※この作品はR-18です。

だぜ娘奮闘記! イチャ甘エロ   作:元掃除道具

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気が付いたら書いてた。悪気はなかった。

*♡部分から*♡部分までが問題のシーンです。
短め。


妖々夢本編の隙間部分(微エロ?)
妖々夢閑話2 お風呂部分(レイマリ)


「なんだか懐かしいな〜!」

「……」

「昔はよく一緒にお風呂入ったよね。あの頃に比べたら私たちも大きくなったな」

「……」

「……霊夢? どうかしたか?」

 

 カポーンっと桶が置かれる音が浴室に反響し、魔理沙がこちらに振り向いて怪訝そうに眉を寄せている。

 もちろんここは浴室なので、その姿は一糸纏わぬすっぽんぽんだ。

 恥ずかしがる様子もなく、泡を立てて髪を洗っていたその金の瞳がお湯に浸かっている私を見る。

 私はそれに応える余裕がなく、精一杯視線を下に向けないように意識していた。

 浴槽では言葉少なく、静かに博麗霊夢(わたし)は煩悶としていた。

 

 ただの幼馴染。私と魔理沙は普通の友達。

 ぐるぐると頭の中で唱える自分がいる。

 しかし確かに、邪な自分が無垢な瞳で『どうして欲望のままに行動しないのか』疑問を浮かべている。

 

 この能天気な、普段から「だぜだぜ」言う可愛らしい娘を、どうして自分のものにしないのか。

 

 閉じ込めてしまえばいい。囲ってしまえばいい。

 これ以上傷つかないように、危険がないように、大切にしまっておけばいい。

 嫌だ。この子から今の笑顔を奪うようなことをしたくない。

 

 しっかりしろ、どうした私。

 同性の裸になにをドギマギとしているのか、自分の体とそう変わらないじゃないか。

 

 視線を下ろし、あらためて魔理沙を見る。

 不安そうに瞳が揺れているが、こちらと目が合うとぱっと笑顔になりそのまま髪を梳かしながら洗うのを再開する。

 私と変わらないくらいの、ちいさな体躯。

 木の風呂椅子に腰かけてこちらに背を向けている。

 ほっそりとした腕に、髪を洗い無防備な全身。

 無毛の、煽情的な曲線を描く脇。

 小さな山にぷっくりと――

 

 ――いかん危ない。

 

 だめだ、劣情を抑えるのは無理だった。いや、劣情? は?

 慌てて目線を上に上げる。

 

 「な、なんでもないわー。ちょっと、疲れてたからぼーっとしていたわー」

 「なんだ、やっぱり疲れてるんだな」

 

 どうにか取り繕って、お湯のせいじゃない顔の赤さをごまかす。

 神社の浴室は、魔理沙曰く中途半端な近代化をしている。浴室自体はすこしだけ広い。

 浴槽は紅魔館のような洋風、浴室の床はタイル張りの目地にスノコを置いていて、桶や椅子は木製だ。

 火の灯った釜に繋がれたホースからは暖かいお湯が出るようになっていて、魔理沙が手作りで取り付けたシャワーが浴槽以外から洗体用のお湯を流している。

 いつもの見慣れた光景だ。普段は面倒なのでお湯を使わずに済ますこともあるくらい無頓着だが、今日は魔理沙が作った花の香りの入浴剤なんかも入れて、浴室全体がなんだか華やかだった。

 

 「外、寒かったし長かったからな。ゆっくり温まってごはん食べたらすこし寝ようぜ」

 

 手に付いた泡を流しながら、そのまま頭に付いた泡をお湯で流していく。

 魔理沙は自分の髪の手入れを欠かさない。

 きらきら輝く金髪は、あいつの母親譲りのものだ。

 まだ幼いころ、神社に親子で訪れていた時にはそのきれいな金の髪を羨ましく思ったものだ。

 母親が死んでからは、なにも言わないけど、ずっとその髪を大事にしている。

 少し長く伸ばしていつも一本だけ太めに三つ編みを作るのだ。

 小さいころから変わらない、その髪型を続けている。

 

 今は当然、お湯に濡れた髪はいつもの三つ編みではない。

 すこしだけ新鮮なその姿は、子供っぽい印象の普段よりも少しだけ大人っぽく、艶っぽく見えた。

 自分の、比べると短めな、肩までの黒髪をひと房つまんでみる。

 寒い寒い、なんて言いながら私の入っている浴槽に入ってくる魔理沙は、当然こちらの視線に含まれている熱には気が付いた様子もない。

 ぎゅっと髪を絞って、手ぬぐいでひとまとめにして上げているので新鮮だ。

 

