暗い海の上で2つの影が揺れている。その影は人の形をしており、2人の間には細長い何かが伸びていた。
「ごめんなさいノーザ。苦労かけるわね。」
後ろの影がそう語りかける。
「No Problem.私の任務はホーネットの護衛なんだから、これぐらいどうってことないわ。」
前の影がそう答える。
彼女達は艦娘だった。Yorktown級航空母艦三番艦ホーネットと、その僚艦、Northampton級重巡一番艦ノーザンプトン。
二人は先程まで演習に従事していたのだが途中でホーネットが中破、追い打ちをかけるように機関が故障し、独力での航行が不可能になっていた。
僚艦であったノーザンプトンは持っていた縄を即席の曳航ロープとして、母港まで彼女を曳航していた。
上着を失い、ノースリーブのインナーになったホーネットの腰には縄が何重にも横断していたが、彼女は不思議と痛みを感じなかった。むしろ縄の摩擦による温かさか、どこか満足感すら感じている。
「ホーネット?どうかしたの?」
「…え?ああ、ごめんなさい。考え事をしてて。」
「もう、またそんなふうにぼーっとして。それじゃいつまで経ってもショーカクに勝てないわよ?」
ホーネットを中破させたのは演習相手である翔鶴だった。彼女は演習中に自身の艦載機を通して翔鶴の姿を見つけたものの直後に翔鶴機から被弾、そのまま撃沈判定を食らっている。
機関が大きく煙を上げる中、彼女が頭に思い浮かべたのは翔鶴の姿だった。一点の曇りもない目で空を見上げ弓を引き絞る姿と、放たれた弓が銀髪をふわりと揺らす瞬間。それが目に焼き付いている。
演習とはいえ、かつて自身を沈めた艦の姿に見惚れ、また同じように敗北を喫した。それでも尚、ホーネットには悔しさや憎しみというものが湧いてこなかった。
人の姿を取ってこの世に生まれまだ数ヶ月、彼女は未だ自身の心がわからずに艦娘としての日々を過ごしている。
「ごめんなさい。まだ…この体のこともよくわからなくて。」
「All Right。すぐ慣れるわ。それより、そのロープ痛くない?大丈夫?」
「ええ、平気よ。それになんだか…ノーザに身を任せてると安心するの。やっぱり昔の縁かしら?」
「うふふ。なら良かったわ。でもこれだけのために演習で手を抜くとかはナシよ?次は勝ってね?」
「…勿論、次は勝つわ。」
そう答えたホーネットの声はどこか小さかった。ノーザンプトンはそれに気づかないフリをしてロープに力を込める。
彼女もまた、ホーネットと同じ様にどこか安心していた。かつて救う事が出来なかった僚艦が目の前にいて、あの日と同じように自分を頼ってくれている。
二人の間で揺れるロープは、体だけでなく心までをも繋いでいた。
「着いたわ。足元暗いから気をつけてね?…ホーネット?」
「ん…Sorry。ぼーっとしてたわ。」
ホーネットに巻かれたロープを解き、手を引いて埠頭へと引き上げるノーザンプトン。彼女が握ったホーネットの手はいつもより熱く、汗で湿っている。
「ホーネット…熱があるのかしら?大丈夫?」
柔らかく曲がる金髪を押しのけ、赤い額に手を当てると確かに熱があるようだった。
「大丈夫よノーザ。風邪とかじゃないから。大丈夫。」
「そうは言ってもそんな格好でしょう?体が冷えちゃって体調を崩したのかもしれないわ。早く部屋に戻りましょう、ね?」
「…ええ。その前にお手洗い行ってくるわ。」
遅い歩みで宿舎のトイレへと向かうホーネット。ノーザンプトンはそんな彼女を見て、こっそり後に着いていった。
「んんっ…はぁっ…はぁっ…ああああぁ…♡」
ホーネットは四方を囲む白い壁、洋式トイレの個室の中で切なそうに声を上げている。
彼女はストッキングとショーツを下ろして便座に座った後、おもむろにその股へと手を伸ばしていた。
そしていつものように濡れたヴァギナへと手を伸ばし、オナニーを始めていたのである。
「どうして…どうしてこんなに気持ちいいの…?uh…♡」
ヴァギナだけでは物足りなくなったのか、汗で濡れたインナーのボタンを片手で引きちぎり、その中へ手を潜らせる。
自らの乳房を乱暴に揉みしだき、その頂点、勃起した乳首を強く擦り上げた。
「~~~~~ッ!ああぁ…もっと…もっと…もっと強く…♡」
ホーネットは人差し指と中指で激しくクリトリスを扱きながら指を折り曲げた。指先で膣穴の周りをマッサージし、準備が出来た事を確認する。
乳首をより一層、爪を立てて刺激しながら、もう片方の指を自分の膣中へと沈める。左右にぐりぐりと手首を回して深く抉りながら拡張させていく。
