幼馴染との爛れた日々 作:猫屋敷てん
「あれー。アイスコーヒーがないんだけどー」
一息つき心休まる夜、キンキンと喧しい声でアイスコーヒーを求める一人の女がいた。風呂上りらしく頬を上気させ、それを覚ますためにアイスコーヒーをご所望なのだろう。
そんな幼馴染に俺はため息をつくしかない。
「はぁ。コーヒー牛乳があるだろ」
「はぁ? あんなお子ちゃまが飲むようなもの飲めるわけないでしょ。お風呂上りはアイスコーヒーって決めてるの。ていうか知ってるでしょ」
俺がせっかくしてやって提案を、あろうことかこの女、鼻を鳴らして一蹴した。
その上お子ちゃまが飲むものと罵倒するこのクソ女を、いかにして許せというのだろう。
「ああ。知ってる。知っててあえて買っていない。自分で買え」
「っは?……」
「ああ¨!?」
俺の言葉に、奴は明らかな不機嫌を表す。
そこで、話し合いという人類が尊ぶべき技術を俺たちを放棄した。
始まるのは争いだ。だが取っ組み合いなら俺に分がある。180cmという長身に、恵まれた肉体。
対して奴は150cm程度の身長とずっと本を読んでる故の華奢な肉体。とびかかってきたら首根っこを掴んで終いだ。
俺は優位に立っていた。
「どうした? 文句があるならかかってこいや」
「……これ」
だが奴はとびかかってくる事なく、背中に手を回す。
「おばさんに見せちゃおっかな~」
「あああああああっっ!!! それは『美女家庭教師との秘密のレッスン』!! 俺のお宝。なにしてやがる」
一気に形成は逆転。優位に立ったのはチビの方だった。
逆に俺がとびかかり、お宝を取り返そうとする。
「おっと。べーだ」
だがひらりと躱され、舌を出して馬鹿にされた。
「くそが。チビが身軽に飛びやがって」
「ふん。でくの坊の戯言ね」
戦えば勝てるが、やつは戦おうとしまい。逃げるだけだ。そしてチビ故のすばしっこさで捕まえるのは至難の業。
「まあ、私の奴隷になるって言うなら返してあげるけど」
「うごがぎぎゅえっ! か、返してもらわなくて結構だ。お袋に見せたければ見せろやっ!!」
あれなら。あれならまだ良い。いや良くないけど。
見つかったのが
「はっはっは。お、お前は優位に立ってないんだよばーか」
「血涙流しながら言っても説得力ないけど」
まだマシな方とは言え何十回もお世話になった俺のバイブル。没収されるか。返してくれるか。半々ぐらいだが。それでもっ。それでも。
「う、うぅ。すきにしろーっ!」
「……はぁ。別に見せないから」
だが悪魔と見まごうあの女は、あろうことかポイっとバイブルを投げ渡してくる。
「あんたとおばさんがちょっと気まずくなるぐらいだし、ちょっと意地悪しただけ」
「……アイスコーヒーは買わねえぞ」
「自分で買うから良い」
そう言って、奴はソファに座ってスマホを触りだす。
俺は警戒しつつも反対側のソファに座り、じっと観察した。だが何もしてくる事はなかった。
これが俺たちの日常。幼馴染というには近すぎて、家族と言っても間違いない。
高校三年生にもなって、互いの家を行き来して一緒にご飯を食べたり風呂を共有したり。そんな不思議な幼馴染との物語だ。
◇
チビだが容姿は整っており、大粒の瞳が幼さを出しつつ長く綺麗な髪が妖艶な少女。読書が好きで成績は一番という典型的なインドア派。
