雷の魔法を操れる女戦士ライディが、海辺の町で依頼を受けて、人助けのためにダンジョンを訪れるところから始まります。
その先に待ち受けているものは……?
お楽しみください!
「ここがクラーケンのいる洞窟ね。なんだかジメジメしてて、入りたくないけど……」
私はライディ。
この《エルス》という大陸を放浪している流れの戦士。雷を自在に操れるので、他人は私のことを『雷の戦士』と呼ぶわ。
何故旅をしているのか? 一つは武者修行。もう一つは人捜し。そして最後に、雷を自由に操ることの出来る『力』の秘密を知るため。
で、その私が、なんでこんな洞窟の前に立っているかというと、原因はここに棲みついたモンスター・クラーケンのせい。
たまたま立ち寄った海辺の町シーアで、町長の息子がクラーケンにさらわれたって騒ぎになっていた。酷い話よね。
そんな話を聞いて黙ってられないのが私の性格。そういうわけで問題の洞窟までやってきたんだけど……。
海岸線沿いにある、この洞窟、絶妙に日の光が入り口付近にしか当たっていないから、奥の様子がわからない。
ちょっと入るのをためらいたくなる。
「でも、そうも言ってられないか」
さらわれた男の子は、まだ11歳って聞いてる。こんな暗い洞窟の奥で、モンスターに捕まってるのかと思うと、放ってはおけない。
意を決して、中に入った。
「え? あれ?」
松明をつけようかと思ったけど、その必要はなかった。最初は暗かったけど、奥に進んだら、洞窟の中は青く光り輝いていた。
たぶん、どこか外に通じる穴が開いていて、そこから入ってきた光が、洞窟内の水に反射して、明かり代わりになっているんだろう。
「よーし、これなら問題なし!」
他のモンスターの気配もない。たぶん、中には、クラーケン一体だけだ。
だいぶ進んだところで、声が聞こえてきた。
「あ……くああん……もう、許して……」
「ダメよ……じゅぷ……まだこんなに、硬いんだから……もっと楽しませて……じゅぷ……」
「ふあ、ぁああ」
ただごとではない様子。
「あの曲がり角の先ね」
奥を覗いてみると、そこは部屋になっていた。
タンスや机といった家具が置いてあり、ちゃんと生活スペースになってる。
そして、ベッドの上に、触手を生やした女モンスター(たぶんクラーケン)と、女の子みたいな顔の男の子が乗っていて、今まさに、汗を流しながら、絡み合ってるところだった。
男の子は仰向けに寝転がらされる。そして、おちん○んを、女モンスターにしゃぶられてる。
嫌がりながらも、男の子は、快楽に抗えないでいるみたい。
頬を赤くして、目を潤ませてる。甘い吐息が何度も漏れてる。
(やだ……私まで、Hな気分になってきた)
これ以上眺め続けてるわけにもいかない!
「やめなさい! その子を離しなさい!」
女モンスターは、おしゃぶりをやめて、身を起こした。
背中から六本の触手が生えている。黒くて長い髪。呪術紋様が描かれている、白いレオタード。パッと見は清楚で綺麗だけど、間違いない、こいつがクラーケンだ。
私は剣を構えた。
「その子は、町長の息子さん?」
「だったらどうだと言うの」
クラーケンは不敵な笑みを浮かべた。私のことをまったく恐れてない。
(なによ!)