「はぁっ…!はぁっ!…はぁっ…!」
下を見て、自分の下半身を確かめるホーネット。彼女の目に写ったのは淫らに肉欲を貪る自分の姿だった。
豊満な乳首を握りつぶし、品もなく大きく開いた股には指が吸い込まれている。水浸しの下半身を擦る手からは飛沫がそちらこちらに飛び、濃い陰毛が肌にぴったり吸い付いている。
任務中に、僚艦を待たせ、公衆の場でオナニーをする背徳感。それが更に彼女の心を燃え上がらせた。
「なんでっ…この体…こんなに…ぃぃ♡」
ホーネットが初めてオナニーをしたのは、初めての演習で敗北を喫した後だった。今日と同じく翔鶴に負け、ノーザンプトンに曳航されて帰ってきたその日。就寝後も収まらない体の熱と昂ぶりで目覚め、尿意のようなものを感じてトイレに行った時だった。
普段通りに用を足そうとショーツを下ろした時に粘着質な液体が糸を引き、わけもわからずトイレットペーパーでそれを拭き取ろうとした時、彼女は鋭敏になったクリトリスも擦り上げた。
そこからは無我夢中で、何も考えずに自分のヴァギナを擦り上げ、引っ掻き、指で挿入して何度も突き上げた。自分の本能と欲望が赴くままに何度も絶頂を繰り返し、潮を吹きながら失禁した所でようやく我に帰った。
後の新艦講習の中で、それが人間の体に由来する欲望の一つであること、公の話題としてはあまり好まれない類のものであること、そして自分の持つ性欲が他の艦娘に比べ人一倍大きいことを知る。
演習の後に体が高ぶってしまう理由もわからず、ノーザンプトンに相談も出来ず、彼女はひたすら自分で自分を慰める日々を送っていたのだった。
「ああっ…ダメ……もうっ……限界っ…♡」
激しい水音が木霊する狭い空間の中でそう呟くと、ホーネットは両手をヴァギナへと伸ばし、片手から三本の指を膣に突き入れ、もう片方の手でクリトリスを摘む。
「イクッ!あああっ…あああああああぁぁぁ…♡♡♡」
足をガタガタと震わせながら絶頂するホーネット。その震えは足元から全身へと移り、便座の上を体が滑っていく。
「ああああっ♡あっ!」
腰が前に出て、便座に対して斜めに背中を預けた不格好な形で潮を吹いてしまう。便器の中へ吸い込まれるはずだった愛液と潮の混合物は大きく外れ、眼の前の個室の扉に引っかかる。
「あっ♡やだ、私、あぁ…♡」
彼女が感じたのは公共物を汚してしまったという罪悪感ではなく、背徳感だった。体と心の両方をゾクゾクと震わせながら両手をだらんと下げ、半裸の状態で余韻に浸る。熟れた体の発する熱が外気へと霧散し、蒸気のように立ち込める。
トイレの芳香剤の匂いに自分の出した汗と愛液の匂いが複雑に混じりあって個室の中を満たす。彼女はナルシストというわけではなかったが、自分の出すその匂いが好きで堪らなかった。
(ああ…でも…こんな事他の人に言えないわ…。)
ホーネットは自分のしていることが、やや良識に反する行為であることは承知している。だからこそ誰にも言えなかったし、だからこそ興奮もしていた。
(smell…翔鶴も…こんなにいい匂いがするのかしら…。)
演習中に見かけた翔鶴の姿を思い浮かべる。まだ面と向かって話した事は少なく、彼女についてまだ知らないことは多い。
(そう言えば、以前お茶でもどうかって誘われたわね…翔鶴の部屋…あの時は忙しくて断っちゃったけど、もしまた誘われたら…)
だらんと下げた手が、再び下半身へと伸びた。その指先がクリトリスへと触れる直前、個室のドアが開かれる。
「あらホーネット、もう終わったのかしら?」
そこに立っていたのはノーザンプトンだった。いつも通りの笑みを讃えてホーネットを見つめている。
「えっ…ノーザ…え…?」
「もう、不用心じゃない。鍵をかけ忘れるなんてらしくないわね?まあ、あの声と音じゃ誰が聞いてもmasturbationだとわかるでしょうけど。」
ホーネットは自分の顔が真っ赤に焼けるのを感じた。一瞬遅れて体を隠し、乱れた衣服を元に戻そうとする。
「あら。いいじゃない別に。私達お風呂でも一緒なんだから裸ぐらいどうでもいいでしょう?」
「ち、違うのノーザ、これはね、これは…」
ノーザンプトンに全てを見られ、胸がドクドクと脈打つのを感じる。熱湯のような血液が全身を巡り、汗が吹き出ているのにもかかわらず胸の奥底は冷え切っている。
(どうしよう、どうしよう、どうしよう、こんな姿、ノーザに見られるなんて…!)