その上小さな背丈に似合わず胸は結構大きく、いわゆるロリ巨乳。モテそうな要素はそろっているが、彼氏ができる雰囲気はない。多分俺のせいだろう。家族の様に近い俺のせいで告白されないと簡単に予想できる。
家が隣同士で、産まれた時からずっと一緒。二人とも親の帰りが遅い事もあって、協力しながら生きてきた。
普通異性の幼馴染など大きくなるにつれて離れていくが、俺たちにそんな事はない。逆に恋人だった期間もあるほどだ。ほんの一年だが恋人だった。今は元カノ元カレだ。とはいえ別れて数年は気まずく疎遠だったが、現状見ての通り。
喧嘩しつつも昔と同じ通り過ごしているのは多分相性がいいのだろう。
ただ、俺には願望がある。こんな売り言葉に買い言葉みたいな喧嘩の毎日は終わりにしたい。また仲良くしたい。あの頃みたいに。そんな、女々しい願いだ。
「ねえ。帰る」
「ん? そうか」
ソファでゴロゴロしていた志乃は、夜九時を回ったところでそう言いだした。結構な頻度でそのまま寝落ちして、おぶって届ける事になるので俺は助かったとばかりに頷く。
「送ってよ」
「なんでだよ」
「女の子一人で夜道を歩かせる気?」
「いや徒歩二メートルじゃん」
なんだったら屋根伝いで帰れる。
「女の子一人で夜道を歩かせる気?」
「無限ループかよ」
「…………」
俺は叫ぶ。だが志乃は、じとーと俺を見るだけで答えない。そしてこの状態になった志乃の頼みは断れない。
「はあ。行くぞ」
「うんっ」
志乃は笑った。やっぱ、こいつは可愛いと思う。
徒歩二メートルの道のりはほんの数秒で終わった。志乃はさっさと家に入って電気をつける。
夜道といえど危険などなにもない道。いったい俺はなんのために送り届けなならんのか。そうもんもんとしていれば、志乃が戻ってくる。
「危ないものは何もないな。じゃあお休み」
「待って……」
「なんだよ」
「家、上がって」
「はっ?」
志乃の家に上がる用なんて何もない。そんなの志乃も分かっているだろうに、だが頑なに譲らず俺を見つめる。
「なんか今日、おかしくないか?」
「ふんっ。良いから」
ぐいぐいと手を引かれる。しかし志乃は非力だからビクともしない。が、この状態の志乃には逆らえない。長年の経験だ。
「はぁ。分かった分かった。上がればいいんだろ」
いつもの様に俺が折れて、リビングへと導かれた。
うちと違って物が少ない質素な部屋。ソファはなく、ざぶとんに座る様に言われた。
「で、なんか用か?」
「……今日、何の日か覚えてる?」
「いや、まったく」
露骨にイラっとした表情を浮かべる志乃。だがまだ大丈夫。怒り顔が目に見えるうちは本気ではない。
「あんたと別れて、三年目」
「……ああ。そっか。お前に振られて、三年目だな」
俺たちは恋人同士だった。順風満帆だったし、あの頃の楽しい思い出は今も色あせることない。
だが俺は振られたのだ。何が原因かずっと考えたが、ついぞ分かる事なく俺たちは元カレ元カノに。あの日から、三年だ。
「まあ私は未練ないけど……あんたはあるんでしょ?」
「……俺もねえよ」
嘘。めっちゃある。だがそんな事言ったらからかわれる事は必至。だから言わない。
「じゃあこれはどう説明つけるつもり?」
「あああああああっっ!!! それは『お隣のロリ巨乳幼馴染美少女とイチャラブエッチ』!?!? 俺のお宝になにしてやがる!!」
志乃の手にあるのは俺が一番見つかりたくなかったエロ本。家庭教師の方はいいが、こっちはだめだ。だって……。
「もろに私じゃん」
