状況を整理しましょう。ボクの名前はタピ・オカ。昨日まではごく普通の男子高校生(卒業生)で、今はニンジャへの就職希望していながら会社全てに落ちた無職。
モラトリアムは終わって社会の歯車にすら為れなかったダメダメな“男の子”でした。
そして現在。昨日から一晩たったことでボクは“女の子”になっている。
何を言っているか分からないでしょうが、ボクにだって訳が分かりませんよ。なんで?
「いや、これ……やっぱりこの身体は女の子、だよね?
胸も膨らんでいるし(小さいけれど)、股間のも無くなっているし」
ニンジャらしく好奇心を刺激されたので当然触る。胸をさわさわ。ふにふに。……柔らかい。って、いやいやいや、小さいけれどこれ、おっぱい!?
「おぉ~……」
次に下もしっかりと確認しないとだめだよね。ゆっくり、慎重に(ぷにぷにっ♪)。
「うひゃぁ!?」
股間に手を伸ばし、思わず割れ目に指が入ってしまい初めての感覚に驚いてしまう。
「女の子の身体ってこんななの!?
そうだ! 顔は!? 鏡を見れば!」
残念、手鏡を取り出してみてみると、元から女の子っぽかった顔つきは完全に女の子にしか見えない顔になっている。それに髪も伸びてない? 腰まで届くくらいに長いし、なぜかシュシュでまとめられている。
「このシュシュは誰かが付けたのかな?」
髪の毛がシュシュに変化したってことはないと思う。ないよね? いくら何でも非現実的過ぎるし。ニンジャらしく科学的に検証しなければ。
それに髪の毛よりも問題なのは、凛々しかったボクの目(誇張表現)がさらに柔らかくなっています! 全体的に可愛らしくなっちゃってる!
うん、ごめんなさい。ボクは元々女顔だったので男の子だった時から同性からも、女の子っぽいからという理由で好かれる顔でした。
正面から見る。横からみる。合わせ鏡で後ろも見てみるけれど、うん、女の子だね。
「えぇ~……、これ、いや、う~ん。
原因があるとすれば、昨日の忍術本(100円)の効果?」
ボクは破いたページに『ニンジャ会社に就職できるような忍術を会得したい』と書いて寝たはず。それで何でこんな姿に?
ここでボクは、ようやく本に書かれていた長ったらしい説明書きを読んでいないことを思い出しました。
うん、軽率だよね。でも非科学的な力に頼ったところでデメリットがあるだなんて思いもしないでしょ。
『この本は持ち主の願い事を叶えるのに不都合がある場合、事象を捻じ曲げてでも叶えます』
説明の一番最後にそう書かれていた。
「そうか……つまりボクは、ニンジャ会社に就職できるだけの忍術を手に入れるためには男の身体ではダメだったんだね」
男の子に生まれたから忍術の才能が無かった。男の子に産まれたからニンジャになれなかった。だから採用面接を受けた会社は全て落ちたのでしょう。
すでにこの身体は女の子。 ならば、やる事は一つ! ボクの夢は立派なニンジャになることなのだから迷うことはない!
ボクは男であることなんて捨ててやります! これからは立派なくノ一として成功してやります! これぞボクのニンジャ道!
で、肝心の会得したはずの“忍術”だけど……。なんか、念じたら手の平からにゅるんと触手が生えて来た。
「うわぁ……、生々しい。男だった頃のボクのナニよりも立派だなぁ~」
動かしてみる。動く。伸ばしてみる。伸びる。増やしてみる。増える。それが触手忍術。
「……?」
……え? これだけ? ボクが女の子の身体になってまで会得した忍術って『触手』だけ?
ガッカリしそうになったけれど、一つの希望がある!
