東方銀翼伝 side story ~轟アズマ争奪戦!~ 作:命人
本編の勇ましさはどこへやら……と言いたいところですが、アールバイパーがなければ彼だって何の力も持たない一般人に過ぎないのです。
言ってやった。それも可能な限り媚を売りながら。もう後戻りも……いや、雛と衣玖とのひとときがフラッシュバックして顔面が熱くなる。今更後戻りもへったくれもないのかもしれない。
そして青娥に言われた「自分よりも誰かが傷つくことが我慢ならない」という俺の性格すらも利用された形だ。
俺の体からフェロモンという名前の媚薬が漏れ出ている限り、惑わされる存在が後を絶たなくなる。確かにそんな事態は避けていきたい。
「あー。カワイイ、カワイイなぁ~♪ もっと『幽々子お姉ちゃん』って呼んで?」
俺の顔を抱きしめながら無邪気にそんなこと言いだす。胸元からはより強く桜の香りがした気がした。その甘くもほろ苦いような香りに俺の意識がぼうっとする。
「幽々子……姉ちゃん……」
出すものを出し切らないと彼女達は決して解放してくれない。ならば欲望に身を任せてそれを少しでも早く吐き出した方が賢明だろう。幽々子の胸元をはだけさせ、立派な「桜餅」を露にすると、顔を埋め、そして両手で優しく揉みしだいた。大きさや柔らかさだけでなく、一度触れると吸い付くほどにスベスベでシットリした質感まで含めて、まるでお餅のようであった。
「あんっ♪ 急に積極的になったわね。やっぱり、こういうの大好きだったんだー」
ぎゅむぎゅむと、二つの「桜餅」を俺の顔に押し付けてくる。柔らかい圧迫感を感じながら、コリコリとした感覚が一点、左右の頬を伝う。無意識に俺の手は突起した部分に指をやる。
「なぁに? もっともっと甘えたいのかしら? そういえばさっきは君の乳首を吸っちゃったものね。お返しってやつ、したいのぉ?」
両胸に挟まれながら俺は幽々子の柔和な表情に目をやる。躊躇うこともなく、俺は頷いていた。その反応を見て幽々子は目を細めて頭を、そして背中を優しく撫で始めた。
「やっと、素直になったわね。そっちの方がお姉ちゃん、好きだわー♪」
撫でられると力が抜ける。抜けた力のまま、幽々子は自分の膝を枕にして横たわるように促され、俺はその通りにした。上体を屈める幽々子が両胸を押し付けてくる。その先端に俺は口をやり、そして優しく吸い付いた。もう片方の「桜餅」も優しく揉みしだく。
「いい子、いい子~♪」
不思議なことに自分の汗と幽々子の桜のような香りが混ざり合った空気を吸い込み、心が落ち着いていく。獣のように情欲していた俺であったが、充足感と安心感で心が満たされる。
それこそ、情欲が「異変」に集中していることなど、触れられなければ自分でも気が付かなったくらいであるのだから。
「大変なことになっちゃってる♪ こっちもナデナデしてあげるね」
一番充血している場所に細くヒンヤリした指が柔らかに絡みつく。その刺激だけで思わず体が跳ねてしまうが、あやされるような形で幽々子に押さえつけられる。そのまま「なーでなで♪」とゆっくりとした口調に合わせるようにスローペースで上下に指を動かしていく幽々子。
大きくて柔らかくいい匂いのする「桜餅」に吸い付き甘えることで子供に戻ったかのような気持ちになりつつも、下半身の方ではおおよそ子供らしからぬ状況。その背徳感と心地よさで夢見心地になっていた。
「そろそろ手、速く動かすわよー♪」
既に水音を発してる幽々子の手。それが速度を上げよりリズミカルになっていく。急激に襲い来る快感に放心状態……いや、目の前の「桜餅」に顔を埋める他なく俺は全身を震わせる。
やはりあっという間であった。散々焦らされた挙句、一か所に集められていた「情欲」がここからではよく見えないのだが、恐らくは白い噴水という形で一気に解放されたのだ。
だが、それでは終わらず「異変」が躍動する度に様々な欲望でドロリとしたであろう液体が2度3度と噴き出て行く。充足感と疲労感から、俺は幽々子の胸に再び抱き着く。
「んもぅ、出し過ぎよ~? そんなに良かったのかしら?」
手についた白濁を舐め取る幽々子。そのまま今度は仰向けになる俺に跨り始めた。こ、これはまさか……!
「じゃ、今度は私も気持ちよくなっちゃおーっと♪」
待て待て待て! これは明らかに直接「繋がる」つもりだ。この状態で幽々子が直接白濁液を受けたら衣玖のように……!