志乃に未練たらたらである事がバレてしまった……。
言い訳はできまい。志乃と瓜二つのヒロインが裸で喘いでいる表紙。別れた直後見つけて衝動買いし、今までたっぷりお世話になった。ボロボロになった本を見ればどれだけ使用したからまるわかりだろう。
「あごぐげぐぎぎぎ……。な、何を言いたい」
「未練一杯あるんだな~って。元カレさん♪」
「ぐはっ!」
終わった。俺の人生が。俺の積み上げたプライドを踏みにじられた。弱みを握られ、俺は一生志乃の奴隷として生きていくのだろう。ああ。さようなら
「……未練あるの?」
「…………」
「返事」
「はいっ……ありますっ!」
逆らえない。確固たる証拠を握られた被告人とはこんな気持ちなのかもしれない。
「こんな本読んで、私とエッチしたい?」
「うぐぐ……したい、です」
本心だ。別れてから成長した胸が、俺の横で無防備に揺れるたびに悪魔がささやいたものだ。別れたとはいえ、無防備な志乃が悪い。だから押し倒してもいい。そんな思考に何度行きついたかは分からない。そのたびに天使のささやきを胸に耐えてきたのだ。心の奥底に封印した感情を、暴かれてしまった。終わりだ。
「じゃあ、してあげる」
「……………………え?」
◇
何かの聞き間違いか。あるいはからかっているのか。志乃の企みを暴こうと頭を捻るが、分からない。
早くベッドに座れと急かしてくるだけで、悪だくみの気配はない。
理解できない状況。恐らく断るのが正しいだろう。しかしっ、しかしだ。俺は健全な男子高校生。据え膳食わぬは男の恥。
簡単に誘惑に負けた。天秤はすでに壊れていて、俺はいそいそとベッドに腰かける。
「あはは。凄いテント。私に興奮してるの?」
「……悪いか」
「ほんと、未練一杯だな~って。元カレさん」
「生理現象だ」
「ふーん。まあ良いけど」
寝巻用のスウェットパンツであるため、すぐに脱がされる。
ベッドに座る俺の前に膝をつき、志乃は最後の砦であるパンツも下ろした。
「うわぁ……♡ なんか、三年前より大きくなってない?」
「成長期だから。大きくもなる。お前も胸育っただろ」
「そーだね。ちゅっ、ん」
「うおっ」
すまし顔で亀頭にキスをする。三年ぶりの事に、ビクっと震えた俺を志乃はニヤニヤと見上げてきた。
「くすくす。ちゅっ、ぷ♡ れろ、えろぇ♡」
「っうぐぅ」
ぺろぺろと舌で小さく亀頭を責める。他の場所にはいっさい手を付けない。
れろれろと、唾液たっぷりで暖かな舌が鈴口を舐る。だがそれだけ。亀頭をねちっこく舐めるだけだ。
「れろぉ♡ ん、ちゅっ♡」
「っ…………!」
こいつ。じらしていやがる。俺の顔を見ながら楽しそうにっ。悪魔か。悪魔だ。悪魔だろう。
「志乃。もっとっ」
「……ちゅっ、ぱ♡ なにぃ~? こんなくっさくて凶悪なチンポ、私に咥えさせたいの?」
「まあ端的に言えば」
「すん、すん♡ はぁ~♡ くっさ。信じられない」
そう言いながら舐めるのは止めない。無限にあふれる我慢汁を、とろけた表情で舐めとった。
あまりにエロい表情に気分は高まるが、その分もどかしさにイライラしてくる。
「あはっ♡ 凄いばきばきに勃起してる。私のお口に、びゅーっびゅーってしたいの?」
「……ああ」
「でも♡ ちろちろ~っとしか舐めてくれないから、気持ちくなれない?」
「っ分かって、意地悪してるよな」
「そうよ。これは、未練たらたらな元カレのために、優しい私がする施し。射精させるかは、私の気分次第ね♡」
