これまでは高校生だったボクも、ついにニンジャ会社の面接に受かったことで社会人(ニンジャ)の仲間入り。
両親はお祝いとしてスーツを新調してくれたし、妹のお祝いは、何故かすっごいキスだった。
性的感度が1000倍になっている上に女の子の身体。何度絶頂を迎えても尾を引くように全身に残り続ける快楽には、流石のボクもまだまだ慣れそうにない。
やっぱり、ボクの身長が低いから甘く見られているのかな? スーツを着ても大人っぽさはまるでないし。
トイレやお風呂で自分の身体を見ても興奮しないようにはなったけれど、スカートや生理用品にもまだ違和感がある。
本当にこんな女の子初心者のボクが女性限定のニンジャ会社『ヘリオトロープ』でやっていけるのだろうか?
そんなボクの疑問は、初出勤の日から早々に慣れることになるのだった。
◆ ◆ ◆
「あなた、イコルお姉様に認められたからって調子に乗ってんじゃありませんわ!」
そこはボクの新しい環境――仕事場!
手には昨日もらったばかりのイコル姉さんとのえっち直後の、あられもない姿で撮影した顔写真付きの社員証。
そしてスーツで背伸びした子どもみたいな姿でやってきた新しい場所。うん、やっぱりボクのスーツってどう見ても学生服だよね。
そんな新天地で入室早々に可愛らしい子に文句を言われたボク。……誰、この子?
「ちょっと! あなた本当に頭の中に脳みそ詰まってますの!?
その耳は飾りですの!?
それとも、期待の新人であるこの私――レイチ・オーダー様をバカにしているというのですか!?」
一見するとただのお金持ちのお嬢様だけれど、十字手裏剣の髪飾りが付いているところを見ると彼女もニンジャのようだ。
「いや、あの、ボク、昨日の面接で受かって今日から出勤だから君のこと知らないんだ。ごめん。
ところで、君のその服装、とってもカッコイイね。お嬢様っぽい気品とニンジャらしいカッコ良さが良く出てるよ」
よく分からないけれど、なんかそれっぽく褒めておこう。かがやけボクのニンジャ話術!
「あら♪ わかる?
ちょっとは認めてやらなくもないわね♪
そうなのよ、私の服は入社祝いにおじいちゃまが作ってくれた特注品なの♪」
なんというチョロイン。そこからは可愛らしい笑顔で服装自慢に自分の術の自慢。さらには直属の上司であるイコルさんの自慢。
聞いてもいないことを物凄く早口でまくし立ててくるあたり、能力はこの会社で働いている以上本物なんだろうけれど、友達が少ないタイプなんだろうな……。ボクも人のこと言えないけれど。
ちなみに彼女の服装はゴスロリで、金髪ツインテールで背はボクよりも小さいけれど、ニンジャとしての風格は確かにあった。
それにしても髪飾りの十字手裏剣ってニンジャっぽくていいな。ボクもスーツにワンポイントのニンジャアピールを付けようかな?
サービスエリアに売っているような剣と龍のキーホルダーとか鞄に付けたらニンジャっぽいかも。
「……そう! そこでお姉様は言ったのです!『妹を護るから姉なんだ』ってね!
ここまでが私のイコルお姉さまの名言トップ100ですわ!」
それから長々と話を聞くことに。タイムカードも切っていないのに長々と話す彼女に、どうしようかな? と思っていたら救いの手――ボクの上司イコル姉さんが来てくれた。
「おはよう二人とも。
レイチも、早速タピとは仲良くやっているようだな」
少し寂しいぞ、なんて軽口を言うイコルさん。だけど昨日会ったばかりだけれどボクにはわかる。
今のイコルさんは「妹二人が可愛く絡んで嬉しいな~♪」と、呑気している顔だ。
「イコルお姉様♪ この新人さん、イコルお姉様の凄さを知っているんですわ♪
それに私の話をちゃんと聞いてくれますし、合間に相槌まで打ってくれるし♪
気の合う同期を採用してくれて、ありがとうございますわ♪」
満面の笑みのレイチちゃん。……なんか、ここまで喜ばれると適当に話を聞いていたの悪かったかな?
「えっと、改めてよろしくねレイチちゃん。
ボクは今日からここで一緒に働くことになったタピ・オカです。
使えるのはまだ未熟だけれど“触手”忍術だよ」
「あら、それでイコルお姉様の部下なのですわね♪
今日は私、機嫌がいいから……ハグしてもいいですわ!」
両手を差し出し、ちょっと震えながらも真っ赤に照れながらのレイチちゃん。
……何だか、女の子になったボクがこう言うことを言うのも変かもしれないけれど、この時のレイチちゃんの様子が堪らない位に可愛らしくて、ボクは自然と彼女を抱きしめたのだった。
そして僕とレイチちゃんを抱きしめるようにイコル姉さんもついでに……、
「……なんでイコル姉さんもボクたちに抱き着いてきているんですか?」
「いやなに、妹たち二人の可愛らしいハグを観ていたらムラムラ、っとな!」
勢いで誤魔化しているけれど、腕っぷし以外は割とダメダメな人だな。
「私はいつでもイコルお姉様とのハグは大歓迎ですわ!