女の子で触手忍術が使えるニンジャって言ったらもう、入れる会社なんて一つじゃないですか♪
業界ナンバー1の人気と実績があって、女性限定のニンジャ会社『ヘリオトロープ』。性別まで変わったってことは、ボクはこの会社に行く運命なのかも♪
女の子になってしまったことも、これは試練だと受け取りますッ! そしてくノ一として生きる覚悟さえ決まれば、あとは幸福一直線のはずッ!
忍術本の作者の古代ニンジャさん、ありがとうございます♪
「うおぉぉぉぉー! ボクはッ! ニンジャ業界人気ナンバー1の会社『ヘリオトロープ』に入社するんだー♪」
早朝だということも忘れて大声で喜び騒ぐボク。そりゃだってニンジャ会社の全てに落ちたと思っていたけれど、性別を理由に諦めていた会社が残っているんだもの。
まだ入れるかは分からないけれど、業界ナンバー1の会社でニンジャになれるのなら、運が良いと言えるでしょう。運命が好転しているのを感じますッ♪
「やったぁぁぁ「お兄、うるさい!」ぁぁー……へ?」
喜び叫んでいたところ、ボクの部屋の扉がノックも無しに開けられる。入って来たのはボクを毛嫌いする妹のホムだった。
ホム・オカ。中学生の可愛い妹。ちょっとボクに厳しいが友達は多い妹。
そして僕よりも背が高いし今の女の子になったボクよりもずっと大きな胸。快活でカッコよくて、周囲からは老若男女問わずにモテモテな豪放磊落だけど可愛い妹ホム。
そんな妹が、ボクを見てこれまで見たことも無いような嬉しそうな顔をしている。なんで?
「あー、お兄が女の子になってるー♪
やったー♪ あたしの願った通りだー♪
憧れの“お姉”だー♪」
え? ちょっと聞き捨てならないことを言いませんでしたか、マイシスター。
「ちょっ、ホム? どゆこと?
もしかしてボクが女の子になったのって、ホムが何かしたの?
ボクの隠された忍術が身体を変化させたとかではなく?」
ボクの問いに、ホムはいたずらが成功した悪ガキのような決め顔で答える。
「ふっふっふ、そうとも言えるし、そうとも言えないね。
ホムがやったことと言えば、昨日“お姉”の買って帰った忍術本を1ページもらって『お姉ちゃんが出来ますように』って願っただけだもん」
つまり、触手の術は元々のボクの才能であって、女の子になったのは妹が願ったから? というかもうボクに対する二人称が「お兄」から「お姉」に変わってる。早すぎるよマイシスター!
ほらそこ! ニマニマしたらお姉ちゃん怒るよ!
「だってぇ~、お姉ってば男だった時から女の子っぽい顔だちだったしさ、そんな顔でニンジャ会社に入ったら絶対にホモになっちゃうだろうし。
それなら最初から女の子として業界ナンバー1で女性限定の『ヘリオトロープ』に入って百合になれば、可愛い妹とも堂々とえっち出来るでしょ♪」
ナイスアイデア、みたいな決め顔で親指を立てて喜ぶホム。いや、お姉ちゃん本当に怒るよ?
……っていうかさ、
「いぃ!? おいおいおい、今更だけど、ホムはボクのことをそんな風に見ていたの?
ていうかボクは女の子になったからって百合は別に……」
しかし妹はパジャマを脱いで生まれたままの姿をボクに見せつけて来ましたよ。なんで!?
「ホムは~、お姉と一線を越えたかったんだ~♪
女の子同士ならいいでしょ? ねぇ~んお姉~♪」
うわ、普段はツンツンデレデレしてくる妹が百合だったなんて! いや、それよりも女の子同士だなんて……いいの? ボク、昨日まで男の子だったんだけれど?
ホムは今年から高校生の15歳。……なんだけれど、ただでさえ小柄なボクよりも大きくて、10センチ以上も大きいし忍術も凄いしで本職のニンジャに間違われることもある妹。
そんなホムは、すでにメスの顔をして裸で迫ってきている。いつ脱いだの!? 早いよ!!
