※この作品はR-18です。

この砂、赤い、赤い。   作:だんきち文庫

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 廻船問屋の番頭、佐吉は不成者(ならずもの)一家の与平次兄弟にある頼み事をしていた。

 一方、居酒屋の看板娘のお凛は店の台所で密かに旬の老海鼠と胡瓜で和え物を拵えていた。

 其れを見た目明かしの文蔵は同心の田辺一之進に川田屋で御禁制の老海鼠が使われている事を進言する。

 お凛は何処から老海鼠を調達したのか?


 また、越後の縮緬問屋の隠居と名乗る謎の老人とその一味とは?




この砂、赤い、赤い。1

 

 どうも頭の中のHDDレコーダーが壊れてランダム再生し出した様だ…

 

 

 

 

 

 熱も下がり峠は越えた様だかまだ意識は朦朧としている…

 

 グルンワルド(平幹二朗)は暫く様子を見てみる事にした。

 

 

 

<この砂、赤い、赤い。> (チキサニの太陽より)

 

 

― 悪魔の子はその容姿が美麗しい ― 

 

 その時、薄れ逝く意識の中でホルス(大方斐紗子)は思った・・

 

 

 

ACT-1 それは再び・・

 

「こんなのはドクサバフグじゃない!」

 

 山岡士郎(井上和彦)は大きな牛脂を徐に三十連、四百五十発用の九二式重機関銃甲弾弾薬箱から取り出すと、低く押し殺した声で言った。

 

「これ、月に雁ね。今なら遅くないわ!行ってらっしゃいよ」

 

 アルテイシア・サムダイクン(井上遥)はブロンドの髪を夜風に踊らせながらコートの襟を立てて美食倶楽部の中川(仲木隆司)を促した。

 

 夜更けのAMIJARUKAS埠頭に二人の影が保税倉庫の水銀灯により薄暗いアスファルトの地面に細長く映し出されていた。

 

 無言で見つめあう二人の背後に、突然鋭い声が十八粍厚のビッカース防弾鋼板を貫き2人の前にぶら下げられた天下一品のこってり 並(949キロカロリー)に降り注いだ!

 

「ジョーダンはヨシ子ちゃん! おやつあげないわよ!」

 

 秀松(志垣太郎)と、ご寮はん(小山明子)の話に首を突っ込んだのは分家の冶三郎(高田次郎)だった。

 

「何時も言うてまんがな!虎穴に入らずんばコジジイはオモライ君の師匠って!」

 

 冶三郎は皆から「ことわざ博士」と呼ばれ尊敬されていた。

 

 

 

 

 その向かい側の建屋では終礼点呼待ちの学童が今か今かと騒ぎながら舎前に屯していた。

 

「ああ~、誰か煙草呑ましたり~な~」

 

 染一等兵(高原駿雄)が自分の班舎内をうろつき古年次兵に煙草を強請っていた。

 

「あ~、世界は分かれたり五大州~!今、一つの怪物が欧州を歩き回っている…」

 

 染は「共産党宣言」の序説の頭を唱えながら古参兵の間を行ったり来たりしていた。

 

「誰か煙草無いかいな〜」

 

「はい!」

 

 彦佐一等兵(沼崎勲)は戦時負担額で十五銭に値の上がった金鵄の函を差し出した。

 

「すんまへん!三年兵殿」

 

 染は彦佐が向けた函から二本失敬した。

 

「このオスケが!」

 

 彦佐は笑いながら自分も一服した。

 

 

 

 

「今度、遊びに来て!待ってるから!」

 

 愛川マキ(菅谷政子)はセーラー服の名札を揺らせ柔かに笑って見せた。

 

「うん!必ず行くわ。それまでに練習しておくから!モツ煮」

 

 身を捩り可愛く笑って丹下段平(藤岡重慶)はマキを見送った。

 

 

 だが、その蕾は血が滲んだ様に赤く、その香りは汗の匂いがした…

              (細うで繁盛記より)

 

 

 

 

 

「うふふ・・」

 

 林家三平の後ろにいたフェルモッサ・シェリル(井上遥)が不敵な笑いを勝ち取った後、三平に喉輪を喰らい涙目で訴えた。

 

「鉄は熱いうちに召し上がれ!とも言うわよ?」

 

 だがその時、イデのゲージは輝きを失っていた。

 

 やはりシェリルの言い訳はその場凌ぎでしかないのだ。

 

 

 

 

 正吾の姉、正子(冨士眞奈美)は旅館の帳場で吐き捨てる様に罵った。

 

「加代!おみゃーには山水館はやらにゃーずら!」

 

「山水館はワテのもんだす!誰にも渡さしまへん」

 

 加代(新珠三千代)は一人誓うように呟いた。

 

 

 その山水館の大広間では松鶴屋千とせの真打襲名披露の打ち合わせが京都府定例議会のメンバーで内々に執り行われていた。

 