それに今日から大親友のタピさんもいつでも私を抱いていいですからね♪」
「抱いていい、って言い方だと、えっちな意味に聞こえてしまうんだけれど?」
「もちろん、そういう意味もありますわ!」
言うが早いか、レイチちゃんはゴスロリのニンジャ装束を脱ぎだし、一糸纏わぬ姿を会社の中で晒してしまう。
「いぃ!? これから仕事じゃないの!?」
え、ちょっと待ってよ! 昼間っから会社で!? というか少し離れた場所には他の班の社員さんたちもいるのに!?
助け船を求めてイコル姉さんを見るが、
「あぁ、そういえばタピには説明がまだだったな。
うちの会社は女性のみだからオフィスラブは当然、女性同士だ。
だから社内でえっちしても問題ないだろう?」
誰だってそーする。私もそーする。そんな声が社内のあちこちから聞こえてくる。
もしかして、ボクの認識が間違っていたのかな?
一流のニンジャだったら、会社の中でえっちするのも普通なのかも。そういえばボクも昨日イコル姉さんと激しくえっちしたっけ。
「えっと、じゃあレイチちゃん。
その……触ってもいいのかな?」
少し恥ずかしいけれど、これも立派なニンジャになるため! ボクも上着を脱いでシャツのボタンを外しながら裸の胸でレイチちゃんと重ね合わせる。
むにっと。お互いに胸が小さいためか、重ね合わせると顔も近づいてしまう。
吐息のかかる距離で見つめ合うと、彼女のお人形さんめいた肌の白さや艶やかな髪まで性的に見えてしまう。
「んっ……!」
お互いの胸が擦れて先端が興奮してくるのが分かった。
ボクだけじゃない。レイチちゃんも恥ずかしさは一緒なんだ。
これから一緒にニンジャとしてこの会社で上を目指していく同期。だったらヤルことは一つだよね。
「レイチちゃん、ボク、実はすごく身体が敏感なんだけれど……」
「ふふふ♪ この私はイコルお姉様に憧れて何度もえっちの特訓を付けてもらったから得意ですの♪」
細かな突起が幾つも付いた触手がレイチちゃんの手から伸びて来た。
「痛みと快楽は表裏一体。
私の触手は擦れる時に肌に小さな傷を作り、そこから催淫効果のある媚薬を注入するんですの♪
……もっとも、イコルお姉様にしか使ったことが無いので他の方にどれほど効くかは分かりませんが、大親友のタピさんになら特別に使ってあげますわ♪」
「いや、そんなのいらな……ひぁあっ♪」
全身に絡みついて来たレイチちゃんの触手が今まで感じたことのないような快楽を植え付けてくるのが分かった。
「えっ!? そっちは!」
「まずはご挨拶から♪ んふふ♪」
つぷつぷと差し込まれた触手はボクのお尻の感触を味わうように奥へ奥へと進んでいく。てっきり前からかと思っていたボクは予想外の後ろの感触に驚きつつも、抵抗なくレイチちゃんの触手を受け入れていた。
痒いような痛いような、だけど時間とともにじっくりと熱を帯びて身体が疼きだす。お前は私のモノだと身体に刻み込まれているような、征服されていくかのような被虐的な悦びを植え付けてくる。
直腸にじんわりと広がっていく疼きと熱に、ボクは今更ながらに目の前の少女が一人のニンジャなのだと身体で理解した。
出来たばかりだというのに、ボクの女の子の部分が求め始めてキュンキュンとしてしまう。
「あは♪ タピさんのおめこ、パクパクと物欲しそうにしていますわ。
お尻でこれなら、私の触手を前に入れたら……、一体どうなるんでしょう?」
期待半分、不安半分。ボクはこれまで感じたことのない恐怖にも似た悦びを感じている。
心臓は早鐘のようにバクバクと鳴り響き、息苦しいのに目の前に突き出されたつぶつぶの触手を見つめてしまう。
周りから見たら今のボクの表情は、さぞかしえっち大好きな女の子に思うことだろう。
実際そうだ。ボクはもう、一人前のニンジャになるためという目的ではなく、女の子としての快楽を全身で味わいたいという性欲に理性を飛ばされてしまっている。
「ほ、欲しい、です……」
小さな声だけれど、ボクは確かに望んだ。今日から大親友となったレイチちゃんの触手で女の子として滅茶苦茶に犯してもらいたいと懇願した。
「はい、大親友の頼みですもの。
これでも会社の新人の中では上位に入る私の触手技能、とくとご堪能くださいまし♪」
ぶちゅり、と小さな割れ目に触手が挿入された。
にゅるにゅると肉襞を分け入って奥の部屋に入り込み、とぐろを巻くように居座って媚薬をまき散らす。
敏感になっていた身体はさらに昂ぶり、息を忘れる程に挿入された触手を呑み込んでいく。
「ひぅ、ん、んぅ……」
「ほら、我慢しなくてもいいのですよ?
