本編とは関係ない世界の話です。
純愛編と途中でルート分岐しています。
以下成分表示を見て嫌な予感がしたら見ない方が良いかも…
成分表示
※Sゆかりん、Mまりさ(前提)
※くびしめ
※わんわん!
※おもらし
※あしなめ(未遂)
「おはよう、魔理沙」
魔法の森でキノコを採っている最中、上から聞き覚えのある声を掛けられはっと見上げると紫と目が合った。
慌てて手に持っていたキノコを落としてしまい、立ち上がり距離をとろうとして足がもつれた。
「おっと慌てんぼうねぇ」
一瞬の浮遊感。
目を開けると倒れることなく私は地面に立っていて、落としたはずのキノコは籠に収まって紫が持っていた。
「……っ!」
以前、博麗神社での飲み会であった一件から少し経っている。紫とは久しぶりに顔を合わせた。
何もなかったかのように当たり前に声を掛けられたのだけど、普段通りにしようとした私の体はすっかり竦み上がり、顔が熱くなるし心臓は煩く跳ねだしている。
「よ、よぉ……」
「……」
それでもひねり出した声は若干震えていて、やっぱり情けないものだった。
声には答えず紫がスキマから地面に降り立ち、手に持った籠一杯のキノコを差し出してくる。
「ほら、落とし物」
「あ、ありがとう……」
顔を直視できず、靴の先を見ながら受け取り、不自然にならないだろうか気を付けながら、じりじりと後退。
「ねえ、すこし話できないかしら?」
「え、っと。こ、これからアリスのところに行く予定があるんだ。だから、また別の日に……」
一歩下がると、靴が一歩分近づいてきた。
「そう言って、何日も袖にされているのだけれど?」
「えーっと……」
また一歩下がる。一歩、近づいて来る。
「……断るなら、はっきりと言ってくれない?」
なんだか少し声の調子が落ち込んでいるように思えて、視線をあげて紫の顔を見る。
いつもの扇子で口元を隠し、普段通りの温度を感じない視線。
それが、なんだか落ち込んでいるように見えてしまった。
「あ……」
せっかく声を掛けてくれたのに、気まずいからって遠ざけて。
紫は話をしたいだけなのに、私はそれを避けている。
なんだか私のことをこの賢者が気に掛けてくれているように見えて、申し訳なさが込み上げた。
「えーっと。ほ、本当はアリスと約束なんてしてないんだ」
「ええ、知っているわ」
「知ってる?」
「ええもちろん。だけどあの子は貴方の事を歓迎するだろうし、話も合わせてくれるでしょうね」
平然と言うけど、私の稚拙な嘘なんて最初から通じていなかったんだ。
知りながら、私の好きにさせてくれていた。
「だからこの後……時間、あるけど」
そもそも、紫はその気になれば無理にでも私を攫うことが出来るのだ。
嘘がバレていたこともそうだし、理詰めで私を連れて行くことだって出来る。
なのにそうしなかった。それは私のことを考えてくれていると、私の意思を尊重してくれているんだと、そう思ったのだ。
そんなに配慮してくれる紫の事を、これ以上避けるなんて私にはできない。
「そう。ようやく時間を貰えるのね」
「う、うん」
「良かったわ。それじゃあちょっと場所を変えましょうか」
「あ、キノコ持って帰ってからでもいい?」
「……ええ、もちろん」
◆◇◆◇
瓶にキノコを入れて、保存の魔法を上からかける。
何種類かあるキノコをそれぞれで分けて、大きな瓶を日が当たらない地下の土蔵にある棚へ。
「へえ。ちゃんと魔法使いっぽいこともしているのね」
「失礼な。どこからどう見ても魔法使いだろ」
さっきから黙って私の作業を見て、ずっと後ろから付いてくる紫が土蔵の棚を珍しそうに眺めながらぽつりと漏らす。
なんとなく気まずい思いはまだ抱えているけど、なんだか距離をあけて歩いていたり、荷物を持とうとしてくれたり。所々で配慮を感じて、少しずつ私の中の蟠りも薄まってきた。
「話って、私の家でもいいの?」
「ええ、構わないわ」
土蔵の床下扉を閉め、紫を見上げると相変わらず何を考えているのかわからない顔。
一応お客さんだからキッチンでお湯を沸かしていると、紫は何も言わずダイニングの椅子に腰掛けた。
じーっと見られている気がして落ち着かない。振り返って目が合っても、綺麗な微笑みを返されるだけで言葉がない。
若干気まずい思いを抱えながらマグカップで紅茶、食器を出して実験で作った金平糖をテーブルに。私もそのまま紫の対面に座る。
「それで……話って」
「そうね。なんて話し出したらいいのかしら」
珍しく紫が言い淀み、私は紅茶に口を付けながら言葉を待つ。
「そう。あの宴会の夜の事なんだけど」
「う゛」
「結構酔っ払っていたじゃない? だからあの日の事、魔理沙は覚えている?」
あの日もそうだけど、今日もなんだか珍しい調子だ。こちらを伺う様に見る姿は、なんだか弱気というか。
その見た目通りの少女然とした反応で、私も少し混乱していた頭が冷静になる。
「……覚えてるよ」
宴会の日。
紫がどこかのベッドで、揶揄う様に人の唇を……。
そ、それだけじゃない!
