※この作品はR-18です。

クラス内カースト1位の褐色ドスケベギャルに目をつけられ、放課後の無人教室でおっぱい押し当て手コキで誘惑され、エロ配信者デビューに無理やり付き合わされるお話   作:itigo_miruku121

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ギャル口調練習のために書いている作品が無事に最初のHシーンを書き終え、反応が知りたくなったので投稿します。


本作の執筆にあたり、ムメイさん(https://syosetu.org/user/263187/)に口調のアドバイス等をいただきました。この場を借りてお礼申し上げます!
ありがとうございます!!


クラス内カースト1位の褐色ドスケベギャルに目をつけられ、放課後の無人教室でおっぱい押し当て手コキで誘惑され、エロ配信者デビューに無理やり付き合わされるお話

 僕はどこにでもいる普通の高校生。

 

 

 『高校デビュー』なんて言葉があるけれど、僕がデビューしたことといえばせいぜい一人暮らしくらいで、未成年での喫煙・飲酒といった非行はもちろん……髪の毛一本染めてない。

 

 

 だから当然――恋人はおろか、異性の友達すらいない。

 

 

 そんな、自他ともに認める陰キャの僕の日常は……ある日を境に急変した。

 

 

――ピーンポーン♪

 

 

 時刻は午後6時を過ぎ、街中の住宅から食欲をそそる晩御飯の匂いがたち始める頃――。ほとんど無用の長物になっている僕の家のインターホンが鳴らされる。

 

 

「オタクく~~ん、来たよ~~☆ はやく入れてぇ~~♪」

 

 

 貧乏学生にお似合いなサビだらけの扉の向こうから、若く溌剌とした女性の声がした。

 僕は扉を開けて、その来訪者……神崎(かんざき)結衣奈(ゆいな)さんを招き入れる。

 

 

「ヤッホ~、オタクくん♪ 今日もヨロ~~っ♡」

 

 

 神崎さんは僕に向かって、いつも通りの軽すぎる挨拶をして、まるで自分の家のように奥へと入っていく。

 ……これからすることを、まるで気にしていないように。

 

 

 彼女――神崎さんは僕と同じ学校に通っている。

 でも、僕と彼女の繋がりはそれしかなく、僕のような根暗で陰気な人間は、一生関わらないタイプの人。

 

 

 そう、思っていた……。

 

 

「ちょっと、オタクく~ん?? 何ぼーっとしてんの~! はやくご飯たべてぇ……ヤろっ♡」

 

 

ガサッ――――。……チラッ♡

 

 

「っっ……!!」

 

 

 彼女は手に持っていたコンビニのレジ袋を机において、元の長さが分からないくらいに短く切られたスカートをめくった。

 

 

 つまみ上げられたスカートの下には、パンツの布地はほとんど無く、神崎さんの薄く褐色づいたお尻……。彼女がこうして僕の家に来るようになったすべての始まりである、美巨尻がむき出しだった。

 

 

「うっわ、オタクくんもうチンポバキってんじゃんw♡ はっやw ――ま、アタシのお尻大好きだもんね~~♡♡」

 

 

スススーーーッッ♡ カリカリッ♡♡

 

 

 そう言って彼女は僕に近づき、勃起したチンポの裏筋をなぞりあげて……亀頭部分を爪で引っ掻いた。

 

 

「う"っ……あ゛っ……♡ かァん゛っっ♡ ざき、さん……っっ!♡♡」

 

 

「お~お~……今日も相変わらずの敏感チンポでなによりだわ♡ ホ~ラっ♡ 続きしてほしかったら、さっさとご飯食べよっ♡♡ めずらし~~っく、アタシのおごりなんだから」

 

 

「……はい」

 

 

 こうして僕は、胸とチンポをバキバキに膨らませたまま……彼女が買ってきたコンビニの弁当を食べて精気を養った。

 この後に控える、神崎さんとのハメ撮り配信に備えて……。

 

 

 こんな、エロ漫画くらいでしか見たことないような事態になった発端は、高校入学して2ヶ月も経たない頃だった――。

 

 

 

 

◆ ◆ ◆ ◆

 

 

 

 

 神崎さんは入学当初から、ひと目でわかるくらいのギャルだった。

 

 

 わざと毛先をハネさせた赤栗色のロブヘアに走る一筋のメッシュ。

 目の形は若干横長にツリ気味なのに、瞳は大きく……ひと度、彼女が笑えば、髪色に似たリップからは真珠のネックレスのように、綺麗に並んだ真っ白な歯が垣間見える。

 

 

 二十歳未満の今限定の若さも相まった、最強に健康的な薄褐色の肌。それを見せびらかすように、制服は校則を完全無視した着こなしで、入学当日から生徒指導の教師に目の敵にされている。

 

 

 ――当然、そんな風に学校生活を送っていれば、よくも悪くも彼女は話題の人となり、あっという間にクラス内……というか、学年中の人気ものになった。

 かくいう僕も、彼女とは住む世界が違うと分かっていても……目で追うのをやめられなかった。

 

 

「アハハ~♪ ナニソレ、マジウケるw」

 

 

「でしょ~~?」

 

 

 そんなある日――。彼女は僕の隣の席の机に腰掛け、スマートフォンを片手に、友達だろう他の女子と喋っていた。

 

 

「――みたかよ、ゆいな。 このスイーツ……マジウマそうじゃね?」

 

 

「えっ、ウソ!? どれどれ……うっわ、コレヤバぁ!! 鬼ウマそじゃ~~ん☆」

 

 

「だろぉ? そうだ――今度、食い行かね? なくなっちまう前によ」

 

 

「モチ☆ あ~、楽しみ~~♪ ひゃく、映えるっしょ……あんなの♪」

 

 

「ンだよ、結局ソレかよ」

 

 

 すぐ横で、すごく楽しそうな会話が繰り広げられる。さっきチラリと遠目から画面を見た限り、彼女たちの話題の種は動画サイトのショート動画のようだった。

 

 

(――神崎さんたちみたいな人は、僕がいつも見てるゲーム実況とかは……ほとんどみないんだろうなぁ……)

 

 

「あーあっ……。でもさー、こーいうインフルエンサー? ってマジヤバいよねぇ。コレみたいなショートでも、何万とか稼げるんしょ?」

 

 

「らしいな。私もお前も、メイクの盛り方とかチェキの盛り方とかはメッチャ知ってっけど、それもだいたいこの連中が先にやってっかんな~」

 

 

「それー! そもそもアタシ、動画なんてスマホでしか撮ったことないしぃ~っ。」

 

 

「私もだ……。スマホでもできんのかもしんねーけど、コイツラみたいに稼ぎたきゃあパソコン使うしかねーんだろうな」

 

 

「イヤー、マジムリーー!! パソコンとか触ったことないもん! ……ってか、使える方がアタシ的にはイミフなんですけど~☆」

 

 

「お前、昔っからバカだもんなぁ……」

 

 

――ピクッ。

 

 

 僕も、彼女たちが見ている動画の作者ほど有名じゃないけれど、動画を作っているからか……神崎さんたちの話題に体が反応してしまう。

 ――陰キャオタク特有の、自分の好きなコンテンツの話題になると過剰に反応してしまう……アレだ。

 

 

 慌てて視線と意識を神崎さんたちから逸らそうとしたけれど……それはできなかった。なぜなら…………。

 

 

 ずっっっ……しいいぃぃ♡♡ ずしっ♡ どっしり……むちっ♡ ムチチッ♡♡

 

 

(か、神崎さん……っ! ただでさえスカートが短いのに……お尻♡♡ ほとんど――見えて……っっ!♡♡)

 

 

 一般的な学習机の上に、足を組みながら座っている神崎さん。そんな彼女の腰回り……特にお尻はかなりデカイ。

 もし仮に、机を支える柱が鉄製じゃなく木製だったのなら……ギシギシと軋む音が聞こえてきそうなほどだ。

 

 

 そんなにも大きくて重そうなおしりをしているのに、制服のスカートはかなり短く切られていて……。ただ歩いているだけでも半分ほどが見えるのが普通になっている。

 もちろん、学内の男子全員は――たとえ説教を受けている最中だとしても、それに気を取られてしまう。

 

 

 そんな彼女のデカ尻が今――僕のすぐ目の前で、ほぼ丸出しも同然になっている。高所に足を組んで座っているせいか……スカートの幕は腰までしか届いていない。

 さすがに性器辺りは、辛うじてパンツの布地が隠しているものの、本物の桃以上に丸い巨大な尻肉の膨らみは全部見えてしまっている。

 

 

「――――!! オイ、ゆいな。後ろ……」

 

 

(ヤバッ!)

