元いじめられっ子TS美少女ぼく、ぼくをいじめていた一軍イケメン男子が雑魚ちんぽだと知り、(性的に)いじめ返すことを決意する 作:虫野律
突然現れたぼくを見た、ワイシャツにトランクスという格好の上月は、なぜか股間を両手で隠しながら、
「はぁ!? 何でお前がいんだよ?!」
と逆ギレじみた理不尽な言葉を吐いた。
「イチゴオレを零されたから着替えてただけだよ」
と言ってからぼくは、上月の視線が挙動不審に揺れ動いていることに気がついた。右に行ったりぼくのほうを見たり左に行ったりぼく胸の辺りを見たり──あ、やば。
自分がブラジャーとそれにより強調された谷間をさらしていることを思い出し、胸を覆い隠そうとし、しかし途中で手を下げた。
もうこいつには、TS前ではあるけれど、全裸も絶頂する瞬間も見られている。今更これぐらい別にいいや。
そんなふうに思ったのもあるし、これからやろうとしていることを考えると堂々としていたほうがいいと判断したからでもあった。
そうやって開き直り改めて上月を観察すると、その端整な顔が紅潮していることが見て取れた。もしかしてこいつ、
「上月君、もしかしてあんなに馬鹿にしてたぼくの体で興奮してるの?」
「なっ、何言ってんだそんなわけねぇだろ」
上月は、上擦りかけたような余裕のない口調だった。必死に強がっているようにも見える。
その滑稽な姿にぼくの下腹の奥に官能的な火が灯り、とろりと蜜の溢れる感覚がした。じわじわりと湧き広がっていく。
「ふふ」ぼくの小さめの口から微笑が零れ落ちた。
「何笑ってんだよ!」上月は、「渚のくせに」などと減らず口を叩いてくる。
「かわいいなぁと思って」
「はぁっ!?」上月は心外そうに顔をしかめた。「うっざ! 何なんお前、何、上からもの言ってん──」
「見ちゃったんだよね」ぼくは上月の言葉を遮るように言った。
その台詞を聞いた途端、上月の、誰もが、男子さえもが憧れる芸術的な美貌が色を失った。
にんまぁーと努めて嫌らしい笑顔を見せつけて、
「上月君って、とぉーってもかわいいおちんちんを持ってるんだね!」
はっきりと大きな声で言ってやった。
「お、おいやめろ声を抑えろ」
上月は焦った様子で言ってきた。
ふふふふふふふ。黒い笑いが込み上げてくる。
やっぱりあのおちんちんはコンプレックスみたいだ──そうだよね、ぼくも元男の子だからその気持ちは想像できるよ。上月の場合は実力も立場もあるから余計にきついだろう。プライドを守るためにはあんなちんまいおちんちんをしていることは何としても隠し通さなきゃいけない。
かぁわいい♡ たぁーっぷりいじめてあげるからね♡ いい顔で鳴いてね♡
怖気づいたように及び腰になっている不安そうな表情の上月に向かって、静かに穏やかに語りかけるように言う。「ぼくさ、女の子になってからお話するのが好きになったんだよね」
上月の頬がぴくぴくと
「クラスのみんなに言いたくて仕方ないんだぁ、君のちぃーっちゃいおちんちんのこと♡」
「や、やめろ」
「『ねぇねぇ、ちょっと聞いて、さっき偶然上月君の着替え見ちゃったんだけど、彼ね、子供みたいですんごいかわいいの』──話の掴みはこんな感じでいこうと思うんだけど、どうかな?」
「ふざけんな! 駄目に決まってんだろ!」
「じゃあもっとストレートに、『ねぇねぇ、上月君ってあんなにオラついてるのにちょー短小なんだよ、ヤバくない?』みたいにしよっか?」
「うぜぇ、お前マジいい加減にしろ」
「──ねぇ、上月君」
ぼくはがんばって怖い声を出した。いや、たぶん出せてないけど、とにかく雰囲気だけはそんな感じになるようにして、
「口の利き方には気をつけたほうがいいよ」
上月は目を見開いたかと思うと、きっ、と口を結んだ。
ぼくは言う。「君が今の地位にいられるかどうかはぼくの気分次第なんだよ? それはちゃんとわかってる?」
「くっ」上月は悔しげに唇を噛んだ。
はぅぁ♡
自然と陶酔の吐息が溢れ出た。復讐が成功する予感にお腹の奥の奥、子宮の辺りが歓喜にうち震えてマグマのように熱く煮えたぎり、おまんこは物欲しそうにひくひくしている。
けれど、まだまだ足りない。もっともっと、もっとちょうだい♡
「でもさ、ぼくも鬼じゃないから秘密にしてあげてもいいかなとも思ってる」
上月の顔に希望の光が差した。「ホントか」
うん、と大きく顎を引いた。
「そ、そうか」と安堵の色を見せた上月に、
「ただし条件がある」
と現実はそんなに甘くないと教えてやる。うふふ。
条件って何だよ、と問う目に答える。
「ぼくの奴隷になること♡」
「な、な──」上月は口をぱくぱくさせて空気を
「あれ? どうしたの? まさか不満なの?」
「あ、当たり前だろっ!」
精一杯の虚勢なのがまるわかりだった。
もうっ、本当にかわいいんだからっ♡ そんな姿を見せつけられたらもっといじめたくなっちゃう♡ 全部君が悪いんだよ♡
「じゃあ仕方ないね」と脱力するように息をついてぼくは、「今日にもみんなに広めるね」
「だからやめろって!」
「口の利き方がなってない。そんな態度ならぼくもう行くから」
ぎりりと
にこっとほほえみかけ、しかし言葉は発せずに無言の圧を掛けるにとどめる。
そうして数秒か数十秒か沈黙の時が流れ、やがて上月は観念したように肩を落とした。
「わかった、それでいい、それでいいから黙っててくれ」
「うふっ♡」ふふふふふふふふふふふふふふ……!