「いやぁ~、もうさ♪ お姉が男の時から襲うのを我慢しててさ~♪
一線を越えそうだからツンツンデレデレしてたけど、兄妹ではなく姉妹なら妊娠もしないから大丈夫だよね♪
今のお姉ってば超かわいいから自然とデレデレになっちゃうし♪」
妹からツンツンが完全に消えたらもうデレデレじゃん!
「そんな勝手な! って、うわぁ!」
ボクの妹は僕が思っているよりもずっとヤバい妹だったことが判明!
って、今更そんなことが分かってどうしろと!?ついに僕は押し倒され、ホムは馬乗りに。うぅ、実の妹がこんな変態さんだったなんて。
やばい、ボクの妹めっちゃおっぱいデカい!
「ほら、お姉♪ ホムが女の子の気持ちいぃ~こと、教えてあ・げ・る♪」
「そういうのは前向きに検討して善処する所存でありまして、え~と、ボ、ボクはホムのお兄ちゃんで……」
「今は~、“お姉”でしょ?」
耳元で囁く妹の甘い吐息。うぅ、何だかゾクゾクしてきちゃう。
あぁ、耳を舐めないで! 実の妹にそんな発情しちゃうだなんて、ボクまで変態さんになってしまう!
「ほら、大好きのちゅ~♪」
迫る唇も、両手で頬をがっちりと抑えられた状態では避けることも出来っこない。ほっぺじゃないよ? 口と口。唇同士でがっつり舌も絡み合うやつ!
「ん、んむぅぅぅ~!?」
「んふ♪ ぺろ、にちゅ、んぅ……♪」
じっくりと、舌で舐められながらたっぷりと。
ファーストキスは妹で、それがまたとんでもなく気持ち良くて。ボクはもう後戻りできないところまで踏み込んでしまったような……。
ぺろぺろと、にゅるにゅると、舐められて揉まれて、初めての女の子としての快感を妹から教えられるボク。
「んふ~♪ お姉の唇、とっても美味しいよ♪
それにいま、と~ってもエッチな顔してて最高♪」
「んぃ……、ホム。ボクら兄妹なのに本当にこんな事なんて……」
「今は姉妹だから妊娠もしないし何も問題ありませ~ん♪
ほらほら、お姉♪ 下も準備出来て来たでしょ?」
下? 妹に言われて触れてみると、ボクの股間はぐっしょりと濡れていました。
「忍術本の副作用でエッチの時の性的感度が1000倍になるとか書かれていたけど、お姉なら大丈夫だよね?
なんせ立派なニンジャを目指してるんだもの♪」
え? そんなの読んだ記憶がない。
「ちなみにその注意事項のページも一緒に破ったから知らなくて当然だよ♪
女の子になったばかりのお姉に、女の子の絶頂はキツイかもしれないけど、この先に何度も何度も繰り返すんだから最初で慣れといてよね?」
そして妹は、今日何度目になるか分からないけれど、ボクの了承も得ないままにその手を好き放題に動かします。
パンツを脱いだ状態のボクの股間に、手が……、
「んひぃ!な、なにこりぇ!?」
「あっは♪ お姉ったら反応超イイじゃん♪
まだ撫でただけだよ?」
さっきまでのキスとは大違い。女の子って、こんなに気持ちいいの!?