 

 

「え、なになに!? うしろになんか、おもしろいものでも見つけた系?♪」

 

 

 AV女優やエロ漫画に出てくるヒロインに負けない、神崎さんのエロくて大きなお尻に夢中になる余り……僕は彼女の話し相手だったもう一人の女子生徒と目が合ってしまった。

 慌てて顔を突っ伏して誤魔化そうとしたが、時すでに遅く……その女子からの視線が全身に深く突き刺さった。

 

 

 「いや……そうじゃなくて、後ろ。お前の後ろのヤツ……。さっきからお前のスカートん中、エグいくらい露骨に覗き込んでたぞ」

 

 

「えっ、マジ!? ……うっわぁ、人いたんだ。全然気づかなかった……。存在感無さすぎっしょw」

 

 

「そっからかよ……。ガチでもうちょい危機感持てよな、お前」

 

 

「メンゴメンゴ♪ んじゃあ、続きはアッチで話そ☆」

 

 

 そう言って、神崎さんとその友達の女子生徒は僕から離れていった。

死にたいくらいの恥ずかしさで直接顔を見ることはできなかったけれど、机から降りた直後――神崎さんがチラッと僕を見た気がした。

 

 

~ ~ ~ ~ 

 

 

 そして、その日の放課後――。

 

 

「ふぅ~、終わった。オ~イ、ゆいな! 帰ってカラオケでも行こうぜ!」

 

 

「ゴメンけど、今日はパス~♪ アタシ、せんせーに呼び出されてんだー」

 

 

「ンだよ、またあのハゲオヤジとモメてんのか? んなもん、無視しとけよ」

 

 

「それがさぁ……『今度来なかったら、ウチに来る』とかチョーメンドいこと言われてんの~~」

 

 

「ハァ!? マジかそれ……。ったく、たかが制服でどんだけダルいこと住んだよ、あのクソジジイ。 ――ッチ、わーったよ。そん代わり、次はお前モチだかんな!」

 

 

「割り勘ね~、おけまる~~☆」

 

 

 あんな事があったからか……。各々帰宅準備をするクラスメイトの雑音の中――神崎さんたちの会話だけが集中して耳に入ってくる。

 

 

 普段なら、僕は彼女たちが喋っている間に……誰にも気づかれること無く、そそくさと帰っている。

 ――しかし、今日は違った。

 

 

「…………」

 

 

 いつも通り、誰にも気づかれないように教室を抜け出し、下駄箱がある下階ではなく、上階へとあがる。

 

 

「♪~♪♪」

 

 

 廊下から階段へと足をかけるその瞬間――。今度は気のせいなんかじゃなく、神崎さんが僕の方を見た。

 

 

 

 

◆ ◆ ◆ ◆

 

 

 

――ガラガラガラ……

 

 

 大多数の生徒たちが校舎を後にした頃――。僕は、自分のクラスの教室の引き扉を引いた。

そこには僕をこの時間、この場所に呼び出した犯人……。昼間、僕がガン見していたお尻の持ち主……神崎さんが待ち構えていた。

 

 

「ヤッホ~、オタクくん♪ 待ってたよ♡」

 

 

「か、神崎さん……」

 

 

 転落防止のため窓の前に設置されているバーを背もたれに、そして昼間と同じく誰かの机の上に乗り、足を組んでいる神崎さん。

一つ違う点をあげるとすれば、彼女が僕の方をしっかりと向いていることだ。

 

 

「逃げないでちゃんときたんだぁ……♡ ムッツリくんのくせに、オトコらしいとこあんじゃん♪」

 

 

「だっ、だって……『来ないと昼間のこと、クラス中にバラす』って、手紙に書いてあったし……」

 

 

「ふ~ん……♪ オタクくんもソーイウの気にするんだぁ♡ い~っつも、アタシやクラスの皆から逃げるみたいに帰ってるのに……♡♡」

 

 

 組んだ足の上に片肘をつき、身をの乗り出しながら僕を弄る神崎さん。彼女は猫のように目を細めながら、僕をまじまじと見つめてくる。

 ――まるで、僕という個人を鑑定しているみたいに……。

 

 

「ネェ、オタクくん♪ 今日のことはチャラにしたげっからさぁ……もいっこ♡ アタシのオネガイきいてくれない?」

 

 

「ヒッ……。――う、うん……分かった。それで、許して、くれる……ならっ」

 

 

 クラス内カーストも、社会的な人間としての位も……。全部僕の数段――数十段上をいっている彼女の言葉に、僕は怯えを隠せない。

「蛇に睨まれた蛙」なんて言葉があるけれど、今の僕はまさにそれだった。

 

 

「そんなビビんないでよ~♪ アタシ別に、オタクくんをイジメる気ゼロだから♪ ――っていうかむしろ、オタクくんにとっては、夢のような話かなぁ……♡♡」

 

 

 そう言って彼女は、顎下で顔を支えていた腕を解いて、僕の方に差し出してきた。

 

 

「――ケータイ……持ってるっしょ?♡ 見して☆」

 

 

「っっ……!! や、やってない! 確かに僕は神崎さんのお尻をずっと見てたけど、盗撮なんて……やってないよ!!」

 

 

 神崎さんの一言(オネガイ)に僕は、大袈裟なくらいの声を出して全力で否定する。

 ――今の声を誰か他の人に聞かれたら、それはそれで問題になりそうだったけれど……そんな事を考えられないくらいに必死だった。

 

 

「ちょっ、オタクくん声w デカすぎだってば……ww そんな必死とか、逆に怪しいってのw」

 

 

「でっ、でも……! 僕は本当に――」

 

 

「まだ……ぷっw アタシ、何も……言ってないのに……っ。 ハァーー……おなか痛いw」

 

 

 神崎さんは僕の必死な反応が、さぞかしツボに入ったのか……お腹を抱え、涙まで浮かべて笑っていた。

 

 

 本当ならここで、「笑い事じゃない!」とか言ってキレたりするのが正常なんだろうけど……僕は、目の前でとても幸せそうに笑う彼女の姿に見惚れてしまっていた。

 

 

「あ~~……おっかしぃw オタクくんって、あんがい人を笑わせる天才じゃね?♪ ――あっ、なんなら……将来お笑い芸人目指しちゃえば? アタシ、ファンになったげるからさっ☆」

 

 

「なっ、ならないよ……そんなの。僕、人前に立つの……得意じゃないし。 ……それより、僕の携帯なんか借りて、何する気なの……神崎さん」

 

 

 ひとしきり笑い終えた彼女は、それより前とはぜんぜん違う話をしはじめた。まるでサイコロみたいにコロコロ変わる彼女に、僕は心の中でため息をつきながら、話題をもとに戻した。

 

 

「ソーソー、それそれ! ただ動画サイトとかを開くだ~けっ☆ ホラ、昼間――オタクくんがアタシのお尻にムチュウだった間……アタシが見てたあのサイト♪」

 

 

「ううっ……。わ、分かったよ。貸すから……それ以上、そのことは言わないで」

 

 

「りょ~~☆ ンじゃま、早速~~♪」

 

 

 懐からスマホを取り出しロックを解除した、後神崎さんに渡す。手渡す際……彼女の長くて艶のあるネイルが当たって、少し痛気持ち良かった。

 

 

「ンフフ~~♪ オタクくんが普段どういう動画見てんのかな~っと☆」

 

 

「か、神崎さんっ! それはやめ――」

 

 

 僕が取り返しにくるのが分かってたのか……彼女は空いていた片手で僕の顔を抑えたまま……僕よりもずっと速いスピードでスマホを操作する。

 昼間……神崎さんと話していた女子が彼女のことを『中毒』と言っていたけれど、それも納得のスピードだった。

 

 

(神崎さんの手……すっごい、いい匂いする……。僕なんかとは、ぜんぜん違う……)

 

 

「どれどれぇ……。『最新ゲーム 発売日』・『最新ゲーム 評価』・『ゲーム実況』・『ゲーム 裏技』……。うっわぁ……全部ゲームんことばっかじゃん♪ ガチで、見た目通りのゲームオタクってわけかぁ☆ ウケるw」

 

 

「……っっっ」

 

 

 僕の顔面を抑え込む神崎さんの手から発する匂いに見惚れたのも束の間――――。彼女は、僕がよく検索する言葉を音読しはじめた。

 僕はなんだか、秘密の日記を朗読されているような気がしてものすごく恥ずかしくなった。

 

 

(か――帰りたいよぉ……)

 

 

 でも、流石に携帯を取り返さないまま帰宅するわけにもいかず……僕は待ての指示を受けた犬みたいに、その場に留まることしかできなかった。

 心の中で、この時間が1秒でもはやく終わることを願っていたけれど……現実(かのじょ)は僕をさらに過酷な状況に陥れた。

 

 

「――って、アレ? なんかビミョーにアタシのと画面違くない?」

 

 

「……ハッ! そ、そんな事ないよ神崎さん!! だ、だから……はやく返してッ!!」

 

 

「オタクくんさぁ……♡ ウソつくならも~チョイ落ち着いた方がいいよぉ? さっき言ったっしょ? 『必死すぎて逆に怪しい』って♪」

 

 

 おそらく、ホーム画面のまま検索欄だけを操作していたんだろう……。

 神崎さんがついに、僕の一番大きな秘密……視聴者(じぶん)と投稿者(ぼく)との違いに気づいてしまった。

 

 

「ウッソ……こ、これって……!! オタクくん――――動画作れンのぉ!!? マジでぇ!?」

 

 

「しーっ! しっ、しーーっ!! 声が大きいよ……神崎さん」

 

 

 彼女が見つけた違い。……それは、投稿者としてのユーザーページ。

 僕のような一介の学生投稿者はもちろん、昼間――彼女が見ていたような超有名投稿者(インフルエンサー)であろうとも……。1本でも動画をそのサイトに投稿した人なら全員ある……自分が投稿した動画を管理する画面だ。

 

 

 さっきも自分で言ったけれど、僕は人前に出るのが嫌いだ。舞台の壇上はもちろん、クラス内での発表でさえガチガチに緊張する。

 だけど、ネットでは既に、機械音声を使った実況や解説動画が一大ジャンルとして確立している。

 

 

 顔はもちろん声も出さなくていいのなら、僕でもできる。幸い――ゲームは普通の人より上手かったから、そのプレイ映像に合わせて、状況や戦略を解説した動画を中学に入ってすぐくらいの頃から投稿している。

 

 

 お笑い要素なんてほとんどない真面目動画だから人気も、知名度もまるでない。でも、長年コツコツとやってきたからか……最近、チャンネル登録してくれた人が1000人を超えた。

 

 

