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奥村も鴨志田も学校へ来ていない。
鴨志田は例の転入生に、シバき上げられただの、殺されただの、何かをやらかして自主謹慎しているだのホントかどうか分からない噂が流れてくる。
まあ、転入生にシバかれたのはそうなのだろうが。
今日も今日とて、ペルソナ使いを探す、休み時間に動き回って調べた結果、パレマクリアのセンサーによると現在学校ではペルソナ使いもしくはその素養がある人間が、七人いるらしい。
これは、何日かに渡って数えた結果のためある程度、確度は高いだろう。
今わかっているのが怪盗団の四人(その内一人はまだ確定してないが)、そして新島、奥村で六人だ。
一人、ないしは、二人がまだ怪盗団にも、俺にも接触のないペルソナ使いだ。
女だと助かるがどうだろうか。
3年だと距離が近く、新島や奥村の時のようにパレマクリアが気づいている可能性が高いため、恐らく下級生だろう。
接触も特定も少し難しいな。
どうしたものか。
『この前の様に張り込みをするか?』
地道にやるしかないか。
張り込みをするにしても、何処がいいかな。
渋谷の駅地下モールはもう行ったし、人が多そうなのは渋谷セントラル街
や、原宿か。
うちの生徒に狙いを絞るなら、校門の前にでも立っておくのも手だが、部活でもしていたらかなりの時間がかかるし、怪しまれる可能性がある。
ただ、これが確実な方法なのは確かだ。
結局俺は、放課後に校門付近で張り込みをすることにした。
放課後、校門に背を預け、携帯を眺めて誰かと待ち合わせしてる風によそおいながら、ペルソナ使いが通りかかるのを待っていた。
途中、高巻杏が前を通り、尾行しようかと思ったが踏みとどまる。
今は顔の割れていないペルソナ使いが優先だ。
それから1時間程度たった後、パレマクリアが反応を示す。
『あの赤髪にリボンの女だ』
周りに目を向けると、パレマクリアが言った特徴を持った女を見つける。
ウェーブがかった赤髪を、リボンで結ったポニーテール。
容姿は例の通り、かなり整っている。
比較的、服装にゆるい秀尽で、制服を規定通りに着こなしている事から、真面目な生徒なのかもしれない。
バレないように、彼女の少し後ろをついて行く。
駅に入り、改札を通る。
ホームで電車を待っている彼女を眺めながら、どうやってレイプしようか考える。
学校の帰りが少し遅かったが、部活をしている程の時間ではなかったので、友人と話し込んでいた、教師から何かを頼まれていた、などが考えられるが、どちらにしろ想像に過ぎず、なまじ当たっていたとしても交友関係が広い人間をレイプするのはリスクがあるだろう。
『おい、電車がきたぞ』
パレマクリアに言われ急いで、彼女が見える場所に陣取る。
電車が動き出し、車内が揺れ始める。
『今日はレイプしないのか』
人通りが多いしな。
奥村の時の様なチャンスが巡ってくれば良いんだが。
とりあえず今日は、顔が割れた事で良しとしよう。
やがて電車が止まり、渋谷駅についたことら知らせる。
彼女はまだ降りない様だ。
このままついて行っても、彼女の最寄駅が分かるだけだろうし、ここで尾行を切り上げる。
名前とクラスは、名簿でなんとかするとしよう。
明日から、忙しくなりそうだ。