「うふ、うふふふふ…♪」
ノーザンプトンは床を見て、わざとらしくヒールを鳴らした。彼女の視線を避けて下を向いていたホーネットもその足先へと視線を移す。
「こんなに吹き出しちゃうなんて、ホーネット…あなたってすごく…エッチなのね?」
トイレの床、白いタイルの上に溢れだした透明な液体をヒールのつま先が踏み躙っている。ノーザンプトンが足を動かすとヒールも横にずれ、液体が線を描く。
「あぁ…♡こんなに出しちゃうのね、ホーネット。鯨みたいでとってもパワフル♪」
くすくすと笑い、ホーネットの出した愛液で遊び始めるノーザンプトン。普段の彼女とは違う挑発的で意地悪な態度に、ホーネットは恐怖を覚え始めていた。
「わ、私…!」
自分の愛液に塗れたままの手で震える両肩を掴み、黙りこくるホーネット。カツン、カツンと眼の前の僚艦が音を立てる度に身を縮ませていく。
「ホーネット。Look at me?」
興奮の汗と、恐怖の冷や汗、二種類の汗でぐっしょりと濡れた美しいウェーブの金髪をかき分けて、ノーザンプトンの手のひらがホーネットの頬を捕らえた。
その手に導かれて上を向くとノーザンプトンの笑顔がある。いつも自らに向けられていた信頼の笑みがそこにあった。
「ノーザ、私…」
「いいのよホーネット。私もそういう時期があったから。この体に慣れない内は我慢が出来なくなくて大変よね?」
「あなたも…?」
「ええ。だから他の人にも内緒にするわ。怖がらないで。」
そう言いながら、人差し指を口に当てるノーザンプトン。眼の前の可愛らしい美女の緊張が解け、肩の力が抜けたのを見計らってその腕を下ろした。真っ直ぐ下…ホーネットの下半身へと。
「ノーザ!?何を…ひっ!」
ホーネットの白く肉付きのいい、それでいて美しく締まった腹筋を指でつうっと撫でながら、どんどん下へと滑らせていく。
「ああ…♪いい声ね、ホーネット…♡」
「待って待って!ノーザ待って!」
身を捩らせ、両手でノーザンプトンを抑えようとするホーネットだったが、困惑と疲労で力の入らない両手はすぐに彼女の侵入を許した。
「ホーネットの中、ふわふわで…トロトロで…とっても温かいわ♡」
「やだっ!Stop!待って!イったばかりで私…」
懇願を無視して指を突き立てたノーザンプトン。前に屈んで必死に耐えようと、あるいは逃げようとするホーネットをもう片方の手で抱きしめ、無情にもそのしなやかな指で彼女を蹂躙する。
「んんんんんっ!んんんんぅっ♡」
汗と涎に塗れた表情を抱きしめ、発せられる快感と苦悶の声を自らの胸で受け止める。ノーザンプトンはその感覚に酔いしれながら、三本の指を膣に突き入れ、親指でクリトリスを捏ね繰り回した。
「大丈夫よホーネット。私が受け止めてあげるからもっと、もっと鳴いて…♪」
三本の指が、膣の中でバラバラに動き始める。暴力的にただ出し入れするだけではなく、鉤爪のように膣壁を引っ掻いたり、指先で奥底をくすぐったり、ピアノでも引くかのように規則的に別々の部分を刺激する。
「んんっ!!ふううううぅぅぅぅ…!!んんぅ♡」
「じゃ、もう一度イキましょう?」
ノーザンプトンは挿入した指を膣から抜くと、愛液に濡れたままクリトリスを摘んだ。三本の指を回転させ、ネジでもひねるかのような動きで擦りながら引っ張り上げる。
「アアアアッ!?イッ…あああああああああぁぁぁ♡♡♡」
限界を迎えたホーネットは顔を真上に上げ、絶叫しながら絶頂を迎えた。勢いよく噴射された潮は再び便器の外へ飛び、個室の外まで線を伸ばす。
「はぁーっ…はぁーっ…あー…♡のー…ざぁ…♡」
「はぁ…やっぱりあなたってとってもcute…♡」
「の…ノーザ、なんで…こんなこと…。」
「私はあなたの僚艦なのよ?そして護衛対象。私があなたの体調管理をするのは当然でしょう?これからも、あなたがそうやって寂しがるなら私が慰めてあげる。」
「で…でも…こんなこと…」
「うふふ。じゃあ私以外に頼む?それとも一人でして、私以外の人にバレた方がいいかしら?」
「それ、は…」
息も絶え絶えの中、ホーネットは自問自答する。
この衝動を自分で管理出来るだろうか、いや出来ない。現に衝動に身を任せた結果がこれなのだから。
この先他に誰か相談出来る人がいるだろうか、いや居ない。この鎮守府で最も信頼しているのは眼の前にいる。
目を閉じて思い浮かべたのはノーザンプトンの後ろ姿。ロープで自分を曳航し、導いてくれたあの背中。