「う~っわ、ヤバっ……こんなに、マジで……」

 

 

 さすがにコレは神崎さんも予想できなかったらしく、親指をクイクイと動かしながら画面に釘づけになっている。

 …………心なしか、スイーツ動画を見ていた時よりも夢中になっている気がする。

 

 

「ね、ネェ……オタクくんっ♡ コレ……全部、オタクくん一人で作ったの?」

 

 

「う、うんっ……そうだよ。僕……中学でも帰宅部だったし、時間はあったから……」

 

 

「へっ、ヘェ~~……♪ そうなんだぁ……♡♡」

 

 

 どこか嬉しそうな、なにか良からぬことを閃いたような…………。そんな不気味な笑みを浮かべながら僕を見る神崎さん。

 

 

「ネ~ぇ~~、オタクくん。アタシぃ~♡ オタクくんにぃ……頼みたいことがあるんだぁ~~っ♡♡」

 

 

 ――まさに、猫かぶり。僕に媚びを売っているような……鼻につき、耳に残る甘い声で僕に近づいてくる神崎さん。

 ……ちゃっかり、僕の携帯だけは遠ざけて、逃げられないようにしているのが憎らしい。

 

 

「なっ、なに……神崎さん」

 

 

 流石の僕でも、その『頼み事』を聞けば十中八九――厄介事に巻き込まれることは分かった。

 でも、僕は彼女……。僕を利用する気満々の神崎さんを拒否することはできなかった。

 

 

 ――だって、元々すごくキレイな彼女の顔が、夕日によってさらにその芸術度を増していたから……。

 

 

「実はねぇ、アタシぃ……。――動画投稿者になってみたいんだぁ~っ♡♪」

 

 

 空だけじゃなく、教室内も茜色に染まった時間――。神崎さんは這い寄るように僕に近づき、耳元でそう囁く。

 

 

 知らず知らずのうちに僕は――壁に追いやられていた。

 

 

スリッ♡ スリスリ――――♡♡ ぎゅっ♡ ぎゅっ、ぎゅっ♡♡ にぎにぎ……っ♡♡

 

 

 そして僕の真正面から、豊満に育ったその体……。

 僕みたいな陰キャはもちろん、対極に位置する陽キャまで……学校中の全男子が情欲を向けるそのボディを、贅沢に押しつけてくる神崎さん。

 

 

 おまけに、彼女の方から手を握ってきて、僕のような初で根暗な超草食系男子にも、安心感を与えてくれている。

 

 

「アタシねぇ……あんまし、詳しくないからアレだけどさぁ……♡ こーいうのって、パソコンでやるんでしょ? スマホじゃなくて……♡」

 

 

スリスリ……♡♡ グリッ♡ もにゅっ……グニグニッ♡♡♡ にぎにぎ……♡

 

 

 下敷きで静電気を起こすときみたいに、僕の逞しくない胸板に、制服の上からでもわかるくらいに膨らんだおっぱいを押し当てて、上下に身体を動かし続ける神崎さん。

 その度に、甘い蜜のような声が耳元から入ってきて僕の脳を犯し、一定のリズムで指圧される手からの感覚が、正常な判断を鈍らせる。

 

 

「そっ……そう、だよっ。スっ……マホでも、出来なくは……ないっっ♡ けど――。パソコンのほうが……いろいろと、楽だし……簡単……かな」

 

 

「ふぅ~ん……、やっぱしそーなんだぁ……♡♡ アタシ、パソコンなんてぇ……触ったことないなぁ……♡ ふーーっ♡♡」

 

 

「ひう……ゥッ」

 

 

 ――ゾクゾクゾクゥ!!♡

 

 

 予想はしていたはずなのに――彼女に息を耳に吹きかけられた瞬間……。小動物もビックリな情けない悲鳴が出てしまった。

 それを聞いた神崎さんは、さらにその口角を歪ませた。

 

 

「で~もぉ~……っ♡ オタクくんって、パソコンに詳しいよねぇ?♡ だって、何年も前からあぁ~~んなに、動画……♡ 作ってるしぃ……っ♡」

 

 

「でっ、でも……それはッッ♡♡」

 

 

 微かに残った理性が、彼女の言わんとしていることを察する。

 

 

 神崎さんの言う『オネガイ』とは――、僕に動画制作の方法を教えて欲しい……。もしくは、丸々僕に作ってほしいといったものだろう。

 だが、正直な話――彼女の『オネガイ』がどちらであろうとも難しい。

 

 

 インターネットや動画サイトがまだ出来て間もない黎明期ならいざ知らず――その手のサイトやサービスが乱立し、大手テレビ局でさえ、番組の視聴率低下やテレビ離れに苦しんでいる今……。新たに始めて収益を得ようなんてまず無理だ。

 しかも大富豪などのお金持ちでもない、普通の高校生が、なんて……絵空事にもほどがある。

 

 

「……ねぇ、オタクくん♡♡ ……今、オタクくんが考えてるこぉと……当てたげよっか? 『いくら神崎さんでも、今からやってお金貰うなんて絶対無理だよ』……どぉう? 当たってるっしょ♪♡」

 

 

 僕の思考を表情から読み取った。イヤ……僕がそう考えることを、予め予想していたみたいに……神崎さんが、全く似てない僕のマネをしながら、口にする。

 ――僕は彼女に肉迫されたまま、首を縦に振って答える。

 

 

「うっわぁ~~っ♡ オタクくんってば鬼畜ぅ~~っっ♡♡ アタシ、初心者なのに容赦ないんだネ~~♪♡」

 

 

 遠回しに自分の野望が否定されたのに、正直な回答が正しかったのか……神崎さんは嬉しそうな笑みを浮かべたまま、僕をからかった。

 ……たぶん、何かしらの策は考えてあるんだろう。

 

 

「だぁいじょーぶっ♡ そこはアタシ……ちゃ~んと考えてるからっ♪ アタシみたいな素人でも、人気になれる方法……っ♡♡」

 

 

「そ、そんな……のっ。あっ……ある、わけ……」

 

 

「んも~っ♡ オタクくんってば、パソコンには詳しいのに、アタマ悪いなぁ~……♡♡ 一つだけあるじゃ~ん♪ はじめてスグに、お金が貰えるくらいの人気者になれるヤ~ツッ……♡♡」

 

 

ガシッ――♡

 

 

 その言葉の直後、神崎さんは握っていた僕の手を掴んで、自分の胸まで持っていき……。

 

 

 むぎゅっ♡ ぎゅむぎゅむ……♡♡ モミモミ……もみみっ♡ むちちっ♡ 

 

 

 そのままおっぱい……制服の上から、鷲掴みにさせた。

 

 

(ああっ……♡ 神崎さんのおっぱい……すっごい、柔らかっ……。――って、そうじゃなくて)

 

 

「かっ、神崎さん……っ! な、なにっ、して……っっ!」

 

 

「えぇ~~? ここまできて、まだワカンナイのぉ? オタクくぅ~ん……っ♡ あっ――もしかして……こんなイキナリじゃなく、もっとフインキとかそーいうのんが、しっかりしてからおっぱい触りたかった感じ? だったら、マジゴメンネ☆♡」

 

 

 それまでの甘え声から一転……。普段通りの明朗快活とした陽キャ感100%の口調で軽い謝罪をする神崎さん。

 だけど依然として、僕の手首は彼女の手にガッチリと掴まれていて、おっぱいもガシッと掴んでいる。

 

 

「――さすがに、学校(ココ)で撮るのはヤバすぎるから、直(じか)はムリだけど……制服の上からなら、好きなだけ揉んだり触ってもおけマルだから♪」

 

 

「そっ、そういう問題じゃ……っっ♡ っていうか、神崎さんが……撮っ、りたいのって……♡♡」

 

 

「ソ☆ オタクくんのそーぞーしてる通り……♡ エッチなやぁ~~つ♡」

 

 

「うぅっ……やっぱり」

 

 

 まさかとは思ったけれど、僕の想像は何も間違っていなかった。彼女――神崎さんは、エロ動画でお金を稼ぐ気なのだ……。

 

 

「ホラっ☆ アタシってこのとおり……おっぱいもお尻も、他の女子よりおっきいじゃん? 男子とかエッッろ~~い視線でジロジロ見てくるしぃ……。――ま、きょーのオタクくんほど露骨じゃないけどw♡」

 

 

「うっ、ぐっ……」

 

 

 今日僕がしていたことを引き合いに出されて、反論の言葉が消えてしまう。でも、神崎さんの言っていることは、何もウソじゃない。

身も蓋もないけれど、彼女の身体はそれほどまでにエロいのだ……。

 

 

どぷん♡ ぱゆゆん……♡ もにゅ♡ ……ににゆっ♡♡

 

 

 ――まず、なんといってもその肩にぶら下げた爆乳。

 

 

 生徒指導の教師が『家に行く』と豪語するほどまでに、制服を着崩しているのにも関わらず……彼女のそれは、今スグにでも胸の部分を張り裂きそうなほど出っ張っている。

 おまけに、ボタンを2個ほど外しているため、薄小麦色の広大な乳肌が常時――ほぼ丸見えになっている。

 

 

 そんな見ただけでも、この国の女子高生の平均サイズを軽く超えているのがわかる神崎さんのデカチチ。

 僕は学校指定の水着……。所謂、スクール水着姿しか見たことないけれど、もし……。

 

 

(もし仮に、撮影でビ……ビキニとか着ることがあったら……スゴイとかそういうレベルじゃないんだろうなぁ……っっ)

 

 

 神崎さんに悟られないように顔を背けて、そんな妄想に耽る。だけど、それは逆効果でしかなかった。

 

 

「オータークーくん♪ 今、また何かエロいこと考えてたでしょ……アタシの身体でぇ♡♡ んまっ、学校中の男子が一度はシコったことのあるアタシのおっぱい押しつけられながら、片手間に揉んでるんだもんね~~♪♡ ショーがないかっ☆」

 

 

「そっ、そんなこと……っっ な、い……っです、から」

 

 

「ふーん……あっそ☆ んじゃあアタシ、オタクくんんにも~~っと抱きついちゃおっ♪♡ エッチなこと考えてないなら安心だぁしぃ~~?♡」

 

 

 もはや、やらないほうがマシなレベルの誤魔化しで、なんとかその話は終わらせることができた。

 でも、一難去ってまた一難……。彼女はまだまだ僕を逃がしてはくれない。

 

 

ぎゅううぅぅ~~っ♡♡ 

 

 

 恋人に甘えるかのように、神崎さんが僕に真正面から抱きついてきた。

僕の腕に掴まれていない方の乳袋は、むんにゅうう……♡♡ とさらに楕円状に潰され、液体のように僕の胸板に塗り広がる。

 

 

(おっ、おっぱいに気を取られて気づかなかったけれど神崎さん……ウエスト、細すぎる……っ!!)

