元いじめられっ子TS美少女ぼく、ぼくをいじめていた一軍イケメン男子が雑魚ちんぽだと知り、(性的に)いじめ返すことを決意する 作:虫野律
責任取ってくれるなら、いいよ♡
グラスを呷る。氷がからんと涼しげな音を立てた。
コンビニで買ってきて冷やしておいたジャスミン茶が、長風呂で渇いた喉を潤し、のぼせかけた体に染み渡る。
唇を離し、
「──ふぅ」
ぼくは息をついた。
お風呂を出て身繕い──裸の上に上月から借りたTシャツだけを着て──を済ませると、深夜の十二時を過ぎていた。喉が渇いて死にかけていたぼくらは、ベッドではなくダイニングへ直行した。
ぼくらはダイニングテーブルの横に立ってがぶがぶやりはじめたのだけれど、ただのペットボトルのジャスミン茶をこれほどおいしく感じたのは初めてだった。
すぐ隣に上月──トランクスにTシャツという姿だ──がいて、ペットボトルのスポーツ飲料を飲んでいるが、こちらはグラスを使わず
男の子だったころはおっぱいに目がいっていたのに、えらい変わりようだな、と自分でもおかしく思う。
ふと気になり、自分の体を見下ろす。白地のTシャツは、胸に押し上げられてえっちなお山を作っている。生地が薄いせいで、山頂に咲く桜が透けて見える──自分のだからかもしれないけれど、えっちな気分にはこれっぽっちもならない。
けれど、上月には
「もうっ、見すぎだよ♡」
さっと手ブラで隠す。乳首が硬くなりはじめていて、それが恥ずかしかったし、いじわるしたくもあった。「さっきいっぱい見たでしょ?」
「それでも見たいんだよ」
なんて言って上月は開き直っている。おちんちんもおっきくなっている。
ふふ、と微笑を零した。いっぱい気持ちよくさせてあげるからね♡
「お前だって見てるじゃねぇか」
と言われ、
「だってぼくもムラムラしてるんだもん」
とぼくも開き直った。
──ベッド行こっか♡
上月の部屋は二階にあった。
ごろっとしたダンベルと握力を鍛えるバンドグリッパーの転がる床にバッグを置き、
「きれいにしてて偉いね」
と言って上月のほうを振り返った。その瞬間、いきなり抱きすくめられ、たくましい腕の中に囚われた。
「んっ……♡」燻った体の裡から甘い吐息が押し出された。
熱く火照った彼の体は、濃密な雄の香りを漂わせていた。
「柚、俺もう限界だわ」
そう言って上月は、ぼくの背中と膝裏に腕を回し、お姫様抱っこの格好で軽々とぼくを持ち上げた。
「ひゃっ」
驚いて小さく悲鳴を上げてしまった。
ゆっくりとした優しいやり方でベッドに横たわらせられた。「もうっ、びっくりするでしょ♡」微笑して言った。
「わりぃけど、マジで止まれそうにない」
上月の瞳はひどくぎらついていた。息も荒く、男根も硬く勃起してトランクスを濡らしている。
「いいよ♡」ぼくは優しい笑みを作って上月へ両腕を伸ばした。「おいで♡ 上月君のしたいこと何でもして♡」
ぼくの許しを得るなり上月はベッドに乗り、Tシャツの上からおっぱいを鷲掴みにし、揉みしだきはじめた。待ちに待った筆下ろしを目前にしてそうとう興奮しているのか、いつもより荒々しい手つきだった。
少し痛い。顔をしかめて、「痛っ」と言ってしまった。
はっとしたように上月は手を引っ込めた。「わりぃ」申し訳なさそうに眉尻を下げている。
ぼくはくすっと笑った。「止まれるじゃん」
「いやそりゃあ、お前にそんな顔されると」
しゅんとしている上月は、体の大きさに反して小さく見えた。
かわいいなぁ♡
ぼくは穏やかな優しい気持ちだった。しかし、上月のかわいい姿を見てしまうと嗜虐の欲求がむくむくと膨らんでいく。
「うふ♡」
ぼくはむくりと身を起こした。膝を折ってベッドの上で女の子座りになり、上月と向かい合う。
ぺろりと舌舐めずりしてぼくは、
「君に任せてると痛くされそうだからぼくがリードするね♡」
「お、おう」上月の瞳の奥に、おびえと喜びのまざったような複雑な色が見えた。
「脱がしてあげるね♡」
上月を裸にすると、ぼくもTシャツを取り払った。お風呂でも裸を見せ合っていたけれど、その時よりもどきどきする。初めてでひどく興奮しているのはぼくも同じのようだった。
唾を飲み込む音が重なった。
ぼくはまっすぐに上月に抱きついた。「だいしゅきー♡」
が、勢い余って押し倒してしまった。けれど、気にせずにぴたっと体を寄り添わせ、厚い胸板に頬をすりすりと擦りつけて懐かせる。
どくんっどくんっと昂った鼓動が伝わってくる。男根はかつてないほど激しく怒張していて、少し前にお風呂で盛大に射精したばかりだとは思えない。
「えへへ♡ 上月君すっごく興奮してる♡」
