「……アンタ、ここでいつもこんなことしているの?」
服を着替えながら、三島がそんなことを聞いてくる。
俺はやれやれ、と肩をすくめた。
「そのための場所みたいなものだろう」
「ま、まあそうだけど。随分と慣れているようだから」
「逆に君は、不慣れのようだな」
「うっさいわね。偉そうにしないで。誇れることでもないでしょ」
「それはたしかにな」
しかし三島がこの手の遊びに初心なのは、なんとなくイメージには合う。真面目だけど遊びに興味がある。だけど、勇気が出ない……堅物と遊び人の境目にいるような、そんな印象だ。
よく言えば常識人なのだろうが。常識人では、この手の遊びなんて出来はしない。
「でも、アンタのおかげで、その……楽しかった」
顔を赤くして、モジモジとそんなことを言ってくる。
その目はまだ好奇心に輝いているような。そんな気がした。
「もう少し遊んでみる気はないか?」
「え?」
「この際だから、もっと冒険してみてもいいだろう?」
「な、なに言っているのよ、アンタ……」
そう言いながらも、表情はまんざらでもなさそうだった。
「今夜、俺がとっている個室に来てくれ。その気があるなら」
★
彼が出て行ったあとも、私の胸はまだ高鳴っていた。
快感すら覚えるこの高揚は、癖になりそうだ。
……さっきのことは、現実に起きたことなのだ。会社の同僚に抱かれて、人にも見られて、淫らな喘ぎ声を聞かれたのだ。しかも窓からのぞいていた人に関しては、若い女の子だった。私は色んな人間にセックスしている姿を晒したのである。だというのに、羞恥と同時に快楽も感じる。
それにあいつとのセックスは、とてつもなく気持ち良くて……。
正直、また誘われたことに、とてもドキドキしていた。
また、あいつに滅茶苦茶にされるのだろうか。想像する。嫌じゃない。それどころか、もっとしてほしいと。そう思ってしまう。
(って、なによ。島部のくせに生意気)
悔しいしなんかムカつくけれど、頬が紅潮する。
前に付き合っていた彼氏と別れて。だけど、別れたはいいけど欲求不満になってきて。それでこの店へ来たのだけれど……どうすればいいのか、わからなくなった。勇気が沸かないし、見知らぬ男と関係を持つことに空恐ろしさを感じたのだ。そのせいで時折声もかけられたのが、その想いに答えることは出来なかった。
会社の人間に告白されたこともある。でも、どれもピンと来なくて、それも断り続けて。欲求不満になるくらい、性欲はあるくせに、私はなにがしたいんだと少し自分に嫌気がさしてきていた。
だけど今日、ほとんど無理やりあいつに犯されて……嫌じゃない、むしろ感じまくっている自分に気づいて。
本当は男からこんな風にして、滅茶苦茶にされたかったんだって、そう気づいて。
(はあ……これじゃあ痴女じゃない、私)
しばらく時間が経過してから。私は結局、島部のいる個室へと向かった。
個室の窓はハンガーにかけられた黒いタオルで隠されている。鍵は空いているから勝手に入れ、とメッセージで送られていたので、私は言われた通りにドアを開けた。
★
「――って、なにやっているのよ、アンタ!?」
三島が個室に入って来るなり、そんな大声を上げた。驚きつつもちゃっかり部屋に入り、扉を閉めていたが。
まあでも、驚くのも無理はない。俺達は先におっぱじめていたのだ。個室に呼んでいた高城 ティアラが溢れんばかりの爆乳で俺のペニスをパイズリしている。三島は高城を見て目を丸くした。
「あれ? というかその子、さっきの」
「あ、竜さんと露出エッチしていた人だぁ」
「ろ、露出エッチって……!」
三島が顔を赤くする。高城は振り向きながら、不思議そうに首を傾げた。
「だって、露出エッチみたいなものだったでしょ?」
「そ、そうだけど。ていうかこれって……?」
「えへへ。実はわたし、女の子も好きなんだー。お姉さまみたいな綺麗な人、大好き♡」
「は? あ――♡」
高城に抱きつかれ、三島が愛撫されながら脱がされ始める。三島は耳を舐められながら、服を脱がされていることに羞恥を感じ、顔を赤くした。
「や、やめ、て」
「えー? でもお姉さま、全然抵抗してないよ?」
「そ、それは、ん♡」
「お姉さま、おっぱい綺麗だねー。一緒に竜さんにパイズリしよ?」
高城はそう言って、右側から俺のペニスに爆乳を包んだ。相変わらずの大きさで、それだけの動作でペニスが隠れてしまう。もはや包むというよりはおっぱいに溺れる、という感じだ。
「うっ。お、大きいおっぱいね、あなた」