「私…私は…………うん…わかったわ、ノーザ。あなたに…任せる。」
熱に浮かされたホーネットの答えは決まっていた。
しかし、それは到底答えと言えるようなものではなかった。ホーネットはただ全てをノーザンプトンに委ねたに過ぎない。
例えどれだけ信頼を置いていたとしても、恋人でもない存在に性の手ほどきを受ける事の危うさを彼女はまだ知らない。
それを良いことに、ノーザンプトンは彼女を信頼というロープで雁字搦めにしてしまった。自分と同じ場所へと堕ちていくように、自分と一緒に溶けてくれるように。
「うふ…うふふふふ…♡」
ノーザンプトンの足の間、トイレの床にポタポタと愛液がこぼれ落ちる。
「ん…んんっ………あぁ………はぁ…………はぁ…………んっ!」
「ふーん♪ふん♪ふん♪ふふん♪」
鎮守府の宿舎、ホーネットとノーザンプトンの共同部屋。そこには裸のまま荒縄に締め付けられるホーネットがいた。ノーザンプトンは楽しそうに縄を持ち、鼻歌を歌いながら今まさに彼女を縛り上げている。
「ねえ……これ……必要っ……なのかしらっ………ノーザ?」
椅子に座り、両手を前で縛られたホーネットが後ろのノーザンプトンに尋ねる。ノーザンプトンは編み物を編むかのように手の中で縄を滑らせ、白い肌に次々と食い込ませていった。
「必要よ、ホーネット。特にあなたには…ね。うふふ…♪」
腰、腹、肋、脇、胸、首。ノーザンプトンの冷たい指が、火照ったホーネットの体を這っていく。蛇のように美しくそれでいて艶めかしいその指で軌跡が描かれると、それに沿って次々に縄が敷かれていく。
僚艦の柔らかな手つきが、荒縄の乾いた感触に代わり、徐々に肌に食い込んでいく。指のほうがいいはずなのに、人のぬくもりがいいはずなのに、ホーネットは何故か高揚していた。
「気づいてたかしら?あなた…曳航された日は必ずmasturbationしてるわよね?」
「…………!」
答えず、黙ったまま両手をきゅっと握る彼女を見て、ノーザンプトンは手元の手綱を強く引き上げた。
「…………っ!ぁぁ………はぁっ………♡」
頭の中に渦巻くものに耐えきれず、頭を上げて嬌声を漏らすホーネット。美しく揺れる金髪の横に入り込んだノーザンプトンが、その耳元で囁くように彼女を問い詰める。
「ダメよホーネット?ちゃんと教えてくれないと。」
「……したわ。体が…疼いて…熱くなって…どうしようもなくなって…」
「何をされてそうなっちゃったのかしら?」
ノーザンプトンは前に持ってきた縄をホーネットの胸の前でクロスさせた。ヒントを出すかのように目の前で縄をギシギシと鳴らし彼女の体を締め付ける。
「ノーザに…体を…縛られて…」
「それで?」
クロスさせた縄を乳房の周りへと伸ばしていき、ついに一周した。8の字の縄に絡め取られた豊満なバストが更に圧迫され、ぶるんと揺れる。
「そ、それだけよ…!」
「そ・れ・で?」
ノーザンプトンは容赦なく両手の縄を締め上げた。8の字が収縮し、バストが歪む。持ち主の顔と同じ様に乳房が真っ赤に充血し、母乳の代わりに汗がだらりと垂れ始める。
「ああっ!ああっ……!ノーザ、やめっ…ああああっ!」
彼女の乳を締め上げる二本のロープが片手に纏め上げられ、空いた片手が真っ赤な乳房を襲う。根本を縛り上げられた乳房に逃げ場などあるはずもなく、充血して強制的に勃起させられた乳首がその餌食になった。
「やめ…nippleは…やめて…ああっ♡」
乳房を締め上げられ、乳首を指で潰され、体が痛みを訴えている。しかしホーネットが感じたのは痛みだけではなかった。体中を縛り上げられ、痺れるような苦痛の中からじんわりと熱く滾るものがこみ上げている。
彼女の両手が自由になっていたのであれば、すぐ全身に手を伸ばしただろう。体中を掻きむしり、擦り上げ、その後に肉欲の赴くままに自分を慰めたはずだった。
しかし、それが出来ない。解消できない欲望だけが積み上がり、体を焦がしていく。何も出来ずに身を捩らせれば、肌に食い込む縄が更にそれを増幅する。
ホーネットの体はひたすらに熱くなっていた。爆発するほど、燃えてしまうほどに。
「の、ノーザ…窓開けて…熱い…熱くて…どうにかなりそう…」
くすりと笑って答えるノーザンプトン。彼女は立ち上がりホーネットの元を離れると、窓ではなくドアへと歩いていき、開けた。
「私の質問に答えてくれたら、この先のこと、してあげてもいいわよ?」