「待て幽々子! 直接繋がるのはマズい! せめてゴムをつけ……」
「よいしょ~っと♪」
こちらの言い分などまるで聞くつもりもなく、幽々子は完全に「乗った」。既に粘液まみれの「異変」は大きくなっていたといえど、幽々子の「最奥」に簡単に入り込んでしまった。幽々子の方も乳首を吸われ続けたことで「最奥」が異物を受け入れる準備が整っていたということもあったのだろう。つまり、俺の理性など関係なくお互いに「受け入れる態勢が整っていた」ということになる。
フワフワな言動と乳房を持つ幽々子であったが、この秘部のなかもやはり柔らかであった。「来客」を無数のヒダが柔らかく包み込むようにもてなしている。これらも微細な動きをしているようで、挿入しただけでもう腰が砕けてしまいそうであった。
「真面目なのね、アズマ君。そういうところも好きよ~♪ でもね、私は亡霊なのよ? 亡霊から新しい命を生まれるわけないじゃない~♪」
「そ……そうでは無い! 媚薬だかフェロモン効果だかを帯びた今の俺の体液を直接受けると正気を保っていられなく……」
「減らず口ねぇ。そんな悪いお口は塞いじゃおうかしら? さっきから私、見てばっかりだったし」
ここに来て紫が参戦してきた。俺の言葉を遮ろうと、事もあろうに紫は俺の顔面に跨ってきたのだ。その意図は……蜜の垂れる割れ目を舌で愛撫してくれというものだろう。これ以上の抵抗は無駄と判断した俺は大人しく舌で割れ目と、その淵にある小さな突起を撫でまわした。
「やんっ♪ そこは優しくよー?」
よし、ちゃんと出来ているようだ。蜜を舐め取っていると下半身の方から肉体と肉体がぶつかり合う音がリズミカルに聞こえてくる。あちらも本格的に動き始めたらしい。上下に、そして前後に肉の棒が優しくしごかれる。加えて力を入れたり抜いたりしているらしく、圧迫感まで自由自在と来たものだ。思わず俺も腰を動かしてしまっていた。
「じゃ、抵抗する気もなくなったようだし一旦解放してあげる。次は私の番よ?」
最も強烈に紫の香りのする部位を押し付けられ、またしもても頭がクラクラする中、ようやくどいてくれた。その視点の先にはがに股になり今も腰を上下させ、二つの「桜餅」もブルンブルン揺らして乱れる幽々子の姿が。
「お互い、もう我慢できなくなってるみたいね。ねぇ、上体だけでも起き上がれる。最後は抱き合いながら……ね?」
すっかり頭の中が桃色になっていた俺は何の躊躇いもなく起き上がると、幽々子と抱き合い体を密着させる。抱き合った瞬間、幽々子の秘部が大きく収縮した。そのひときわ強い刺激で俺はもはや何度目かも忘れたが精を解き放った。
お互いに嬌声を上げ、抱きしめながら果て合い、そしてお互いにもたれかかるように横になりながらも抱き合うことはやめなかった。
「こんな……興奮したの久しぶりかも……」
認めたくはないが、紫が言うように白蓮はこんな方法で今の俺を助けたりはしないだろう。こんな治療方法も悪くは……ないか。罪の意識が、そして持つべき理性が恐るべき妖怪達を前に溶かされそうになっていた。
「さあ、約束よ。今度はアズマのそれで私のことも突きなさい」
相変わらずはち切れんばかりに怒張した「異変」。何かしらの術でも使ったのか、紫の目を見ているとまたしてもムラムラとしてくる。いや、目を見たからなのか? それとも幽々子に負けない大きさの乳房を見たから?