ぼくは内心で狂喜乱舞していた。これからは上月を好きにできる! 気の済むまでなぶり倒せる! 鳴かせられる!
おまんこからせり上がってきた心地よい波が声帯を動かして変な声を出させようとしてくるが、ぐっとこらえ、無表情を張り付け、
「じゃあ全部脱いで」
と初めての命令を下した。
「は?──はぁ?」
呆然とする上月にもう一度ぼくのハジメテを聞かせてあげる。
「だから、全裸になってって言ってるの♡」
「な、何でだよ?!」
「何で?」とぼくは小首をかしげた。「君のかわいいところを見たいからだけど?」
「おま、おま、おま──」上月はぷるぷると震え、「ふっざけんなっ!!」と叫んだ。
「はぁ? 何その態度」
ぼくは腕組みをして強者の風格(?)をまとった。むぎゅっとおっぱいが寄せ上げられ、谷間が強調された──ぎゅんと上月の視線がその柔らかな果実に吸い寄せられた。
「あはっ♡」
上月は恥じ入るようにさっと目を逸らした。
もう楽しくて仕方なかった。こんなのいくらでもいじめられるじゃん。この男の子、何てかわいいんだろ……♡
「正直に答えて。これも命令だよ──ぼくで勃起しちゃったぁ?♡」
「し、してねぇよ!」上月はぼくを見ようともしてくれない。
駄目だよ、逃がさないから♡
すたすたと上月に近づき、背の高い彼の顔を目一杯伸ばした両手で挟んで強引にぼくのほうに向かせた。
「ちゃんとおっぱい見て♡」
「やめ、やめろ」
と言いつつ上月は、ぼくにされるがままに谷間に熱視線を注いでいる。
ちらと上月のトランクスを確認する──んん、よくわかんないな。ちょこーっとだけ盛り上がっているようにも見えるけれど、気のせいと言われればそんな気もする。
「ねぇ、上月君」下から、おそらくは上目遣いに目を合わせてぼくは言う。「どうせ上月君は童貞なんでしょ?」
恋人がいるという噂は聞いたことがない。その理由は間違いなくあの極小おちんぽだろう。そのコンプレックスが上月を消極的にしていたんだ。
「仮にそうだったら何だってんだよ」
ふふふ♡ 強がちゃって♡ かぁわいい♡
「それなら、おっぱいを生で見たこともないよね? さっきの命令に素直に従ってくれたらぼくのを見せてあげてもいいよ」
「っ!」上月の息を呑む気配。
「うふ♡ ぼくのおっぱいねぇ、ブラウスの上からだとわかりにくかったかもだけどぉ、Fカップもあるんだよ。君はおっぱいの感触なんて知らないと思うけど、すっごく柔らかくてふにふにむにゅむにゅで揉むと気持ちいいんだよ? ふふ♡ 乳首はきれいな桜色でね、でもね、乳輪が少し大きくてえっちでさ、ぼくとしては恥ずかしいんだけど──」
はぁはぁ──じっとりとした荒い吐息がぼくのさらさらの前髪に当たって少しくすぐったい。
「上月君がいい子になってくれたら、我慢して特別に君にだけは見せてあげる♡」
上月の目は血走っていた。もはや発情しているのは誰の目にも明らかだった。
その時は程なくして訪れた。
「わ、わかった」初めは小さな声で、「脱ぐから手を離してくれ」次は少しだけ大きな声で上月は首肯した。
その瞬間、ぞわぞわぞわーっと肌を
「んっ♡」
意識とは別の何かによって
心のどこかで歯車が噛み合う音を確かに聞いた。世界が鮮やかに輝き出し、ぼくの体が、心が書き換えられていく。
そしてぼくは、一つの結論、そう、まるで慈愛に満ちた聖母のごとき
上月はもう憎きいじめっ子なんかじゃない! かわいいかわいい、ぼくのおもちゃだ!!
──ああっ、たまらないっ♡
「ありがと♡」爪先立ちになって背伸びして、「いい子いい子♡」と頭を撫でてやってから一歩下がった。
一瞬だけうっとりとした表情になった上月は、一度息を吐くと意を決したようにワイシャツのボタンに手を掛けた。