ノーザンプトンはホーネットの両手を縛る縄の先を持つと力強く引いた。ホーネットは全裸のまま椅子から立ち上がり、よろよろと主の元へ這い寄っていく。
「縛られて、それで…どうされると気持ちいいの?教えて?ホーネット。」
「…………風が。」
満足そうな顔のノーザンプトンの元で、ゆっくりとか細い声が続く。
「風が、気持ちよくて…縛られたまま…あなたに曳航されて…私の体の熱さが溶けていって…。」
彼女の顔には既に脂汗が浮かび、頬を伝っている。その他にももう一筋、口からは涎も伝っていた。
「体が熱いまま、肌を風に撫でられて、それで…何も出来ないのに、体だけが熱くなって。」
涎を垂らした口で大きく息を吸う度に、熟れた体が空気を求めて収縮を繰り返す。胸と背中に伸びた縄が軋み、その下にある真っ赤な縛り跡が顔を覗かせる。
「イキたくてもイケないのに、なのに、気持ちよさだけが上がっていって…それで…」
荒い呼吸。心臓の鼓動。その微細な動きですら縄が快感に変換してしまう。縛られて以降ずっと、ホーネットの頭はただただ沸騰し、行き場を無くしていく。
「なにも、考えられなくなって、私、私…」
彼女はついに言葉を紡ぐことすら辞め、跪いて両手を差し出した。
荒縄で縛られた両手をノーザンプトンの前にやり、ただ求めた。手綱を握ること、自分を委ねることを、ただ快楽と本能のままに求めた。
「Good!よくできました♪」
汗で額にこびり着いた金髪をどかし、その額にキスをするノーザンプトン。唇についた塩気をぺろりと舐め取り、陽気な声で始まりを告げる。
「Northampton級一番艦、ノーザンプトン。僚艦の『曳航』をはじめまーす♪」
その日の夜は冷えていたが、ホーネットには関係がなかった。
全裸で縛り上げられた彼女の体はいつも以上に火照り、埠頭のコンクリートに汗の足跡を残している。夜風が汗を蒸発させていく感触も、冷たいコンクリートに自分の汗が染み込んでいく感触も、曝け出した肌が快く感じ取っている。
自分の両手から伸びる縄が真っ暗な闇の中に消えていき、その闇の中でぽつんと人影が立っている。肌の感覚にうっとり浸っていると、その人影が縄を引いて彼女を前へと進ませた。
目前の人影。くすくすと笑い、時折長い髪が金色に光る。手綱を引くのはノーザンプトンだったが、もしあの人影がノーザンプトンでなかったら?
もし、あの人影が翔鶴だったら。提督だったら。そんな考えが頭の中で渦巻く度、ホーネットの体が湧き上がる。
「はぁ……はぁ……はぁ………あああぁ……♡」
置かれた状況も忘れ、大きく嬌声を上げながら呼吸をするホーネット。喉に入り込む冷たい空気にすら心地よさを感じていた。
(もう…ダメ…限界……!)
縛られた両手を下ろし、自分のヴァギナへと伸ばした。ぐっしょりと愛液に濡れたその柔らかなヒダに指先が触れるか触れないかの所で、両手が前へと引き出される。
「ああっ!」
バランスを崩し、おぼつかない足取りで前に進む。腰に荒縄が食い込み、僅かな肉の擦れがヴァギナを刺激する。今のホーネットは歩くのですらやっとの有り様だった。
「うふふ。まだダメよホーネット。」
闇の中からノーザンプトンが現れる。上半身を屈ませ、必死に快感に耐える僚艦を見下ろしながら微笑んでおり、その手にはホーネットに繋がる手綱が何重にも巻かれていた。
「お願い…!もう我慢できないの!これだけ縛られて…こんなに感じてるのに…!イキたくてもイケないなんて…!」
「ふふ…聞き分けのない子ねぇ。お散歩中のワンちゃんだってもう少しお利口さんよ?」
大きく歪むノーザンプトンの唇。ホーネットは下を向いたままそれを見ることは無かったが、それが罵りの類であることは理解できた。
全裸で縛り上げられ、主の赴くまま縄で引き回される存在。犬よりも下の立場であると言われて、彼女は胸がざわつき始める。
怒り、悲しみ、驚き。そのいずれでもない感情がホーネットの鼓動を更に速くする。
(違う…いえ…違うわ…そんな…ノーザにそんな事を言われて…私…喜んでなんか…)
無言のまま汗をポタポタと地面へ垂れ流す姿を見て、ノーザンプトンは彼女の心中を見透かしたように再び声をかける。
「あら…どうかしたの?もしかして…ホーネットは犬以下と言われて喜んじゃう子なのかしら?」
顔を真赤にしたホーネットが頭を上げた。縄で縛られたときよりもずっと赤いその顔で叫ぶ。
「ちっ…違うわ!喜んでなんか…そんな…!」
「そうよね!ホーネットがそんな子だったら、私幻滅してたかも。」