この海辺の地域へ来る前、サッドという町で大変な戦いに巻きこまれてきた。さすがの私も一生モンスターの奴隷となることを覚悟したほどだったけど、なんとか勝利した。
あんな激しい戦いの後だから、たかだかクラーケン一体に、負ける気はしない。
意識を集中する。全身の毛が逆立ち、あたりにバチバチと雷光が走り始める。
一撃で、終わらせる。
「サンダースラッシュ!」
剣先から雷を放った。轟音とともに、まばゆい光が、洞窟内を真っ白に染め上げる。
だけどクラーケンは無傷だった。
六本の触手を広げて、その先端から、空中に魔法のバリアーを張っている。私の必殺技サンダースラッシュは、あえなく、バリアーによって防がれた。
「ねえ。なんで、そんな格好をしているの?」
突然、クラーケンは尋ねてきた。好奇の眼差しで、舌なめずりをしながら。
私は黄色いレオタードを着てる。色んな男達に性的な目で見られることはあるけど、動きやすいし、暑い地方を旅する時には快適だから、特に気にしないでこの格好をしてる。
そんな私のことを、クラーケンは、頬を紅潮させながら、じろじろと眺め回した。
「おっぱいも大きくて、お尻も柔らかそう。ふふふ、そのいやらしい体つき、随分と、たくさんのHな経験、してきたみたいね」
「な、な、な!」
図星。情報と引き換えに四つん這いでセックスさせられたこともあるし、女モンスターに拷問されたこともある。先に寄ったサッドの町では、淫魔獣とかいう巨大なモンスターの触手責めで、もう少しで屈服するところだった。
「たまに、体がうずいて仕方がない……そうでしょう?」
「ち、違う!」
と反発したものの、クラーケンの言う通り、宿ではよくひとりHをしてる。刻まれた快楽の記憶は、なかなか消えない。
「ねえ、あなたもここに住んで、私のペットにならない? 可愛がってあげるわ」
「冗談じゃないわ! 私は、その男の子を解放しに来たの!」
「彼も、すっかり私の虜」
そう言って、クラーケンは触手の一本を走らせ、男の子のおちん○んを、ピンッ、と弾いた。
「は、ぁう!」
気持ちよさげな声を上げ、男の子はビクンと体を震わせた。かなり調教されてしまってるようだ。
「やめなさい!」
私は剣を振り上げて、飛びかかった。
クラーケンは触手を振り回して応戦してくる。意外と表皮は硬く、剣でも簡単には斬れそうにない。
触手が六本、一斉に襲いかかってきた。
「う! く!」
こっちは剣一本に対して、相手は六本。次第に私の方が防戦一方になってくる。
「そぉら!」
「きゃっ!」
ついに、剣を弾き飛ばされた。
甘く見ていた。このクラーケン、並の強さじゃない。
武器を失った私は、最後の手段と、拳に雷の力を溜めていく。初めて試すから上手く出来るかわからないけど、こうなったら、剣無しでもサンダースラッシュを放つしかない。
「させないわ」
クラーケンは触手を伸ばして、私の腕に絡みつけてきた。ヌルヌルの粘液が分泌されて、集まっていた雷がその液に邪魔され、散っていく。
さらに触手が伸びてきた。残りの腕や、太もも、首や腰に絡みついてくる。
「うぅ、くぅ! は、離して!」
「いやよ。離したら、襲ってくるでしょ?」
クラーケンの背中から伸びてる六本の触手が、根元からゴプンゴプンと蠢いた。何かが先端に向かってせり上がってきている。
と、思った次の瞬間、触手の先っちょから、ビュルルル! と勢いよく、白く濁った液体が飛び出してきた。
「あ! いやあああ!」
まるで男の精液そのものの臭い。
サッドでの戦いでも、散々、淫魔獣に喉の奥まで放たれて飲み干させられた、あのすごい臭いの体液。
そんな感じの白濁液が、全身に浴びせかけられる。
途端に、私の体に、変化が起きた。
「え……? や……なんで……?」
アソコからトロトロと熱いものが溢れてくるのを感じる。レオタードの上からでもわかるほど、乳首が硬くそそり立っている。
全身が火照ってる。アソコの奥まで掻いてほしくなり、太ももをこすり合わせたくなるけど、触手で縛られていて出来ないから、仕方なく腰をくねらせる。
「な、なにを、したの」
「私の体液には媚薬の効果があるの。どんなにその気がない人間でも、臭いを嗅いだだけで、たちまち淫らになるほど。ほら、あなたも」
クラーケンは近寄ってきた。そして、大きく露わになっている私の股間に、指を走らせる。