その言葉に、ついに俺はぶち切れた。ここまでさんざん焦らして、射精させるかは気分しだいときた。雄を馬鹿にするメスガキの所業だ。
「おいっ……」
「なに?」
「咥えろ」
「え~。偉そう」
怒気を露わにして言うが、志乃はどこ吹く風。亀頭攻めをしながら、馬鹿にしたような表情を崩さない。
「でも……さすがにおチンポ、すっごいイライラしてるし……シてあげる」
「うおっ」
「じゅぷぅっ♡ ん、ぷ♡ じゅぽぉ~♡」
突如、志乃の本気フェラが始まった。全体が、たっぷりの唾液に包まれて、うねうねと動く舌が縦横無尽に駆け巡る。
唾液の海に浸る優しいフェラから、徐々に口全体を使う激しいフェラチオへと変化する。
「技術は、ぜんぜん衰えてねえな」
「ん、じゅぽぽぽぽっ♡ んぽっ♡ これ仕込んだのあんたでしょ」
恋人時代、何も知らない無垢な志乃に吹き込んでこんな淫乱に育てたのは確かに俺だ。しかし、それは素質があったからに他ならない。俺も無知で、自分の欲望に正直だった。それに簡単に応えて、こうなった志乃には元から素質があったのだろう。
「ま、あんたの仕込んだ技で、たっぷり搾り取ってあげる」
そう言ったかと思うと、志乃はラストスパートをかけてきた。
喉の奥まで加えこみ、陰毛に顔を埋めながらじゅるじゅる♡ とチンポをすする暖かな唾液の海につかりながら、激しい荒波に襲われている様な。
両手で精巣をもみもみといじめながら、本気で搾り取りに来た。
「じゅぶぅ♡ らへっ、♡ いっふぁい、ら~へ♡」
「っぅ、出る――!!」
――ドビュッ♡ ドビュルルルルルルルッッ!!!!
こんなに吐き出したのはいったいいつぶりだというほどの射精。大量の精液は、かなりの勢いで志乃のお口に発射される。
「ん、ん……♡」
飲みきれないほどの精液を勢いよく吐き出されたというのに、志乃は恍惚とした表情でチンポに吸い付く。
精液が出なくなっても、志乃はしばらく解放してくれなかった。亀頭に吸い付き、残らず吸い取ってからようやく口を放してくれる。
「はぁっ♡ はぁーっ♡ いっぱいれたね♡」
志乃の口の中は白で満たされていた。粘々と濃い精液は、ビチャビチャと音をたてながら志乃にもてあそばれる。そこに嫌がる様子はない。
「あむ、ちゅくちゅ♡ にがっ、くっさ♡」
悪態をつきながら、味わいながら噛んで咀嚼した。
粘々と濃いため、しっかり噛まないと飲み込めない。ティッシュにでも吐き出せば良い物を、志乃は恍惚とした表情で飲み込んだ。これで哀れみで抜いてあげてる、などと言い訳は無理があるだろう。
「ん、く。ごく、こく……けぷっ……。はあ、不味かった」
「なら飲むなよ」
「飲んでほしいでしょ」
「……まあ」
男の夢であるからにして……。
「ま、これでスッキリしたでしょ。帰った帰った」
「待てよ……」
ベッドから俺を追い出し、ゴロンと寝転がる志乃。寝転がりながら俺を睨み、さっさと出て行けと暗に行っている。
「なに、出てってよ」
「嫌だ」
俺は志乃の上に覆いかぶさる。
「ちょっと、何してるの!」
「一回で俺が満足するわけねえだろ」
「そ、そんなの知らないっ。さっさと出てってよ」
「やだ」
じっと志乃を見つめる。組み敷いているわけではないため逃げようと思えば逃げられるが、志乃は逃げなかった。
瞳の奥に映った情欲の色が、さらに強くなるだけだ。
「あ、ちょっとっ♡ どこ、触って」