「当たり前だろ。ずっと前からこうなりたいって思ってたんだ。そりゃ興奮もするって」
ぼくは上月の顔を上目遣いに仰ぎ見ながら、左手を伸ばして雄汁を垂れ流す剛直に触れた。
上月が、「うっ」とうめいた。
片手で皮を剥き、ぬるぬるの亀頭を親指の腹で優しく撫で回す。
「ぁぁっ、くっ」上月は切なげに喘いだ。
おちんちんを柔く弄びながら尋ねる。
「ねぇえ♡ 上月君はこのお部屋でぼくのことを想ってオナニーしてくれたことはあるの?♡」
不規則に乱れる呼吸の合間に上月は答えた。
「あるよ」
「えへへ♡ うれしいっ♡」頬が緩んでしまう。「どんな妄想でシコシコしてたか教えて♡」
「え゛」上月は嫌そうに眉間に浅いしわを作った。「それは流石に恥ずい」
「だぁめ♡ これはご主人様の命令です♡ 洗いざらい白状してください♡」
困ったような、恥ずかしそうな上月の表情の下に、被虐の官能が見え隠れしている。
「早く教えなさい♡」
きゅっとカリ首を締め上げた。
「ぁぁっ」上月の美貌が幸福の煩悶に歪んだ。
「いつでもイっていいからね♡」
「あ、ああ」
そして、上月は答えた。「えー、ある日突然、柚が俺の彼女になってくれて、その……」そこで諦め悪く口ごもってから、「俺に孕ませてほしいって懇願してきて、それで中出ししまくる、みたいな」
「へぇー」ぼくはにやにやを抑えられない。「それはただ都合よく中出ししたいだけ? それとも、君の赤ちゃんをぼくに生んでほしいの?♡」
「いやその、それは」などとしどろもどろになったものの結局は、「中出ししてぇし生んでほしい」と上月は照れくさそうに認めた。
「うふふ♡」
ぼくは、仰向けに寝そべる上月の腰に跨がった。
と、熱く脈打つ硬くて、けれど弾力もある剛直が淫豆に押しつけられ、甘く心地よい戦慄が走り、背筋を駆け上がった。体が弓なりになる。お互いの性器がキスしつづけているから、その快感がひっきりなしに襲ってくる。
「んっ……♡」ぼくは素直に嬌声を出す。「気持ちいいよぅ……♡」
ぼくの体重──低身長の痩身ではあるけれど──を受け止めている一物が、びくんっびくんっと痙攣した。
「くっ──はぁぁっ」込み上げてくる射精感と闘っているのだろう、上月は苦しげに吐息を洩らした。
「ねぇえ♡ 上月君♡」
ぼくが呼ぶと、彼は官能に染まった顔でぼくを見た。
にこっとほほえんでからぼくは言う。
「ぼくね、上月君の赤ちゃんが欲しいの♡ どうかぽくを孕ませてください♡
上月は切なそうに眉を歪めたまま、おもむろにぼくの骨盤の所を両手で掴んだ。がっちりと固定されてしまい、ほとんど動けない。雌を逃がさんとする雄の本能だろうか。とてもうれしい。
上月は言う。「ありがと、めっちゃうれしいよ」
言葉はとても紳士的だけれど、目は血走って危うい光を放っているし、呼吸は速く、そして激しく震え、尋常ではないほど興奮していることを物語っていた。
「ねぇえ、また痛くしてる」ぷくっと頬を膨らませて怒ったふりをした。
「あ、わりぃ」上月はパッと手を放した。「自分をコントロールできなくなってんな……」困ったようにつぶやいた。
「いいよ♡ 大丈夫♡ 本当に危なそうなら縛ってあげるから♡」
「本当か?」上月はうれしそうに目を輝かせた。
「──えっ?」予想外の反応にぼくは目を丸くした。「ほんとに?」本当にうれしいの?
「あ」上月は、しまった、というように頬を歪ませた。「いや、これはその、お前を傷つけなくてよくなるからであって変な意味はねぇよ」
「へぇー」ぼくは細目でじぃーと上月を見る。
「何だよ」上月はもじっと動いた。
「──で、本音は?」
「いや別にそんなのないけど」目がバタフライをしている。
「ふうん」
ぼくはおもむろにとろとろおまんこをかちかちおちんちんに、ぐにぐにと押しつける。
「うっ」上月が喘いだ。
「正直に教えてくれないとえっちさせてあげないよ? 射精も禁止にするよ? いいの?」
上月の表情が絶望に沈む。はぁ。一度溜め息をついてから彼は答えた。「最近、物理的にもお前に縛られたいって思うようになっちまったんだよ」
「うわぁ」ぼくは引いた。「君って変態なんだね」
「いいだろ別に」上月はすねたような口調ではあったが、どことなくうれしそうに見えた。
「うん、いいよ、変態さんでも」ぼくはあっさりと言った。「でも、ごめんね、今、縛る物、持ってないし縛り方もわからないからそれは叶えてあげられない」
「わかってるって」
「ふふ」ぼくは微笑を零し、「でもね、上月君がちゃんと責任取ってくれるなら、いいよ♡ 本当に好きなだけ中出しさせてあげる♡」