体中舐められたり吸われたり、本当に食べられるかと思ったんだからな!
「ああ良かった! どこまで覚えているか不安だったのだけど、それなら約束も覚えているわよね!」
「や、約束……?」
約束なんてしたっけ。
あの日はなんだか色々なことで一杯だった。
何か言われた気もするけど、それどころじゃない状況の私に期待するのは難しい。
「その様子じゃ、覚えていないの?」
「えー……と?」
「もう! やっぱりそうなのね」
ぷぅっと頬を膨らませ、可愛らしく抗議する紫。
いったいどんな約束をしてしまったんだろう、私。
「じゃあ、もう1回思い出してみる?」
紫の視線が私を捉え、なんだかそこに威圧感を感じてしまい若干身を引くと、その間を詰めるように紫はテーブルに身を乗り出してきた。
「う、わぁ!」
ベストの首元を掴まれて、後ろに下がる体がその場に留められる。
至近距離で視線が絡まり、心臓は早鐘を打って手足が凍り付いたように動かない。
いつもは温度を感じないその瞳が、じっとりとした熱を込めて私の視界を一杯に染めていく。
体が熱を持って、頬へ添えられた手に期待をしてしまう。
「お、思い出すって……な、なにを……?」
「……」
答えはなく、すっと寄せられた顔に思わず目を閉じると、唇に柔らかな感触と、数舜後にちゅっと音を立てて離れていく気配。
「あなたは私の、なんでしたっけ?」
目を開いたその先。
猫みたいに笑う紫が、その目に嗜虐の光を湛えてこちらを見下ろしているのだ。
「あ……」
先日の隙間の空間での紫の行為を、肢体が思い出すように震える。
「いい子。……もう抵抗しないでね。悲しくなっちゃう」
頬に添えられた手が、こちらの口元を覆うようにぐっと顔を掴む。
「大丈夫。前よりももっと気持ちよくなるわ」
昏い瞳が歪み、笑顔にも見える表情が形作られていく。
「あ……ぁ」
「魔理沙、いいわよね?」
頭上に現れた空間の裂け目が、あっという間に周囲を飲み込んだ。
◆◇◆◇
薄暗い室内にはランプの明かりだけが灯り、大きなベッドは清潔感のある真っ白なシーツで部屋の主を迎えた。
軽い音を立てて魔理沙がそのベッドの中心に現れると、やがてその上に跨る様に紫も降りてくる。
「前はね、あんまり開発されていない未成熟な感覚だったでしょうけど」
言いながら紫が魔理沙の肩を抑え、反対の手で自分を抱くようにして身を護る魔理沙の首筋にそっと触れた。
「少しづつ時間をかけて花を開いている途中なの。ほら、こういうところとか?」
「んぅ……!」
恐怖感ではなく別の衝撃で魔理沙は体を震わせる。
首筋に触れた手を滑らせ、鎖骨の上までをそうっと撫でただけ。
それだけで体が熱くなり、不安に目の前は滲んだ。
「ああ、泣かないで魔理沙。……面倒だから」
「い、いや……」
言葉はまた途中で飲み込むことになった。
覆いかぶさるように口を塞いだ紫が、その咥内まで長い舌を差し込んで小さな舌をすくい上げて舐めとる。
言葉もなく、呻くしかできない魔理沙の声には既に艶が混じりはじめ、紫は目を細めた。
「……ふぅ。ほら、少し思い出した?」
「ぅ……ん゛ぁ」
首に添えられた手が、徐々に圧力を増していく。
元から赤かった顔にさらに赤みが増し、苦しそうな声が漏れそれを満足そうに見下ろしていく。
すこし力を入れれば簡単に手折ってしまいそうな、細い首。
細心の注意を払って力を加え、決して跡が残らないよう気を付けて締めていく。
「ぁ……あ゛……っが」
両目を開き、涙を流しながら視線がぼうっと宙をさまよう。
呼吸を半ば封じられながら、必死に紫の手にしがみ付いて許しを請う様に口をパクパクと開く。