ホーネットの表情が一気に青ざめる。言葉を失った彼女の頬を撫でながら、吐息の当たる距離でノーザンプトンが囁く。
「ふふふ…嘘よホーネット。私があなたを嫌いになるなんて無いから安心して?」
「ノーザ…」
息も絶え絶えに、僚艦の名前を呼ぶホーネット。そんな姿を見てノーザンプトンは更に心を高ぶらせた。
「……ッッ♡」
背筋にゾクゾクと上がるモノを感じ、体を震わせたノーザンプトン。今や彼女の吐息もホーネットと同じように熱く荒くなっており、夜の冷たさの中へと広がっていく。
お互いに湯気を吐くような興奮の中、ノーザンプトンは再び背を向けて歩き出した。
「うふふふ…♡いいわホーネット。もう少し先にゴールがあるから、そこでご褒美をあげる。」
再びノーザンプトンの姿が闇夜へと消える。ホーネットは鼓動を高鳴らせながら、無言でその後を着いていった。
舗装された道を進んで暫くして、二人は木製のベンチの前に佇んでいた。
そのベンチを照らすはずの街頭は消えており、月明かりがうっすらとベンチを照らしている。
二人の間にピンと引かれていた手綱は緩み、真下にだらんと垂れ下がっている。ホーネットは先程の事もあってかヴァギナへは手を伸ばさず、自分の両手を組み指を絡ませながら物欲しそうにノーザンプトンを見つめている。
その姿を見たノーザンプトンはどこからかピンク色のものを取り出した。暗い中でもはっきりとわかる色をしたそれは棒状でゴムのようにしなり、先端のうち片方は丸みを帯び、もう片方は円形の皿のようなものがくっついている。
「えっ……ノーザ……それは……」
ホーネットは現物を見るのは初めてだったが、それが何であるかの知識は持っていた。
ノーザンプトンは彼女の反応に微笑んだ後、皿の方を下に向け、ベンチへと振り下ろす。皿…吸盤の部分がベンチに見事ぺたりと張り付いた。
人が座り、憩いの場所とするはずのそのベンチの上に屹立するのはディルドだった。柔軟性のあるシリコンが何かを待ち望むかのようにふるふると揺れている。
「ホーネットが使うのは初めて…よね?」
「え、ええ…」
「通販サイトであなたが買おうとしてた奴よ。」
「ノーザ!?なっ…な、なんでそれを!?」
再び顔を真赤にしたホーネットが叫んだ。
「うふふ。バレるに決まってるでしょう?共用PCでこんなものを買おうとするなんて。履歴にあったわよ?まあ…初心なあなたらしいけど。」
そう言ってノーザンプトンは笑った。先程までのしっとりとした笑みではなく、普段の彼女のからっとした笑み。
その一瞬だけ二人は日常の関係に戻ったような気がしたが、ホーネットが再びベンチで擡げる肉棒を見て、二人の間に再び湿った空気が流れ始める。
「わ、私…こういうの使うのは初めてで…」
「でも使うつもりだったんでしょう?」
「それは…そうだけど。」
「いつもは指でしているんでしょう?中にも挿れたんじゃない?」
「…い、挿れたわ。」
「何本?」
「…二本。」
「本当は?」
顔に笑みを貼り付けたまま、ホーネットを見つめるノーザンプトン。ホーネットは無言のまま目を逸らして、それが嘘であることを言外に認めた。
「本当は?」
「…三本。……でも……前に左右で二本ずつ試した事も……。」
「じゃあ入るわね。心配しないでホーネット。あなたはここに『座る』だけでいいのよ?」
ノーザンプトンはそう言ってベンチの後ろへ回り込み、ポンポンと背もたれを叩く。その振動でディルドもぷるんと揺れた。
「玩具を使うことに不安があるかもしれないけれど、保証するわ。あなたはこれ無しじゃイケなくなる。そのくらいすごく気持ちいいのよ?」
気持ちいい、という言葉でホーネットの指が僅かに反応した。小指だけがピクリと動いたのを見逃さず、手綱を引っ張り上げて彼女を引き込んだ。
ノーザンプトンに背中を見せ、ベンチに座る体勢になったホーネット。全身に張り巡らせた縄は汗に濡れて変色し、太ももには愛液が滴り鏡のように光っている。
「ね、ねえ…本当に入るのかしら?これ…やっぱり大きい気がして…」
「All Right♪あなたなら大丈夫よ。それにこうすれば…っと!」
ノーザンプトンは後ろから、ホーネットの腰に張り巡らされた縄を引っ張り上げた。足の付け根から鼠径部にまで張り巡らされた左右の二本。ノーザンプトンの膂力とホーネットにかかる重量が、彼女の肉へと荒縄を沈ませる。
「あっ!あああああっ…!」