 

 

 神崎さんの肉体がさらに近づいたことで、彼女のボディラインの――具体的には、バストとウエストのアンバランスさが僕にも伝わってくる。

 それはまるで一種の手品のようで、普段彼女を遠目から見ているだけでは、まず気づくことのない現実だった。

 

 

むちっ♡ むちち……っっ♡♡ プリッ♡♡ 

 

 

 そんなウエストのすぐ下には、これまた冗談みたいに太ましい臀部が待ち構えている。

 

 

 ウエストの1.5――いや、8……。とにかく、2倍かそれに近いくらい大きい彼女のお尻。

 当然、肉つきも過剰すぎるくらいに良く、心許ない細腰に代わり、デカチチを含む上半身の重さを支えている……ということが、否が応でも理解できてしまう。

 

 

(神崎さんのお尻……やっぱり、すっごい大きい♡ 僕なんかよりも、ぜんぜん……。それに、太ももも……ハムみたいにムチムチで……)

 

 

 神崎さんは普段、上着だけでなく、スカートも当然のように短く改造している。それこそ、今――僕がこんな状況に陥った全ての始まりも、それが原因だ。

 

 

 だけど、こうして改めて彼女の美巨尻を目の当たりにすると……この学校の通常のスカートでも、これを隠すのは無理じゃないかと思えてしまう。

 

 

「――んっ? ……♡♪♪ あっれぇ~、オタクく~~ん?? 『エッチなことなんて考えてない』んだよねぇ? んじゃなンで、チンポ……♡ そんな勃起してんのぉ~~?」

 

 

(――ギクッ)

 

 

 異性耐性なんてあるわけがない僕の体は、当然のように反応していて、ついにそれが彼女にバレてしまった。

 こうなってしまっては、もう僕がどれだけ正論や常識を語ったところで説得力はない。

 

 

「おっぱい揉んだ時から若干勃ってたけどぉ……抱きついて手がお尻に届くようになってから、一気に勃起したw オタクくんってば、どんだけお尻好きなの……ウケるw」

 

 

 今以上のドン底が確定した、明日からの学校生活に対する絶望……。彼女の言動一つで、この先何十年の将来が潰れてしまう恐怖……。

 その他諸々で立ち尽くすことしかできなくなっている僕をよそに、神崎さんはお笑い番組を見ているかのように、ケラケラと笑う。

 

 

 怒りの感情が起こってもおかしくないその笑い。

 けれど、生まれついた天性の美貌によって、一種の画になっているのがなんとも羨ましく、妬ましく……憎らしい。

 

 

「ねぇ、オタクくん……♡♪ ――ソレ、なんとかしたげよっか?♡」

 

 

「――ッッ!!」

 

 

「なぁに驚いてンの? もう気づいてるんしょ? アタシがどーいう動画撮りたいのかっ……♡♡」

 

 

 ひとしきり笑った後……神崎さんが僕の耳元で囁く。

 

 

「オタクくんがぁ~、アタシの“撮影”にきょーりょくしてくれンなら……♡ そのバキってるチンポ……オタクくんの代わりに、アタシがシコったげるっ♡♪」

 

 

「そっ、そんな……」

 

 

「あ、言っとくけどウソじゃないかンネ? ――ってか、『エロ動画作る』とか言ってんのに、チンポ1本くらいでビビるわけないじゃんw」

 

 

 神崎さんがまた冗談げに、ある意味筋の通ったことを言う。だけど、僕には到底そんな事はできない。

 

 

「どーせオタクくんだってさ、他の男子みたく……アタシのエッロぉぉ~~イ、かぁらぁ~だっ♡♡ オカズにして毎晩オナってんしょ? ――さっきみたいに、勝手にエッチな妄想して、せーえきコキ捨ててんっしょ~?♡♡」

 

 

「じゃあさっ、何回か考えたことアンでしょ?♡ 『本物のアタシと……そ~いうコトしてみたい』って……♡♡」

 

 

 神崎さんが矢継ぎ早に僕の耳元で言葉を紡ぎたてる。その内容は、まるで見ていたかのように僕の寂しい性欲処理(オナニー)事情をピタリと言い当てていた。

 

 

「あ、やっぱ今ンのも図星だった系?♪ んふふ……オタクくんってムッツリで変態のくせに、わかりやすいンだね~~♡♪ かぁ~わいい……♡」

 

 

 神崎さんが、また僕をからかう。だけど今の僕は、もう言い返す気力も、余裕もなくなっていた。

 

 

「ホラホラ……オタクくん♪ 今はアタシに“無理やり掴まされてる”おっぱいも……昼間からメッチャ見てた大好きなお尻も……♡♡ オタクくんの思うように触りたくない? アタシにチンポ手で扱かれながら……サっ☆♡」

 

 

 神崎さんは僕に悪魔のような誘惑セリフをささやきながら、僕の手を再び……自分の乳肉に押しつけ、指を制服ごと食い込ませる。そして同時に――犬のように腰を左右に振って、巨尻を僕の視界にチラつかせる。

 

 

 彼女の撮影に協力したが最後――。僕はブラック企業もビックリの条件の下、ただただいいようにこき使われ、最終的には捨てられるだけ……。

 

 

 彼女から放たれる言葉の節々から、そんな魂胆が透けて見える。というか、ほぼ丸見えと言ってもいい。

 だけど、彼女の妖艶で豊満なエロすぎるカラダが冷静な判断力を鈍らせ、その見えている地獄への第一歩を、今にも――歩ませようとしてくる。

 

 

「例えばさ~☆ 制服の上からじゃなく、直(じか)にアタシのおっぱい揉みながら……と~かっ♪♡」

 

 

 無論、グラビアモデル顔負けのドスケベボディの持ち主である神崎さんは、それを自覚していて、さらに妄想をかきたてる卑猥な言葉で背中を押してくる。

 

 

「アタシさー、いっつもこんな風に肌見せてるからよく誤解されンだけどぉ……ワリとガード堅いんだよねぇ♡ ――だからぁ……まだ誰もいないよ?♡ アタシのおっぱいをチョクで触った男子……っ♪♡♡」

 

 

「ゴク――ッッ! そ、それ……ほんとう、ですか……っ」

 

 

「オタクくんってば、童貞すぎて逆にオモロいww 今、ツバ飲みこんだっしょ――マンガみたいにw アーもうマジヤバい、サイッコーww」

 

 

 僕と神崎さん以外、誰もいない教室。お互いの息の音が聞こえるくらいに接近している今……。大量の唾液を嚥下する音など、パチンコ屋くらいに騒がしい。

 

 

「わっ……笑わないでください! 僕。僕は……真面目にきいて――」

 

 

「ちょっ、ゴメンってばオタクく~ん♪ そんな怒んないでよ、んもぅ☆」

 

 

 どの感情が正しいのか分からなくなってきた僕は、逃げるように彼女に対し口調を荒げる。だけど、それもすぐに軽々と流されてしまった。

 

 

「――マジだよっ♪ どこかのカミサマに誓ったげる☆♡」

 

 

「っっ!!」

 

 

「うっわw 今、またチンポバキった♪ さてはオタクくん……アタシがまだ誰にも触られたコトないって知って、喜んだっしょ~☆ 『僕が一番最初なんだ~』とか、イッチョ前につよオスの独占欲……っ♡ つい出しちゃった系でしょ~~♡」

 

 

 神崎さんが僕の心情を、一言一句正確に言葉にする。どれだけ理性で否定しようとしても、彼女の超エロい褐色ムチムチボディに迫られている僕の股間は、水を得た魚のように喜んでしまっている。

 

 

「もぅさ~、今さら隠すコトなくない?♡ 別にアタシ、オタクくんのこれまでとか、将来とか……そ~言うのは興味ないけどぉ、多分こんなコトされるの、今以外一生ナイんじゃない? だからぁ、さっ……♡ ねっ、きょーりょくしてくれるっしょ?☆」

 

 

「そ・れ・にぃ……♡ 大人になってから、フーゾクでどれだけ諭吉払っても、せいぜいコスプレくらいしかないし……ホントにシちゃったらハンザイなんだよ? アタシみたいなバリバリの現役JKとエロイことすんの……♪」

 

 

「ねっ?♡ ダカラさぁ……もう、しょーじきになっちゃお~よっ☆ オタクくん♪ しょーもない意地なんか捨てちゃってさっ、毎日布団の中でオナネタにしてたアタシと……エロ動画作ろ?♡」

 

 

