかんねぇよ」

 

なんだトリックスターってちょっとかっこいいのが癪だ。

 

「そもそもなんのために戦わせるんだ」

 

「統制の神とやらが人間の可能性を見極めるためだ。管理者が勝てば世界は今まで通りに、統制の神が勝てば世界は変革する」

 

統制の神、凄いワードが出てきた。

こいつはどうするつもりなんだろう。

 

「お前はどっち側についてるんだ」

 

「どちらにもついている訳なかろう。我が狙うのは両者共を足元に跪かせること。この世界は我が支配するのだ。無能な管理者にも神を名乗る出来損ないの愚か者にも負けるものか」

 

どうやら俺は第三勢力だったらしい。

話し込んでいる間に、戦闘は佳境に差しかかっていた。

尻餅をついたカモシダの化け物に怪盗団たちが、銃を突きつけている。

 

「どうやら、終わりの様だな。帰るとするか」

 

趨勢の決した戦いを眺めてパレマクリアは興味なさげに言った。

自分から連れてきたくせに随分と勝手である。

そんな事を思いながら、パレマクリアの後を追い、現実世界へと帰還するのだった。

 

 

 

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