 「あ~、あったかいな~……!」

 

 大きな洋風の浴槽は、私達二人くらいなら十分に入ることができる。

 ただし、体はぴったりと密着するのだが。

 

 「……っ!」

 

 自分でも情けないくらい体が強張るのを感じる。

 肌に、魔理沙の肌が当たる感触。

 半身をお湯から出している私に寄り掛かる様に、私の胸元に頭を置いて背中を預け、いつもの調子で話している。

 

 「結構前なんだけど、冬支度してるときに幽香のやつがさ~」

 

 そのまま楽し気に、幻想郷の妖怪の話をする。

 話半分に聞きながら、上げていた腕をそろーっと魔理沙の胴の近く、胸の方へ漂わせる。

 触れてしまうのは故意ではない。決して。

 表情は見えないが、この子は楽しそうに、私に全幅の信頼を置きながら裸で寄り添ってくる。

 何気ない風を装いながら、体全体をすこし、気持ち魔理沙から離す。自然、頭を抱えているような形になる。

 脳内の欲望霊夢が活気づいているので、理性霊夢が抑えにかかっている。

 

「それで作ってみたんだけど、この入浴剤、色はともかく良い匂いだよな~。どう思う?」

「え? ああうん、いいわねこれ」

 

 話半分に聞きながら、すこしだけ体を離す。

 むっと魔理沙が目敏くそれを捕らえ、ぐいっと体を寄せながら言う。

 

「なんだよその反応。もしかして気に入らなかったのか?」

「いや、そうじゃなくて……」

 

 やばい。こいつなんでこういうときだけ。

 

「もし何か気になるなら教えてくれよ。作り直したいしさ」

「いや、ええと」

 

 魔理沙の右腕が、私の腕を捕らえて絡めてくる。

 

 「お風呂の時間は充実させた方がいいぜ」

 

 ぎゅっと握られたその手が、引き寄せられたその腕が。

 柔らかな肢体に引き寄せられたその腕から伝わる感触が、どうしようもなく私を追い込んでいた。

 

 「……魔理沙」

 「うん? どうしたんだ霊夢、顔色が……」

 

 気がつけば力を入れて、掴まれているその腕ごと魔理沙を抱きしめていた。

 柔らかくすべすべの肌をそのまま感じ、その全身を、やや痩せぎすの小さな肢体を抱く。

 肩ごと振り返ったその困惑の表情に、私はうまく笑顔を返せていただろうか。

 

 *♡

 

 「なんだか様子がおかし……」

 

 続く言葉は強引に塞いだ。

 私が顔を寄せると魔理沙は驚いたように顔を逸らそうとしたが、左手を頭の後ろに添えて逃さないように固定した。

 

「んんっ!」

 

 単純な驚愕の声。

 色気も何もない、ある意味魔理沙らしい反応に満足してそのまま柔らかな感触を堪能する。

 啄むようにして表面を軽く吸い、ちゅっと音を立てて離れる。

 

「な、ななな何して……!」

 

 かぁーっと赤くなった顔。

 お湯のせいだけではないだろう。

 

「魔理沙……」

 

 靄がかかったようにぼうっとした頭でそのまま、もう一度唇を重ねる。

 今度は簡単に離れないよう、腕で魔理沙を引き寄せ、私も前のめりになって顔を寄せる。

 ぎゅっと目を瞑る魔理沙の顔を、じっと見つめながら少しだけ長く重ねる。

 柔らかい。

 体を抱きしめる右腕にぎゅっと力が入る。

 全身を抱くように右腕を這わせる。

 腕の中で小さな肢体がびくっと跳ねる。

 息を止めているのだろう、目を瞑るその様子に愛しさが込み上げる。

 

 ――なんでもっとはやくこうしなかったんだろう。

 

 重ねた肌から、繋いだ唇から。今までにない幸せを感じる。

 もっと、もっと。

 もっと魔理沙を感じたくて、舌先でその唇をなぞってみた。

 

「ぇあ……!」

 