 あとわずか、ほんの一押し……。そう確信した神崎さんは立て続けに誘惑セリフを囁く。その甘い声だけで僕の理性は土砂崩れのように、ガリガリと轟音をたてて崩壊していき……。ついに――――。

 

 

コクッ……。

 

 

「わ、わかった……。する……よ――ざきっ、さん」

 

 

「んん~~? なぁにぃ~……オタクくぅ~んっ♪ 小さくて聞こえないんですけどぉ~~♡♪」

 

 

「協力……する。いや、させて……ほしいっっ……。神崎さんの、“投稿者デビュー”に……」

 

 

「マジでぇ!? やっりぃ~~!♪ あんがと、オタクくん♪ オタクくんってばやっさしぃ~~♪ アタシ……ガチ恋しちゃいそ~~っ……♡♡」

 

 

 僕は彼女の思惑通り、首を縦に振ってしまった。――その瞬間、神崎さんは今日一番に嬉しそうで……最も不敵な笑みを浮かべた。

 

 

「んじゃあ、ヤクソクどーり……っ♡ チンポ……ヌイてあげんネっ☆」

 

ガチャ。ガチャガチャガチャ……ジジーーーッッ♡♡

 

 

 神崎さんはなんの躊躇いもなく、ベルトを緩めてスペースを作ると、手際よく僕のズボンのフックを外して、ファスナーを下ろした。

 そうして緩まったズボンはたまらず、足元へとずり落ちて、僕の両足首を縛る枷へとその役目を変えた。

 

 

「うっわ~~ぁ……♡ アレだけ断ってたのに、もうすっかりシミできてるしっww ドンだけはやくから、汁漏らしてたのか……モロバレじゃん♪ 見た目どーりのザ・早漏童貞オタクってカンジ☆」

 

 

「っっ……ぐぅぅ♡」

 

 

 神崎さんは、こんもり盛りあがった僕のパンツを見下ろしながら、相も変わらず僕の羞恥心と性欲を煽り立てる言葉を口にする。

 

 

 普段から使っている教室でパンイチになり、その姿をクラス一の人気者かつクラス内カーストトップの彼女に見られていること……。

 それは顔から火が出そうなくらいに恥ずかしかったけれど、それ以上に……神崎さんのような女の子と、いきなりエロい事ができることの嬉しさと悦びが大きかった。

 

 

「制服とか汚れるのはマジ勘弁だから、このままパンツの中でシコったげるね~」

 

 

 スタートの合図はそんな……冷凍庫のアイスを取るような、気軽すぎるものだった。

 

 

「えっ、ま……! 待って、神崎さ――――」

 

 

 ガシッ、ぎゅむっ♡ にこにゅこ、ちこちゅこ……♡♡ しこしこ……シコシコ♡♡

 

 

「ぁぁあ゛あぅぅ……っっ♡」

 

 

 特急列車のように素早く手をパンツの中に突っ込んだ彼女は、そのままパンツにシミを作るくらいに漏れていたカウパーを潤滑剤に、僕の勃起チンポをシゴキはじめた。

 

 

「ん~~っ? なぁにぃ、オタクくん♡ また、なんか言ったぁ~~?♡♡」

 

 

 神崎さんは僕の静止の言葉を、わざとらしくとぼけて聞き流し、そのままとても手慣れた手つきで僕のチンポをシゴキ続ける。

 

 

シュコッ……♡ シュコッ……♡♡ にちゅにちゅ……♡ しゅこしゅこっ……♡♡

 

 

 僕が履いているのがトランクスだから、ある程度の空間はあるとはいえ……それでも人間の手が十分に動けるようなスペースはない。

 それなのに、神崎さんの手の動きは一切の淀みもなく……まるで自分でシているときのようにスムーズだった。

 

 

「ふ~ん……。オタクくん、一応皮は剥いたことあるんだぁ~~。――って、そりゃ当たり前だよねw 高校生にもなって皮剥いたことナイとか、ありえないしww」

 

 

「で~もぉ~……♡ 剥きグセ付きすぎて、亀頭ンとこ……っっ♡ 皮ブッ……ヨブヨになってんじゃんww どー考えてもシコリすぎでしょ、コレw ヤッバぁ♪♡」

 

 

「ん゛っ……ぐぅぅ♡」

 

 

 ただ同じクラスなだけで、趣味も、性格も、考え方も……。何もかもが違う僕と彼女。

 ――そんな僕の勃起した先走りまみれのチンポを握っているのに、神崎さんはまるで友達と雑談するかのような雰囲気で、僕に話しかけている。

 

 

「それにナンカ~~っ♡ チョイチョイアタシの手にザラついたんが当たってる感じもするしぃ……。コレ、もしかしなくてもチンカスってヤツっしょぉ? はぁ~……。次、撮る時はちゃんとキレイにしてよね、マジでっ!!」

 

 

にぎっ♡ にぎにぎっ……ニギギッ♡♡ しゅこちゅこっ、しゅこしゅこッ……♡♡ グリッ♡ ぐゅギュリぎり……♡♡ 

 

 

 神崎さんは僕を罵倒しながらも、手の動きは一切止めない。

 僕の100倍は柔らかい5本の指で全体を握って、皮ごとチンポをシゴイたり、丸出しになった亀頭を親指の腹や手のひらで圧し潰してくる。

 

 

「んん゛ゔうっ、あ゛っ゛ああぁぁ……っっ♡」

 

 

 多少痛みはあるけれど、決して泣き叫ぶほどじゃない……絶妙な力加減がされた手コキ。

それは僕の右手はもちろん、市販のオナホなんかでは到底体験できない快楽的刺激をもたらし、僕の口からは悲鳴のような嬌声が何回も出てしまう。

 

 

「って、聞いてんのぉ? オタクく~ん? ってゆーか、まだチンポ触ってから5分も経ってないのに、感じすぎでショw 皮余るくらいオナ狂のくせに敏感で早漏な童貞チンポとか、そりゃ彼女とか無理ヨリのムリだわww」

 

 

 僕にはもう、神崎さんが何を喋っているのかほとんど分からなかった……というか、そんな事――もうどうでも良かった。

 

 

(ううぅっ……♡ かっ、神崎さんの手コキ……気持ち良すぎ……ッッ!!♡ もう、イクッ……っ♡♡)

 

 

 ずっと触れている神崎さんのおっきなおっぱいや、スベスベの肌の感触。そして、彼女の全身から漂うシトラス系の匂い……。

 それらが全部快感に変換されて、カラダの奥から激流みたいにおしよせてきていた……。

 

 

もみもみもみいいぃ~~……っっ♡♡ もみっ♡ もみゅん、もみゅっ♡♡ むみゅぅうん……みゅぐ、ぎゅぎゅ~~っ♡

 

 

「おっ、どしたオタクくぅ~ん♪ 急にアタシのおっぱい揉むの強くなったじゃんw ――もしかして、もうイッちゃいそうなカンジ? 自分の先走りで汚したアタシの手コキ……そんな気持ちいんだぁ♡」

 

 

 僕は無意識に、ずっと触れていた彼女のおっぱいを力いっぱい揉み潰していた。

 杖代わりとして頼りにしたおっぱいだけれど、その柔軟さは家にあるどんなクッションよりも柔らかくて、ぜんぜん歯止めにはならなかった。

 

 

「アタシは別にイイんだけどさぁ~……♡ オタクくんはイっていいの? まだ、アタシのおっぱい……チョクで触ってないっしょ??♡」

 

 

「イ……イイっ!♡ そんっ、なの……いいからッッ! 神崎さんの手……気持ち良すぎて、これ以上のォっ、ガマンなんて……♡ ぼっっ、っっくうぅ、ムリッ!!♡」

 

 

「――うっわ、必死すぎ……ガチ引くわーww でぇも~~……♡ しょーじき者なオタクくんには、このまま最後までシコシコ続けたげるっ♪ だからい~~っぱい、自分のパンツの中に、陰キャオタク精子……♡ 吐き捨てちゃえ☆」

 

 

シコシコ♡ しこちゅこ……♡♡ ちゅこちゅこにゅこぬこぬこりゅこ……っっ!!

 

 

「ふぐううぅぅ……っっ♡♡」

 

 

 神崎さんの手コキのスピードが急激に加速し、ラストスパートに突入した。お風呂場でボディソープを泡立たせるときみたいに、自分の手と僕のチンポを高速かつ、小刻みに何度も扱き合わせる神崎さん。

 クチャクチャ♡ と、未成熟時の咀嚼音に似た淫靡な水音がパンツの壁を破り僕の耳に……そして無人の教室全体に響く。

 

 

「ほら、イケ♡ イケ、オタク♡♡ さっさとセーし、ブチまけろっ♡♡ オトコに生まれたくせに、オナホにしか注いだことのない、ムッツリ陰キャのキモキモ精子……♡♡ 自分のパンツに種付けしろっっ!!♡♡」

 

 

「あ゛っ……ッッ♡ イク! イク、イキますっ!! 神崎、さ――――ッッ!!♡♡」

 

 

どびゅるるる……っっ!!♡ ぶちゅるるる……びちゅぢゅっ♡ べちゅっ♡ どぶぷぷっっ……♡ 

 

びちゃ♡ びちゃびちゃ、びちゃあぁ……♡♡ べたたぁ……っ♡

 

 

「うっはw オタク、マジでイってるww チンポだけじゃなく、全身プルって……キッモ~~♪♡」

 

 

 もう僕に媚びを売る必要がなくなったからだろう……。神崎さんは今までで一番の罵詈雑言をぶつけながら、僕の射精をスグ隣で見届ける。

 

 

