天敵であるザングースの青年に惚れてしまったハブネーク。彼の手によって死にたい…そんな歪んだ情念の行く末は。

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黒曜石の爪

「シャアァァァッ!!」

ドスッ!!

「ぐわあっ!!」

 

森を歩いていた一匹の♂ザングース。

突如茂みから飛び出してきたハブネークに咬みつかれてしまった。

 

「しまったっ…!」

毒がまわり、身体が麻痺し始める。

 

「ふふ、不用心でしたね…」

ハブネークはずるりと茂みから這い出し、ザングースに近づく。

体長はかなり大きい。

 

「貴方が通るのをここでずっと待ち伏せしていたのですよ…」

「どういう、ことだっ…」

 

ザングースの問いかけに、ハブネークは答えない。

「ああ、やっと貴方と一つになれる…」

低くぬめり気のある声でそう言いながら、ザングースの身体に頭を近づけ…

 

 

「はあむっ…」

 

なんとザングースのペニスを口に含む。

 

「うああっ…!」

突然のことにザングースは素っ頓狂な声を上げ、思わず身体をよじる。

 

「お前、オスだろっ…!」

「そのオスの口の中でペニスを堅くしているのは誰です…?」

「〜〜〜っ…!!」

 

最大の天敵であるハブネークの、しかも雄に口淫を施されて…ザングースは紛れもなく勃起してしまっている。

 

「くっそっ、なんでオレなんだよぉっ…!!」

「それはですね…」

 

ハブネークは麻痺したザングースの身体にゆっくりと巻き付いていく。

 

「貴方のことが、ずっと好きだったんですよ…」

 

ずーるるっ、ずりりりっ…

それは紛れもなく、蛇が愛するつがいを抱きしめる時の身体遣い。

 

「!!!」

蛇の天敵たる猫イタチの本能だろう、ハブネークの身体に巻き付かれ、全身の毛が逆立つ。

 

じゅーるる、ぬっぽ、ずぬっぽ…

 

ハブネークはザングースにみっちりと巻き付き、ねちっこいまでの情を込めて、張り詰めた彼の茎を舌でしごき抜く。

 

「貴方をずっと追いかけて、見守ってきました…木陰で寝ている姿も、水浴びをする姿も…。ああ、思ったとおり…なんて立派でたくましくて、男らしい逸物…。絶対に、いかせて差し上げます」

 

「だめだ、だめだだめだっ…!!

うっうっ…うわあああっ!!」

 

どびゅーーるるるっ、びゅーっびゅっ…!!!

 

ザングースはあっけなくハブネークの口技に屈してしまった。

 

びくっ、びくっ…

「はあっ…はあっ…」

ザングースは涙目で余韻に震える。

 

ちゅぷっ…

「んふうっ…」

 

ハブネークの口元と亀頭のあいだに、銀色の糸が引く。

ハブネークはとめどなくほとばしるザングースの雄汁を、全て口で受けきったのだ。

そしてザングースの耳元で、わざとらしく音を立てて彼の白濁液を嚥下する。

 

ごくりっ…♡

 

ぞくぞくっ…!

ザングースはびくりとしてしまう。自分が出したザーメンが、今奴の喉元を通っていったのだ…。

 

「しゅはぁっ…♡ とっても…美味しかったです…ああ、また貴方を好きになってしまう…」

 

愛する雄の精を飲み干し、艶を帯びた声で囁くハブネーク。

その強い恋慕の情が、とうとう二本の突起となって露わになる。

 

ぬぬぬーーっ、めきめきめきっ…♡

 

「ああっ…♡」

ハブネークが男性性器を勃起させたのだ。彼は積年の偏愛をようやく芽吹かせられた悦びで声を漏らす。

 

「これが、わたくしの想いです…どうか貴方に、受け止めていただきたいっ…!!」

 

ハブネークは右の茎をザングースの菊門に押し付ける。

 

「やっ…めろっ…!」

「いいえ、やめることはできませんっ…!」

「たのむっ、たのむよぉっ…」

 

ザングースは泣いて懇願する。しかし…

 

ずぬうううっ!!!!

