元いじめられっ子TS美少女ぼく、ぼくをいじめていた一軍イケメン男子が雑魚ちんぽだと知り、(性的に)いじめ返すことを決意する 作:虫野律
「卓球してるね」旧音楽室の中をドアの隙間から覗きながらぼくは言った。
「してるな」上月がうなずいた。
旧音楽室で、一年生の男子のグループが卓球をして遊んでいたのだ。ぼくらのベッド(仮)が卓球台(仮)になっていた。ぼくのおまんこ汁と上月君の特濃ザーメンで汚れた机でかわいい顔した男の子たちが爽やかな汗を飛ばして軽快にラリーを続けている。
「器用だな」上月が感心するように言った。「よくもまぁあの机でまともに卓球ができるもんだ」
「たしかに」ぼくも素直に褒めてあげたい心持ちだった。
ほっこりした牧歌的な空気になりかけていた。けれど、ぼくは怒っているのだ。この、妙に穏やかな気持ちのまま、明日また、と解散するわけにはいかない。
「違う部屋行こ」ぼくが言うと、
「そうだな」上月は同意した。
そうして向かったのが、同じく三階にあるサバゲー同好会の部屋だった。サバゲー同好会は現在、事実上の活動休止状態でその部屋を利用する者はいない。
引き戸には鍵がしておらず、何の抵抗もなく開いた。
部屋の中央にはテーブルと椅子、奥の壁際には壁に背もたれをつけるようにしてソファーが置いてあった。窓はない。サバゲー同好会の冷遇ぶりがわかる狭い部屋だった。
埃っぽい空気が鼻をつく。プラスチック特有の化学的なにおいもする。あまり気持ちのいいものではないが、話したくてうずうずしていたから、もうここでいいや、と思い、引き戸を閉めた。
上月をソファーに座らせると、テーブルの横の椅子を彼のほうへ向け、それに腰を下ろした。脚を組む。
「さて、上月君、ぼくに言わなければいけないことがあるよね?」
「そんなのねぇけど」上月は心から不思議そうに言った。
ぼくはキレた。「ないわけないでしょ!!」ばんっとテーブルを叩いたら、手に、じんと痛みが広がった。手を上げて顔をしかめた。
「おい、大丈夫か?」
「うん、大丈夫、ありが──」はっ、と気づいた。危うく丸め込まれるところだった。きっ、と上月をにらみつけて本題に入る。「音瀬とはどういう関係なの?!」
「別にただのクラスメイトだけど」
ぼくはキレた。「ただのクラスメイトと相合い傘するわけないでしょ!!」ばんっとテーブルを叩こうとして、すんでのところで踏みとどまった。
ぼくの手を止めようとして腰を浮かせたらしき上月が、そろりとソファーに身を沈め、言う。「んなこと言われても本当にただのクラスメイトなんだが。あれは俺の傘が誰かに持ってかれたから、たまたまだって」
はぁやれやれ、というような心持ちだった。「そんなわけないでしょ。あのクソビッチはね、君を狙ってるんだよ? それはわかる?」
「まぁそれとなくは」てかクソビッチ呼びかよ、とあきれ顔だ。
「どうせ音瀬が君の傘を隠したんだよ、君に近づくために」
「そこまでするか? 普通に誘うだろ、普通は」
「甘い! 甘すぎる! ああいう女は隙あらば、何なら無理やり隙をこじ開けてでも自分の株を上げようとしてくるんだよ! こそこそと着実にポイントを稼いで、確実にものにできるタイミングになった瞬間、むせ返るような雌の本性を露にして全力で襲いかかってくる! そうやって君はあの女の汚物まんこに溺れさせられる!」
「考えすぎじゃねぇか?」
「考えすぎじゃないから!」
はぁ。ぼくはあきれ果てていた。この男、あまりにも危機感がなさすぎる。「上月君を狙ってる女はわんさかいるんだよ? あの堅物の東雲先生でさえ女の顔で君を見てる。ちゃんと気づいてる?」
「まぁ、やけに色っぽく潤んだ目で見てくるなぁとは思ってたけど。俺といるとよく笑うし」
心がすっと冷えていく。
「へぇ、あの年増のこと色っぽいとか思ってたんだぁ、へぇ、あのだらしない体したおばさんをねぇ、そっかぁ──」
怒りが爆発し、ばんっとテーブルを叩きそうになるも、差し込まれた上月の手のひらに受け止められた。ごつごつとしているのに温かくて優しいそれに包まれて、ぽっと顔に熱が集まる。
