東方銀翼伝 side story ~轟アズマ争奪戦!~ 作:命人
体液の排出という名目で紫と幽々子相手に情事にふけるアズマであったが、よりにもよってその現場を白蓮に見られてしまう。
絶体絶命のピンチの中、紫と幽々子、そしてアズマは……!
一連の様子を白蓮に見られ、硬直する俺であったが、紫と幽々子が白蓮のゲンコツが飛んでくるよりも早く動き始めていたのだ。
まずは紫がそこらにあった酒瓶に口をつけ、たっぷりとお酒を口に含むと白蓮に接近。突然口づけを始める。急なことで目を白黒させてる間に無理矢理口移しで酒を飲ませてしまったらしい。
「む……ぐ……!?」
「ゆ、紫! なんてことするんだ! 白蓮は……」
よりにもよって
「ふにゅ? ふにゃ~……」
そもそも白蓮はお酒が飲めない体質なのである。ちょっとでもアルコールが入ってしまうと途端にフニャフニャになってしまう。こればかりはいくら身体強化の魔法を使ってもどうにもならないとも前に話していた。
「アズマしゃーん。なーでなで……ひっく」
そのまま俺の頭に抱き着いて頭を撫でてくる。胸が押し付けられてるしコレでは身動きが取れない!
「うおぉいっ、コレどうするんだよ!?」
「どうって……。このままだとアズマがゲンコツされてたんだから、回避できて結果オーライ?」
悪びれずにスキマに腰掛けて脚を組みこちらの様子を見下ろす紫。タジタジになってる俺の耳元に幽々子も近づいてきて囁き声でこちらを挑発するように追撃。
「それにぃ……アズマ君は私達よりも住職サマと『イイコト』したかったんでしょ? このまま引っ付いてアズマ君の媚薬に晒されると……ふふっ♪」
そうだった。今の俺の体に密着していたら媚薬効果でお酒関係なしに白蓮までもがおかしくなってしまう。いや、普段の白蓮なら凄まじい精神力でそんな邪念など払いのけてしまうだろう。だが、酩酊状態の彼女では……!
「バカなこと言わないでくれ! これじゃあ意中の人を酒で酔わせて己の欲望を満たす最低な男になっちゃうじゃないか!」
「ん~。お酒を飲ませたのは私だし、私も二人が普段見せないような逢瀬に浸るところを見てみたいし、それに何よりも……」
紫が幽々子に目配せをすると、俺に密着していた幽々子の手が俺の下半身へと伸びていき、再び硬くなった「異変」を握る。
「アズマ君だって本当はその気じゃないの。こんなに期待しちゃって……ここは正直者よねぇ。くすくす……」
「こ、コレは生理現象だ! 確かに興味がないといえば噓にはなるが、だからと言って白蓮とこんなことするわけには……!」
押し問答を繰り広げている最中、不意に俺はバランスを崩して倒れてしまう。幽々子か? いや、倒れた俺に乗っかっているのは白蓮であった。まさか……そんなことが!
「アズマしゃーん。暑くなってきましたー」
俺を押し倒した白蓮が白いドレスだけを脱ぎ捨て、こちらを誘惑するように顎に指を伝わせる。まさに魔性ともいえる魅力。今の白蓮は僧侶としての白蓮ではない。魔法使いとしての白蓮だ……!
「あらあら、相手さんも色々とやる気のようですわ? ここで断ったら嘘つきな上に据え膳も食えないとんだ臆病者ってことに……」
「全部お前らがけしかけたんだろうが! こんな事したら後が怖……」
「ああもぅっ! じれったいわね。アズマ君がそこまで強情なら私にも考えがあるわ」
しびれを切らして幽々子が突然俺に口づけをしてくる。口元で淫靡な水音を鳴らした直後、目の前から幽々子の姿が消えてしまったのだ。
「あ……れ?」
周囲を見渡しても幽々子の姿が見えない。押し倒して俺の「異変」を弄ぼうとする白蓮と困惑する俺の様子を見て扇子で口元を隠して笑ってるであろう紫の姿しか見えないのだ。
「まあ大変。アズマってば、怖~い怖~い亡霊に取り憑かれちゃったみたいよ♪」
ま、まさか……! 今の口づけを介して俺の体に憑依したというのか!?