 なんでも彼等が言うには天婦羅の廃油で市営バスを運行させその経費の差額を裏金に補填しようとの事。

 

 しかしこれらは池田内閣の時代の夢物語であり高度成長期を目の当たりにした バッフクランには寧ろ好都合である。

 

「ダーリン!ウチ出来たっちゃ!」

 

 ラム(平野文)はアタル(古川登志夫)の首に纏わり付き嬉しそうに燥いで電撃を喰らわしていた。

 

 アタルは『ラムの場合、出来ちゃった結婚になるのか…将又、出来たっちゃ結婚になるのか…』

 

 首を絞められ電撃を受けながら皮膚が水膨れになりやがて皮が弾けて肉が燻ぶりだし体液が流れる中で考えていた。

 

 

 

 

 オーメ財団代表のギンドロ・ジンム(TV版、蟹江栄司)の恩命により人生航路の「お別れ会」で弔辞を読む羽目になった三遊亭小円遊がOMMビルの屋上庭園の草葉の陰から月を見上げて小首傾げて水の中、貴方と私はえ〜えそりゃそりゃえじゃないか〜あ、それピーチクパーチク深い〜〜か〜と、ターボファンに巻き込まれながら鈴々舎馬風は羽織の裾を凧の様に絞った。

 

 

 

 

「ギヤマンの器に~」

 

 落語ではその喋り口が遺憾なく発揮されるものの、サントリー提供「味の招待席」ではその口調が品の無さを露見させてしまい番組降板を余儀なくされた桂小文枝だが、亜空間飛行は彼の十八番であった。

 

「この高機動力を盾に戦えば・・・」

 

 もう桂米丸に「日曜演芸会」の大喜利で顔に墨を塗られなくて済むのだ。

 弟子の桂銀淑に「一番に知らせてやろう!」と勇んでアディゴに乗り込んだのであった。

 

 だが、彼らのその正体とは・・・

 

 其れはミケーネ帝国の暗黒大将軍(小林清志)に仕える「軒猿」だったのだ。

 

 しかし、そのミケーネ帝国も同時上映の「フィンガー5の大冒険」が無ければかなり厳しい戦いになる事は否めなかった。

 

 

 

 

「そうよ。何時でも…あなたが思い出してくれたら…いつでも逢えるのよ…」

 

 ヘケート(三代目、武藤礼子)の寂しげな眼差で無理に笑顔を取り繕う。

 そしてフランツ(初代:喜多道枝)の腕の中て呟いた。

 

「夢の中で…だって私達は夢と同じ物質で出来ているんだもの…」

          (シェイクスピアより抜粋)

 

 その眼差しと唇とのギャップが余計に悲しみを誘うのであった。

 

 

 

 

「ふふ、どう?良かったでしょ!」

 

 ダイアナ・バリー(高島雅羅)はそう言うとまだ絶頂の波の狭間から覚めやらないアン・シャーリー(山田栄子)の薄紅色に染まった乳首を軽く噛んだ。

 

「や、ヤメテ!ダイアナ!わたし…また…」

 

 押し寄せる波の如く快楽が幾重にもアンを襲う。

 

 ダイアナの右手はまだアンの下腹部に置かれている。

 その中指の先はアンの淫蕾を虐める様に執拗に弾き上げていた。

 

 その指の動きは往年のマーク・リードのガン捌きを彷彿とさせた。

 

 やがてその刺激は再び大きな快感の波になりアンを襲う。

 

「あっ、ああ、ダイアナ!ダイアナ…ダ、ダイ…アナ…!」

 

 アンはその幼さを残す可憐なダイアナの顔を切ない目で見詰めながら絶頂を迎える時のキスのタイミングをダイアナに委ねた。

 

「ん・ん・あう!い、逝く!逝く!逝っちゃうぅ…!」

 

 ダイアナはそのアンの喘ぎを合図とばかり深く強くアンの唇を奪う。

 

 そしてアンの口腔を犯す様に舌を強引に差し入れ、アンの口腔粘膜を舐め取る如く激しく抜き差しを繰り返した。

 

 その舌技と淫蕾を弄る指の動きから寄せられた大きな快楽の波はアンを溺れさせ深い水底へと引き摺り込んで行った。

 

「まぁ!アンったら…」

 

 ダイアナは下半身を痙攣させて白目を剥いて失神しているアンを見て、その愛らしい顔に嗜虐的な笑みを浮かべていた。

 

 

 

 それを小学児童用跳び箱(高学年用6段)の中から覗いていたバーンズ少佐(ブラットフォード・ディルマン)は他の跳び箱の中に居る部下を励ました。

 

「思っても素晴らしいじゃないか!国に帰れば…」

 

 バーンズの言葉を他所にハートマン中尉(ジョージ・シーガル)は無言で空を見上げアンジェロ軍曹(ベン・ギャザラ)やその他の部下の事を思い、崩れ残った鉄橋の上をゆっくりと歩きだした。

 

 

 

