初めて口淫を行った日、阿見莉愛は身体に起きた変化に戸惑っていた。憎い男の男根を咥えさせられた挙句に口内射精、精飲と屈辱的な行為を強要されたのに身体が疼いて仕方がないのだ。きっと公開オナニーをさせられなかったからだと自分に言い聞かせるが、指が勝手に陰部に向かっていく。敏感なクリトリスを弄ると今までしていた以上に快楽を感じてしまう。どうせ明日は休みなのだ、このまま溺れてしまおうと下着やパジャマが湿るのも気にせず快楽を貪った。
口淫に応じてから鳥羽はそればかりを求めるようになった。肉棒から感じる雄の臭いや無遠慮に放たれる精液など不快でしかないはずなのに身体の芯が疼いて仕方がない。
この日も精飲まで済ませたので解放してもらえると思っていたのだが入浴を共にする事を求められた。身体を清める姿を見られたくなどないのだが拒否権などあるはずもなく脱衣所に誘われ、鳥羽と高野2人がかりで裸にされてしまう。
中に設置された浴槽は広く大人3人が使っても脚を伸ばせるぐらいの余裕があった。
『奉仕してばかりでは気も滅入るだろう?風呂ぐらい楽しんで行ってくれ』
「そんな事言って、どうせイヤらしい事でも考えているのでしょう?」
風呂場にカメラを持ち込んでいることからまた辱める気なのは容易に想像出来た。
『心外だな。親切心で言ってるんだよ』
『そうですよ、阿見さん。身体を洗ってあげますから椅子に座ってください』
高野が示したのは俗に言うトルコ椅子だが彼女はそのような椅子がある事など知らなかったので奇妙な形としか思えなかった。
「何?この変な椅子...」
『すぐに分かるさ。まあ、座りたまえ』
鳥羽に肩を押さえられ半ば強引に座らされる。高野は既に容易を済ませていて洗面器には透明の液体が溜まっている。
「な、何よ...それ?」
『ん?ローションを見るのは初めてか?』
「え、ええ...何に使うものなの?」
『身体に塗るんだよ。ヌルヌルして気持ちいいんだぞ』
そう言って鳥羽はローションを掬い彼女の胸に垂らしていく。
「急にかけないでよ!」
こちらの意見に耳を貸さないのはいつもの事だ。胸元から爪先までローション塗れにされてしまう。
『さて、準備完了だ。まずは胸を楽しませてもらおう』
そう言って背後から胸に指を滑らせてくる。決して力任せにしてくる事はなく、むしろ感覚としてはバストケアマッサージをしている時の感覚に近い。心地よさに思わず声が出そうになる。
『声を我慢しなくて良いんだぞ。好きなだけ喘いでくれ』
「だ、誰が...そんな事、んうっ!」
反論しようとした瞬間に乳首は刺激された。親指と人差し指で挟み前後に掻いてくる。一人でする時とは別の方法から与えられる快楽に思考が追いつかない。
(こんな男に感じさせられるなんて、屈辱よ)
『結構気に入ってきたみたいじゃないか。乳首がどんどん硬くなっているのが分かるだろう?』
(やだ、気持ちいい...)
豊満な胸だけに限らず耳や首筋を舐められたり背中を撫でられると思考が判然としなくなってくる。
『モデルをしているだけあって綺麗な肌をしているじゃないか』
『若さが羨ましいですね』
腕や脚を撫で回しながら好き勝手に感想を言い合っているが褒められるのは悪い気がしない。
「あ、ありがとう」
『ほう、少しは素直になってきたじゃないか。気丈な君も魅力的だが偶にはこういうのも悪くない』
褒美だと言わんばかりに胸を弄っていた手が下に降りてくる。
思わず身が硬くなり脚に力が入って侵入を防ごうとしてしまう。
『開きなさい』
耳元で囁かれると催眠がかかったかのように応じてしまう。正面にある鏡には大股開きをしている自分の姿が写っていた。
鳥羽は再びローションを手に取り整えられたアンダーヘアに絡ませてくる。性感帯でもない場所なのに指に絡められたり、僅かに引っ張られるだけでも身体が疼いてくる。
手触りを味わう事に満足したのか指が更に下がってくる。ピタリと閉じたあわいを2本の指で何度も開閉される。
『ん?ローションは塗っていないのにもう濡れているじゃないか。これならこっちには必要なさそうだな』
『うっ、嘘よ!』
『嘘なものか。ほら見なさい』
鳥羽は秘所から溢れ出た愛液を指に取り阿見莉愛に見せつけてくる。男に好き勝手に身体を弄られて快楽を得ていたなど屈辱でしかない。
こっちの気持ちなど無視して愛撫が再開される。
『ここが膣、尿道、そしてクリトリスか』
辱めるように一々触れている場所の名前を挙げていく。
秘所を弄られている自分の姿など見たくはない筈なのにそれが映った鏡から目を背ける事が出来ない。
『自分でするのも良いが他人にしてもらうのも気持ちいいだろう?』
最も敏感なクリトリスを撫でられながら耳元で囁かれると否定したいのに頷いてしまいそうになる。
(触られて気持ち良いなんて認めちゃ駄目よ)
『さて、そろそろこちらも触らせてもらおうか』
愛液を充分に絡ませた指で肛門を擽ってくる。そこはただの排泄器官なのだ、そこを弄られる事など穢らわしい行いとしか思えない。