言葉にならない音が漏れ、ひゅーひゅーと呼吸の音とともに口からは涎が漏れた。
それなのに。そんな苦しそうな、ただ虐められているだけなのに。
「意識が落ちそうになるでしょう? 私の声も、聞こえているのかしら」
魔理沙の視界がちかちかと明滅し、意識が黒く塗りつぶされていく。
なのに表情はそれを苦にした様子がない。赤くなった顔には微かに陶酔さえ浮かんでいる。
頬を赤くしながら紫はそれを見下ろし、ふぅっと吐いた息には熱が籠っていた。
「あなたは私の、なんだったかしら?」
締めていた首を少し放してやると、ひゅうひゅうと音を立てて息をし、涙を流して紫を見上げる。
「ぁ……ゆ、ゆかりの……もの、です」
掠れてしまった声で、ひとつ呼吸を飲み込んで言葉を吐き出す。
なんとか伝えた声に紫がにっこりと笑みを浮かべると、そのまま首にあった手を頬に添えられた。
そして甘く恋人に囁くように、うっとりとした視線を交わしながら言うのだ。
「そう。そうよね。ねえ、お前はわたしのものなのよ」
「は……はい」
じっと見下ろした目はじっとりとした熱の籠ったもの。普段の温度の無い爬虫類のような視線とは違う。
獲物を前にした肉食動物のそれは、確かに執着を持って魔理沙を見下ろしていた。
その視線を受けながら、こんなに酷いことをされながら。
魔理沙は、自分が悦んでいることも自覚していた。
「私のものが、なんで許可もなく勝手に服を着ているの?」
「ぇ、あ」
「脱いでくれるわよね」
「……はい」
もはや抵抗の気力もなく、人形のように魔理沙は黙って言う事を聞く。
だって、どうしようもないのだ。ただの人間である魔理沙には、この妖怪に抗う術なんてないのだから。
「……ふふ。嬉しそう」
「……っ!」
服従する悦びが心の奥で燃えている。
見透かされたように嗤う紫に、視線を合わせることもできず魔理沙は俯いて赤くなった顔を隠した。
「うーん。あんまり痛いのは、趣味じゃないのよねぇ」
言いながら、その場で服を脱ぐ魔理沙をじっと見つめる紫。
「やっぱり、羞恥が一番いいスパイスよ。外で、お散歩でもしましょうか?」
ぱさりと布の擦れる音がやけに室内に響いていた。
じーっと少しも目を逸らさず、キャミソールとドロワーズ姿の魔理沙に視線は注がれている。
「そ、外は……嫌です」
「そう? じゃあやりましょう。首輪も付けてあげないとね」
「……っ」
脱いだばかりのシャツを胸に抱きながら、ますます顔を羞恥に染めて魔理沙は俯いた。
「ほらぁ。いつまでそうしているの。はやく脱ぎなさい。ほら、はーやーくー!」
「あ、あ。は、はい……」
急かすように手を叩く紫に怯え、慌てて魔理沙が残りの服にも手を掛けていく。
一枚、一枚とはぎ取られていくそれを見ながら、紫はどこからか取り出した黒い首輪を手に取り、鎖の金属音を聞かせるように鳴らす。
「犬も飼ってみたかったの。ねえ魔理沙、犬は好き?」
「ぅぁ、はい。犬好きです」
「良かった。それじゃあ、今から魔理沙は犬になってね」
「え……?」
「ほら、わんわんって鳴きなさい。わんわーんって」
裸になった涙目の魔理沙を手招きして、紫はまた鎖の音を鳴らす。
「じょ、冗談です……よね」
「犬が言葉を喋るの? もしかしてお仕置きされたくて反抗的なのかしら」
「ぅ……!」
もじもじと内股をこすり合わせ、起伏の少ない身体をそれでも両手で隠すようにしながら。
ベッドの上で、這う様に紫へ近づいていく。
「わ、わん……」
「ああ可愛い! よしよし!」
「え、えへへ……!」
頭を撫でられ、まるで平時のように笑った少女の肩に手をあて、そのままシーツに押し付ける。