左右の縄が足の付け根へと食い込む度、皮膚が沈み込んでいく。左右から引っ張られた皮膚は次第に彼女の大陰唇までをも引っ張り、誰の手も触れぬままにヴァギナが押し広げられていく。
「ああああっ!やだっ♡冷たっ…あぁ♡」
熟れた身体に生い茂る陰毛と、淫らに広がる大陰唇が掻き分けられてホーネットの女性器の中身がさらけ出された。小陰唇とむき出しのクリトリスは呼吸の度に軽く痙攣し、溜め込まれていた愛液がボトボトとディルドに浴びせかけられる。
自身の指以外受け入れたことのないはずの膣はぱっくりと口を開け、何かを飲み込まんとして拡張と収縮を繰り返していく。屋外の冷たい空気を膣で感じるホーネットだったが、むしろ身体はより一層燃え上がっていた。
「これだけ広げれば入るわよね?まあ私はこのままあなたのpussyが閉じなくなるまで縛り上げてもいいのだけれど…どうかしら?」
「ふっ……ううううぅ……♡」
ホーネットはただ嬌声を上げながら、ノーザンプトンに体重を預けつつゆっくりと腰を下ろした。膝を曲げ、両手をベンチの端についてディルドの真上へ身体を持っていく。
「私が挿れてあげるから、ホーネットは座るだけでいいわ。ゆっくり、ゆっくり…♪」
ノーザンプトンは片手で縄を絞りつつ、もう片方でディルドを握った。ホーネットがゆっくり腰を下ろすのに合わせて、彼女のヴァギナへと狙いを定める。
「ひぃっ…!」
ディルドの先端、シリコンの感触がホーネットを襲う。ヴァギナに触れたのかアナルに触れたのかもわからなかったが、彼女は異物がそこにあったことを確かに認識した。
「ほらほら。Dickはここよ?もっと腰を下ろして?」
じれったくなったノーザンプトンがディルドを揺らしてホーネットの太ももをペチペチと叩かせる。
「はぁ…はぁ…はぁ…♡ンッ!」
腰を下ろしたホーネットのヴァギナに、ついにディルドの先端が到着した。十分に濡らされ、解され、拡張された膣穴は用意にその亀頭を飲み込んでいる。
「ああああああ…♡やだっ…これ…イったら戻れなくなる…!」
ホーネットの足はガクガクと震えていた。快感が頭の中をうねりながら好奇心と恐怖が打ち消し合う。今にも逃げ出せる状況ではあったが、ノーザンプトンの握る縄が彼女を締め付ける。
一方、そのノーザンプトンはディルドに向けていた手を引き抜き、彼女の前へと回していた。彼女の股へ手を伸ばし、再びディルドを握ると見せかけて…無防備なクリトリスを擦る。
「ッ!?の、ノーザぁ…♡やめっ!あああぁっ♡」
「大丈夫。あなたはもう戻れない場所にいるから。でも…私がずっと引っ張ってあげる。ずっと…ずっと。」
「ノーザッ!やっ!ノーザぁ♡ぐちゅぐちゅしないでぇっ♡」
ノーザンプトンは懇願の言葉も聞かず、その指先でヴァギナをかき鳴らした。膣穴、尿道、小陰唇、クリトリス。五本の指で演奏し、水音を響かせながら。
「やだっ!やだっ!腰っ…抜け…あっ!」
汗と滴る愛液で濡れた地面が、中腰のまま踏ん張っていたホーネットの足を滑らせる。前にも横にも後ろにも転べなかった彼女はそのまま直下に落下した。ディルドをその身に咥えながら。
「ッ!?…あああああああああああああッ♡♡♡♡♡♡♡」
一気にディルドの飲み込んだその衝撃でホーネットは絶頂した。ベンチに背を預けたまま手足をピンと伸ばし、あらん限りの叫びを上げる。暴れる体は縄に縛り付けられたまま、その肉を食い込ませている。
その醜い体勢のまま、ヴァギナから大量の潮が噴出する。木製の茶色の板に潮が染みつき、広がり、ベンチを汚していく。二度、三度放出してもその勢いは変わらなかった。
「あああああああ…♡はぁ…♡あぁ…♡はぁ…♡」
伸ばした手足が脱力し、ベンチへと沈み込む。
「…あっ♡」
沈み込んだ拍子に、再びディルドが彼女の奥底を貫いた。
「あああああ…♡ノーザぁ…♡私、イっちゃった…ああ…♡」
頭をも背もたれに預け、上を仰ぎ見るホーネット。そこにはノーザンプトンの顔があった。顔を赤らめて、色っぽい目線を真下の僚艦へと落としている。
「ええ。すごかったわ、ホーネット。うふふ♪」
ノーザンプトンは口を歪めながら続けた。
「ショーカクがプロポーズを受けた場所でこんなに乱れるなんて、ホーネット…あなたってhentaiなのね♡」
「えっ…?」
ホーネットはすぐにその言葉を理解出来なかった。翔鶴と提督が結婚をしているのは知っていた。しかし二人の馴れ初めやらプロポーズに関しては知らなかったのだ。
(翔鶴が…?ここで…?提督に…?)