「そんな汚いところ...ダメ」
しかしクリトリスから得られる快感が途絶えてしまったことの物足りなさから拒絶の言葉が弱くなってしまう。
『汚いからこそ綺麗にしているんだろう?それにこの椅子はこの為に用意したんだ、わたしに委ねるんだ』
肛門の皺一つ一つに愛液を塗り込むように指で広げられていく。性的な快感とは程遠いが痛みなどは感じず、むしろ妙なむず痒さがある。
『アナルバージンもわたしのものだからな。今のうちに慣れておくんだ』
「...勝手な事、言わないで」
『慣れればすぐに良さが分かるさ。それよりクリトリスが弄られなくて物足りないんじゃないか?自分で触ってもいいんだぞ?』
「だ、誰がそんな事...するもんですか」
反論するがそうではない事は誰の目にも明らかだ。
『ならば自慰行為を強制されていると思えばいいんじゃないか?命令されてしているのだから仕方ないだろう?」
(そうよ、これは命令なんだから。本当はしたい訳じゃないのよ)
おずおずと右手がクリトリスへ向かい、中指が触れた瞬間に瞼の裏に白い光が走った気がする。
「はぁっ...あっ」
思わず声が漏れてしまい堪えようとするが待ち望んだ快感に抑える事が出来ない。
『気持ち良さそうにしているじゃないか。イケるようにわたしも手伝ってやろう』
そう言って鳥羽は開いた左手を胸に伸ばし乳首を摩りながら肛門内に指を沈めてくる。しかし一度に襲ってくる快楽にその事にすら気付けない。
自ら奏でる秘所からの水音と喘ぎ声が浴室内に響く。見られながらの自慰行為など何度もしているのに今までよりも快楽を求める衝動を強く感じる。
『さあ、イくときはちゃんと宣言するんだ』
浅ましく絶頂するところも撮影するつもりなのだろう。しかしそれを望んでしまっている自分がいる事に気付いて余計に快楽が高まっていく。
「...イく」
その言葉の小ささとは反対に身体を大きく振るわせて絶頂に達した事を告げる。他人に触られながら行う事がこれほどまでに気持ち良いとは思っておらず更に求めてしまいそうになる自分を必死で抑える。
『随分と派手にイッたものだ。だが触られながらというのも悪くないだろう?』
「...」
呼吸が乱れているから反論できない事にしたいが、そうではない事は自分が一番分かっていた。
『疲れただろう?湯船に浸かろうじゃないか』
親切心のつもりなのだろう、労わるような言葉をかけてくるがこちらは身体に力が入らず立つ事すらままならない。
しかしそれ以上に問題なのは尿意を催してしまったのだが脱力している為に堪えるだけで精一杯だ。
『阿見さん、もしかしてオシッコしたいんじゃないの?』
同性であるが故に気付かれたのか、核心を突かれ恥ずかしさが込み上げてくる。
『そうなのかい、阿見君?』
先に湯船に浸かっていた鳥羽はイヤらしい笑みを浮かべながら聞いてくる。
『阿見さん、聞かれた事は答えないと駄目よ』
「...はい、したいです」
『何をしたいのかな?行ってくれないと分からないぞ』
そこまでして自分を辱めたいのかと憤ったがそれを言葉にする余裕すら無くなってきている。
「オ、オシッコ...したいです」
その言葉を聞いて鳥羽は満足そうに頷いてる。
『そうかそうか。今後の楽しみにとっておくつもりだったが良い機会だ。阿見君、カメラの前でオシッコしなさい』
その要求は絶頂を晒すことよりも屈辱的だ。しかし拒否権などどうせないのだろう、ならば漏らすよりも自分の意思でしたという方がプライドが保たれる気がする。
『一人だけでするのは恥ずかしいでしょ?私も一緒にしてあげる』
そういって高野は鳥羽にカメラを手渡している。何を言っているのか理解する前に高野が正面に来て二人の間に洗面器を置く。
『ここに一緒に出しましょ』
正気を疑った。排泄行為など人に見せるものではないのにそれを求められた挙句に同時にするなどと。だがもう限界だ、洗面器に向かって排尿を開始するとそれを確認した高野も続いた。
混ざり合った2人の尿は洗面器から溢れて足元を汚していく。しかし元々量が溜まっていなかったのか先に放尿を終えた高野に正面から見られている事が解放感も合間って心地よく感じられてしまう。
出し切った頃には立ち上がれるぐらいには体力も回復していた。高野にシャワーで身体を清められ改めて3人で湯船に浸かると心地良く感じられる。
『見られながらオシッコするのも悪くないだろう?』
鳥羽は先ほどの痴態を再生しながら話しかけてくる。
「...もう、しないから」
『そう言うな、本当は気持ちよかったんだろう?』
否定出来ない自分が穢らわしく感じられて言葉が出てこない。
『さて、阿見君の放尿を見ていたら興奮してしまったよ。高野、頼めるかな?』
鳥羽は猛々しくなった男根を晒して浴槽の縁に腰掛ける。
『はい、社長』
何度見ても圧倒されるそれを高野は自身の内に招き入れて口付けを交わす。阿見莉愛に見られながらの行為に高野は興奮しているのか激しく腰を振っている。2人の獣のような交わりを見つめながら阿見莉愛は再び自分の性器に手を伸ばしていた。