「やっぱ。めっちゃ濡れてるじゃん」
可愛らしいピンクのパジャマ。そこに手を突っ込めば、湿ったショーツと蜜があふれる秘密の花園がある。
「俺の舐めてただけだろ。なんで濡れてんだよ」
「し、知らない」
「へ~」
「あうっ♡ はぁ、はぁっー♡ さ、触るなっ」
だがろくに抵抗しない。ぺしぺしと軽く俺の腕を叩く程度。それで止まらない事ぐらい、志乃が一番理解しているだろう。
「志乃。お前、このあとオナニーするつもりだっただろ」
「っ♡ だから、なにっ!」
「舐めるだけで興奮して、発情して、ほんと変わらない」
「はぁ、っはぁ♡ じ、自意識過剰。あんたのに興奮したわけじゃ、ないんだからっ!」
「そうかそうか。じゃあ何で濡れてるんだ?」
「あ……そ、それは」
志乃を追い詰める様にいじわるな質問を重ねる。
フェラで興奮して濡らした事はすでに分かっているのだ。もはや無駄な抵抗。
顔を逸らして、必死に言い訳を考える志乃。だがもはやどうでもいい。俺は志乃の胸元に手をかける。
「あ、ちょっと。なにしてっ」
「志乃の胸がどうなってるかな~と」
「や、やめっ」
ペシペシと叩いてくる。だが無意味。
ボタンを外せば、白く大きな胸が現れる。小さな体には不釣り合いすぎる大きさだ。
「乳首も立ってんじゃん。って柔らか。でかいし」
「も、揉むな♡ あっ、んんっ♡」
「……じゃあやめよう」
「え……?」
非常に。非常に名残惜しいが、志乃の胸から手を放す。
途端、なんでやめるのと形のいい眉をひそめる志乃。
そして俺はベッドから立ち上がり、志乃から離れる。
「帰る……の?」
「……帰ると、うれしいだろ。さっきから帰れって言ってたし」
「そ、それは……」
うれしい。志乃はその決定的な言葉がでない。何かを言おうと口を開いても、すぐに閉じる。それを繰り返す。そんな志乃が可愛くてしかたがない。
俺はすぐに志乃の机をあさる。
「お、あった」
「……何してるの?」
「コンドーム探してた」
いつもこの場所にしまっていたため、探ればあった。別れて三年経っているというのに、まだ処分していなかったらしい。
「か、帰るんじゃなかったの?」
「なわけないだろ。さ、続きだ」
もう一度志乃に覆いかぶさる。今度は腕を掴み逃がさないという意思を伝えた。
身長差30cm以上。体格も違い、逃げる事なんてできない。
普通こんな状況怖くてしかたがないであろうに、志乃は発情した雌の顔をする。
「だ、だめ……♡」
形だけの言葉だなんて、誰もが分かる。ゆっくりとズボンとショーツを逃がせば、まるで抵抗しなかった。
すでにぐっちょり濡れているおまんこ。それは男を求めてヒクヒクとうごめいている。
「いれるぞ」
「っ……♡」
態度と裏腹に、志乃の膣は一切の抵抗がなかった。暖かでグチャグチャに濡れた膣は、やっと来たとばかりに俺のチンポを飲み込む。
絶対に離さない。そんな意思を感じるほど、スムーズに奥へと導かれる。
――コツン♡
「っっ――♡♡」
「志乃のポルチオ。久しぶりって言ってる」
「っ言って、ない♡」
「そうか? でも俺の形覚えてるみたいだけど?」
「あ、うぅ♡」
別れてから三年経ったというのに、俺のチンポにしっかりとフィットする。動かなくても気持ちいぐらいだ。
ポルチオとキスして、ゆっくりグリグリといじめる。たいして動いていないというのに、志乃は甘い吐息を紡いでいた。
じっくりなじませたところで、俺は軽く腰を振る。