三島はそう言いながら、左側からペニスを包む。こちらは綺麗な巨乳といったところで、大きさだけで見れば高城には劣るが、これでもサイズは充分すぎるほどに大きい。しっかりとペニスを柔らかく包み込むことが出来ていた。三島はぎこちない動作で、パイズリを始める。高城もそれに合わせて動き始めた。
巨乳と爆乳に挟まれ、ペニスが愛撫される。二つ柔らかで温かいおっぱいはペニスを優しく、けれど激しくすりすりと包み込む。二人の乳首をぶつかり合い、三島と高城は感じて息を荒げ始めた。
「んっ、気持ち良い……♡ 竜さん♡」
高城は舌を出して、唾液を垂らしながら俺のペニスを舐め始めた。クチュクチュ、といやらしい音がする。三島も最初はためらったが、やがて好奇心が勝ったのか、同じように舌を出した。二人の舌が絡み合いながら、俺のペニスに温かい息と共に這いまわる。しっとりとした感触が先端に幾度も嘗め回り、快感に腰が震えた。三島と高城は俺のペニスをくわえながらキスを交わし、中で舌と舌を絡ませ合う。一本のペニスと二つの舌が溶け合う。そして二人が密着するから、大きな二つのおっぱいがぎゅっと押しつけられ、ふにゃりとバランスボールのように潰れて変化している姿はエロティックであった。三島は我を忘れたような声を上げた。
「はあ、はあ♡ すごい、これ♡」
「えへへ♡ お姉さまも竜さんも気持ちよさそうで、わたし嬉しい♡」
二人の動きが激しくなり、谷間に流れる唾液がクチュクチュと音を立てる。俺は二人を押し倒し、重ね合わせた。三島が下になり、高城が上になる。二人の性器をくっつけて、その間にペニスを差し込む。
「ああん♡ もう、竜さん♡ 激しい♡」
「ん、あ♡ これ、性器同士が、こすれて、あ♡ これも、良い♡ あ、あ♡」
「ん、んんん♡ やん♡」
二人の性器を一本のペニスで刺激し、こすりつける。二人の性器は熱く、柔らかい。そこぐりぐりとペニスで刺激するのはたまらない快感であった。
高城が三島にディープキスをする。抵抗はなく、むしろ二人は激しく求め合うように、自然と交わしたキスだった。
「くちゅ、ん♡ おねえ、さま♡」
「ん、ん♡ あ、良い……♡」
三島はわからんが、高城は呼び方的に、死んだ姉の幻影を重ねているのかもしれない。
だが、今はそんなことどうでもいい。ここはセックスの出来るネットカフェ。互いのことをあまり知らなくても、ヤリ放題なのだ。
俺は二人の大きなお尻を撫で回しながら、腰を振る。パンパンパン!と二人同時に音を鳴らす。
二人は互いのクリトリスをこすりつけ合うように、腰を動かす。そうするとペニスも柔らかく締められ、さらなる刺激が加わる。それでも二人は快楽を求め、腰を振り合っていた。互いの性器をこすりつけ合うのは彼女達も気持ち良いようで、その動きは激しくなるばかりであった。愛液が垂れてきて、いやらしく性器を包み込む。ドロドロになったその一点は、三人の性器を快楽で溶かす。俺は夢中で腰を振った。愛液を、性器の間をかき回す。その度に神経が震えるような柔らかさが、温かさが、刺激が走った。
「ん、あ♡ 竜、さん♡ あ、あ♡」
「も、もう♡ アンタ、相変わらず、激し過ぎる♡」
「わ、わたし、もう」
「ん、あ♡ 私、も♡」
俺も現界であった。腰をさらに大きく、早く振り上げる。個室内はパンパンパン!と肌がぶつかり合う音もに満たされた。
「二人共、このまま出すぞ」
「あん、あん♡ このまま、出し、て♡」
「ん、もう♡ めちゃくちゃ、なんだから♡」
「くっ、あと、すこ、し」
「ん、ああああ♡ あ、あ、あ、あ、あ、あ、ああ♡ す、すご、い、こんなの、すご、すぎる♡」
「は、あ、あ、あ、あ♡ アンタの、すご、い、震え、て♡ アンタの、おちんちん、すごく、わかる♡ 感じる♡ あああ、あ、あ、ああ♡ ん、ああああ♡」
二人はあんあん喘ぎ、その声が突き上げる度に大きくなる。俺は大きく振り上げ、射精した。二人は腰を上げて、俺のペニスを包み込む。その間をビクビクと跳ね上がらせながら、精液を発射した。二人はそれを恍惚とした表情を浮かべながら受け止め、その綺麗な体を白く汚した。
「ん、竜さん♡」
高城が精液まみれになりながら、俺に抱きつきディープキスをする。驚くことに、三島もその後に続いて、一緒になって抱きつき、キスをした。三人で舌と唇をぐちゃぐちゃに交わらせ合い、溶けた。俺は二人のおっぱいを揉んで、とろけるような柔らかさを堪能しながら、キスを楽しんだ。