背中に電流が走るような感覚があった。
触手で縛られ、大きく開脚させられ、レオタードに覆われているとはいっても、秘部に触れやすくなってる。
布越しに、クラーケンは、私のクリ○リスをコリコリといじり始めた。
「あ! ふぁ! んぁああ!」
「ほら、もうそんなやらしい声を上げている。ねえ、あなた、名前はなんて言うの?」
「だ、誰が、言うもんですか……!」
「じゃあ、もっと激しくしちゃう」
クラーケンは私から離れると、体に巻き付けていた触手を、本格的に動かし始めた。
まず、腰に絡みついていた触手が、レオタードをずらして、アソコの中にズブブと入ってきた。
「ひぐっ、ん、ひあああああ!」
見た目以上に硬くて太い触手を、一気に奥まで突き入れられて、思わず悲鳴のような声を上げてしまう。
次に、首に絡みついていた触手が、口の中に入ってきた。
「ん……じゅぷ……むぐぅ……!」
口を犯し始めた触手は、強引に、前後にスライドしてくる。苦じょっぱい液が、触手の先端から、私の舌の上にトロトロと流れ落ちてくる。この液を飲んでしまったら終わりだ、と思い、涙をこぼしながらなんとか触手を口から出そうと抵抗するけど、なす術もなく、強制的におしゃぶりをさせられてしまう。
やがて、アソコの中に入っている触手が、グネグネと蠢き出した。
「ふぐっ! むぐっ! んぐぅうう!」
膣の奥まで掻き回される感覚。内部の気持ちよいスポットをリズムよく刺激されて、意識が飛びそうになるほど、気持ちがいい。
同じ女性だから、どこを責めれば快楽を感じるのか、熟知してる。
「そろそろ飲みたいでしょ。私のお汁」
いやよ! と叫びたいけど、口は塞がれてる。
ドピュッ!
なんの宣言も、予兆もなく、口の中で触手は体液を放ってきた。
「んーーーーーーーー!」
ボロボロと涙を流して、懸命に吐き出そうとするけど、無理だった。そのうち息苦しくなり、やむをえず、体液を飲んでしまった。
脳味噌まで震えるほどの心地良さが、全身を襲ってきた。
媚薬効果のある体液を大量に飲んだ、その影響が、早くも現れ出した。
さらにアソコの中にも、体液を発射された。溢れ出た白濁液が、太ももを伝って、ボタボタと下に落ちていく。
(妊娠したりとか……しないよね……)
快楽の虜となった頭を、なんとか働かせながら、床に溜まっていく白い液溜まりをぼんやりと眺める。
口と、アソコから、触手が抜かれた。
私は解放されたけど、もう、自由に動けない。
「この子を奪おうとするから、そういう目に遭うのよ」
クラーケンは、ベッドの上に横たわっている男の子を見やり、冷たく笑う。
「その子を……帰して……あげて……」
腰に力が入らないけど、私は立ち上がろうとした。いよいよ私は負けてしまうと思う。それでも、せめて、男の子だけでも助けたかった。
「健気ね。町の連中の依頼より、自分の身を優先すればいいのに」
呆れ顔のクラーケンは、やがて、邪悪な笑みを浮かべた。
「面白いこと考えた。助けようとしている、この子を、逆にあなたが犯すの」
「え……?」
その言葉の意味を問う間も無く、触手が私の体を捕えて、無理やりベッドへと運んだ。
そして、男の子の上に、私を落とした。
私の下で、可愛らしい顔立ちの男の子が震えながら、怯えた表情で、こっちを見ている。
媚薬効果のせいか、男の子のそんな表情を見たら、体の芯から熱いものがこみ上げてきた。
「ごめん……ね……私、もう……我慢が……」
「お、おねえさん……?」
男の子は泣きそうな顔をしてる。
でも、おちん○んは、ギンギンに勃ってる。
「私のアソコ……いっぱい……掻いてぇ……」
「だ、ダメだよ、おねえさん、こんなの」
慌てて男の子は逃げようとしたけど、その体を、私は力づくで押さえこんだ。
それから、天井に向かってそそり立つおちん○んに、自分のアソコをあてがい、グッ……と腰を落とした。
ズブ……ブ……。
この年齢の男の子にしては、大人顔負けのおちん○んが、私の中に入ってくる。
「あ、ぁああ、太い……!」
「ひあああ、おねえさん、やめて、やめてよ」
「大丈夫……ん……私に……任せて……ぁあ」
挿入直後、私は腰を振り始めた。
ベッドの軋む音が洞窟内に響き渡る。貪るように、腰を動かす。
(あ、んぁ、すごい! こんな可愛い、ちっちゃい男の子なのに、おちん○ん、硬くて、太くて、たくましくて!)