 さっきまでパンツの中に突っ込まれていた腕は、当たり前のように射精直前で引っこ抜かれていて、結局は自分ひとりで射精を迎えてしまった。

 

 

「うっ、はあ゛あぁぁ……♡ あぁ……んっ、ぐはぁ……」

 

 

「イクのはハヤイのに、射精はワリと長いしw ――って、うっわ……。パンツもうベットベトじゃんw 親にどー言い訳スんの? ソレ☆」

 

 

 はじめての生手コキとそれによる射精の快感の余韻から抜け出せず、過呼吸を繰り返す僕をよそに、神崎さんは、見世物を見るような数奇な目つきで僕を一瞥する。

 

 

「はぁ……ハァ……。言い訳なんて……しない……ハァ、ハァ……。僕、一人……暮らし、だから」

 

 

「え、ウソ……。ガチ?」

 

 

 僕の返事を聞いた神崎さんは、今日はじめて心底ビックリしたような表情を浮かべた。だけどすぐに、すっかり見慣れた小悪魔みたいな表情に戻った。

 

 

「あ、そっか……。そーでもないと、毎日毎日バカみたいにシコってらんないかw な~る~♪」

 

 

 ――その理解の仕方には腹がたったけれど、今はそれよりもパンツの中にぶちまけた精子の後始末が最優先事項だから、また今度にする。

 

 

「そんじゃ、ヤクソク通りシコってあげたか~らっ♪ オタクくんも、“動画協力”よろ~~☆ 撮りたくなったらコッチから連絡するから。んじゃネ~」

 

 

 そう言って神崎さんは、僕の携帯を近くの机に放り捨て、教室をあとにした。

 

 

「――あ、そうそう……♪ 今日のコレ思い出して、またシコるのは勝手だけど、せめて家でやれよ~」

 

 

「いっ、言われなくても……分かってるよ……。そんな事」

 

 

 扉を閉める直前――そんな余計すぎる捨てセリフを口にして……。

 

 

 

 

◆ ◆ ◆ ◆ 

 

 

 

 

 ――その日、男子トイレで精液まみれのパンツをある程度洗い流してから帰宅した僕は、SNSのDM送信先に神崎さんの名前が新しく追加されていることに気づいた。

 

 

「ほ、本当に……やるんだ。僕……」

 

 

 射精後の賢者モードも去りすっかり落ち着きを取り戻した僕は、目の前の画面にたしかに残っている明らかな異常を、まだ信じることができなかった。

 

 

――ポコポッ♪

 

 

「うわあぁっ……!!」

 

 

 その時――。タイミングを見計らっていたかのように、その連絡SNSにメッセージが送られてきた。送信主はもちろん、神崎さんだ。

 

 

『ヤッホー、オタクく~ん♪ ちゃんとバレずに帰れたぁ? ってか、もう1~2回は思い出しオナニーしちゃった系?w』

 

 

 顔が見えないメッセージ上でも、神崎さんは相変わらずの調子で僕をオモチャにして弄ぶのをやめてはくれないらしい。

 

 

「『ま、まだ……してないよ。お風呂の準備とか、色々あるし。それで……どうしたの? まさか、もう撮る気!?』」

 

 

『アタシとあーいうことできたのがぁ、ちょーチョーうれしみだったのはわかっけどぉ……オチツケってば、オタクく~んw あと、風呂るんなら、チンカス……♡ ちゃんと全部キレイにしろよぉ? きょーとか、パンツの中にメッチャ精子出したんだから……♪』

 

 

「『分かったから、いちいち掘り返さないでよ!!』」

 

 

『キャハハ~、メンゴメンゴ♪ んでぇ、動画のことなんだけどぉ……オタクくんが作ってネ☆』

 

 

「『つ、作るって……何を?』」

 

 

『そんなん、動画サイトとかSNSのアカウントとかそーいうのに決まってんじゃん♪』

 

 

「『え~~っ!! ――な、なんで僕が……!?』」

 

 

「身バレぼーしに決まってんじゃん! だってアタシ、オタクくんと違ってトモダチ多いからぁ、スマホとかショッチュー覗かれんの~♪ そ・れ・にぃ……♡ オタクくんだって、アタシとのえちちなケーヤク……♡♡ 独り占めしたいんっしょ?♪ ドーセ♡」

 

 

「『ゔゔっ……』」

 

 

『ほ~らっ、ヤッパ図星じゃん☆ オタクくんマジチョロすぎ……w ま、そーいうわけでモロモロのアカウント作りとかそのヘン全部ヨロシクね~~♪』

 

 

『とりま、今日はそンだけだから! ンじゃまた、明日! シコリすぎて遅刻とかしたら、ワンちゃんクラスの人気者になれっかもヨ~♪』

 

 

「『しませんよ、そんなの!!』」

 

 

 僕の初めての、母さん以外との女性との連絡は――徹頭徹尾イジられ、弄ばれて終わった。

 

 しばらくして、神崎さんからアカウント名の指定などが書かれた希望(めいれい)文が届き、僕はそれに従って見慣れた動画サイトと、最近アイコンが変わったSNSに……それぞれ新しくアカウントを作った。

 

 

 だけど……。

 

 

「――『身バレ防止』がどうとか言ったくせに、アカウント名が『みーな』って……。意味ないじゃん」

 

 

 ――僕は、神崎さんのネットリテラシーのいい加減さを、今この時初めて実感した。

 

 

「僕の方で別の名前に変えとこう。神崎さんには、明日――説明すればいいや」

 

 

 

 

◆ ◆ ◆ ◆

 

 

 

 1回目の撮影はそれからだいたい3週間くらい後のことだった。

 その日の朝、唐突に『オタク~、今日撮っから♪』という一方的な通告を受け、僕はろくな心の準備もできずにその時を迎えた……。

 

 

「オタク~、おっひさ~♪」

 

 

 そんな言葉とともに家にやってきた神崎さんは、ものすごい上機嫌で、そのまま家の中へと勝手に入り、寝室へと案内させた。

 

 

「ふーん……。シコったあとのティッシュまみれかと思ったら、地味にキレイにしてんじゃん♪ んや? アタシが来る急いで掃除したとかそーいうカンジ?」

 

 

「そ、そんな時間……なかったよ」

 

 

「あっそ。ってかホラ、オタク! はやくカメラとかの機械持ってこいって! あと、ついでにテキトーなお菓子も」

 

 

 僕は神崎さんの命令通り、撮影に必要な機材――といっても、せいぜいハンディカメラくらいだけど……。

とにかくそれを寝室へと持っていった。

 

 

「は? それだけ?? オタクってば、もっとマシな機械持ってないワケ?」

 

 

「現実の動画なんて撮ったことないよ……僕。それに、ゲームはPC一つで撮影できるから」

 

 

「ほぇ~~……。ンじゃ逆にさ、なんでそんなん持ってんの? どー考えたって、いらないじゃん」

 

 

「か……っ。買った、んだよ……。スマホだと、神崎さんに……なにか言われそうだったから……」

 

 

「ギャハハハ!! ヤバw オタクマジオモロすぎ……ww ツボりすぎて、死に……そっww」

 

 

 ――案の定お腹を抱えて笑い転げた神崎さん。僕はアタマが爆発しそうなくらいに恥ずかしくなった。

 

 

「ヒーww ひーッッ……ヒァ~~www ヤバイ……マジ、サイコぉ♪ 今の録音しとけばヨカッタ」

 

 

「そ、それで! 最初はどんな動画にするの!!」

 

 

「恥ずかしいからってそんな大声だすなしw ――んで、最初はオタクくんがアタシの3サイズ測ったあと、軽くオナっから♡ てなワケで、メジャー取ってきて♪ アタシはその間、色々準備してっから☆」

 

 

「っっ……!!」

 

 

 まるでカラオケに繰り出すような感じで、神崎さんは軽く今日の撮影プランを口にした。

 僕も、ネットにある素人エロ動画はみたことがあるけれど、彼女の一言で、改めて非現実感がガッとおしよせてきた。

 

 

「なぁ~に、もうエロい事考えてんの? 言っとくけどオタク……お前も映るんだからな!?」

 

 

「ええぇっ!? なんで僕が!!」

 

 

「ったり前じゃん! アタシ一人で3サイズ測れるかっつ~の!! それに、オトコ映ってた方が、嫉妬とか煽れて色々とトクになんの! ホラ、わ~ったらさっさメジャー持ってこい!」

 

 

「……っっ。わ、わかったよ……!」

 

 

 

「おい、オタク~。カメラの準備できたか~~」

 

 

「う、うん……っ。たぶん、コレで撮れてると思う」

 

 

「オケ☆ んじゃ、撮影開始~~♪」

 

 

 ハンディカメラの録画機能がONになった直後……ついに、神崎さんと僕の初めてのエロ動画撮影が始まった。

 カメラはブレ防止のために、ちょうど僕の腰くらいの高さがある棚の上に置かれ、その真正面に彼女――Tシャツ一枚に着替えた神崎さんが立っている。

 

 

 ――ちなみに僕は、強盗犯みたいに、黒い目出し帽を被らされている。

 

 

「皆さんはじめまして~♪ カナでーっす☆」

 

 

 カメラのレンズの前で、神崎さん――。もとい、新人エロ配信者の『カナ』が愛想を振りまいている。もちろん名付け親は僕で、由来は神崎さんの苗字と名前の頭文字を繋げただけだ。

 ――正直、これもだいぶ安直だけれど……彼女が最初に考えていた『みーな』よりはずっとマシだと思う。

 

 

「アタシぃ、実は現役の学生なんですけどぉ~~♡ 見てのとーりおっぱいとか、お尻とかす~~っごく大きいからぁ……♡ 信じてくれない人多いんですよねぇ……w♡」

 