「ふへえええっ!!!!?!」

 

蛇の棘張った生殖器が、ザングースの堅く締めた後ろを容赦なく突き破った。

 

ぬ゛っる、ぬ゛っるっ、ずんっ、ずんっ…!!

「ああ、あっ、貴方のナカ、気持ちいいですよっ…」

「ほあっ!ほああっ!!」

彼の穴が秘めていた処女性と貞淑が、ピストンの度に砕け散っていく。

ザングースは目を見開き舌を突き出してよがってしまう。

 

ずっ、ずっ、ずっ…!

突起物が、内壁をこりこりと刺激して強い快感を与える。

「どうです、わたくし達蛇のモノも、中々悪くはないでしょう…?」

「うるさいっ、気味が悪くて、吐きそうだ…」

しかし、ハブネークの手解きを受け、身体の方は徐々に解きほぐれてきた。堅く静謐な彼の処女アナルも、ハブネークのペニスを包み込み、受け入れつつあるようだ。

 

「ふふっ、素直じゃないですね。なんとも可愛らしい…」

ハブネークはゆさっ、ゆさっ…とザングースの尻を掘り上げつつ、巻き付けた身体でじりじりっ…♡ と愛撫する。

 

「はあ、はあ、はあ…」

すりりりっ…♡

さらにザングースのペニスとハブネークの青黒い鱗が擦れ合う。

 

天敵である蛇の身体と触れ合ったとき、ザングースの体の機能はより活発になる傾向がある。特に敏感な生殖器の場合はなおさらだ。血流が一気に盛んになり…ペニスが激しく勃起する。

「ぐうううっ…!!」

「ああっ、すごいっ…ふふっ、それでこそわたくし達の天敵たるザングースのオス…♡」

 

ハブネークはうっとりとした眼差しで彼を見やる。

そして…

 

どぴゅうっ…♡ びゅっ、びゅっ…♡

 

「ああっ♡」

ハブネークはザングースの逞しさに惚れてしまい、達してしまった。

 

「だっ、出すなあっ…!」

拒んでももう遅い。腸内にぬるぬると冷たい感触が広がり、ザングースはついに後ろを犯されてしまったことに絶望した。

 

 

それでも、蛇との交合がこれで終わる訳がない。

「も、もう満足しただろ…」

「そうですね、生温いまぐわいはもう結構です…。これからが本番ですから…♡」

ハブネークはまだペニスを抜いてはくれない。

 

「ほら、もう一度、貴方にわたくしの毒を差し上げます…本当の貴方の姿を見せてくださいよ…」

 

ハブネークはザングースの首元にキスをするように毒牙を突き立てる。

 

じわわわっ…

その瞬間、ようやくザングースの毒暴走が呼び起こされる。

 

「ううううっ、うがあああっ!!!!!」

「あああっ、素敵ですよっ…♡」

 

何を血迷ったか、ハブネークはわざとザングースを毒暴走させたのだ。

色めきたったハブネークは、ザングースにあり得ない要求をする。

 

「貴方に、一つだけお願いがあります…

わたくしを、殺して頂けませんか…♡」

 

うっとりと艶っぽい目配せでザングースを誘う。

 

「…っ!!??てめえ何言ってんだ…!!?」

「貴方に嬲り殺されながら交ぐわうのが夢だったんですよ…貴方の美しい爪や牙で八つ裂きにされながら果てるのは、さぞや気持ち良いでしょうから…♡」

 

びきききっ…

「あっ…♡」

ハブネークは自らの想像に酔いしれ、ペニスを固くした。

 

「っ!!」

自分のナカで禍々しい蛇の陰茎が脈動するのをザングースは感じる。

目の前の美しいハブネークをどうしてやりたいのかもはや分からない。だが少なくとも毒で昂ったザングースに、ハブネークに情けをかけるという選択肢だけは思いあたるはずがない。

 

 

「…それじゃあお望み通りにしてやるよっ…」

 

ザングースは爪を立ててハブネークの頬目掛けて思い切り振り抜いた。

 

 

ぐしゃああっっ!!!!