「んっ♡ あっぅ♡」
志乃の気持ちい所など、手に取る様に分かる。
――グチュグチュ♡ ドチュ、プチュ♡ ぐ~りぐり♡
「ふぎゅっ♡ ま、待って。あ、無理♡ そこ、はん、そく♡ んんんっ♡ はぁ、ぁぅ♡ イ、く、イっちゃうから♡♡」
「弱い所もぜんぜん変わってない。ほら、イけよ」
主導権は俺にある。というのは大きな勘違いだ。
志乃が快楽で涙を流しているのと同じぐらい、俺にも余裕がない。
とろとろふわふわで、きゅうきゅう♡と締め付けて子種をねだる雌の穴。並の男では挿れた途端射精するだろう。俺も例外ではない。だから、少し休む口実を探す。
「あ~でも。志乃はセックスして良いって許可してないし……これはレイプだな」
「そ、そう♡ れーぷ、レイプ野郎♡ さいってい♡ あんっ♡ 終わったら、つーほうするから♡ ゆるさない、から♡」
「そうか。じゃあやめるか。射精しなかったらちょっとは罪軽くなるかな~」
これを口実にちょっと休む。だが志乃は一歩上を行った。
「む~り♡ むり、むりだから♡ 女の子組み敷いて、極太おちんぽ挿れた時点で、むり♡ だったら、つかまる前にきもち~射精しよ♡」
志乃は誘惑してきた。腰をへこへこさせて、止まった俺のピストン運動を再開させようとする。
「でも志乃嫌だろ。嫌がってたし」
「いいの! つかまっちゃう幼馴染に、思い出♡ はやく、パコパコ♡ おちんぽさん、動いて♡」
「っエロすぎんだろ志乃」
「うん、早く、早く♡」
もう休む事なんて考えられなかった。この可愛い雌を鳴かせたい。屈服させたい。そんな野生の本能が、俺を突き動かす。
「おごっ♡♡ き、た♡」
激しく動く。ドチュドチュ♡ バチュンっ♡ ばちゅん♡
「イク¨♡ ふぐぅ¨♡♡ ん¨ぉ!♡」
一番気持ちい所を責められ、志乃は思考をどこかに飛ばした。
そこに居るのは思量ある人間ではない。快楽をむさぼる雌が一匹。
そんな雌に夢中になる、雄である俺だ。
「っだすぞっ」
「あ、射精♡ びゅーびゅー♡ すきっ、出して♡」
「っぐ、出るっ!!!」
――ドビュッ♡ ドボビュルッ♡ ドビュルルルルルルルッッッ♡♡♡
「お、お¨ あ、っ♡ ――――っ♡♡♡」
俺が人生屈指の気持ちい射精をすると同時に、志乃も体を大きく震わせて深いアクメに浸る。
俺もその気持ちよさ故足腰がたたず、志乃に覆いかぶさる様に倒れた。
「はぁ、はぁ。大丈夫か志乃?」
「あ、ん♡ だい、じょぶ」
まだトリップしている志乃を抱きしめ、優しく頭を撫でる。
「お前、ほんと可愛いな。大好きだ」
「ん、なに、言ってんの」
「ん。志乃が可愛すぎって。キスして良いか?」
「だめ。それは、恋人がやる事」
「そっか。ちゅっ」
「っ!?!?」
「ほっぺなら、良いだろ」
唇へのキスを拒まれたが、志乃の頬にキスをする。
「っ、好き」
「ん。志乃も俺の事好き?」
「……うん。好き。ずっと好き。私も、未練ある」
普段ならば絶対に言わない事だ。セックスの余韻が、志乃を直にさせたのだろう。
「じゃあ、縒り戻さね? お前の事忘れられなくて、告白されても断ってんだけど」
「……だめ。今日確信した、やっぱまだダメ」
「……そっか~。じゃあしゃあねえな。“まだ”なら、大丈夫になったら言ってくれ」
「うん……」
この日、俺たちの情熱が消える事はなかった。
休んで、また開戦。それを何度も繰り返す。抱き合って寝落ちした時には、五回戦を終えていた。