すっかり夢中になった私は、男の子が泣きじゃくるのも構わず、一心不乱に腰を動かした。膣内の疼きが少しだけ癒される。でも、まだ足りない。もっと欲しい。
「君も、腰、振ってぇ……!」
「ひ、あ、ぐ……そんなの、出来ない、よぅ!」
「お願い……お願いだからぁ……!」
「あああ、おねえさん、痛い! そんなに腰を動かされたら、おちん○んが、痛いよぉ!」
たしかに動きが激し過ぎる。でも、溢れ出てくる情動は抑えられそうにない。
ギシギシとベッドが潰れそうな音を立てている。男の子の硬いおちん○んの、先っぽが、何度も私の中の敏感な部分を突いてくる。
あまりの心地良さに、私は目をつむる。
膣内を太い肉の棒でこすられる、その快楽に身を委ねて、全身から汗を流しながら、ひたすらに男の子のことを求め続ける。
(ぁ、すごい……こんなの耐えられない……)
もっともっと欲しい! と際限なく欲望に突き動かされそうになってきた、その時、私の体に触手が巻き付いてきて、いきなり男の子から、私は引き剥がされた。
(え……なんで……?)
クラーケンが、怒り顔で、私のことを睨んでる。私を床に下ろすと、彼女はベッドに上がり、男の子の股間に顔を埋めた。
「じゅぷ! じゅる! じゅっ!」
「あ! あ! あああ!」
なぜか私のことを無視して、一心不乱に男の子のおちん○んをしゃぶっている。
身悶えして、喘ぎ声を上げている男の子のことを険しい眼差しで見ながら、いやらしい水音を立てて。
その瞳に、炎でも宿しそうな勢いで。
「ぴちゃ、じゅる……なに、本気になって……私以外の女と、Hしてるの……じゅっ……!」
「ひぅ、う、だって、気持ち、よくって」
「むぅぅ……! じゅっぽ! じゅっぽ!」
「あ、ふぁ、あああぁ」
何が起きているのか。私は呆然となって、二人の絡み合いを眺めてる。
そのうち、アソコから熱いものが溢れてくるのを感じた。
さっきから散々Hなことをしていたせいで、体がまだまだ欲してる。
クラーケンがうらやましくなってきた。
「私も……!」
もう我慢できなかった。
ベッドの上に乗り、男の子の股間に顔を埋めた。目の前には玉の袋がある。それを、優しく、パクッと咥えた。
「ひゃん! お、おねえさん、なにして」
「私も……はむ……一緒に……」
「や、やだ、二人同時なんて、ぼ、僕」
男の子は身をよじって逃れようとしたけど、クラーケンの触手で体の動きを抑えられていて、何も出来ない。
そんな中で、クラーケンは男の子のおちん○んを、私は袋を、分担して責めていく。
「はぅ、う、ぅああ! こんなの、頭が、変になっちゃうよぉぉ……!」
男の子の言葉を、私もクラーケンも無視して、ダブルおしゃぶりに夢中になってる。
そのうち、クラーケンは、咥えていた口を離した。
「ん……ぷぁ、はあ……ぴちゃ、れろ……」
おちん○んの裏筋を、根本から先端に向かって、丹念に舐め始める。
私も負けじと、先っちょを舌でチロチロと刺激する。
するとクラーケンはムッとした顔になって、頬ずりしそうな勢いで、より真剣に舐め出した。
(私とおしゃぶり勝負してるの……?)