 その頃、 京都太秦撮影所の第3ステージの脇、従業員食堂「下駄隠し」の裏から回って三軒目に当る「ちゅっちゅく饅頭屋」の表の看板は三味線屋であった。

 

 その中では熾烈な戦いが催されていた。

 

「嫌あ~!ヤメてぇー!いっ痛い!痛い!」

 

 嫌がるマウニ(水垣洋子)を九三式物資投下用落下傘の傘嚢に縛り付けて無理やり押さえ込み己の身勝手な欲望を満たす為に彼女に圧し掛かっているのは、何を隠そう今話題の伴宙太(八奈見乗児)であった。

 

「うおおーっ星~!」

 

 キャッチャーマスクを跳ね上げ、マウニの胸に顔を埋めて伴は果てた。

 

 

 

 

 その前日、ナチスドイツの第六三三ブロッカー軍団はライン川の対岸に取り残され、物資の補給が無いまま埼玉の川越近辺を西に向かっていた。

 

 既に多摩川に架かる2本の橋の内、オーバーカッセル鉄橋は第五四三擲弾兵大隊の工兵隊がこれを爆破していた。

 

 残るはレマーゲン鉄橋だけであった。

 

 だが、彼等が目指す木更津は逆方向であった。

 

 

 そのオペルマウルティア輸送車の荷台で捜索中隊の指揮を執る惣流・アスカ・ラングレー大尉(宮村優子)は風呂の残り湯で自慰で汚れた下着と靴下を大鍋で茹で上げ出汁を引いていた。

 

「さっき言ったコト…嘘じゃないでしょうね?」

 

 念を推す様に彼女は碇シンジ(緒方恵美)を睨見つけて言った。

 

 何時もは海老の剥き身を膣口から覗かせ小気味よく磨り潰し、それを海鮮餃子に仕立て皆に振る舞う彼女だが…今日は少し様子が違った。

 

「ダイジョブよん!シンちゃんが居るんだもんね〜!」

 

 葛城ミサト(三石琴乃)はドリアンを目一杯法張ると勢いよく腋毛をハンダゴテで焼き切っていた。

 

『ちぇっ! なんだよ…アスカ。昨日、散々舐め廻してあげたのに…』

 

 シンジはアスカの海鮮餃子を楽しみにしていたが今日は御相伴に与れないと知るや先程まで張り切っていた踏み台昇降運動を四時間半で打ち切ってしまった。

 

 

 方や前方の運転席ではいつもの二人が乳繰り合っていた。

 

「マヤ! 実験の結果はどうなの?」

 

 赤木リツコ(山口由里子)はシャンタルトーマスのランジェリーを見せびらかせながら煙草を噴かしていた。

 

 しかし彼女のそのヤマアラシの様な剛い陰毛はランジェリーのレースの編み目から何本も突き出していた。

 

 伊吹マヤ(長沢美樹)はリツコのその下着を尻の方から下ろし陰裂から喰み出たラビアを捲りその裂溝に溜まった恥垢(スメグマ)を指先に掠め取った。

 

 掠めた指先の麗しい香りを一頻り楽しんだマヤは「先輩!ホラ!こんなに…」と言うとその指をリツコの人中に擦り付けた。

 

 リツコは己の激臭に嘔吐(えず)いた。

 

 それを見たミサトはまた大笑いしていた。

 

 

『ちぇっ!なんだよ…ミサトさんだって結構キツイ癖に…』

 

 何故かシンジはミサトの淫臭を知っていた。

 

 

 アスカはその理由を洞木ヒカリ(岩男潤子)から聞いていた。

 

 シンジが夜のオカズにミサトの洗濯物を拝借していた事を。

 

 アスカは自分のはオカズにされまいと防御策を練った。

 

 自分のショーツのクロッチポケットにSBのテーブル胡椒と大戦中の米軍が使用していたカーライルの包帯缶詰から取り出したサルファ剤をシコタマ仕込んで置いたのだ。

 

 そして夜中にシンジが大きなクシャミを連発して洗面所に駆け込む音を自身のベッドの上で聞いて大爆笑していた。

 

 

 以来、シンジはアスカの洗濯物は避ける様になったと風の噂に聞く。

 

 

 

 

「さあ!もうすぐ着くわよん!」

 

 

 

 ミサトは皆んなにビニール袋に小分けされた駄菓子セットと缶入りバヤリースを配り始めた。

 

 

 

 

 

 こうして皆んなの楽しい遠足の一日が始まるのであった。

 

 

 

 

 

                                       (つづく)

 




かなり以前に海外から帰国した際に高熱に魘されて寝込んだ時に頭の中のHDDレコーダーが壊れてランダム再生が始まりました。

その時の夢の話が元です。

文章の練習も兼ねて思い付いたまま書き殴り(打ち殴り?)ました。

意味もヤマもオチもありません…

ご一読の上、ご感想ご批評賜れば幸いです。

宜しくお願いします。

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