『体が重たいでしょー? 今は自分の意思では体を動かせないの。アズマ君の意識を保ちながら、しばらくこの体を借りることにしたわ~♪』
た、確かに自分の意思で体が動かせない。いや、動かそうと思えば多少は動くのだが、幽々子の意に反する動きをしようとすると途端に体が重たくなるのだ。もがいているとひとりでに手が黒い上着の下の豊満な乳房に伸びていた。バッテン状の編み込みになっている部分、その隙間から零れ落ちており、その大きさを強調していた。
柔らかい。自分の意思で体は動いていないが触れたり触れられたりする感覚は確実に俺に返ってくる。ハリがあるのに硬すぎることもなく、手にシックリ来るような揉み心地。一度触れると吸い付いてしまって手を離したくなくなる。もっとも体の主導権は幽々子に奪われているのだが。
「アズマさん……」
蕩けた顔で白蓮が俺に顔を近づけてくる。俺も顔を近づけ口づけ、そしてお互いの舌を絡ませ合った。幽々子には悪いが先程憑依された時よりもずっと心地が良い。片方の手で胸を揉みつつ乳首を摘まみ、そして反対側の手で湿ってきた白蓮の秘部をまさぐる。対する白蓮も同じように俺のことを気持ち良くしていた。脚は互いに絡み合わせて離れないように。
お互いを気持ちよくし合い、更に少しでも密着する体勢といったところだ。
『こういうの、好きでしょー? アズマ君、ずっと責められっぱなしだったし』
悔しいが幽々子の方が何枚も上手だ。お互いに快感に身をよじらせ腰がクネクネと動いてしまう。
「アズマさん、もう……」
俺の片手があり得ないくらいにグショグショに濡れていた。もはや「異変」を受け入れる準備は完全に整ったものと思われる。白蓮を仰向けに寝かせ脚を開かせると、幾度となく白濁を吐き出したにもかかわらず今も硬い「異変」をその中心へと向ける。
幽々子のサポートもあったのか、スンナリと「異変」は白蓮の中心に入り込み、そして最も深い場所で繋がり合った。
「痛く……ないか?」
「ええ、大丈夫……です。それよりも……」
優しく抱きしめられるような感覚。暖かくてヌメりのある内部を何度もピストン運動する。始めはゆっくりと、その感覚を一つ一つ嚙み締めるために。
『ふーん。そういう風に動くんだ。私や紫の時みたいにもっとガツガツしてもいいのよー♪』
「一つ一つ、ゆっくりと味わいたい気分なんだ。だって相手は……」
憑依する幽々子の声をあしらいつつ、少しずつペースを上げていく。腰を振りながらもお互いの両手をガッチリ掴み合う。直接的な快楽とは関係ない筈なのだが、何故だかこうしているとより一層気持ちよくなるのだ。
白蓮の中心に「異変」を打ち付ける度にタプンタプンと胸も揺れる。小さな振動の波が下乳から乳頭、そして胸元へと駆けていく。その様子が俺をさらに興奮させ腰の動きを激しくさせる。
『あっ……。私もアズマ君と感覚を共有してるから……んひっ!? ああっ!』
ここに来て散々俺にイタズラしてきた幽々子にもツケが回ってきたようである。こちらが快楽に身をよじるたびに、憑依している幽々子にまでそれが伝搬する。外からは白蓮の、内側からは幽々子の喘ぎ声が響き、更に腰の動きを速める。これは……もう……!
「白蓮……! 白蓮……!」
「アズマさんっ……! 私も……!」
もはや何度目か忘れた「異変」からの噴出。白蓮と幽々子の嬌声を同時に受けながら、俺は白蓮の最深部に精を放った。俺と白蓮は反射的にお互いに抱き合っていた。その体勢のまま再び腰を動かし始める。白蓮はそんな俺の頭や背中を撫でる。どういうわけか、大して腰を激しく打ち付けてないのに、またしても白濁が流れ出て、そして白蓮に直接注ぎ込んだ。まさかこんな果て方もあるだなんて!
今度は白蓮を四つん這いにさせると後ろから突くという体勢を取ってみた。この体勢だと揺れる乳が見えなくて物足りない気もしたので、後ろからその大きな胸を鷲掴みにしてみた。もちろん力を加減して。精神的な気持ちよさも獣としての気持ちよさも両方堪能し、今は獣のように貪り続け、またしても白蓮に「媚薬」を注ぎ込んだ。これで3連続である。
「あらあら、やっぱり大魔法使いサマとは相性抜群のよね♪ お姉さん、妬いちゃうわ~」
四つん這いになる白蓮を膝立ちで突き続けていた俺の背後に幽々子の声。……背後!? いつの間にか幽々子は俺から出ていたようなのだ。ということは……!
「そうよ、幽々子に体を操られてるから仕方なく……ではなかったのよ。幽々子は途中から憑依を解除していたわ。つまり後半は轟アズマの意思で動いていたってワケ」
ずっと様子見をしていた紫が幽々子の反対側から俺の背後を取る。な、南無三! これでは本当に俺が俺の意思で白蓮を……!
「アズマしゃん、もっと……」
衣玖だって1度直接「媚薬」を流し込まれておかしくなっていたのだ。単純計算で彼女の3倍の「媚薬」を流し込まれたとあればいくら白蓮とて抗うこともできない。もたれかかられた白蓮に俺はそのまま押し倒される形になった。
「さて、そろそろ私達も参戦しようかしらね?」
「まだまだ異変は終わりそうもないし、私の恥ずかしいところ聞かれちゃったし。仕返ししちゃうわよ~♪」
その後も紫と幽々子に両乳首を舐られ、白蓮に「異変」を直に吸い上げられたり、3人がかりで豊かな乳房で「異変」を挟まれたり、再び幽々子と繋がってるときに紫が「生やし」て俺の背後に迫ろうとするから全力で止めたり(未遂に終わってよかったよ……)、何度も何度も交わり合い、その度に「異変」から体液を次々と吐き出していった。
夜は終わらない……。