 

ザングースの爪はハブネークの左眼を串刺しにし、脳髄に到達した。蛇を一撃で仕留める、毒暴走の恐ろしさ。

 

「!!!かはあーーーっ、あっ…!!♡♡」

いきなり致命症を受けたハブネーク。口はぱくぱくと開き身体はびくびくと痙攣する。

 

しかしハブネークは驚きあきれるべき反応を見せる。

 

むっくくくーーーっっ…♡♡

 

なんとザングースの尻の中でさらに堅さを増すペニス。ザングースの苛烈な攻撃に、本気で性的興奮を覚えているようだ。

 

「このド変態がっ…!!!」

ドスッ!!!ぶちぶちぃっ!!

今度はハブネークの腹に爪を突き刺し、はらわたを引き裂く。

 

「ぐぎぎぎっ…!ぶげえっ…!!」

激しく吐血するハブネーク。

口は半開きで舌は飛び出ている。左眼も潰されている。

にも関わらず、残った右眼は恐ろしいまでの情念をたたえ、ザングースを捉えて一秒たりとも離さない。

ザングースは薄気味悪くなり、一心不乱に腕をふるった。

 

ドスッ!!ドスッ!!どちゃっ、どちゃっ!!!

千切れたはらわたが飛び出るほど、何度も腹を刺す。黒曜石のような美しい爪が蛇の鮮血に濡れ、返り血が白の毛皮を染める。しかし…

 

「ああーーーっっ♡♡♡ もっと、もっとっ…♡♡」

 

彼の爪に身を引き裂かれながら、ハブネークはなんと喜悦の声を上げる。

 

「わたくしをっ、もっとっ、ずたずたにしてっ、あっあっ、いくっっ♡♡」

 

びゅるるーーっ!!びゅっ!!びゅっ!!

 

ハブネークは腹を何度も刺されながら射精した。

天敵の腰に身体をみっちりと巻き付け、まるで彼に一生涯のしるしを残すかのように、奥の奥に精液を注ぎ込んだ。

 

「ぐうううっ…!!」

「カハァっ、ハァっ…♡♡」

 

脳髄が焼き切れるほどの痛みと快感に、ハブネークは身をよじる。尻尾の先はひくひくと痙攣し、死が近いことを伝える。

この常軌を逸した命のやり取りに、もはやザングースの方が参りそうになっている。

ザングースはとどめを刺そうと、ハブネークを地面に押し倒し、彼の喉元に喰らい付いた。

 

「ああっ、あっ…♡」

ハブネークは仰向けに押し倒されながら、恍惚の表情を浮かべる。自然界の掟に、そして最愛の相手に喉元を貪られる悦びに身を委ねているかのようだ。

 

「はあはあっ、どうかっ、わたくしに…とどめをっ…♡」

「これで、終わりだっ…!」

 

ついに、ザングースはハブネークの喉笛を噛み砕いた。

 

ぶちぶちっ、ばきりっ!!

 

「ーーーーっ!!!!」

ハブネークの身体はびくんと跳ね…

 

どっびゅーーーっ!!!どっくどっくどっく、どくどくっ!!!

最期はザングースの中に射精しながら、尻尾の先までぴっとりと身体を巻き付けたまま絶命した。

 

そして…

 

「んはああっ…♡♡」

びゅっ、びゅっ、びゅっ!!

ハブネークの最期の執念に屈したかのように、とうとうザングースも射精してしまった。

腰をがくがくと振るわせながら、前からも後ろからも白濁液をぼたぼたと情けなく垂れ流す。

 

 

「なんで、こんなことしなきゃいけなかったんだよぉっ…」

もっと違う形で、愛し合えたかもしれないのに。

我に返ったザングースは美しいハブネークの亡骸を抱き寄せ、涙に暮れる。

 

壮絶な命のまぐわいは、こうして決着がついたのであった。

この後彼らがどうなったのかは、誰にも知る由はない…

 


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