少しずつ、頭の中が冷静になってきた。
僅かに復活した理性で、なんとか男の子のそばから離れる。
この機を逃すか、とばかりに、クラーケンは男の子の上にまたがった。
「渡さない……! 誰にも……!」
さっき、私が男の子にやっていたことをそのまま再現するように、クラーケンは男の子との結合を果たすと、すぐに腰を振り始めた。白いレオタードの秘部に当たるところが、すっかり愛液でぐっしょり濡れて、大事な部分が透けて見えてる。
ぐちゅ! ぐちゅ! とやらしい音が響く。
「あ、あ、あ」
「愛してるの! 離したくないの! 誰にも奪われたくないのぉ!」
ついに出てきたクラーケンの本音。
てっきり性的な欲求不満を解消するために、男の子をさらったのだと思っていたら、まさかの本気。本気も本気、大本気。
次第にもっと濃厚な絡み方になってきた。
クラーケンは、触手を、男の子と自分自身にグルグルと巻き付けて、ギュウギュウと締めながら、より深く交わっていく。
「だ、だめ、僕、もう……出ちゃう……!」
「いいわ、いっぱい出して……私のアソコに、あなたのザーメン、いっぱい出して……!」
「くぁ、ああ、あああああ!」
「あああああ! 中に、熱いの、クルぅ!」
同時に絶頂を迎えた二人は、汗だくになりながら、ベッドの上にぐったりと身を横たえた。
クラーケンは、すっかり私のことなんて忘れてるみたいだ。
(あ、チャンスだ)
剣を拾って、構える。
まだ魔力は十分残ってる。サンダースラッシュ一発撃つことなんてわけない。
「こんな形で勝利するのなんて、ちょっと間抜けだけど……まあ、いいか」
私は苦笑しながら、雷の力を剣に集めた――。
男の子は、お父さんである町長のもとに無事帰ることができた。
クラーケンは逃げちゃったけど、大事な息子が助かった、ということで、町長は大変喜んで、すごい大金をお礼にくれようとした。けど、その一部だけもらって、私は町を出ることにした。
全額もらうには、ちょっと、罪悪感があった。
町を離れた後、砂浜を歩いていたら、波打ち際でパシャッと音がした。
見てみると、クラーケンが、水を滴らせながら、鋭い目で私のことを睨んで立っている。
「まだやる気? 付き合ってもいいわよ」
私は一応身構えた。でも、戦う気は無い。
「……なんで、私を殺さずに、洞窟を出たの」
「子どもさえ取り返せれば良かったから」
「いっそ殺されたほうが、まだマシだった! モンスターの私は、あの子に近づくことすらかなわない! もう、二度と!」
「そんなヤケにならないで。大丈夫よ、ほら」
私は、砂浜の向こう、町の方角を指さした。
「え……!」
クラーケンは絶句した。
あの男の子が走ってくる。足場の悪い砂の上を、少しよろめきながら。その必死な目は、クラーケンへと、まっすぐに向けられている。
「あの子、あんな目に遭ったのに、お父さんに一所懸命お願いしてたわ。あなたを、討伐しないように、って。すっかりその気よ」
クラーケンは口元を手で覆いながら、涙をにじませてる。その表情は、すっかり恋する乙女。
私は思わず微笑んでいた。
「今度はちゃんと正攻法で、ね♪」
そして、二人に背を向けて、再び歩き始めた。
(早く私も、ウィンにいっぱい甘えたいな)
そんなことを考えながら、次の地を目指して、砂浜を進んでいく。
愛する人と再会する、その時を夢見て。