「叩くなって」
「うん、ありがと……」──はっとしてぶんぶんとかぶりを振った。ごほんっ、と咳払いして、「だいたい、君もデレデレデレデレデレデレして! ぼくにはLINEも何もしないのに! ほかの女にばっかり構って! いったいどういうつもりなのっ?!」
「話しかけられるから普通に話してるだけだけど」
「嘘だ!! 嫌らしい顔してたもん!! 音瀬のお尻見てた!! 東雲のおっぱいも見てた!! ほかにもかわいい子ばっっっかり選んでえっちな目で見てた!!」
上月は決まりが悪そうに鼻の頭を掻いた。「いやまぁそれは本能的に」
「駄目に決まってるでしょ!! 君はぼくのものなんだからぼく以外をえっちな目で見ちゃ駄目!!」
「だって、お前がエロいこと禁止っつーから」
「ほかの女に向かったら余計駄目でしょうがっ!!」ぼくは声を荒らげて叫んだ。はぁっはぁっ。
「落ち着けよ」
「無理っ!!」ぼくの頭は沸騰していた。「本当は君だってワンチャン期待してたんでしょ?! 期待して音瀬とかに優しくしてたんでしょ!!」
「してねぇって。俺にはお前だけだよ」
聞きたい言葉を言われてたじろぎそうになるも、ぐっと力んでこらえ、「信じられないっ!!」
「本当にそんな気ないんだって」
「絶対嘘だ!!」一度呼吸をし、「ぼくが優しいせいで勘違いしてるみたいだからはっきり教えてあげるけどね、君のその粗末なゴミちんぽを受け入れてくれる女の子なんてぼく以外存在しないからっ!! あの女どもはね、君の顔と地位に群がってるだけの害虫なんだよ? 絶対に油断したら駄目。ぼくは君のために言ってるんだよ? 君に傷ついてほしくないから心を鬼にしてこんな嫌なことを言ってるの。君が安心してすべてを捧げられるのはぼくだけなんだよ、君はぼくのことだけ考えてればいいの、君の性欲は全部ぼくだけにぶつけるの、一滴残らず全部ぼくのおまんこに注ぐの、君は一生ぼくだけのものなんだっ、永遠にぼくだけの奴隷なんだっ! 死んで生まれ変わっても世界が変わっても世界が滅んでもずっとずっとぼくだけのおもちゃなんだっ!!──わかったっ?!」
「お、おう」上月はひるむようにうなずいた。
「本当にわかってるの?」
「わかってるって」
「そう、それならいいけど」
とぼくが言うと、上月はほっとしたように肩のこわばりを解いた。
「でも」
とぼくが再び口を開くと、上月も再び緊張した面持ちになった。
「もしもぼく以外の女とえっちなことしちゃったら、君のそのゴミちんぽ、切り落としてその女の死体と一緒に君の目の前で燃やすから──文句はあるわけないよね?」
「あ、ああ」上月は蒼白な顔でこくこくとうなずいた。
「本当の本当にわかってる?」じっとりとした眼差しで見つめると、
「本当の本当にお前以外とスるつもりねぇから。お前以外いらない。俺が欲しいのは柚だけだよ」
「……」ふ、ふうん、そっかぁ、そっかぁ、上月が欲しいのはぼくだけかぁ……えへへ。「ま、まぁ、そういうことなら今回だけは大目に見てあげる──でも、ぼくの気持ちを弄んだ罰は与えます!」
上月はごくりと喉仏を上下させて身じろぎした。直感が働き、彼の股関に視線を落とすと、勃ちはじめているのが見て取れた。どんどんそそり立っていく。
「うふ♡」ぼくの口角が上がった。「上月君、罰を与えられるってわかって勃起しちゃったんだぁ♡ 変態さんだねぇ♡」
「仕方ねぇだろ、ずっと抜いてなかったんだから」上月は照れの朱を頬ににじませていた──かわいい♡
「ふふ♡」
ぼくはソファーに座る上月の腿の上に跨ぐようにして乗った。対面座位の格好だ。身長差が三十センチ以上もあるせいで普段は見上げてばかりの彼の顔がぼくの目線より少しだけ低い位置にあって不思議な感じだ。
「はぅ……♡」
整髪料のにおいにまじって彼本来のそれ──汗の浮く子供の肌のようでいて爽やかな
ぼくが求めてやまないぬくもりに心が溶けて情欲の蜜となり、とろりとにじみ出てきた。熱く燃え盛る剛直がぼくの筋の間でびくんびくんと脈動している。ぐっと秘裂を押しつけて快感の罰を与える。