「ほらほらほら、もっと気持ちよくしてあげるから、素直にホムとエッチしたいって言っちゃいなよ~♪」
一本、二本、最初は先っぽだけだった指は本数を増やし付け根までボクの女の子の穴は飲み込んでいる。
段々とエスカレートしてきたホムは、自身も忍術で触手を生やしてミチミチと穴を拡張していく。
そんな凶悪な太さと初めての感覚でも、美味しそうに快楽を伴って貪るボクの身体は、ボクの意思に反してすでに妹との行為を受け入れ待ち望んでいる。
もう、ボクの意思だけじゃ抑えようがないところまで攻められているんだ。
「んぎひぃぃぃ♪ ダ、ダメだよホム! 頭がぁ、ぁ真っ白になっちゃうぅぅぅ~♪」
じゅぶじゅぶと指先で肉を柔らかくするように触ってくる。触手が伸びる。
おしっこじゃない液体がびゅるびゅる出てきているのに快楽が収まらない。
おかしくなってしまう。心も頭もバラバラになりそうな快楽が全身に駆け抜ける。
陸に打ち上げられた魚のように背中から腰に掛けての痙攣は収まらず、全身の体液が溢れ続けている。
「お姉、女の子のえっちな所でイかされるのどう?
おめこ気持ちいい?
ホムの手だから、気持ちいいんだよね♪」
溢れ出す淫汁が付いた自分の手を美味しそうに舐めて拭って、そんな妹を前にボクはもう、まともな思考も出来なくなってしまい、ついに言ってしまう。
「も……もう、イカせ、て……♪」
「うん、おっけー♪」
再び妹にキスをされ、ボクの女の子の穴は盛大に妹に蹂躙された。
ぐちゅり、と妹の手は指どころか手首までずっぽりと飲み込んで出来たばかりの子宮を犯しぬかれていたのだった。
「イ、イクぅぅぅぅぅ~~~ッ!!」
後から知ったことだけれど、ボクはこの時、妹の手によって10回も連続絶頂で潮吹きをしたみたい。
布団もぐしょぐしょに濡れて、ぐったりと意識のないボクをお風呂で洗って着替えさせたとも後から聞かされました。
これがボクの女の子初日。天下に名をとどろかせる立派なニンジャへの第一歩なんだけれど、これで本当に立派なニンジャになれるのでしょうか?
「大丈夫。お姉は立派なニンジャになれるよ。私が保証する!」
考えるよりも先に身体が絶頂の連続で脳みそ焼かれて、そんなボクに実に立派な笑顔で裸の妹は言ったんだ。
いや、さんざんいボクを快楽責めした直後の決め顔妹に太鼓判押されても!
投稿初日は二話同時更新というマイルール……は気分で変えたりしますが今回は適用。
私の小説は好みが分かれますが、もし面白いと思ってもらえればこの先もよろしくお願いします♪
~キャラ紹介:タピ・オカ~
物語の主人公にして忍術の使えないニンジャ志望。高卒の18歳。身長155センチ、文武両道(ある意味で器用貧乏)。料理が趣味。
勉強はできるけれど基本的にバカ。タピったら最強ね!
ホム・オカ
まだ中学生の15歳。身長165cm、兄であるタピのことが大好きながら、距離を近づけるとすぐに発情して一線を越えて孕むまで求めてしまうことを理解していたためにキツく当たっていた。でも時々デレる。
だが、女同士ならOKという理屈をこねくり回し、忍術本の力で兄を女体化させることに成功。こうして大好きな“姉”と一線を越えつつ、孕む心配もない激しい触手プレイに励むのであった。(今作でも女性同士の触手プレイで妊娠は可能です)
ちなみにホムの忍術は“火遁の術”。炎を生み出し、炎を操り、炎に質量を発生させ、概念的な物まで燃やす能力。
温度も自在に操れるので炎の触手プレイや手の代わりに炎で物を掴んだりも出来る。
概念的なものまで“焼失”させることが出来るため、敵の攻撃による「自分が死ぬ」という事象すらも燃やすことで回避不可能な即死技すら正面から受けられるチート能力。常人の三倍の脚力から繰り出されるシャイニングウィザードはまさに圧巻!
そんな妹の「女体化は男の子しか出来ないのである意味男らしい行為」と言ったらタピお姉ちゃんは流される。
いつものように制作秘話などの前語りを朝になったら活動報告に投稿予定です。