原因はどちらであれ、俺に紫の極上の体を貪る衝動を止めることは出来なかった。まずは豊かな乳房に顔を埋めつつ両手でしっかりと揉む。幽々子のものと比べて弾力のある感触であり、少し指に力を込めても押し返してくる。揉んでいてこれはこれで癖になりそうである。
その勢いのまま押し倒され、いや、紫の方から俺を抱きかかえながら仰向けになったのか、脚を大胆に開脚させ深部で繋がるようにと腰を蠱惑的に振りながら誘ってくる。
「ふふ、ちゃんと狙えるかしら? 確か『デストロイ・ザ・コア』って言うのよねぇ?」
このまま言われるがままに挿入するのもどうにも癪だ。この溢れんばかりの余裕を少しでも崩してやりたい。コア……核か。そうだ、本当に「コア」を狙ってやろうじゃないか。俺は紫の秘部の上の方にポチっと膨らむ「コア」に顔を近づけ、舌で舐めてやった。
「ふゃんっ!? そ、そこは……!」
先程もこちらの口を塞ぐために俺の顔に跨って舐めさせてたくらいだ。ここを刺激されるのが好きなのだろう。今度は完全に俺のペースで愛撫することが出来る。舌で先端を突っついたり周囲を舐めまわしたり、俺の手(ではなくて舌なのだが)で紫が次々と嬌声を上げるものだから、夢中になって続けていた。
「ま、待って。これ以上は……」
紫が全身をヒクヒクと小刻みに震わせる。俺は焦らずに同じペースで舌を動かし続けた。ひときわ大きい声を上げると秘部から液体が噴き上がる。どうやら達したらしい。それに怯まずに俺は更に追撃を行う。
「も、もうイってるから……!」
絶頂を迎えても舐めるのをやめないでいると、体の震えが止まらないようで身をよじっている。あの妖怪賢者もこういう反応をするのだな。更に攻めてみるとどうなるのだろうか?
「あ、アズマ。私はソレで突くように言ったのよ? だというのに、あんまりオイタをするのなら……幽々子、やっちゃって」
俺は紫の「コア」を舐めまわすことに夢中になっていたあまり、自分が四つん這いの体勢で幽々子に尻を向けており、自らの「異変」周りが無防備であることをすっかり忘れていたのだ。
「つーかまーえたっ♪」
左太ももを腕でしっかりホールドされ脚を広げられる。そして「異変」の方ではなく尻の中心に妙にヌルヌルした指があてがわれる。ま、まさか……!
細い指が尻から俺の中へと侵入していく。驚きのあまり体をこわばらせていると。指は引き抜かれていく……と見せかけてまた侵入してきた。それもさっきよりも深い場所に。
「ねぇ紫。男の人の『コア』ってこの奥にあるのよね?」
「そうよ、もっと奥に指を入れて少し硬くなってるところで指を曲げてみて?」
こ、これは仕返しのつもりか! 後ろの方から「異変」を押し出されるような感覚を覚え、四つん這いになりながら背中をのけぞらせてしまう。紫はその隙を見逃さず、すかさず俺の胸元に顔を近づけると、手で片方の乳首を摘まみ、もう片方は舌で舐め始めた。
「女の子があんなに股を広げさせて誘っていたのに、挿入れようとしないなんて、実はアズマ君も女の子だったのかしらね? くすくす……」
背後から挑発的に幽々子が囁くと指を2本入れ始めた。圧迫感、そして普段触れない場所への刺激に思わずうめき声をあげる。
「このまま触らないで出ちゃったら……ホントに女の子よねー。くすくす……」
もどかしい。正直もどかしい以外の何物でもない。確かに気持ちよくさせてもらっているものの、一番刺激の欲しい場所が見事にノータッチなのだ。腰をくねらせるもむなしく空を切るのみ……いや、「異変」が後ろから押し出されはするのだが、とにかくこれでは出したいものも出せない。
「さすがに触らないで出しちゃうのは無理みたいね。でも、気持ちよかったでしょ?」
「わ、分かったから。分かったからこっちもそろそろ……」
かつてないほどに怒張した「異変」をどうにかして欲しく、紫に懇願する。
「さっきの私の気持ち、わかったかしら? じゃ、イジワルはこれくらいにして、今度こそ繋がりましょう?」
言い切るか言い切らないか、その瀬戸際で我慢できなくなった俺は、やはり大股開きで仰向けに寝転がるの紫に挿入。甘い刺激が全身に走る。紫も紫で非常に興奮していたのだろう。
散々焦らされていたため、すぐに発射してしまったのが分かる。だというのに、どういうわけか腰が止まらないのだ。何度も腰を打ち付け、もう一度白濁を流し込んだ。
「や、約束は果たしたぞ……」
「ええ、アズマの全力を受け止めさせていただきました。やはり貴方を受け入れてよかったわ。本当に面白いお方……」
が、顔を上げた俺は思わず硬直してしまった。あろうことか、視線の先にいるのは白蓮。宴会の真っただ中に紫と幽々子相手に情事にふけるところをバッチリと見られてしまったのだ。
「いや待て白蓮。これには話せば長くなる深いワケが……!」
こんな口先の言葉など意味をなさないことはわかっていても、それでも言わずにはいられない。だが、ゲンコツが飛ぶ前に紫と幽々子が先に動き出していたのだ。
そしてそれこそがますます淫靡な宴会の幕開けになることを無意識に予感し、俺の反り返った「異変」はますますいきり立つのであった。