上月が切なそうに、「うっ」とうめいた。夢にまで見た、ずっと見たかったひどく感じている顔だった。
「気持ちいい?♡」抱きつくようにして耳元に口を寄せ、そっとささやいた。ぐいぐいと腰を前へ前へとやる。
「ぁ、くっ、ああぁっ……」上月の声には一切の余裕がなかった。
「うふふ♡ 出しちゃってもいいよ♡」体を密着させて全身で上月の欲情を感じ取る。「今回の罰はねぇ、この前ぼくにぶっかけた仕返しだよ♡ ズボンを穿いたままいーっぱい射精してもらいます♡ たくさん汚して精液のにおいをさせながらそのままおうちに帰ってね♡」
「はぁっ、ぅくっ、はっ、はぁっ」上月からの返事は昂った吐息だけ。
「ねぇえ♡ お返事してよぅ♡ ぼくのこと嫌いなのぅ?♡」
ちょうどよい位置に上月の耳があり、考えるより先に、はむっと甘噛みしていた。ちろちろと舌先を這わせる。
「お、おいっ」上月が焦った声を出した。「や、やめっ、くっ」しかし、とろとろおまんこで破裂寸前のおちんちんを刺激してやると、口を閉ざした。
唾液で濡れた耳朶から唇を離し、「こらぁ♡ ぼくが君を味わってるのに邪魔しちゃ駄目でしょ♡」
「わ、わりぃっ──もうっ──ぁぁ、出るっ!」
上月のぺニスが鋼のように硬くなったかと思うと先端からマグマのような精液が噴き出した。びゅるるっびゅるるっと激しく射出されつづける灼熱の愛欲にぼくの女の部分を責められ、「んんっ♡ はぁ♡」声から嫌らしい蜜がしたたった──その途端、射精の勢いが増した。「すごい♡ たくさん出てる♡」うれしいっ♡ とひしと抱きつく。
上月の絶頂を受け止める至福の時が終わると、ふっと彼の体から力が抜けた。はぁっはぁっという満足げな雄の呼吸音がぼくをくらくらさせる。
「いーっぱいびゅっびゅっしたねぇ♡」いい子いい子♡ と頭を撫でてやる。
上月のセクシーな瞳は、潤みきってすっかり駄目になっていた。「柚……俺、もうお前がいないと生きていけねぇ」
「あぅ……♡」哀切の調べを含んだ純粋な求愛の言葉に、ぼくの背筋に心地よい震えが走った。子宮が、彼の子種を欲するように甘く疼いていた。
上月のたくましい腕がぼくの背中と腰に回され、まるで硝子細工の芸術品を扱うかのように優しく抱きしめられた。
「んっ♡ はぅ♡ こうじゅきくぅん♡」ぼくも彼を抱く。強く抱きしめる。
「柚、わりぃ、また」
上月の一物が膨らみはじめていた。
「うふ♡ もうっ♡ かわいいんだからっ♡」
ぼくの体で、ぼくで欲情している。ぼくを必要としてくれている。
その切実な事実がぼくに安らぎをもたらしていた。
何をやっても人並み以下どころか人未満。誰からも必要とされない。見下され、認めてもらえない。学校の先生からもクラスメイトからも家族からも──そんなぼくがこれほどまでにまっすぐに求められている。
──ぞくぞく。
体の芯が甘く戦慄した。悩ましい疼きが急速に膨らんでいく。腰がぴくっぴくっと小刻みに痙攣しはじめた。
上月君っ、上月君っ! 上月君っ!!
ぼくの心に呼応するかのように、猛り狂った肉棒が熱くふやけた股ぐらに押しつけられた。
「んんんっ♡♡♡」
雷に打たれたような強烈な快感が膣肉を震わせ、激しくも官能的な痺れが四肢へと駆けた──自然と上体が反る。まなうらで火花が瞬き、ふわっと刹那の浮遊感。淫楽の戦慄が全身で盛んにさんざめく。
ややあって、
「──えへへ♡」ぼくは体の、心の全部を上月にもたれかからせた。「上月君のおちんちんでイっちゃった♡」
「──柚っ」
上月の大きな手がぼくの尻たぶを鷲掴みにした。腰を引き寄せられる──彼のぺニスの悩ましげな火照りをより強く感じ、
「あんっ♡」たまらず声がとろけた。
「痛かったか?」
「ううん♡ 大丈夫だよ♡」はぁぁ、はぁぁ、と二人の吐息が空間を淫らに染め上げていく。「それよりもっと触って♡ お尻もおまんこもおっぱいも全部全部っ♡ ぼくのすべてに触ってほしいの♡」
唾を飲む音がした。鼓動がうるさい。ぼくのも上月のも。