頭の中でその言葉を反芻し、その意味を徐々に理解していくホーネット。完全に意味を理解した彼女の背中を、冷気と熱気が同時に駆け上がる。
「~~~~~~~~ッ!!!!!?????」
それが脳に到達した瞬間、ホーネットは再び体を震わせた。体中に電撃が走り、熱を生み、暴れる肉を縄が締め付ける。
「はぁっ♡あっ♡ああああああっ♡」
ホーネットは座ったまま体を丸め、自分の中に駆け巡る不思議な感覚に浸る。
ヴァギナから再び潮が勢いよく噴射され、その飛沫は彼女自身の顔をも濡らした。
「ああっ♡はぁー♡あっ♡」
縮こまってただ震えるホーネットの両手が、手綱によって後ろへと引かれる。
「あ゛っ♡」
背もたれに体を叩きつけられ、甘い痛みに浸る彼女を、ノーザンプトンは再び見下ろしていた。
「うふふふふ…♪やっぱり…あなたって最高ね、ホーネット…♡」
「の、ノーザ…?」
「あぁ…ショーカクの思い出の場所を汚してイっちゃうなんて、本当に救いようのない…♡」
「ち、違…それは…」
「何が違うのかしら?こぉんなに汚して?」
ノーザンプトンは後ろからホーネットの頭を抱きかかえ、その首を下に向けさせた。
そこには茶色の木板があったが、彼女が座っている部分は真っ暗な中でもはっきりとわかるほど変色している。汗と愛液、そして潮。大量の体液が木板に染み渡り、その上で余剰分がポタポタと地面に落下している。
「ショーカクの事、好きなんでしょう?大好きなショーカクにこんな事が知られたらどうなるかしら?」
「待ってノーザ、それは…それだけは…!」
自分が全裸であることも忘れ、大声で懇願するホーネット。そんな彼女を見てノーザンプトンは唇に指を当てた。
「ふふっ。私は言わないわよ?でもそうねぇ…思い出のベンチの色がいつの間にか変わってたら、ショーカクも不審に思うでしょうね。」
「………!」
ホーネットの中で胸騒ぎがした。しかし彼女はそれが何なのかわからない。始めは恐怖だと思っていたが、次第に恐怖と同時に湧き上がる感覚もある。それは心を締め付けるながらも甘い感覚を彼女に与えていた。
「この際だから、全部汚しちゃいましょう♪きっと…すごく…気持ちいいと思うわよ♪」
恐怖と快楽の混沌の中にあるホーネットの耳元でノーザンプトンがそう囁く。
「はぁっ…♡はぁっ…♡はぁっ…♡」
心臓が激しく鼓動を刻んでいる。体が疼いてどこからともなく熱が湧いてくる。肌に吹き付ける夜風と食い込む荒縄が責め立ててくる。そして自分を貫く硬いモノが一番敏感な部分を押し上げている。
「はぁっ…♡はぁっ…♡はぁっ…♡」
ホーネットは両足に力を込め、腕をベンチに押し付け、ディルドを引き抜いた。
「…………ッ!」
そして、再びベンチへと座り込む。
「……っぁ♡」
「あぁ…♡翔鶴っ♡ごめんなさいっ♡ごめんなさいっ♡」
ホーネットは人目も憚らずベンチの上で腰を振っていた。まだ変色していない方のスペースにディルドを貼り付け、素足のままベンチに乗り、犬のおすわりのポーズで腰を上下運動させている。ぐっしょりと濡れた金髪は白い肌に張り付いており、その毛むくじゃらの姿はまさに犬そのものだった。
何もかもが吹っ切れたまま一心不乱に快楽と背徳に浸り、その体液をベンチへと振りまいている。全身を締め付けていたはず荒縄も、今の彼女にとっては全身を愛撫する性具の一つでしかない。
その縄の先、手綱を持っていたノーザンプトンは、彼女の乱れた姿を見つめながら股に手をやっていた。スカートを捲りあげ、何も身につけていない下半身を露出しながらオナニーを始めている。
「あぁ♡私のホーネット…♡とっても…いいわぁ…♡」
壊れたように腰を振るホーネットを見ながら、壊れたように愛を囁くノーザンプトン。
二人を結ぶ縄は、抜け出せない沼の奥底へと沈んでいた。