 驚き、目を見開いた時に中途半端に口を開いたので、強引に舌をねじ込む。

 人の口内なんて舐めたことないけど、魔理沙のそれは甘く、林檎のような爽やかさを感じた。

 口内で縮こまる柔らかな肉に舌を絡めて、じゅるっと音を立てて啜る。

 甘い。とても美味しい。

 もっと、もっと。

 啜りながら、貪欲にそれを求めて口腔を貪る。

 私の舌が魔理沙の咥内でくちゅくちゅと音を立て、欲望が溢れて止めたくない。

 半開きになった口から、とろりと蜜が落ちる感触。

 お湯にそのまま溶けて、全身に甘さが広がっていくようだった。

 勿体無い。

 下品にならないよう慎重に咥内を吸い上げ、音を立てて魔理沙の唇を離す。

 まだ、私は冷静だ。うん、もったいないから離したし、苦しそうな様子だったから解放できた。

 

「れ、れいむぅ……」

「魔理沙……」

 

 とろんとした、半開きの目を見つめながら、その熱で名前を呼び合う。

 

「んっ……」

 

 肢体に這わせた腕が、魔理沙の胸にあたる。

 先端の突起の感触が手のひらにあり、つんっと尖ったそれは魔理沙自身も劣情を催している証拠に思えた。

 そのままそうっと膨らみ全体に手のひらを這わせ、体の割に少し大きなその感触を、確かめるように持ち上げてみる。

 ぴったりと手に吸い付くその感触に、すっかり夢中になってしまう。

 指先で、すこしだけ先端を優しく擦る。

 

「んんっ……!」

 

 腕の中で魔理沙が少し反応し、ぎゅっと眉根を寄せた苦しげな表情を浮かべている。

 いじらしく、左手で口元を抑えている。

 その口から漏れる息は苦しさだけではなく、確かに快楽を得ているものに思えた。

 

「……っはぁ……!」

 

 ごくりと固い唾を飲み込んだときに、無意識に息を殺していたことに気がついた。

 心臓の早鐘は留まるところを知らず、全身が爆発してしまうんじゃないかと思うほどだ。

 息が自然に上がり、またごくりと生唾を飲みながらそっと指をそのまま這わせた。

 

「れ、霊夢……?」

 

「嫌なら……しないから。止めてね」

 

 もう夢中だった。

 再び唇を奪い、魔理沙の蜜を吸う。

 苦し気な息すらも、私の腕をつかむ、その腕も。濡れた髪も。

 もし今止められても、私はここで止まれるのだろうか。

 

 私はもう冷静じゃなかった。

 

 *♡

 

「おい、大丈夫か? 湯当たりしたんじゃないのか?」

 

 心配そうに覗き込む金の瞳で、はっと意識を取り戻す。

 あれ、私は一体なにを。

 目の前にはいたって普通の様子の魔理沙。

 上気した頬や濡れた髪はお風呂のせいだし、私はまだそれに手を出していない。

 ピンクのお湯が、いや脳内がとんでもない妄想を作り出していた気がする。

 しかし、顔を動かせばキスできそうなくらいの距離にいるのは変わらない。

 

「霊夢、顔真っ赤だぜ!」

「あ、あー。うん、大丈夫大丈夫」

 

 慌てて口元を拭い、よだれが垂れかけた乙女としてはNGな顔を取り繕う。

 あぶねー、寝不足の脳内が危険な世界に旅立ちかけていたわ。

 これはまずい、これ以上はまずい。

 いい加減にしないと湯あたりしてしまいそうだ。

 それに、そうなるなら合意があるべきだ。強引なんてそんないやらしい。

 初めてはお風呂場じゃなくて寝室がいいし、そりゃあそのうちにってそういうことじゃない!

 

 すこし魔理沙に体を避けてもらい、浴槽から出る。

 立ち上がると足元がすこしおぼつかない。

 慌てて魔理沙が支えてくれて、体をピッタリと寄せてくる。

 

「お、おい。珍しいな霊夢、本当に疲れてるんだな」

 

 心配を顔中に貼り付けて支える魔理沙に、その体の感触を感じながら自分が情けなく顔が熱くなる。

 先程までの痴態(妄想)が思い起こされ、全身が熱くなるのはお湯のせいじゃないだろう。

 疲れているんだ、きっとそうだ。

 お風呂場には入ってから、周囲の妖気や気配が消えたので「覗く気はないのね」と安心したのが悪かった。

 誰にも見られていないからって、いったい何をする気だったんだ私は。

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