 

 少しぶりっ子すぎる口調のカナは、その場で軽くジャンプしたり、後ろを向いてそのビックなお尻をカメラに近づけ、まだ誰もいない視聴者の性欲を煽っている。

 

 

「だから今日はぁ……♡ カメラの皆さんの前でぇ、このおっぱいとおしりのサ・イ・ズ♡♡ 測っちゃいたいと思いま~っす☆♡」

 

 

 そしてカナは、知ってか知らずか……編集点のような僅かなスキマ時間を作ったあと、またニンマリと笑顔を作って、カメラに向かって喋りだした。

 

 

「それでぇ……♡ こーいう時、服を着たままやるのがフツーなんですけどぉ……それじゃあオモシロクないので……裸でしちゃいま~~っす♪♡♡」

 

 

ガシッ! ググググ……ッッ♡♡

 

 

 そう宣言したカナは、おっぱいを強調するよう腕で挟んでクロスしながら、着ていたTシャツの裾を掴み、ゆっくりと持ちあげた。

 

 

 そして……。 

 裾に引っかかって持ち上げられていたいたおっぱいが、その自重によって勢いよくこぼれ落ちた。

 

 

どたぷうぅぅん……♡ ばっゆ~~ん♡♡ ……るるんっ♡ だぷん♡

 

 

「ふぅ……♡」

 

 

(コレが、神崎さんのおっぱい……。ホントに、デカい……)

 

 

 裾からずり落ちた『カナ』のおっぱいは、ブラをつけたままにも関わらず、一度胸板と触れた程度では揺れが収まらなかった。――その後も数回……小刻みに振れ動き、エッチな残像を出現させた。

 

 

「皆さんどうですか~、アタシのおっぱい……♡ おっきくて、柔らかそうで……スゴくないですかぁ~~? もちろん、全部天然モノ♡ 本物の現役女学生エロ乳ですからねっ~~♪♡」

 

 

 まるで人が変わったように、カメラに向かって愛嬌を振りまく神崎さん。だけど、今この瞬間――録画段階の今においては、彼女のそんな姿を見られる人間は。世界でたった一人……。撮影に協力している僕だけだ。

 

 

 ――つまり、今の彼女は僕だけに向かって媚びへつらい、チンポをムラつかせる言葉や仕草をしていることに他ならない。

 

 

「んんっ……っっ」

 

 

 事実上の透明人間状態だからこそ味わえるこの幸運。僕はこの時、心の底から……動画を作り続けてよかったと感謝した。

 当然ものすごく興奮しているけれど、目出し帽のお陰でまだバレてもない。……もっとも、チンポはとっくにギンギンに勃起しているけれど。

 

 

「ん~~しょっ、とぉ……♡ じゃあさっそくぅ……みんなが気になってるおっぱいからっ♡ 測っていきま~すっ♡♡」

 

 

 ある程度自分でおっぱいを揉み遊んだ後……四つん這いになって、カメラの直ぐ側においてあるメジャーを手に取るカナ。

 ――多分、その時のカメラは、重力に従い垂れた彼女のデカパイで埋め尽くされていることだろう。

 

 

「……ぁん、もう……♡ おっぱいが大きすぎてぇ、アタシ一人じゃうまく測れなぁ~いっ♡ ――スタッフさ~ん、手伝ってくださ~いっ♪♪」

 

 

(つ、ついに……僕の出番だッ!!)

 

 

 すっかり『エロ配信者カナ』になりきっている神崎さんが、ついにカメラの奥にいた僕を呼んだ。

 僕は緊張のあまり両手両足を一緒に出しながら、『カナ』からメジャーを受け取り、背後に回った。

 

 

「は~いっ☆ それじゃあ、スタッフさん……おねがいしま~~っす♡♪」

 

 

 わずか数秒――僕の方にチラリと視線を向けた後、『カナ』がバンザイして両手を挙げる。

 

 

ドクドクドク……ッッ♡ ガンガンガンガン……♡

 

 

 もう、心臓の鼓動音なのか……それとも、大量の血がのぼったことによる頭痛なのか……分からなかった。

 とにかく、そんなドラムがひっきりなしに鳴り響く中、僕はメジャー本体を右手に持ち、端を左手で引っ張る。

 

 

「いっ、いきます……よ。か、神崎……さ……ん゛ぐっ」

 

 

「――にぃっ☆」

 

 

 神崎さんにしか聞こえないくらいの小さな声で、スタートの宣言をしたその瞬間――。なんとなく、神崎さんが演技をやめて、素の笑みを浮かべた気がした……。

 

 

「あっ、そうでした~っ☆ ブラなんか着けてたらぁ“ハダカ”じゃないですしぃ……♡ そもそも、せーかくなサイズじゃないですよね~~っ☆♡ さっすが、スタッフさぁん♪♡」

 

 

「えっ!!?」

 

 

「ゴメンなさ~いっ♡ ――今、ブラ外しますね~~っっ♡♡」

 

 

 目出し帽と神崎さんが壁となって、慌てふためく僕の姿はカメラに収まることはなかった。でも、その代わり部屋全体に、パチッ♡ という音が数回響き……。

 

 

スルッ……スルル~~ッ♡♡ ふぁっさぁ……♡ ――ボトッ♡

 

 

 神崎さんが着けていた水色のブラが外され、ゴミのようにその場に捨て落とされた。

 

 

「これでヨシ! お待たせしましたみなさ~ん、今度こそ本当に測っちゃいますからネ~~っ☆♡」 

 

 

 文字通り、上半身裸になった神崎さん……もとい、『カナ』は何事もなかったのように、再び両手を上に挙げた。

だけど、僕はそう簡単に切り替えることはできない。なぜなら……。

 

 

どっぷうぅぅ~~んっ♡♡ ――チラッ♡ ハミッ、ハミミ……♡♡ ずうっっ……しぃぃ……♡ 

 

 

(こ、これが……神崎さんの、生乳!! 背中からなのに……ほとんどはみ出して……っっ!!)

 

 

 ブラ等の補助を失くし、彼女の細い両肩の力のみとなった、神崎さんのおっぱいは大きすぎる余り……「チラ見」などという言葉では足りないほどに、背広から溢れていた。

 

 

 彼女のおっぱいが、いったいどれだけの重さをしているのかは知らないけれど……ブラが外されたことで乳全体が下にズリ伸びたのはわかる。

 

 

 そして何より、彼女は今――バンザイをしている。ということはつまり、彼女の正面……。さっきまで僕がいたカメラ側には、彼女の……神崎さんの生おっぱいの全貌と、本物の生乳首が映っているのだ……。

 

 

「ンモ~っ! スタッフさぁん? とっくにカメラ回ってるんですからぁ……早く測ってくださ~いっ♡♡ バッテリー、キレちゃうじゃないですか~~っ!☆」

 

 

 もちろん神崎さんは、背中から見えるおっぱいの切り身に見惚れて動けない僕を、そのままにはしておかない。あくまで『カナ』の体を保ったまま、僕に『早くしろ』と催促(メイレイ)する。

 

 

「すっ……スイマセン」

 

 

 思わず素の口調で返事をしてしまった。でも、僕も……後にコレを見る不特定多数の視聴者も……。今さらそんな事は気にしないだろう。

 だって、今の主役はどう考えても……一切隠されることなく晒されている、神崎さんの学生の常識から外れたバカでかいおっぱいなのだから……。

 

 

スーーッ、スーーッ……。シュル♡ シュルルル……っっ♡

 

 

 割れ物を扱うような手つきで、右手からメジャーを引っ張り出していく。そして、無防備な『カナ』へと近づき……抱くように腕を回しながら、メジャーをおっぱいの頭頂部へと巻きつけていく。

 

 

(うわっ……♡ 神崎さん……教室のときとは比べ物にならないくらい、いい匂いがする……っ♡♡)

 

 

 読み間違い等を防ぎ、少しでも正確な数値を測定するため……。そして、サイズを測る時の一般常識として……。僕はメジャーのメモリの高さに、目線を合わせている。

 となれば必然、僕の顔は彼女の素肌の直ぐ側に位置し、ただ呼吸をするだけで、神崎さんの芳醇な香りを大量に吸引してしまう。

 

 

(こ、この匂い……♡ あ、あの時と……教室でしたのと……おんなじッッ!)