私もイコルお姉さま以外とは初めてですが、って……なんですの!?」
途切れがちな意識の中で、ボクは自分のお腹を撫でながら膣内の触手に感謝をする。
呑み込まれそうなほどの快楽の波の中で、自分のニンジャとしての能力が高まっていく実感がある。
今日この場所でレイチちゃんと出会い、そのままえっちをしているのはボクに必要なことだったのだと理解した。
古本屋で買った忍術本には願いを叶えるために必要なら節理も曲げるとあったが、ボクが女の子になったのは妹が願ったからだけではない。
ボクが一流のニンジャになるためには、女の子としてレイチちゃんとえっちをする必要があったから今があるんだ!
そう思った時には、ボクの感謝の気持ちがお腹の中の触手を伝ってレイチちゃんに流れていた。
ボクの感謝――ボクの今感じている快楽と同じだけの、性的感度1000倍に加えてレイチちゃんの媚薬効果の触手プレイによる快楽が。
「んひぃ! にゃ、にゃにこりぇ!?」
「んっ……ボクもやられっぱなしじゃ、ないって、ことさ♪」
今度はボクの触手の出番だ。
まだまだ触手使いとしては未熟だけれど、ボクだって昨日のイコル姉さんとの面接で鍛えられている。
そして今日のこのえっちで磨かれたニンジャの力もある。
螺旋のエネルギーでレイチちゃんに触手を絡みつけると、ボクと同じように彼女の小さな割れ目へと侵入していく。
「レイチちゃん。ボクらは今日会ったばかりだけれど
だから、ボクが感じている快楽を君と共有したいんだ♪」
小柄なレイチちゃんにはキツイかもしれないけれど、ボクは確信している。
ニンジャとは、えっちしただけ強くなれるってことを。
さらにボクらは女の子同士だから、百合力もそれに加わることになる。
ニンジャ力×百合力×性的感度1000倍=破壊力!
ボクの触手から妹やイコル姉さん、そして今この瞬間のレイチちゃんとのえっちで鍛えた触手液が分泌される。
快楽そのものと言っても過言ではない濃厚な媚毒。それがレイチちゃんの子宮に吐き出される。
それと同時にボクの両穴に挿入されたレイチちゃんの触手からも彼女の触手液がバケツ一杯分は噴き出した。
「んぁぁぁぁぁぁぁ~あっ、あっ~~♡」
あまりの気持ち良さにレイチちゃんを抱きしめる手と触手に力が入る。何度も腰を振って彼女の触手を搾り取るように圧力をかけていく。
途中からレイチちゃんからの返事はない。何度もボクの触手で貫かれ、触手液をぶちまけられ、体内はすでに媚毒の展覧会のような酷い有様で泡を吹いて意識を失ってしまっている。
何度も何度も絶頂し、気絶しても快楽で目を覚まして快楽で気絶するのを繰り返した。
叫びすぎて喉が枯れてもレイチちゃんの治癒効果で身体は常に最高の状態を保ち続ける。
入社初日、ボクは生涯の大親友と初めてのえっちでボテ腹になるまでお互いの触手液を交換しあったのだった。
「二人とも流石私の“妹”だ!
心でつながればそれはもう“姉妹”だ!
私はお前たちのような可愛らしくえっちな妹をもって幸せに思う!」
ボクらの邪魔をするまいと思っていたのか、少し離れたところからじっくりと観戦していたイコル姉さんの乱入により、結局ボクとレイチちゃんは二人ともイコル姉さんに散々に愛情を吐き出され三人分の体液で床をビショビショにする入社一日目でした。
~レイチ・オーダー~ 18歳 身長145センチ
容姿端麗、文武両道のお嬢様。そんな彼女だが、実家が『ヘリオトロープ』にニンジャの派遣を依頼してやってきたイコルに一目惚れして自分もニンジャになることを決意。
そこからイコルにニンジャ修行の名目で雇い続け、半年ほどで忍術を会得。そして入社したのがつい最近。
治療に特化した治癒忍術と、イコルお得意の触手術を使い空間を削り取るかのように敵を追い詰める立体機動と、壊して治す拷問能力は新人とは思えぬほどの実力。
とはいえ、業界最大手の『ヘリオトロープ』内ではまだまだ下の方。アプレンティス級。あと、ぼっち。
勉強もスポーツも努力しなくても出来たために意図せずとも口からは自慢か暴言しか出ないので嫌われやすく、それゆえに大好きなイコルのお気に入りで自分の話をよく聞いてくれるタピに友情を感じている。
歴史の古い家に生まれたことで家族を尊敬しているため家族愛の感情が強く、姉妹のように親しくなった大親友のタピと、心の姉であるイコルのことを全身全霊で愛している。