きょとんとした顔の魔理沙の目の前に、手に持った首輪をしっかりと見えるように目の前にかざして紫が言う。
「首輪をつけてあげないとね。他の有象無象に取られないようしっかりと」
「わ、わん……ぅ」
かちゃりと金属音。
じゃらりと鎖の音。
「あぁ。よく似合っているわぁ」
「わ、わん……」
倒錯的な姿。
嬉しそうに紫が鎖を引くと、ぐっと首輪が締まり魔理沙はシーツの中に倒れ伏した。
「かわいい私の魔理沙」
「わ……ぅん……!」
裸の魔理沙をベッドに転がしながら、紫は片方のニーハイソックスを脱いではだしになると、それをすっと前に差し出した。
「あら、舐めたいの?」
「わ、わんわん……」
倒れ伏しながら、じっと素足に視線が引き寄せられている。
魔理沙の視線は熱を帯び、それを受ける紫の表情は楽し気だ。
「残念だけど、舐めて欲しいわけじゃないのよ」
「わん……」
「仰向けになりなさい。腰をこっちに突き出して。犬らしくね」
じゃらりと鎖を鳴らすと、逡巡した魔理沙の首輪が再び締まった。
「はやく」
再びじゃらりと鎖を引く音。
俯きながら、魔理沙は言われるがまま裸で仰向けになる。
ぎゅっと閉じた足が最後の抵抗を示しているように、お尻を紫に向けて魔理沙は死にそうなほどの羞恥に震えていた。
「足を開いて」
「……ぅう」
涙さえ浮かべた真っ赤な顔を隠すように、腕で顔全体を覆い、ゆっくりと足を開いていく。
「そう。いい子」
「う、ふぅ……っ」
嗚咽も混じり、先ほどから涙を流していた。
ぐっと唇を噛みながら、真っ赤な顔で悔しそうに紫を見つめるその視線はより紫を昂らせていく。
「なんで反抗的な目をしているの?」
上気した頬にうっとりとした目で、紫は堪らない気持ちになっていた。
「お仕置きね」
「ぅあっ!」
剥き出しにされた魔理沙の股間に、紫は無遠慮に素足を踏みつけるように乗せ数度踏みつけた。
「あら、足を閉じろとは言っていないわよ」
「あ、んっ……! ま、まって許して……!」
反射的に閉じた足に手をあて、開くように促すが反抗的な魔理沙がか細い力で抵抗を伝えてくる。
仕方なく紫は足首を掴み、無理やりこじ開けると素足で魔理沙を数度踏みつけ、足裏でぬめる感触を素足で味わいながら頬を上気させた。
「あ゛っ…! まっ、てぇっ! やめ、ぁあっ!」
悲鳴に近いそれを聞きながら、懇願されながらもやめることはない。
だってお仕置きなんだから。
反抗的な子をしつけるためなのだから。
「ゆ、ゆるしてぇっ! ぁあ゛っ! ごめんなさっ! ごめ、っんぅ! っ!」
「なんで犬が人間の言葉を喋るの?」
「ぁあっ! わ、わんっ! んぅっ! わぁっ、あっ! あぁ゛ん!」
「ふふ、なにを言っているのかわからないのだけど」
「ぁ゛っ! はぁんっ! わん、っ! あぁ゛!」
足の裏に感じる熱が、熱い液体を吐き出し漏れていく。
悲鳴をあげながら涙を流す娘を、なにより愛おしく思いながら紫は笑いが止まらなかった。
「……足が汚れたわ。魔理沙、舐めて綺麗にして?」
ぜぇぜぇと息を零し、ぼうっとした目の魔理沙の前に足を出しながら。
堪らない気持ちになって、昏い瞳で笑みを浮かべた。
ひぇえ……
連休中に酒を呑みながらガハハと笑って作った話。
エロ表現の練習として書いたんに、際限なくどんどん書けてしまいそう。
またリクエスト貰った時にこの人どの程度まで書けるのかなって差し測れるのかな、と。
私はこのくらいのエロ表現が出来て、まだまだ性癖を隠しているぞ!
だぜ娘を可哀そうな目に遭わせることに抵抗があるだけなんだ……
けどかわいそうが可愛いも理解できるのでウゴゴ