 

 

 この期に及んでも、神崎さんは僕を弄ぶのに抜かりはない。彼女の素肌からは、全ての始まりである……あの放課後の教室でしたのと同じシトラス系のコロンの匂いがしていた。

 

 

ビキッ! グググ……ッッッ♡♡ ビギキキ……ッッ!♡

 

 

 ――前に、ネットの記事か何かで読んだことがある。『嗅覚は五感の中でも、トップクラスに脳と繋がっている』と……。

 僕はこの時、そのことを強く実感し、頭でなく心で理解できた。

 

 

 目線をメモリに合わせるため、膝立ちをしている今……。カメラにこそ入っていないだろうけれど、僕の股間は既に、今にもパンツを突き破ってでてきそうなほどに大きく膨らんでいる。

 

 

「んっ……あぁん♡ ぅんっ♡♡ ……どうですかぁ、スタッフさ~~ん♡ アタシのおっぱい……何センチでした~~?♡♡」

 

 

 しかし、『カナ』には当然……それがバレている。――バレているのに、彼女はあくまでも撮影の続行を優先し、僕にサイズをきいてくる。

 ……たぶん、あの教室の時と同じで、こうなる事も予想済みで、この後に最大限利用するつもりなんだろう。

 

 

「えっ、え~っと……。えっ、ウソ……? 本当に、こんなサイズ……」

 

 

 僕はメジャーのメモリが重なっている部分の数値を見て、思わずそんな言葉を漏らしてしまった。

 確かに神崎さんのおっぱいはクラスでもトップレベルに大きいのは知っていたけれど、いざ数値として示されると、その規格外ぶりに疑いを持たざるをエないからだ。

 

 

「も~ぅ!♡ 何センチかきいてるんですけど~~!?♡♡ この後の段取りとか、動画のテンポとかっ、そーいうの考えてくださいよ~~っ!!♡」

 

 

「すっ、すいません! えっと……トップバストは、ひゃっ、106センチ……です……っっ♡」

 

 

「え~~っ!?♡ 100センチ超えちゃってるんですかぁ~~??♡ ウッソ~~っっ……ヤバ~~♡♡ アタシィ、まだ学生なのに~~っ♡」

 

 

 僕がメジャーの数値を声に出した瞬間――今日一番にワザとらしく、『カナ』が驚いたような……信じられないようなリアクションをする。

 

 

 テレビのバラエティ番組に出てくる芸人みたいに、オーバーなリアクションをする『カナ』。多分それは、この動画を見る数多の視聴者の記憶に少しでも強く刻み込むためなんだろう……。

 でも、一番の目的(ねらい)はそれじゃない……。

 

 

「ンフ~~っっ♪♡」

 

 

「……っっ」

 

 

 ――間違いない。一番大きな理由は、僕をさらに発情させるためだ……。

 

 

「と、いうわけでぇ……アタシ♡ 現役女学生、カナのトップバストは106センチでぇ~すっ♡♡ それじゃあ次はいよいよ……アンダーバスト♡♡ つまり、カップサイズをソクテーしちゃいマ~~ス☆♡」

 

 

 ググググ……ッッッ♡♡ ――バッ! ばちいぃうぅんっっ♡ ぼゆんっ♡♡ どゆん……ぐゆん♡♡

 

 

 上に挙げていた手を下乳の根元付近に添え、両乳を持ち上げながら……ゆっくりと乳首の方へ移動させていく『カナ』。

 そして、乳首を指で引っ掛けるようにしながら、手のひらから態とこぼれ落とし、またまたカメラの前で大きくバウンドさせる。

 

 

 106センチ――。トップバストの数値だけで、常識の範囲外にあると証明(わか)らせた『カナ』のおっぱい……。その事実が判明した今では、同じ乳揺れでもその意味と威力は、さっきのものとはまるで違ってくる。

 

 

「えっとぉ……た~しぃ~かぁ~~……♡♡ アンダーを測る時はぁ、おっぱいのすぐ下にメジャーを持ってくるんでしたよね~~っ♡」

 

 

 今度は有無を言わせる暇もなく、僕の腕を掴んで、強制的(ムリヤリ)にメジャーを巻きつけはじめる。

 

 

スーーッ……シュルルル……ッッ♡♡ むちっ♡ たぷっ……たぽっ♡♡ ふにゅっ♡ むぅんにゅっ……っ♡♡

 

 

(だッ、ダメだ……! 神崎さんのおっぱい……とても重い……っ♡ それに、柔らかすぎる……ッッ!)

 

 

 106センチという……耳を疑うようなトップバスト数値を誇る『カナ』パイの下乳肉が、僕の手の甲や腕に重くのしかかる。

ブラジャーやその他支えを一切つけていないから、全体重ならぬ……全乳重がもたれるようにのしかかり、音もなく手を呑みこんで計測の妨害をしてくる。

 

 

 「う゛っっ……! か、かんん゛、っナさっ……♡ お、おっぱいが……。僕の腕に当たって……あゔうぅぅ……♡」

 

 

「え~? なにか言いましたかぁ~? スタッフさぁんっ♡♡ 聞こえませんでした~~っ♡」

 

 

 急いで神崎さんに助けを求めるも、当たり前のように無視されるばかりか……逆に手首を掴まれ、さらに引かれて、逃げることを完全に封じられてしまう。

 

 

「ほぉ~らぁ~~……♡ スタッフさぁん、は~や~く~~☆♡ さっきみたいに、パパ~っと測ってくださいよ~っ♪♪♡」

 

 

ぐい……っ♡ グイグイッ……♡ む……にゅうぅんっ♡♡ にゅぅむんっ♡♡ 

 

 

 催促するように、掴んだ僕の手首を揺らす『カナ』。そのたびに、3桁超えのトップサイズバスト乳肉が、僕の手の形にあわせて形を変え……人工物ではとても再現できない温かさと柔らかさを何度も伝えてくる。

 

 

「っっ、グ……ッ♡ エ、えっと……アンダーは、なっ、78……センチっっ♡♡ です……っ」

 

 

 意を決し、手首を掴まれたまま目の前のメジャーに記された数値を読み上げた。

 

 

「良かった~~☆ ギリギリ80ってた~~っ♪♡ ――スタッフさん、きょーりょくしてくれて、ありがとうございま~~す♡♡」

 

 

 トップバストを測り終えた時よりは抑え気味に……「少し素が出てしまった」ような感じの口調で『カナ』が感謝の言葉を述べる。気づけば手首も開放されていて、僕は慌ててカメラの外に逃げた。

 

 

「――と、いうわけでぇ……♡ アタシ☆ カナのおっぱいはトップが106、アンダーが78センチでした~~っ♪♡」

 

 

 再び一人出演に戻った『カナ』は、カメラの中央におっぱいがくるように向き直り、自分でマッサージするかのように、デカ乳を揉み揺らしながら動画を進めた。

 

 

「そ・れ・でぇ……♡ 一番じゅーよーな私のカップサイズはぁ……♪♡♡ 106引く78だからぁ……」

 

 

 そこで言葉を止め、またチラリと僕に目線をやる『カナ』。それは紛れもなく、「オタクくんが言え」という神崎さんからの指示(メイレイ)だった。

 

 

「に……っ。28センチです……」

 

 

「――♪♪♡ あっ、そっか~~♪♡ スタッフさんってばケーサンはや~~!♡ 皆さん、きこえましたか~~っ?? アタシのこの生おっぱい……♡♡ 28センチもトップとアンダーで差がありま~~っす☆♡」

 

 

 アイコンタクトで指示を飛ばされたけれど、僕にはもう、今の行動が演技だったのかどうか……分からなかった。

 

 

「じゃあじゃあ、そ~んなケーさんバリ速な天才スタッフさんにもんだ~いっ☆ ――ズバリ、アタシのカップサイズはナンでしょーか!♪」

 

 

「ええぇっ……!? そ、そんな……いきなり言わないでくださいよ!!」

 

 

「えー……別によくないですか~? これからぁ、たぁ~~っくさん、生配信とかもしてくんですからぁ……♡ アドリブ?もできるよーにナンないとですよっ♡♡」

 

 

「ハイッ☆ ということで、シンキングタイム~~スタートォ!♪」

 

 

 ある意味……筋の通った理屈で説き伏せられ、僕は頭を動かす。……でも、僕は女性でもなければ、これまで女性と付き合うどころかまともに喋ったことすらない……。

 当然、女性のバストサイズを測る機会なんて、今日……この瞬間まで、体験したことはない。さらに言えば、僕が持っているカップサイズについての知識なんて「アルファベットで表記される」くらいがせいぜいだ。

 

 

「わ……っ。わかりま――」

 

 

「ヒント~♪ さっきスタッフさんが測ってくれたぁトップとアンダーの差が10センチあれば……Aカップになりま~っす☆ ンでぇ……そっから、2.5だっけ? 2だっけ? ……トリマ、そんくらいプラスされるゴトにぃ……B,C,Dってふえてきま~ッス♪♡」

 

 

「――まぁ、こんなジョーシキ……♡ しちょーしゃの人たちは耳タコですけどぉ……♡♡」

 

 

 あらかじめ僕の回答を予想していたかのように、回答の声が遮るくらいに元気よく、『カナ』が声を張り上げる。少し不自然だったが――それほどまでに、僕の口から言わせたいらしい……。

 

 

(え、えっと……。10センチがAって事は、神崎さんの場合は、プラス18だから……)

 

 

 ――いつの間にか、僕は学校のテストを解く時くらい真剣に、彼女のカップサイズを計算していた。多分……彼女風に言えば、今この瞬間の僕の姿は、最高にオモシロイものなのだろう……。

 

 

「エッ……H。カナさんのバストサイズは、Hカップ…………です」

 

 

「ピ~ンポ~~ンっ♪♪♡ だいせーかーいっ☆ ――さっすが、スタッフさん……ガチ天才!♪♡」

 

 

「あ、あはは……。ありがとうございます……」

 

 

 口ではそんなことを言ったけれど、僕は内心自分の答えが信じられなかった。なぜなら――僕は、脳内で計算した2つのアルファベットのうち……“まだ”現実的な方を選んだだけだったから……。

 

 

「は~い☆ というわけで、しちょー者のみなさぁ~~んっ♡ まだ学生なのにぃ、100センチオーバーのHカップしょーらいゆーぼうエロ乳を持つ……カナのこぉとっ♡ よろしくおねがいしま~~すっ♪♡」

 

 

ぴょん♡ ぴょんぴょんぴょん……♡ 

 

 

 まるでアイドルが踊るように、その場で小さくジャンプをくり返しながら、動画をシメにかかる『カナ』。

 

 

――にゅうぅぅんっ♡♡ たゆんっ♡ ぷるる……んるん……っ♡♡

 

 

 案の定――両肩にぶら下がっている成長過剰のHカップおっぱいは、ばるんばるん♡ 跳ね動き、クーパー靭帯をさらにイジメ……僕とこれを見るオトコたちの劣情を煽り続けていた。

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